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ブログタイトル
マメチュー先生の調剤薬局
ブログURL
https://www.mamechu.com/
ブログ紹介文
ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の豆知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。
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2019/06/30
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1件〜100件

  • 好きなもの

    好きなもの、それは人それぞれ。ねこさんの好きなものも、ねこそれぞれ。高いところが好きなねこさんもいれば、苦手なねこさんもいる。 とはいえねこさんの大部分が“好きにゃあぁあ!“というものがあります。 またたびやキャットニップちゅーる狭いところおもちゃ …なんか好きなものの中には、ねこさん独特で変だなって思うものもありますね。 まぁでも自分だってベチャベチャにふやかしたチキンラーメンが好きだったりするし、ねこアレルギーなのに自分からねこさんに顔をうずめて匂いを嗅いだりしてしまう。 絶対顔が腫れて、痒くなって、くしゃみも出るのにやってしまう。 誰でも好きなものの中には、ちょっと変かもっていうものの一…

  • 大人たちの鏡開き

    「お餅と言ったらやっぱりお醤油を垂らして、お海苔を巻いて食べるのが一番好きなんですよねー」 ポ村の村長がそんなことを言っています。 小料理屋三すくみ。鏡開きの日にポ村にある、この小さなお店に集まった村長とマメチュー先生は、お餅を楽しんでいます。 「甘いので言ったら、きなこですかね?」 「お汁粉にお餅を入れて、食べるのもいいですよね」 「お汁粉美味しいですよね。でも最近お汁粉を食べちゃうと、それだけでお腹がいっぱいになってしまうんですよ」 話を聞いていた店員のナメ江さんも、お話に参加。「私ハ、オ餅ヲ、カリカリ二焼イテ、御煎餅ミタイニ、ナッテイル所ガ好キデス」 「通ですね。美味しいですよね」 だけ…

  • ダイエットの始め方

    ポ村に住むおじさん、もち三さんには悩みがあります。ねこさんによって、改めて気付かされた悩みそれはお腹がポコッと出ているということ。 いくつになっても、スリムになりたいという願望はあるものです。 “健康的な身体になるためには、もうちょっと体重を落とした方がいい”もち三さんはポ村のお医者さま、くまじろ先生にそう言われています。 「わたくしもち三、今日からお野菜中心の生活をします」少し味気ないですが、この食生活を続けられれば確実に痩せられそうです。 そんなもち三さんを真横でジーッと、見つめるにゃこさん。 実はにゃこさんはもち三さんのお宅に遊びに来るたびに、お肉やお魚を一口だけ貰っていたのです。 セラ…

  • 2022年の幕開け

    2022年になりましたね。 ねこのポにゃちゃんと共に、えっちらおっちらしながらも無事、年を越せました。 あと二ヶ月でハタチを迎えます。 今年は、成人式にいく予定です。 2022年1月6日 ポ村地方にほど近い、こちらの街では珍しく雪が降っております。 ニュースでは昨日から「雪だ雪だ」と大騒ぎ。職場でも、皆テンション上がっており、目の前にある中学校では雪合戦をしているようでした。 ポあねも寒いのか、暖かそうな丸いものを抱えております。 ふわふわと暖かそう動き出したまるこのまるいのは…そうです。ポにゃさんです。 ねこさんも寒いのか、まんまるまるのまるです。 それでもお腹はすくのか、ご飯をもりもり。 …

  • 書き初め

    一月一日は全国的に、ねこさんたちが喜ぶ寝正月というのが行われたかと思います。 おうちの人と一緒に、あったかいお部屋の中で食っちゃ寝、食っちゃ寝。 そして一緒にぶくぶく、ぶくぶく。 しかし本日一月二日は、ねこ森町のねこさんたちがねこ神社に集まって、何やら一生懸命やっています。 どうやら半紙にぽこぽこと、肉球を押しているようです。 書き初めですかね? 書道などのお稽古事が上達するのが一月二日なので、この日に書き初めをするようになったそうです。 なのでねこさんたちは神社に集まって書き初めをしているのですが、あまり書き初めの意味が分かっていないねこさんたちは、墨で遊んで楽しそうにしています。ねこさんた…

