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さえわたる 音楽・エンタメ日記 https://saewataru.hatenablog.com/

はやり歌の世界、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、テレビの感想、旅行の思い出などについて綴っています

「はやり歌の世界」昔のヒット曲、個人的に名作と感じる曲を取り上げ、分析・解説しています。 「ヴァイオリン演奏」演奏家として、マスメディア出場やステージ活動について語っています。 「言葉の使い方」自分なりの考えを述べています。 「テレビの感想」最近の編成・演出へのコメント、個別番組の感想などが内容です。 「旅行の思い出」全都道府県・海外の旅行記を随時連載しています。

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2019/07/04

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  • テレビにおける「ステブレレス」の横並び。民放各局がもっと「自由競争」できたら、今の過剰演出の悪循環は収まるのかも?

    ネットの浸透によって、テレビ業界は苦境に立たされています。 「ニュース情報を得るだけなら、ネットニュースで十分」 「テレビはもはや不要」 といった論調も普通に聞かれる時代になっています。 特に情報が錯綜している昨今。 やたら「不安」を煽るだけ煽って、結果的に何ら有益な情報を提供していないマスコミの姿勢に嫌気が差す人が増えているのではないかと思います。 そんなテレビ業界、そしてそれを支えるスポンサーは、あの手この手で番組やCMを見せようと、相変わらず必死な取り組みを展開しています。 バラエティー番組で、進行をわざともったいぶらせて途中にCMを挟み込む「山場CM」は、もはや定番。 saewatar…

  • 「気持ちはわかるんだけどねぇ…」に続く結論はたいてい「No」。言う方も実はつらいのかも?

    ビジネスシーンでのコミュニケーションは、実に多種多様です。 コミュニケーションの持っていき方次第で、仕事がうまく運ぶかが決まる、と言っても過言ではない状況がたくさんあります。 頻繁に 「〇〇会議」 の名の下行われる「ミーティング」。 シンプルなスケジュール連絡のような内容ならば、差し迫って特に大きな問題は起こりません。 しかし、何らかの大きな方針を定める、意思決定をするための打合せ・ディスカッションは、企業にとっても個人にとっても重要な位置づけを占めます。 そうした場では、結論までに賛否両論が出ることが少なくありません。 たとえばA案優勢の時に、自分自身どうにも納得できない面があってB案を推そ…

  • 「させていただく」大流行。芸能人:そこまで「謙遜」が必要か? 政治家:しょせん「他人事・上から目線」に聞こえる

    数ある敬語表現の中で、どうしても気になって仕方がないのが 「いただく」「~させていただく」 の多用です。 これについては、使い方に違和感アリとして、ブログ開設初日に取り上げました。 saewataru.hatenablog.com saewataru.hatenablog.com ただ、上記の記事は、まだアクセスも読者もない時の記事。 誰にも読まれないまま、通り過ぎてしまいました。 あれからまる1年。 改めて考えても、やはり「~させていただく」に潜む違和感は拭えないモノがあります。 芸能人がテレビや映画の宣伝といったイベントに出席する際のこと。 ここでのコメントで連発されるのが、 「〇〇の番組…

  • 【懐かしい歌No.56】「永遠」ZARD(1997)

    坂井泉水(1967-2007)の事実上のソロプロジェクト、ZARD。 1990年代前半の音楽シーンを席巻した「ビーイング系」と呼ばれる一人です。 坂井は、20代前半まではモデルやレースクイーンとして活動していましたが、1991年、自身によるソロプロジェクト「ZARD」のヴォーカルとして、歌手デビューを果たします。 以来、 「負けないで」 「揺れる想い」 「マイ・フレンド」 など、多くのヒット曲を生み出しました。 ビーインググループでは、女性アーティストのメディア露出を極力抑える戦略がとられていたことにより、プロジェクトとして大ブレイクしたあとも、ほとんどマスメディアに登場していません。 テレビ…

  • そこは「爪痕を残す」じゃなくて「足跡を残す」だろう?…と信じているのだが

    言葉は世につれ変わっていくもの。 ですから、何が正しいという絶対的基準などはないのでしょう。 それでも気になることは多々あって、「言葉の使い方」カテゴリーでも時々取り上げています。 そのひとつとして… 開設当初でほとんどアクセスがなかった時期の記事で、「めっちゃ」の氾濫(!)についての記事を書きました。 語源は「めちゃくちゃ」。 つまり「滅茶滅茶にしてしまいたいほど~」との強調だと思われます。 強調の「非常に」の意味で使うのは、関西圏ではごく普通のこと。 東京から転勤して実際に暮らしてみて、初めて知りました。 saewataru.hatenablog.com これまたごく普通に使われるようにな…

