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本棚ブログ https://woodyblog.hatenablog.com/

様々なことを考える上で読んだ本を紹介します。本の紹介を分類毎にまとめて、ゆくゆくはそれを本棚のように紹介したい、と考えています。

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2019/07/04

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  • アラスカの人々の物語ー星野道夫著「ノーザンライツ」ー

    星野さんの本を3冊紹介してきましたが、もう1冊「ノーザンライツ」を紹介します。 星野さんが描写するアラスカの自然やそこに住む生き物たち、もちろんそれはとても印象に残ります。そして、それと同じくらい星野さんの本に惹きつけられるもの、それは星野さんが描くそこに住む人々のストーリーだと思います。 星野さんが書いているにも関わらず、その人々から直接話を聞いているような気分になれる気がします。それは星野さんがその人々に寄り添い、できるときには同じ体験をし、時間をかけて話を聞き取ったからではないかと思います。文章を読んでいると星野さんがゆっくりとその人物の話に耳を傾けている様子が見えてくる気がします。 星…

  • 旅と人との出会いー星野道夫著「旅をする木」ー

    これまで紹介した「イニュニック」と「長い旅の途上」に続けて、星野道夫さんの本の3冊目の紹介です。 この「旅をする木」は、これまでの2冊ではあまり含まれていなかった、星野さんがアラスカを目指した経緯や、アラスカ以外を旅した話が含まれています。 そういう星野さんの旅の話を含んでいるから「旅をする木」なのかもしれません。勝手な解釈ですが。 初めてのアメリカへの旅、初めてのアラスカでエスキモーの村への滞在したこと、アラスカを目指した理由、星野さんのルーツが垣間見える一冊だと思います。 この本に含まれるほとんどの話が、人々との出会いの話です。 星野さんにとって、旅とは、人との出会いだと感じます。 こんな…

  • 植村直己さんの歩みー植村直己著「青春を山に賭けて」ー

    実用書以外に最近自然をテーマとした星野道夫さんの2冊を紹介してきました。 まだまだ紹介したい星野さんの本はありますが、今回は植村直己さん「青春を山に賭けて」を紹介します。 ご存知の方も多いかもしれませんが、植村さんは日本を代表する登山家・冒険家でエベレスト日本人初登頂や世界初の5大陸最高峰登頂者、さらには北極点への犬ゾリでの単独行など数々の偉業を成し遂げた方です。 植村直己冒険館ホームページ 略年譜 ですが、1984年に星野さんの本でも登場するアラスカのマッキンリー(デナリ)で冬期単独登頂後に消息を絶ちました。その後国民栄誉賞も受賞されています。 植村さんは著書は10冊ほどありますが、この本は…

  • GAFAは何を掴んできたのか?ースコット・ギャロウェイ著「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」ー

    Google, Apple, Facebook, amazon 日常的にどれだけこれらの企業のサービスと関わっていますか? 自分もそうですが、関わりがない、といったことはまずないと思います。 書店でこの本を見かけたとき、 どんな企業で、どのように利益を挙げているのか?日常に浸透しているにもかかわらず、意外と知らないな、と感じました。 もちろん、それらの企業のサービスは知っていますし、CEOや創業者の名前は耳にします。 しかし、そのサービスの裏でどのように利益を得ているのか?そのリーダーのもとでどのように会社が動いているのか?よく知りませんでした。 そして、どのように急成長を遂げたのか?こちらも…

  • 星野さんとアラスカの人々の物語ー星野道夫著「長い旅の途上」ー

    星野道夫さんの本は読まれたことがありますか? 自分が好きだからというごく単純な理由からですが、今回も7/18に引き続き星野道夫さんの本を紹介したいと思います。 読んでいる最中に、文章として書かれている遠く広大なアラスカの景色が、目の前に広がっているような気がしてくる、そんなところが、星野さんの本が好きな理由です。 ご存知の方も多いかもしれませんが、星野さんは1996年にカムチャッカにてクマに襲われ亡くなっています。 星野道夫プロフィール|星野道夫公式サイト 今回紹介する「長い旅の途上」は星野さんの遺稿集として編集されたもので、短編集のような形になっています。 前回紹介した「イニュニック」よりも…