  • 2022年 壬寅

    大晦日って、やっぱり夜更かししてしまいますよね。なので寝坊して遅刻したことはない人間ですが、元旦の日はいつも昼ごろまで寝ています。 ぐーすか寝ているので「あけましておめでとう」 と言いながら、家族みんなで朝食を食べた記憶もほぼありません。 お正月の朝食。正月料理といえば、おせちですね。 わたくしが寝ている隙に朝食で、皆が尾頭付の鯛とかを食べているのは知っています。でも幸いそんなお魚やお雑煮・おせち料理などには興味がないので、気にせず眠りたいだけ寝ています。 お正月はお昼頃に、ようやくのそのそと起きだします。一応昼食をとりその後、隣に住む伯母宅でトランプやら花札やらカードゲームをやります。 ゲー…

  • ねこさん一大義務

    内科医・くまじろ先生と、薬剤師・マメチュー先生はポ村のお隣に存在する町、ねこ森町に向かっていました。 ねこ森町のねこさんに年末年始、元気に過ごしてもらいたい。 お二人は訪問診療を行うため、ねこさんたちの様子を伺い行くことにしたのです。 「にゃちにゃち」 ついでにセラピーキャットの研修生、にゃこさんも一緒にくっついてきています。 「ねこ森町には、にゃこさんのお友達がいっぱいいらっしゃるんですよね?」 「にゃ!みんなお友だちにゃ。大好きにゃ」 マメチュー先生が行っている訪問薬剤師。 薬剤師も医療関係者として、訪問診療に参加することがあります。 在宅で療養をしている患者さんのために、マメチュー先生は…

  • ポにゃさんのクリスマス

    みにゃさん。こんばんにゃ。 ポにゃさんです。近頃は体調も良く、毎日いい子で過ごしています。 ポにゃさんは生まれてから色々あって、おねにゃんの元で暮らすようになってからは、ずっとずっといい子でいましたのにゃ。 そんにゃ丁寧な暮らしをしていたからにゃのか、この間クリスマスの日…ポにゃさんの元に、例のサンタさんとやらがいらっしゃいました。 朝方、すやすやと眠っていた時。ふと気配を感じて目を覚ましました。 ポにゃさんは敏感にゃので、すぐに枕元に置いてある何かに気づきます。 「ポにゃさんにプレゼントにゃ」 サンタさんがちょっと上手く言えませんでした うれしいサンタさんからのプレゼント。 それは“高級版ち…

  • ねこ森町のクリスマス 2021

    12月24日、雪がしんしんと降り積もる、ねこ森町のクリスマスイブの夜。www.mamechu.com ↑ねこ森町についてはこちら ねこ森町のクリスマスのお歌。 とってもメリークリスマス【作詞作曲・楓屋 (id:kaedeya) さん】をみんなで歌っています。 そんな楽しいクリスマスの一方、ねこさんたちは暖かいおこたを奪いあっています。 ベスポジを狙うため、尻ずもうをしちゃってます。 「お外行こうにゃ。サンタさん見ようにゃ」 寒さに強め、長毛のトトくん・チーくん(トトとチーの父さん“id:cat-cat-48”さん宅にお住まいのねこさん)や、若くて元気なねこさんはお外で遊びたいようです。 一方短…

  • スイーツの配達

    “夏は白い雲を見て、冬は雪を見て思うんだ“ 「さっきまで粉砂糖みたいな雪だったけど、今はグラニュー糖みたいな雪が降ってる」 パティスリーマルズでお手伝いをしているりーちゃんは、雪が舞い散る冬の空を見上げていました。 「雲とか雪とか白いものを見ると、皆あまいものを想像するよね。そうだ…サンタさんって、雪をお砂糖にすることは、できたりするのかな。今ね、いっぱいお砂糖必要なんだ」 今年も冬の大イベント“クリスマス“が近づいてきました。 「雪をお砂糖にするのは、無理かな?じゃあ、サンタさんへのプレゼント、何お願いしようかなぁ」 パティスリーマルズでもクリスマスが一番、ケーキが売れる時期です。 今年もマ…