  • 「2位じゃダメなんですか?」「ダメなんです!」作曲家協会オリジナルソングコンテストの顛末

    もう10年以上前、民主党政権の時代に「事業仕分け」なる言葉が流行りました。 スパコン導入議論の中で、某レンホウ議員の 「2位じゃダメなんですか?」 が取り沙汰されました。 もちろん、その話を持ち出すわけではありません。 自分に直接関係した話です。 私は2002年から「公益社団法人 日本作曲家協会」の会員として活動しています。 そこでは、「理事会」や会員が一堂に会しての「年次総会」や「勉強会」という名の宿泊旅行など、さまざまな活動が行われています。 一番世の中に知られた活動としては、毎年末に放送される「日本レコード大賞」の主催組織である、ということでしょうか。 そんな中、個人的に一番興味深く取り…

  • 【懐かしい歌No.55】「桜の栞」AKB48(2010)

    まず初めに。 この歌は、ポップスのジャンルではありません。 「合唱曲」です。 AKB48という「ユニット自体」の構成や「姉妹グループ」、「公式ライバルユニット」などについて。 存在自体はもちろん知っていますが、この連載記事の主体は「楽曲」。 グループ誕生の経緯やチーム編成等の詳細までは、とても語り尽くせません。 そもそも、ひとりでCDを何十枚も買ったり、「握手会」に行きたいと願ったり…といった熱狂的ファンでもありません。 saewataru.hatenablog.com かつて「神7」という言葉が健在だった頃には、主要メンバーの顔と名前はかなりの程度一致していました。 しかし、それもいまや「過…

  • 「漢字+ひらがな」の不自然?な熟語例。なぜ「障害」ではなく、あえて「障がい」と書くのか?

    ニュースには、音声によるアナウンスをサポートする意味で「字幕スーパー」が併用されるのが一般的です。 たいていは読まれる原稿に沿った形で、または内容を要約して表示されるのですが、そこで気づいたこと。 通常「漢字」で書かれる熟語の片方が、あえて「ひらがな」になっている。 そんなケースがあります。 ふた昔前まで比較的多く見られたのが 「ら致」「だ捕」「覚せい剤」などです。 漢字があるのに、なぜ片方をひらがな表記にして、「漢字とひらがな同居スタイル」にしているのか?。 見た目だけで、ちょっと不自然な印象を感じました。 現在は、いずれも「拉致」「拿捕」「覚醒剤」のように漢字表記される方が多数派になってい…

  • 「呼び捨て」~スポーツ選手は実況中継で、有名人は日常会話で

    日本語には、名前に付ける「敬称」が豊富にあります。 「~さん」「~様」「~殿」「~くん」「~ちゃん」。 これらを、時と場合によって使い分けています。 そんな中、敬称を付けないことが一般化しているのが、「スポーツ選手」と「芸能人等の有名人」です。 まず、スポーツ選手。 プロ・アマ問わず、あらゆる選手は、基本的に「敬称抜き」で呼ばれています。 実況中継でも、直接本人を前にして個別にインタビューする際は「〇〇選手」と呼びますが、試合中選手名はすべて「呼び捨て」です。 敬称文化がこれだけ発達(?)している中で、呼び捨てがごく普通に受け入れられています。 日常会話の中で、芸能人をはじめとする有名人の名前…

  • 【懐かしい歌No.54】「忘れていいの~愛の幕切れ」小川知子・谷村新司(1984)

    カラオケで男女のデュエットと言えば、 古くは「銀座の恋の物語」や「ふたりの大阪」 少し新しくても「居酒屋」「男と女のラブゲーム」「3年目の浮気」 などが今でも定番です。 これらは、いわゆる「一般向けデュエットソング」 …と言ったら少し語弊がありますが、要は同じメロディーを1オクターブ差で男女が歌うだけの歌です。 「3年目の浮気」に至っては、男女デュエットのはずが、一緒に歌うパートがまったくありません。 厳密に言うと、「居酒屋」のラストは本来絶妙に(けっこう難しい和音で)ハモる「はず」なのですが、カラオケの場でそれがシングル盤通りに出来ているケースを聞いたことがありません。 もっと高度にハモる、…

