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マメチュー先生の調剤薬局 https://www.mamechu.com/

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の豆知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

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2019/06/30

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  • 背後にいるのは誰? その1

    ⚫︎本物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 村を愛し、村を守る ポ村の村長、お掃除中。 その時、村中を霧が覆う。 「もう、夕方でしたね。早く片付けて帰らねば」 夕方になるとポ村では霧が出ることが多いです。 夕暮れ時。 それは昼から夜に変わりゆくとき。 そんなときには”魔物が現れる”などと言われています。 もちろん、このポ村でもそう。 人影の正体… それが人間なのか、それとも魔物が化けたものなのか、分からなくなってしまうのです。 それに加え、辺りは霧に包まれているのですから… 「背後に何かが見える気がする」 突然、変なことをつぶやくUSAさん。 「まだ…

  • 絆創膏の呼び方

    ⚫︎本物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 「あらクラゲさん、こんにちは。今日もお願いしますね」 穏やかでいつもにこにこしている、患者のきのこさん。駄菓子屋さんの店主で、よく薬局に顔を出してくれています。 「きのこさん、こんにちは」「まぁ、マメチュー先生」 「温かい梅湯はどうですか?」「うふ、ありがとう。美味しそうだわ。いただきます」 梅湯とは、村の特産品である梅干しと梅干し・赤紫蘇が浸かっていた汁、それにすりおろし生姜をお湯を入れたドリンクです。身体が温まり、この時期は風邪予防にもなります。 「ポ村に住んでいると長生きできそうね。あたしはこちらにお…

  • 寒い日に飲む甘酒 その3

    ⚫︎本物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 冬の寒さが苦手なまゆさん。マメチュー先生の甘酒で温まっていました。そんな中、甘酒が大好きらしいUSAさん。一人、甘酒のおかわりをしまくっていました。すると… ゴロゴロゴロゴロー 甘酒は身体にいいと言っているのにこの有り様… 「ああああぁ、トイレー!」 「まったく、何してるんだか。やっぱうんこはいらないよね。うん。」 「そういえば、食べ過ぎ・飲みすぎるとデブになるという身体のシステムもいらないなぁ」 身体にいいと言われる食べ物、飲み物でも摂取しすぎるとやはり身体に悪影響を及ぼすようです。 「やばー…

  • 寒い日に飲む甘酒 その2

    ⚫︎本物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 冬の寒さが苦手なまゆさん。途中で行き倒れて、クラゲさんに薬局まで運んでもらったようです。 「あったまったー。おかわり欲しいー」 「まゆさん、いつも薬草をありがとうございます。もしよければ、あたたかい甘酒もいかがですか?夏の飲み物ですが、あたたまりますよ」 寒いのが苦手なまゆさんは、薬局ではいつも温かい飲み物をいただいています。 「ありがとうございます。マメチュー先生の甘酒…おいしい…気がする。寒かったし」 ”甘酒、好きになりたいな。もう少しでなれる気がする。大人として甘酒を飲めるようになりたい。…

  • 寒い日に飲む甘酒 その1

    ⚫︎本物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 【本日のまゆさんの防寒具】 裏起毛タイツ、ヒートテックのインナー、使い捨てカイロ、イヤーマフ、マフラー、手袋、厚手の靴下等 「ここまでしても寒さを防げない人間の体ってなんなの?よく絶滅しなかったよね。いくらなんでも弱すぎない?」 体中に体毛がなくたって、こんなに寒い思いをしなくて済むように、進化してくれればいいのに。 そもそもこれ以上、体毛いらない。 髪の毛、まつげ、眉毛以外のムダ毛はいらない。 ほんとは眉毛も最初からある程度整っていてほしい。 あとは病とかに簡単に負けない身体になって欲しいし、還暦くらいま…

  • 先生は魔法使い その2

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 ”薬草”を見るたびに薬剤師になりたかった理由を思い出すというまゆさん。 薬草代わりだという”マメチュー先生スープ”をいただき、元気をもらっていました。 午前中は冷たい北風が吹いていたけど、午後になると風もやみ、気温も上がってきた。 「よかったじゃん」 つい小声で呟いてしまう。 あたしのこんな性格が、あまり服薬指導をしない理由。 でも薬自体にはとても興味があった。 訳の分からない薬の商品名も一般名も、スラスラ覚えられた。 子どものころから憧れていたマメチュー先生。 なぜかうちの母親は、わざわざあたし…

  • 先生は魔法使い その1

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回の記事:残り物でデトックススープ ここはポ村唯一の調剤薬局。 あたし、まゆが採取した薬草は、いつもここに届けている。 なんか… 薬草って眺めるたんびに、薬剤師になりたかった理由を思い出しちゃうんだよね。 採取した薬草 「生薬っていうよりも薬草っていう響きの方が、なんか好き」 子どもの頃によくやっていた、ロールプレイングゲームの影響かもしれない。 「錬金術で”特やくそう”をいっぱい作って、いっぱい持ち歩いてたなぁ」 なのにもったいなくって、全然使えなかった。 あの、口にすればすぐ元気になる薬草。 何気にピン…

  • 残り物でデトックススープ

    物語を最初からご覧になりたい方はこちら 物語の概要をご覧になりたい方はこちら 改めまして、ここはポ村にある唯一の調剤薬局マメクスリカフェです。 薬局長のマメチュー先生、助手のクラゲさんが暮らしている場所でもあります。 医療用医薬品、漢方、マメチュー先生オリジナル医薬品などを取りそろえています。 ずずー、ごくごく 「はぁ落ち着いた。ごちそうさま。美味しかったぁ」 まゆさんが一気にかきこんでいたのは、マメチュー先生特製デトックススープ。 便秘を改善し、腸内環境を整える野菜たっぷりスープです。 1回食べただけでで満足しないで、1週間は続けましょう。 「あと、この間は薬草をたくさん届けていただいて、あ…

  • 秋のごちそう

    これは少し寒くなってきた、秋のポ村のお話。 なにやらまゆさん眠れないっぽい 眠る前につい、考え事をしてしまう人は多いのではないのでしょうか。 まゆさんも同じく布団の中で考え事をしてしまいます。 通常眠りに落ちるまでは、10分~15分かかるのだそう。 でもその眠るまでの時間って、ちょっと暇なのですよね。 まゆさんはもっぱら、明日食べるご飯のことを考えるタイプです。 横になりながらすでに眠っているにゃこさんに、独り言のように話しかけています。 「おなかいーぱい、ご飯食べてやろっと」 まゆさんはたまにポ村に生えている薬草を、マメチュー先生の薬局にお届けする仕事をしています。 彼女は漢方薬に詳しく「漢…

  • アロマセラピー

    ※これはポあねがポにゃちゃんと暮らしていた頃のお話です🐱”くしゃんっ” 「かゆい。そんで、くしゃみ出る」 ハウスダストや猫アレルギー持ちであるポいも。ねこさんと暮らすポあね宅に行くと、必ずアレルギー症状が出てしまいます。 「ちょっと待ってて」ポあねはそういうと、何かをとりだしました。 「これなに?」 そして何かを作り始める。 謎の小瓶いい匂い「これはね、ペパーミントとユーカリ、レモンを調合した、アレルギー症状を抑えるアロマなの」 ポあねは民間の資格・メディカルアロマインストラクターを取得しております。 部屋をいい香りが漂っている。 ねこさん何か言うてますねこさんにはアロマオイルは危険なので、調…

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