  • 憧れの職業 その2

    前回の続きお医者さんに比べて、憧れられない職業・薬剤師。 それなのにオウギさんはなぜ、薬剤師という職業を選んだのでしょう。 その理由を、後輩薬剤師のチョウジさんに尋ねられました。 「オウギさんはなぜ、薬剤師になったんですか?」 「オレが薬剤師になった理由? それはねぇ。 小さい頃の話なんだけど」 「小さい頃…」 幼い頃、オウギさんは子ども向けの、病気について書かれた本を読みました。 その本を読んだことがきっかけで“病気になって死ぬ”という事への恐怖心が、初めて芽生えたそうです。幼いオウギさんにとって“死”は都市伝説のようにしか思えませんでしたが、読後は急に死が身近なものになっていました。 すぐ…

  • 憧れの職業 その1

    ポ村の住民、トビーくんとペンネくんが楽しそうにお話をしています。 「ボクね、最近お医者さんに憧れてるんだぁ」 「それ分かる~。 こないだ見たアニメのドクター。 良かったよね!」 「ペンネくんも見た?むつかしい手術をさー。 よゆーで成功させててさー。格好よかったよね」 「うん! チョー格好よかった!」 子どもさんたちが、憧れる職業であるお医者さん。 でもそれ以上に親御さんたちが、子どもに将来なって欲しい職業でもあります。 人を助け、尊敬される。 そして何よりお医者さんは平均より…やっぱり収入は、無いよりはある方がいいですものね。「昨日のドラマのナース…見ました?可愛くなかったですか?」 オウギさ…

  • ねこさんの体調 その4

    www.mamechu.com以前から体調を崩しているポにゃちゃんのお薬をもらいに、ポあねは再び病院へ。 そして早速先生に元通りか、それ以上にポにゃちゃんが食べるようになったと報告。 「ポにゃちゃんが?本当ですか?ポにゃちゃんがんばってるんだね」 そうなんです! 先生も驚いちゃうほどの回復ぶり。 発作を抑えているのと、やはりプレドニンの食欲増進が効いているのでしょうとのことです。 体重3キロもないねこさんに5mgのステロイド。 人間の量に換算すると実はかなりの量。 でもねこさんには1ヶ月、この量のお薬を続けても、人間より副作用は出にくいそうです。 “ステロイド怖い“ステロイドに対し、そう思って…

  • ねこ森町で迷子発生

    お天気のいい午後、おさんぽがてらねこ森町に遊びに来たにゃこさん。 ねこ森町とはポ村の隣にある、のどかな町。 そこにはにゃこさんのお友だちのねこさんが、にゃんにゃん言いながら暮らしています。 「あっダイちゃんにゃ」 にゃこさんはさっそく、大好きなお友だちを見つけて駆け寄ります。お友だちのダイちゃん、一生懸命辺りをウロウロしています。 「どしたんにゃ?何してるんにゃ?」 どうやら誰かを探しているみたいです。 「おねにゃんを、探してあげているの」 「おねにゃん?」 「ポにゃさんの、お姉さんなの」 「ポにゃさん?」 なんと、ねこ森町に遊びに来ていたポにゃさんというねこのお姉さんが、迷子になってしまった…

  • ねこさんの体調 その3

    www.mamechu.com 最近、ポにゃちゃんは体調が悪くなったせいで食欲減退。 毎日点滴中です。食欲が無くても柔らかいものなら食べられるかな、と思いスープや缶詰などをあげていたのですが、全然食べてくれません。「ポにゃちゃん、食べないと元気にならないよ?」 一応と思い、試しにいつも食べていたカリカリをお皿に入れておいたら、ポにゃちゃん普通に食べてる。 「なんと!」 まさかのカリカリをご所望?? 食欲のないポにゃちゃんのために、ポあねがいろんな種類のご飯を買ってきてくれていたけども… きみは、ご飯が食べられなかったのではなく、ただ好き嫌いしてただけなのかい?食欲がない時は“喉を通りやすいもの…