  • 「開設1日目からの毎日連続更新」1周年達成!ベストなブログライフを改めて考えてみた。

    この記事を書くのをひとつの目標にして、ここまでコツコツやって来ました。 ついに本日、タイトルにあるように ブログ開設まる1年を迎えました。 また、当初から目標にしていた 「開設日以来の1年間毎日連続投稿」 も達成することが出来ました。 昨日(正確には一昨日の夜から)、今月5度目の「はてブ砲」と2度目の「スマニュー砲」による「前祝い」を頂戴し、1日だけで年間総PVの約半分のアクセスがありました。 「集中豪雨」の要因になったのが、この記事です。 saewataru.hatenablog.com どこかで炎上しているのかもしれませんが、所詮は1日だけのこと、知らずにいた方が良さそうです。 アクセス数…

  • 「イケメン〇〇」「美人〇〇」は、必ずしも「文句なしの褒め言葉」にはならない気がする

    女性に対しての「美人」「美女」という言葉は、昔からありました。 最近はほとんど聞かれなくなりましたが、「べっぴんさん」などという粋な表現もありました。 しかし、男性に使う「イケメン」なるカタカナ言葉の歴史は、比較的新しいような気がします。 女性向けに、「イケウイメン」(?)などと呼ぶことはありません。 「イケメン」が登場する前、男性のルックスの美しさを表現する言葉には 「二枚目」「ハンサム」「男前」「美男子」「イイ男」 などがありました。 しかし、こうした言葉を耳にする機会はほとんどなくなりました。 それぞれ微妙にニュアンスが異なり、素敵だなぁと思います。 それが、現在はすべてが「イケメン」に…

  • 「父兄」はNG。「両親」「父母」もNG。そして残った言葉が…

    小中学生の頃、親が学校の行事に参加する機会はけっこう多くありました。 「PTA」という組織。 現在存続しているのか、何かしらの活動があるのかどうかわかりません。 ただし、役員に「選出」されると、親は定期的に学校の主催する会合に参加しなければならず、少なからぬ負担があった… それは、子ども心に記憶しています。 また、年に何回かは必ず授業参観日がありました。 春・秋の運動会には、家族総出の応援風景もよく見られました。 そしてもちろん、入学式・卒業式といった大きなイベントも。 こうした行事の案内の際、担任から 「これは家に持ち帰り、お父さん・お母さんに見せて下さい」 と言われて、プリントを渡されるの…

  • 【懐かしい歌No.53】「つばさ」本田美奈子.(1994)

    この連載には、大きく2つのパターンがあります。 「A:古今問わずヒットした曲」 「B:売れなかったけれど、イイなぁと思った曲」 今回は、Bの方? おそらく、ほとんどの方々が初めて耳にされる歌だと思います。 本田美奈子. 1967-2005。 1985年にデビュー。 80年代は、過去の連載でも触れたように女性アイドル全盛期でした。 同期デビュー組には、中山美穂・南野陽子・斉藤由貴・森口博子・井森美幸・浅香唯、そしてあのおニャン子クラブがいました。 男性では、少年隊だけが突出していました。 当時17歳だった彼女も、年齢的に半ば当たり前のように「アイドル歌手」として位置づけられました。 saewat…

  • 5日連続で記事が「バズる」と、プチ炎上も覚悟。要は内容次第?

    実は、先週水曜日から木・金・土・日と5日間にわたって、拙稿はささやかにちょっとだけ「バズって」いました。 どんな記事だったか、レビューしてみます。 11日(水) 毎週連載している「懐かしい歌」の記事でした。 saewataru.hatenablog.com 取り上げたのは、30年以上前の歌。 「初めて聴いた」とのコメントもいただいていましたし、「少年隊」自体がもはや「昔のユニット」。 「昭和は遠くなりにけり…」などと感慨にふけっていたら、アクセスの動きが尋常ではない! 「はてなブックマーク」新着エントリーに掲載されたわけでもないのに、なぜ? 状況を調べてみると、メインはTwitter経由でした…

  • 「きょうだい」にはいろいろなパターンがあるので、一律に漢字で書き示せない。兄弟姉妹で活動する芸能人は?