  • 将来について考える4冊ー本棚②ー

    将来について考えることは、とても重要なテーマだと思います。 当たり前ですが、将来はどうなるのか分からないもので、それに対するはっきりとした答えはないものだと思います。 しかしながら、その将来と向き合うための方法、すなわち「考え方」は自分の中で持っておくことがよいと感じています。 数学でいえば、「解」はわからないけど、「方程式」は知ってる、というような具合でしょうか。 その「方程式」=「考え方」に、その時々の自分や周りの状況を当てはめて、その時点での自分なりの「解」=「選択」を導き出すことが大切だと思っています。 そのようなモチベーションのもとで、「将来」について考える本を読んできました。 その…

  • 脳と身体性ー池谷裕二著「脳には妙なクセがある」ー

    感情や判断、直感といったものはどのように生じるのか? 考え事をするときには、この疑問がよく浮かびます。みなさんは、いかがでしょうか? 数年前ですが、この本もよく考え事をしていた時期に、書店で目について手に取りました。 特に「妙なクセ」の部分が気になり、読んでみたいと思いました。 自分の思考に人間の脳の傾向のようなものが、知らないうちに影響しているなら、それは把握しておきたいと思いました。 この本も以前紹介した「単純な脳、複雑な「私」」と同じく、池谷裕二さんの著書です。※サムネイル画像が今回紹介する本になってしまっていますが、そこはご容赦下さい。 自分が思う池谷さんの本の特徴としては、 実験や研…

  • 世界の広がりと時間の流れー星野道夫著「イニュニック[生命]アラスカの原野を旅する」ー

    星野道夫さんの本の中には気に入っている文章がたくさんあります。 その文章を読むために、ときどき思い出したようにページを開き、その文章を探します。 何度も読んでいるはずなのに、その文章がどの本の、どのページだったか、毎回なかなか思い出せません。 その文章を探しながら読み返しているうちに、そこに描写されている様々なストーリーを思い出し、その光景が目に浮かんできます。 同時に他の気に入っていた文章も目に留まります。 最終的には、探していた文章が見つからないまま、一冊を読み終えるといったこともあります。 そんなふうに探していた文章が見つからなくても、それはそれでよいか、と思えてしまうのが星野さんの本だ…

  • 「ファクト」について考える3冊ー本棚①ー

    今日の東洋経済オンラインに以前紹介した本の著者である出口治明さんの記事が掲載されていました。 一生、学習意欲が持続する人の知られざる習慣 リーダーシップ・教養・資格・スキル 東洋経済オンライン 経済ニュースの新基準 以下は以前紹介した出口さんの本の記事です。 この東洋経済の記事では”「世の中の“ファクト”について考える」ための本を3冊、紹介”しています。 このファクトとは、出口さんが物事をシンプルに決める方法として勧めている「数字、ファクト、ロジック」という考え方の中の1つの要素です。 その3つの要素については以下の記事で説明されています。 「数字、ファクト、ロジック」で物事はシン…

  • amazonが社会の仕組みをどう変えるのか?ー成毛眞著「amazon 世界最先端の戦略がわかる」ー

    amazon この会社をどれだけ利用していますか? 個人的には、急にamazonを利用するようになったというよりは、気がついたらよく利用するようになっていた、というような感覚でした。 はじめは本だけ買っていたのが、いつの間にか他の商品までamazonで買うようになったという具合です。 みなさんはamazonに対してどのような感覚をお持ちでしょうか? 他のサービスはほとんど利用したことはありませんが、ニュースや書店でその名前を目にする機会が増大すると同時に、自分の生活にもかなり浸透しています。 今回紹介する本も、もちろんamazonで購入しました。笑 ご存知の通り、amazonはThe Big …

  • 相手を配慮しつつ、自らの意思を伝えるー平木典子著「改訂版 アサーション・トレーニング」ー

    アサーションという言葉をご存知でしょうか? 自分はこの本を読むまで知りませんでした。 アサーションとは、「自他尊重の自己表現」とされており、自分も相手も大切にするコミュニケーションのことを指します。 言葉は馴染みがないかもしれませんが、コミュニケーションをする上でとても大切な要素だと思います。 本文中にはこのようにも書かれていました。 アサーションには、歩み寄りの精神があり、多少時間はかかっても、互いを大切にし合ったという気持ちが残る会話があります。また、話し合いのプロセスでは、より豊かな創意や工夫が生み出され、一人の提案よりは、むしろ満足のいく妥協案が探り出せる可能性させあります。そんな相互…