  • 動物園の触れ合いコーナー

    少し前、猫カフェに行きました。 そこで出会ったねこさんたちは、とても素晴らしい接客をしてくれました。 可愛らしいのはもちろん、お触りOKで引っ掻きも、噛みつきもしない。 穏やかで大人しいねこさんたち。 ふわふわとした柔らかい癒し。 かわいい動物たちは、見ているだけよりやっぱり触れさせて頂きたくなります。 なので動物園などにある触れ合いコーナーには、毎回立ち寄りたくなります。 とはいえそこは、幼な子がいる場合が多いので、大抵は恥ずかしくて近寄れないのですが… しかし、とあるひと気の少ない動物園のモルモットのみの、触れ合いコーナーに立ち寄った時。 「やった、誰もいない」 人っ子一人いない、かわいい…

  • ねこさんの体調 その2

    www.mamechu.comこのところ体調がおもわしく無かった、おじいのねこポにゃちゃん。 まだご飯は食べられなかったりするので、心配は今も続いています。 それでも一時、自力では立ち上がれなかったポにゃちゃんの足取りは、少しずつしっかりしてきたようです。 ちょっとだけホッとしています。あとはお食事。 「ちゃんと口から食事をとって欲しい」 これはポあねの願い。 最近はせっせと、色んな種類のねこさんのご飯を買い集めているそうです。 幸いポあねの職場近くにペット用品店があり、しかも種類がとても豊富。 ポにゃちゃんのためのお店! 「何かしら口にしてくれるといいのだけれど」あっという間にポにゃちゃんの…

  • ねこのワッペン

    その日、ポあねに出会ってすぐに“それ“には気づいていたのですが、なんとなく聞かずにいました。 “それ“はポあねの服にちょこんとついています。あれは… しばらく聞けずにいた“それ“ だけど話しているうちにそこにばかり目がいき、どんどん気になっていきました。 なので意を決して聞いてみる。 「服についている“それ“って…」 「ああ、これ?みんなに聞かれるんだ。これはね」 ポあねは“それ“について、話し始めました。 日本にいくつか点在するという、ねこの聖地と呼ばれる場所。 ある日、ポあねは一人そこへ向かったのだそうです。 そしてねこの聖地で見つけた、可愛らしいねこグッズのお店に吸い込まれるように入店。…

  • ねこさんの体調

    ある夜…我が家のねこさん、ポにゃちゃんの体調が悪化してしまいました。ポにゃちゃんは2022年の3月に、20歳を迎える高齢のねこさん。 持病もあるので心配です。 その夜は、自分で立ち上がることも出来ない状態になってしまったとのこと。 翌日ポあねは、ポにゃちゃんを連れて病院に駆け込む。 先生には、ステロイドの注射を打って頂きました。 そして毎日、点滴をするようにと指示されます。 その日、ポにゃちゃんは発作が三回も起きてしまったそうです。 そばで見守っていたポあねは、心配で気が気ではなかったと思います。 脳腫瘍がすすんでしまっているのでしょう。 ポあねからポにゃちゃんのことで連絡が来た時は、こちらも…

  • 投薬したのは誰だ!?

    薬剤師のオウギさんが働く薬局は、グループ会社の中でも処方箋の枚数が多い方です。 そのため、老若男女様々な患者さんが多数来局します。 よく薬局にいらっしゃる患者さんなら、顔と名前が一致するのですが1、2回位しか来局したことのない患者さんのことは当然覚えられません。 「オウギさーんっ!この処方箋、判子が押されていないんですけど、どなたが投薬したのでしょう?」どの薬剤師が投薬したのか… しっかりと、押印する必要があります。 「えぇっ?押印ない?それ患者さんの名前は?」 「んーと… 島本芙美子さんです」 「だれか~! 覚えのある人~」 薬局のスタッフたちは、キョロキョロとお互いを見回してします。 「困…