    当たり障りのない世間話の一環として、家族のことを話題にすることがよくあります。 とは言え、それは条件付き。 先方から言われるのは別として、こちらから 「結婚していますか?」 「お子さんは?」 の質問をするのはタブーだと思っています。 結婚しない人生観の人や、結婚したいと思っていても良いご縁になかなか巡り会えない人に向かって、こちらから既婚・未婚を話題にするのは失礼だと思うからです。 また子供の有無も、もともと子供を持たない考えの人、子供は欲しいけれど授からない人等デリケートな部分があると思うので、避けた方がよいかと。 そんな時は、 「家族構成は?」と尋ねるようにしています。 既婚の人ならば、配…

  • お店はイヤなら行かずに済むが、電車やバスはお客なのに選べない

    飲食店に行くとします。 もし不味ければ、もうその店には行こうとはしないでしょう。 また、接客態度の悪いスタッフがいたらやはりイメージが悪くなって、同じ結果になります。 客は店側の「商品プラスサービス」全体に対して、対価を払っているのです。 逆に、提供する側はその対価を得るべく「企業努力」を重ねる。 そこに「持ちつ持たれつ」が成立するわけです。 ところが、仮にサービス提供に不快感を覚えても、利用者が「お店」を選べないケースがあります。 そう、公共交通機関である電車やバスです。 この鉄道会社・バス会社がイヤだなと思っても、A地点からB地点までの移動にはほかに選べる余地がなく(仮にあっても遠回り)、…

  • 【懐かしい歌No.52】「まちがいさがし」菅田将暉(2019)

    いまや、若手トップ俳優と呼ぶにふさわしい大活躍をしている菅田将暉。 「スーパージュノンボーイコンテスト」に出場したり、「仮面ライダーシリーズ」に出演したり…といったキャリアのスタートは、現在多数がひしめく「若手俳優」と大きくは変わりません。 しかし、そのあとの「頭角の現わし方」が、並みではなかった! 芸歴は実質10年そこそこですが、その間俳優として飛躍。 実に数多くの賞を受けています。 オッサンの目から、若い男子のルックスを云々出来る立場ではないのですが… 今風の形容詞を使っての「超絶スーパーイケメン」とはちょっと違う気がする。 しかし、そんなくだらない修飾語など、彼にはまったく不要です。 彼…

  • 「いつかまた~」は、時として「もう二度と~」

    生涯で出会う人の数って何人くらいなのだろう? そんなことを考えたことがあります。 名前もセットにして顔を合わせることを前提とした場合でも、幼稚園3年で(途中クラス替え含め)50人、小学校6年で100人以上、中学でも100人ぐらい… 以下学生時代トータルにしたら、おそらく「千」の位には達しそうです。 そして社会人生活の年数は、通常学生生活の2倍以上。 濃い薄いの差はありますが、勤め先のメンバー、たった一度名刺を交換しただけの社外の人等合わせたら、また仕事以外で出会う人々も含めたら、「万」に届いているかもしれない。 1万人いたとして、それでも国内総人口の1万分の1、0.01パーセントです。 良くも…

  • スタジオレコーディング時は、リハーサルのつもりの「テイク1」が採用になることが多い

    ふだんの作曲活動では、今月初めにご紹介したように、自室のパソコンを使って「音づくり」をしています。 しかし、きちんとした形でCDをリリースするなど、何かのイベントあるいは節目で、音楽スタジオでのより本格的なレコーディングを行うこともあります。 saewataru.hatenablog.com レコーディングスタジオは通常「暗室」のような作りです。 マイクに向かって立つと、真正面がガラス張りになっている。 その向こう側の部屋には、作業全体を取り仕切るディレクター。 音響機器関係を取り扱うミキサー。 時に、「立ち会い人」として作詞パートナーたち。 トータル数名が待機する。 そんなスタイルです。 自…

  • 【懐かしい歌No.51】「君だけに」少年隊(1987)

    1982年、「ジャニーズJr.」として活動していたメンバーの中から3人が選抜されて結成した少年隊。 当初は「ジャニーズ少年隊」と名乗っていましたが、レコードデビューが決まって「少年隊」のユニット名になりました。 そして、1985年12月12日。 「仮面舞踏会」で、まさに満を持しての華々しいデビュー。 彼らは、3人のグループになる前にもジャニーズ事務所のメンバーであったわけで、いつデビュー出来るかわからない「下積み」の期間がけっこうあったわけです。 しかしそんな苦労が報われて、デビュー曲は大ヒット。 「ブッチギリ」で、翌1986年の各新人賞を総なめにしました。 現在、3人揃っての姿を見ることは残…