  • お金の基本の確認ー坂本綾子著「今さら聞けないお金の超基本」ー

    将来の不安の一つとして、お金の不安があります。 分かることは調べて、具体的にすることで、少しでもその不安を減らそうと考えています。 そこでお金の勉強として、これまでに以下の2冊を読んでみました。 「働く君に伝えたい「お金」の教養」では、人生においてお金の使い方をどう考えたらよいか?といった内容が書かれており、 「知らないと損する 池上彰のお金の学校」では、金利など現在のお金の仕組みについて書かれていました。 どちらも勉強になる本でしたが、上の2冊ではカバーされていなかったより生活に即した内容(例えば、教育費や住宅費用など)について勉強しようと思い、この本を手に取りました。 個人的にこの本で一番…

  • 選択と幸福の関係性ーシーナ・アイエンガー著「選択の科学」ー

    生きていく上でどのように考えて「選択」していますか? この「選択」というテーマについて、一度は考えられたことがあると思います。 自分も、日々の小さな選択から、人生の大きな選択まで、どう「選択」するか、をよく考えることがあります。 小さなことでは、夕食に何を食べるか?とか、大きなことでは、どういう仕事をするか?など、生きていくことは選択の連続のようにも感じます。 それら個々の「選択」が自分を形作っているのでは?とも考えています。 そのような背景から、「選択」について日々考えますし、それに関する本も読んできました。 例えば、以前紹介した「予想通りに不合理」もその一つです。 そして、ここで紹介する「…

  • 対人関係と自己肯定感ー水島広子著「自己肯定感、持っていますか?」ー

    人と関わるときに生じる不安について、考えたことはありますか? このテーマに関しては下の記事でも以前に紹介しましたが、自分の中では、 人と関わるときの不安は、自分の偏った認識や低い自己肯定感に由来するのでは?という考えに至りました。 そこで手に取った本が、下の記事で紹介した「嫌われる勇気」と今日紹介する本でした。 この本は「自己肯定感」というキーワードのもとで書店で本を探し、いくつかを読んでみて、その中から選びました。 この本の特徴としては、例が挙げられており、自分の習慣と照らし合わせることができることかと思います。 そして、それに対してどうしたらよいか?が提案されています。 内容ですが、この本…

  • 時代を先駆ける人は将来をどう見ているのか?ー堀江貴文、落合陽一著「10年後の仕事図鑑」ー

    将来世の中はどうなっていくのか? 多くの方がこの疑問を持っていると思います。もちろん、自分も持っています。 未来はどうなるか分からないものだろう、と思いながらも、他の人はどのように考えているのか?ということが気になります。 そういった背景から、これまでもいくつか「将来はどうなるか?」というキーワードで本を読んできました。 そのような、将来はどうなるのか?という疑問を考えていた中で、今の時代の最先端を走るような人はどう考えているのか?ということがとても気になりました。 どちらかというと、今回紹介する本を見かけて、このような疑問が湧いたというほうが感覚的に近いかもしれません。 個人的に一番印象に残…

  • 会話における人の行動パターンとは?ー岩本武範著「なぜ僕は、4人以上の場になると途端に会話が苦手になるのか」ー

    このタイトルについてどう思われますか? 大学内にある書店に立ち寄った際に、このタイトルが思わず目に止まり、手に取りました。 宣伝ポップにはその大学の書店では結構売れているとのこと。 今回は疑問からというよりは、気になって読んでみた本になります。 その「~会話が苦手になるのか」の問いに、どのように答えられているのか興味を惹かれました。 この本全体を通して具体的な事例が挙げられ、「なぜそうなるのか?」が分かりやすく説明されています。 そして、「それにどう対処するか?」ということまで書かれています。 その対処法もかなり具体的に書かれています。 例えば、脳の前頭葉の活発度と会話のしやすさに関係があるこ…

  • 何を目指して仕事をするか?ー田坂広志著「仕事の報酬とは何か 人間成長をめざして」ー

    働く目的って何だろう?という疑問を持ったことはないでしょうか? 人によってそれぞれだと思いますし、複数お持ちの方もいると思います。 自分の中でいろいろとその候補が挙がりますが、まだあまりはっきりと定められていないような状態です。 この疑問から、他の人はどのように働くことを捉えているのか?と思いました。 そこで人に聞くだけでなく、本からもこの疑問を探ろうと思い、この本を読んでみました。 書店で見かけたのか、ネットから検索したのかは覚えていませんが、きっかけはこの疑問です。 個人的な印象としては、そういう捉え方をしているのか?と仕事に対する姿勢のエッセンスを感じました。 内容は具体的というよりは、…