  • トランスフォーム

    昔…ポにゃちゃんが若かった頃。当時は…「ポにゃちゃん!?」動体視力が悪いからか、なんなのか…ねこさんに猛スピードでしっぽを振られると、しっぽがまるで2つに分かれているように見えてしまいます。 これはポにゃちゃんにイライラされがちのポいもにとっては、よく見る光景。 若い頃は元気いっぱいだったポにゃさんは、最近あまり動かないそうです。 もうだいぶ長く生きておりますから、活発に動かなくなってしまうのは仕方がないですね。 うちのばあちゃんも年々活発には動かなっていきましたし、そしてポいもも活発には動きません。 ポいもがいつも座っているお座布団のへこみ具合… ちょっと恥ずかしいくらいです。 動かないポに…

  • シンクロニシティ

    世の中には色々な病気があります。 稀な病もあるので、全てを把握するのは難しい。 そして病が多い分、薬の種類もたくさんあります。 血圧の薬は処方することがとても多いのですが、しかし… 「この薬はもう、一年くらいここに置いてあんなぁ」 それはこの薬局では、一人の患者さんにしか処方が出ていない薬。 その薬を見つめながら考え事をしていたオウギさんの邪魔をするように、イチイさんがその薬を取り上げる。 「あっ、おでん」 「む?」 突然現れたイチイさんの顔を見て、おでん呼ばわりをするオウギさん。「いや、前にもあったんすよ。 頭の中に突然“おでん”って言葉が浮かんだこと。何でだろうって思いながら帰宅したら、そ…

  • クイズ・にゃにゃにゃにゃにゃー その2

    前回のお話しポあねがポいも宅を訪れた日のこと。ポいもは、ねこ翻訳アプリの履歴からポにゃちゃんの声を聞かされていました。 「ポにゃちゃんがなんて言っているか当ててみて」 ポあねから“ねこさんのなきごえクイズ“を出題される。 しかし全然当てられず… 簡単だと思ったクイズは、激ムズでした。 だって“にゃあぁぁぁー!!“ みたいなポにゃちゃんの雄叫びが“やぁ“と言っているだけだったなんて… 想像もつかなかったものだから… 今までねこさんのいうことなんて大抵ご飯ください 甘えさせてください 遊んでください お外見たいです トイレに行きたいです イライラさせないでくださいのどれかだろうなと思っていたので。…

  • クイズ・にゃにゃにゃにゃにゃー その1

    「クイズです」 前、ポあねにウォーターサーバーの水と水道水の、飲み比べクイズをさせられたことがありました。www.mamechu.com「なんのクイズ?」 クイズ番組は流行ってますからね。 日々、飲料といえば水道水のポいも。 アプリもほぼダウンロードしていないポいも。 ポあねは妹に最新の文明を教えてあげたいみたいです。 「ねこ翻訳アプリって知ってる?」 「翻訳アプリ…」 「このアプリに向かってねこさんに喋ってもらうと、ねこさんがなんて言っているのかわかるんだよ」 さすがにSNSなどで話題になっているので、知ってはいました。 「今からアプリ内の履歴からポにゃちゃんの声を聞かせます」 「へぇ、録音…

  • 虫の生涯 その2

    前回のお話まゆさん宅に入って、明るい光に体当たりをしたいコガネムシ。 見つかるとティッシュにくるまれて“コロン“と外に放り出されるけれど、殺されることはないから安心。 そんなこの家には“ねこ“というぽよっとした生物がいる。 あのねこ。 ねこがなんだか面白いから、つい見に来る。 地べたから空を見上げていた幼少時代を経た今、もう残り少ない生涯をより楽しむために生きる。 短い命を燃やし尽くすように生きる。 “ブルージャイアントみたい“そんな風にてんまちゃんに言われた。 よく分からないけれど、すっごく大きなもののことみたい。 あの木と同じくらいなのかな? 全力で生きて、天寿を全うするというブルージャイ…