  • 地縁のあった長岡市。「県内第2位」つながりで、かつて暮らした被災地・石巻市の「3・11」を思う~全都道府県旅行記・新潟県

    新潟県、特に新潟市と言えば、仕事で行く出張先のイメージだけでした。 新幹線で途中の駅はすっ飛ばし、新潟駅に到着するやいなやタクシーで仕事場に向かい、日帰りで東京に戻る…そんな慌ただしいスケジュールばかりでした。 金沢と並び、日本海側で有数の大都会・新潟市。 駅から歩いて数分のところ。 日本一の長さを誇る信濃川にかかる有名な「萬代橋」があります。 河口近くには、佐渡ヶ島へ向かうフェリー乗り場もあります。 美しい水辺にたたずむ市街地の風景が広がっています。 新潟市は、残念ながら出張先としてのみ。 「旅行」として訪れたことがあるのは、県内第2の都市・長岡市です。 母の生誕地であり、母方の祖父の本家一…

  • 「山場CM」よりイラっと来るのは、大キライなタレントがいきなりCMに出てくる時

    ブログを書いてみようと思ったきっかけのひとつになったのが、 テレビにおけるCM問題 でした。 開設初日には、こんな記事も書いています。 (初日だったので、ほとんどアクセスはありませんでした) saewataru.hatenablog.com 民放にとってCMは宿命。 テレビ局とて一つの「民間企業」ですから、企業経営上スポンサーに気に入られることが最大の課題であることは理解できます。 しかし、この「山場CM」に典型的に見られるように、 「なんとしてもCMを見せつけよう!」精神 が以前より露骨に出過ぎているように感じられるのです。 全放送時間に対するCM時間の比率は確か20%程度と決まっていて、調…

  • 「絶対音感」の観点から考察。男声のキーが女声と同じレベルまで上昇している。「Pretender」を例に

    何の条件もなく日常的シーンで男女が合唱する際、男性は女性の1オクターブ下を歌うのが通常とされています。 学校の音楽の授業でもそうです。 カラオケでよく歌われる男女のデュエットソングでも、(複雑にハモる場合は別として)その「大原則」が守られています。 はやり歌の長年の歴史の中で、(もちろん人による高低の差はあるものの)女性の標準的な「声域」は、昔も今も大きく変わってはいません。 ところが最近、男性歌手のキーだけがどんどん上昇し続けているのです。 男性が男性の新しめの歌をカラオケの「原曲キー」で歌おうとした時、キーが高くて大変! と思われたことはないでしょうか? ジャニーズ系に限らず、ソロ・バンド…

  • 【懐かしい歌No.50】「このまま君だけを奪い去りたい」DEEN(1993)

    1990年代前半に一大ブームを巻き起こした「ビーイング系」バンドのひとつ。 デビュー曲であるこの「このまま君だけを奪い去りたい」がいきなりのミリオンヒットとなりました。 続く「翼を広げて」もヒット。 翌年リリースされ、それまでとは曲調の異なるアップテンポなナンバー「瞳そらさないで」で、またもミリオンヒットを実現しています。 デビュー当時は歌番組にはほとんど出演しておらず、ヴォーカル・池森秀一の顔はだいぶ経ってから知ることとなりました。 一度聴いたら耳に残る、特徴的な歌声と歌唱法。 以前書いた記事の条件には必ずしも当てはまっていませんが、すーっと聴き入ってしまう、心の奥に響く魅力的な良い声です。…

  • スマホは生活を豊かにする「手段」のはずなのに、いつしか貴重な時間を費やす「目的」になってしまっている

    通勤電車に乗る。 6~7人掛けのベンチ式シートに座っていて目を開けている人は、(もはや「ほぼ」ではなく)全員スマホに目を注いでいます。 立っている人でさえ、混雑の中スマホを操作するための「自分の空間」をムリヤリ確保して、画面にくぎ付け。 街中の歩道は、今さら言うまでもなく、歩きスマホする人であふれ返っています。 迷惑だなんだと、ひとりこの場でボヤいても仕方ないこと。 他人のことをあれこれ言うよりも、 自分自身はどうなのか? 振り返ってみることにしました。 確かに、手のひらサイズの物体ひとつであらゆる情報を得ることが出来て、大変便利ではある。 ただ、便利がゆえにそれに「溺れて」しまいがちになる。…