  • 自分がどのような認識を持つか?ー岸見一郎、古賀 史健著「嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教えー」ー

    漠然とした質問になってしまいますが、人と関わるときに不安を感じますか? 特にそれが、その人からこれまでに怒られたとか、批判されたということが、過去になかったときでも、自分で勝手にそうなるのでは?と思ってしまい、それが不安に繋がることはないでしょうか? 自分ではそういうことがしばしありまして、どうしてだろう?と考えたことがありました。 これまでの体験や本から得た知識をもとに考えた中で、自分の意思がはっきりしていないことにより、それを批判されることを恐れているのでは?ということに思い当たりました。 したがって、自信のなさや、それをうまく受け入れられていないことによって、根拠のない不安を持ってしまう…

  • お金の価値はどう決まるか?ー池上彰著「知らないと損する 池上彰のお金の学校」ー

    先日お金の勉強ということで、出口治明さんの「働く君に伝えたい「お金」の教養」を紹介しました。 woodyblog.hatenablog.com この出口治明さんの本とあわせて、お金の勉強として今回紹介する池上彰さんの本も読んでみました。 この2冊を読んだ個人的な感想としては、 出口治明さんの本では、お金の使い方をどう考えたらよいか?といったような読者へのアドバイスが書かれていたように感じました。 それに対して、池上彰さんの本では、お金の価値はどのようにして決まるのか?といったような現在のお金の仕組みについて書かれていました。 お金の勉強をされている方にはごく当たり前のだとは思いますが、自分はお…

  • 人の気持ちはどこから来るのか?ー池谷裕二著「単純な脳、複雑な「私」」ー

    自分が今何をしたいのか?どう感じているのか?そういうことをよく考えます。 自分のことにもかかわらず、それらがうまく捉えられないこともあります。 みなさんは、そのような自分の意思や感情がうまく捉えられないといったことはないでしょうか? さらに状況は同じであるはずなのに、その意思や感情が比較的短い間に変わるといったことはないでしょうか? このようなことから、意思や感情はどのように生じるのか?また、それは何にコントロールされるのか?といった疑問が生じ、この本を手に取りました。 これまでも池谷裕二さんの本はいくつか読んできました。 脳には妙なクセがある (扶桑社新書) 自分では気づかない、ココロの盲点…

  • 自分にとって本を読むこととは?

    今回はタイトルの通り、本を読むことがどういうことなのか?ということを紹介したいと思います。あくまで、ある個人の一例として読んでいただければと思います。 みなさんは本をよく読む時期、読まない時期というような変化はありますか? 自分は結構あります。 時間ができた、気になった本があった、などの理由が考えられますが、個人的に一番には考え事があるとき、思考が整理できないときに、本をよく読むようになる傾向があります。 個人的な解釈ですが、この理由を紹介したいと思います。 書店によく行くようになる 何を考えているのか?見えてくることがある 新しいことが見つかることがある 本からヒントを探そうとする 新しい考…

  • 将来のお金のことをどう考えるか?ー出口治明著「働く君に伝えたい「お金」の教養」ー

    本の話から少しはずれますが、不安にはどのように対処されていますか? 自分は漠然とした不安を抱いてしまうことがよくあり、それへの対処法をいろいろと考えています。 そこで自分なりの方法として使っているのが次の作業になります。 自分では不安を感じる時は、それを細分化し、具体化するという作業を行います。 これには2つの利点があると考えています。 漠然として大きかったモヤモヤを項目に分けていくことで、分からないことをそれぞれ小さく絞り込むことができます。これにより、問題がより見えやすくなることで不安が減るように思います。 細分化することで、「理解できていること」、「調べられること」、「現時点でどうしよう…

  • 人類の歴史はどのように作られたか?ージャレド・ダイアモンド著「銃・病原菌・鉄(上)1万3000年にわたる人類史の謎」ー

    1年以上も前に興味を持ちましたが、その時は結局読まずに、最近書店で見かけて手に取りました。 朝日新聞「平成の30冊」の第7位に選出されており、それが理由で書店の目につくところに陳列されていたようです。 book.asahi.com アフリカを起源とした人類大移動や、四大文明の発祥、農耕の開始による縄文時代から弥生時代へのなど、人類史について断片的には学校で学習しました。 ただし、それらがどのように関係し、現在にどう繋がっているのか?ほぼ知らない状態でした。 つまり、とても根本的な「人類はどう歩んできたのか?」という疑問が浮かび、この本を読んでみました。 とても漠然としていますが、人として生きる…

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