  • 虫の生涯 その1

    不法侵入しただけで、殺されることがある存在。 それが僕たち。 場合によっては、僕たちを殺す薬をかけられることもあるという。 そういう噂話は、赤ちゃんの頃に聞いた。 子供の頃は、みんなで大人になってからの話を仕切りにしていた。 “殺す薬“ なんでそんなものが存在するんだろう。 なんで作るんだろう。 しばらく子供たちの間でその話題が、持ちきりだったことがあった。 “にんげんという奴の中には、背後からひっそりと忍び寄って、殺そうとしてくる奴もいるらしい“ “そうなんだ。気をつけなきゃね“ “僕たちコガネムシは『害虫』なんだって。だから注意して暮らさなきゃならないんだって“ 病気になっても、怪我をして…

  • ニャロウィン 2021

    ねこ森町で開催されているニャロウィンパーティー。 ねこ森町にねこさんが行くのは、とても簡単です。 おうちの押入れ、いつもの小道などからいつでも出入り可能です。 遊びに来れるというねこさんは、みんな自由にきてください。 “ねこ森町に来られたけれど、ニャロウィン会場にはどうやって行ったらいいのにゃろ?“ そんな初めて、ねこ森町のニャロウィンパーティーに参加するねこさんも安心。 ねこ森町のねこさん、ダイちゃんがちゃんと会場まで案内してくれます。 「こっちなの」ダイちゃんに案内されて、ニャロウィンの夜だからかいつもより薄気味悪く感じる森を通り抜け。 悪霊たちも追払い… あっちゃこっちゃと通り抜け。ずん…

  • 醜い争いをする大人たち

    大好きなチョコ菓子。 “これは後で食べよう“ まゆさんは好きなものは先に食べずに、大事にとっておくタイプです。 人によってはもったいぶりすぎて、賞味期限を切らしてしまう… という人までいるらしい。 でもまゆさんは、きっちり食べます。 食べ物を無駄に捨てるのは、嫌いです。 賞味期限はきっちりチェック。 “ああ、今日は食べる気分じゃないけど、もうこれ賞味期限が来ちゃう“ 好きなものはいつも、そんな感じでいただきます。 食べたい時に食べればいいのに… でもどうしても好きな食べ物は、とっておきたくなってしまう。 好きな本やドラマもそうです。 “楽しみは後でとっておこう“そうやって何年も放置しています。…

  • ハロウィン用スイーツ

    秋、風景が赤茶色っぽくなってくる季節。 今日は、ちょっと一枚多く羽織りたくなるような陽気です。 そんな中、朝から張り切ってスイーツ作りの準備をするりーちゃん。自分で掘ったさつまいもを、綺麗に洗っています。 「おいも、そろそろおいしくなったかな?」ケイヒさんにもらったカボチャと、一緒に掘ったさつまいもを使って、今日はマルズさんとパンプキンケーキ作りです。 カボチャとさつまいもは、潰してお砂糖とバターを入れ、マルズさんがペーストにしています。 室内は一気に美味しい香りに包まれました。 「これだけで美味しそう」でも見た目も大切なスイーツは、ペーストだけを販売するわけにはいきません。 りーちゃんたちは…

  • さつまいも掘り

    秋はいも・クリ・カボチャの他、梨や葡萄・リンゴなどスイーツが美味しくなる食材が豊富です。 パティスリーマルズでお手伝いをしている、りーちゃんとどんぐりさんは、スイーツ作りにより気合が入る季節。 「秋の食材で、一番好きなのって何?」 「カボチャかなぁ」 「そうなんだ。僕はね、おいもが一番好き!」 そんな会話をしているりーちゃんたちは、農家をしているケイヒさんにさつまいも掘りのお手伝いを頼まれます。 「いっぱい掘れたら、マルズさんに持って行ってやってくれな」 「はぁい」 子どもさんと遊ぶのが好きなケイヒさんは、ちょっとテンション高めです。 「そうだ。虫とかもいるからな」 「虫?ほんとだ。つかまえて…