  • 【地味に放映中】土曜朝の定番。阿川佐和子の「聞く力」が冴える。「徹子の部屋」よりフランクなトーク番組~「サワコの朝」

    毎週土曜日7時半からの30分、TBS系で放映されているトーク番組です。 MCは阿川佐和子。 メディア登場のスタートは、ニュース番組のアシスタントでした。 番組内では、レポーター役もこなしていました。 彼女に関して、現在「一番トップに来る肩書」は、一応「エッセイスト」ということになっています。 彼女のエッセイを何冊か読んでいますが、身近な生活感あふれる内容で面白いです。 最近は女優業にも進出しています。 TBS系ドラマ「陸王」で、足袋工場の現場リーダー役を好演していたのは驚きでした。 作家・阿川弘之を父に持つ「2世」ではありますが、いまや「七光り」などまったく不要。 まさに、「マルチタレント」的…

  • 【懐かしい歌No.49】「時の流れに~鳥になれ~」五輪真弓(1986)

    五輪真弓と言えば… 晩秋の物悲しい雰囲気の中で別れの切なさを歌い上げたバラードナンバー 「恋人よ」 の歌い手… これが一般的な認識かと思います。 しかしあれから40年。 もしかしたらそれさえも世間の記憶の彼方かもしれません。 「ニューミュージック」という言葉が生まれた1970年代から、時代とともに歌手活動を開始。 デビュー当初からいくつかの「話題作」は提供していました。 また、奥行きの深い歌唱力にも定評がありましたが、デビュー後数年間は「爆発的」と言えるヒットには巡り会えていませんでした。 それが、1980年の「恋人よ」でヒットの頂点へ。 この楽曲で、彼女の名は全国区になりました。 彼女に限り…

  • 【我が日常を暴露!】生まれて初めて撮った自炊朝食。時間を十分に確保し、ブログを「読む」ことから始まる平日の朝

    記事の見栄えを良くするために、 「画像やイラストをうまく取り込むのは効果的」 と言われています。 それらが入っていることで、文字だけが並んでいる記事より読みやすくなる。 見た目も華やか! さらに、画像ひとつで文字の何倍もの情報量を伝えられる大きなメリットもある。 この男の子のイラスト、よく登場しますよね?! 確かに、総合的に見れば「ベター」なのだと理解はしています。 その一方、何十枚もの写真で「埋め尽くされた」記事もよく目にします。 ひたすら、写真が連続している… PCで見る場合はあまり気にならないのですが、 スマホで見る場合、「どこまでスクロールしても、記事の終わりが見えない」。 そんな事態…

  • コールセンターの待ち時間に苛立ち。でもその「最後の頼み」さえない場合の困惑・苦悩と言ったら

    コンピュータシステム関係の技術に詳しい人を、心から羨ましく思います。 恥ずかしいことに、スマホのアプリでさえ、デフォルトから追加したのは「本当に生活上不可欠な」数個ぐらいしかなくて、全然使いこなせていません。 それでいて、(昨日触れたように)自宅のデスクにはパソコンが2台あります。 Windowsノートパソコンと、作曲用のiMac Pro。 特に昨年導入した作曲用パソコンの方には、まあまあ「プロ仕様」のソフトをインストールしています。 これがないと、イマドキの音づくりがまったく成り立たない。 でも奥が深すぎて、これもまた使いこなせているとは言えない状態です。 「アタマの中で音楽を作り出す」のと…

  • 自室の「ミニスタジオ」~作曲ソフトと譜面作成ソフト

    たびたび記事でご紹介しているように、歌作りは仕事の空き時間にやっているのですが、その「仕事場」はもっぱら自宅パソコン。 自前の立派なレコーディングスタジオを持てれば申し分ないのですが、スタジオを使うのは特別な時だけ。 ふだんは、生活感丸出しの寝室を兼ねた普通の部屋で作業を行っています。 自宅のデスクには、パソコンが2台置いてあります。 メールやネットサーフィンなどふだん使いのWindowsノートパソコンと、作曲専用として使っているiMac Pro。 作曲ソフトをインストールしてあるパソコン。 画面は、こんな感じです。 中央上部の「緑色の帯が見える部分」が入力エリア、いわゆる「作業スペース」です…

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