  • 便秘ねこ

    「出ないにゃ…」 ポにゃちゃんはおトイレで、一生懸命踏ん張っています。 踏ん張っているのに、なかなか出ないみたい。どうやら便秘になってしまったようです。 ポにゃちゃんは腎臓の調子が良くないため、脱水症状が起きて便が出にくくなっているのです。 そこで飲ませることにしたお薬。人間が便秘の時に飲むのと同じ薬です。普段はこの入れ物に入れています。 人間はこの薬を一日2〜3本(1本あたり30ml)服用しますが、体が小さいポにゃちゃんが摂取するのはその1/10。 残りは冷蔵庫で保存しておきます。 実はこの薬、ねこさん病院で購入するとそれなりのお値段がします。 ですが、人間が買うときは処方箋がないと手に入れ…

  • ぜんそく検査 その3

    前回のお話てんまさんの妹、しょうまさんは最近持病の喘息が悪化してきているのを感じていたため、検査をしに病院を訪れました。22ppb以上で喘息の可能性 33ppb以上で喘息確実 しかししょうまさんの検査結果は、ppb130以上でした。 「わたしはね。 喘息を専門で見ていますけど、こんな数値は月一回あるかないかですよ。ではしょうまさん。 今はどんな時に症状が出やすいですか」 「先生は何で、喘息専門の医師になったんですか?」 「今、関係ない質問はしなくてよろしい。 わたしの質問にまずこたえて下さい」 「そっけないなぁ。 そうですね。 冷たい空気を吸ったり、お酒を飲んだりした時が多いですかね。市販のめ…

  • ぜんそく検査 その2

    前回のお話 てんまさんの妹のしょうまさんは、最近持病の喘息が悪化してきていると感じていたため、病院に検査をしに来ました。 喘息の程度をはかる呼気No検査。検査機器商品名:「一酸化窒素ガス分析装置 NIOX VERO」 (呼吸器科専門医のいるクリニック等で実際に使用されています) 「息を一定に吹きかけて、風船を持った女の子を向かい側の陸地に、渡らせてあげて下さい」 「はぁい」 “ふーー” しょうまさんは言われた通り、息を一定に吹きかけていきます。 「ほら、頑張って! 女の子が落ちてしまいますよ。 落ちたらあなたのせいですよ」 「先生、お静かに」 看護師さんに注意される先生。 しかししょうまさんは…

  • ぜんそく検査 その1

    ポ村の近くに用事があったため、ポ村の方にも寄り道をした、てんまさんの妹のしょうまさん。www.mamechu.com ポ村を包む気持ちの良い空気に囲まれながら散策をしていたしょうまさんは、学生時代からの友人まゆさんを見かけます。 「おっ?なんだ、しょうまじゃん」 「まゆ、久し振りー。 抱き締めていい?」 アルコール消毒 「もーちょっとお!」 しょうまさんは以前自分が、カゲに行ったアルコール消毒。 それを今度は、まゆさんからされてしまいました。 「このあいだ久し振りにあったにゃこちゃんは、癒してくれたのにな」 最終的には冷たくされてしまったことは、余計なことなので省略してます。 「ねーえー、聞い…

  • ワクチンの副反応・ねこさんが寄ってくる

    近頃、新型コロナの感染者が一時期に比べると減ってきているようです。 一方でワクチン接種率は上がってきている。 そんな中、新型コロナの抗原を気軽に調べることができるよう“抗原検査キット“を調剤薬局でも置くことになったとのこと。 ポあねも抗原検査キットを置くらしいという説明くらいは受けているそうですが、実際に薬局に並ぶのは少し先のようです。 こちらは太陽の光を浴びてのんきに伸びをしている、ポあねと二人暮らしをしているポにゃちゃん。そして、その横ではポあねがダウンしています。 どうやら二回目のワクチン接種後、副反応で体調を崩してしまったようです。 丸一日ぐったり… “今日はゆっくり休もう“ うにゃー…

  • てんまさんの妹、しょうまさん その2

    前回のお話てんまさんの異母妹、しょうまさんはカゲに襲われていたダンゴムシを見かけて、助けてあげました。 しかし、カゲから受けた恐怖が大きかっためか、ダンゴムシは未だ怯えています。 そこへひょこひょこと、にゃこさんがやって来ました。 「にゃほ?おまえは…」 「むむ?お前は」 対峙する、しょうまさんとにゃこさん。 “ふっ、にゃこちゃん相変わらず可愛いなって…ヒュー…あっ、やば” 「にゃむ?」 “ヒューヒュー” にゃこさんが来たその時、しょうまさんに喘息の発作が出てしまいました。ねこさんの毛などが原因で、症状が出てしまう場合があるのです。 「なんにゃ?おまえどうしたにゃ?」 “ヒューヒュー” 「あっ…

  • てんまさんの妹、しょうまさん その1

    “カタ、カタカタカタ…” 村はずれの草むらで、震えている何か。 “カタカタカタ” それは、ポ村に時折現れる不気味な存在である“カゲ” そして、そのカゲに囲まれているダンゴムシでした。かわいそうにダンゴムシは、助けを求めるように、怯えて縮こまっています。 “こわいこわいこわい、だれか…” タンゴのように丸まることすら忘れて、縮こまっている。 人がほとんど通る事のない、ポ村の村はずれ。助けに来てくれる人など… 「ねーえー!」 “!?” 突然大きな声がこだまし、カゲと震えていたダンゴムシが振り返る。 「そんな所にいると、人の邪魔になるよ?」 声の主は邪魔と言っていますが、ここは村はずれの草むらなので…

  • ねこさんの良い所と悪い所 その2

    前回のお話気分転換をするため、外でランチをしていたもち三さん。 そこへ遊んでもらいたそうなにゃこさんが、やってきました。 (可愛い。このねこさん凄く可愛い。さっきひざの上に座ってくれていた時も、凄く可愛かった) ねこさんと一緒に遊んだりしたら“とっても癒されるんだろうな”そう思いました。 もち三さんは早くにゃこさんと遊びたくなって、素早くお弁当をかき込みます。 (ああ、唐揚げ美味しい! 卵焼き美味しい!) にゃこさんもリズミカルにお弁当を食べるもち三さんを、面白そうに見つめています。 「ああ、食べた。 ごちそうさまでした。さて、ねこさん。 何して遊びましょうか?」 「見て、この子にゃこのなの。…

  • ねこさんの良い所と悪い所 その1

    現在医療費は一年間で、40兆円を越えています。 やはり何とかこの巨額な医療費を削減したい。 常に医療費削減を意識しているポ村の村長は、住民にセルフメディケーションをすすめる活動をしています。 マメチュー先生の調剤薬局に通う患者、ポ村の住民もち三さん。 以前銀杏の食べ過ぎで倒れたことがあります。 www.mamechu.com ここ最近もなんだか調子がよくない。 仕事で疲れて、毎日何だかとってもだるい… “癒しが欲しい!癒しが欲しい!!癒しが欲しい!!!” 普段森林浴をして、ストレスを発散しているもち三さん。 本当に病気を発症してしまう前に、癒しを得たい! ということで仕事がお休みの今日は、お弁…

  • 秋のねこ

    空を見上げると、うろこ雲を見かけるようになりました。 空を食い尽くそうとしているかのような、入道雲が消え去り、空が高く見えるようになると、秋を感じますね。 そんな秋の日に、お部屋の中で寛ぐねこさんに、そろそろあったかグッズを… ヒンヤリマットの下に、ホカペを準備。 暑かったり涼しかったりと、気温がまだ不安定なので、どちらにもすぐ対応出来るようにしてあります。 “おねにゃんがなんでもやってくれるにゃ”じじい冷やしは厳禁です。 年齢19歳と半年ほどのポにゃさん。 足腰にもじじいが出ちゃってます。 にゃふぅ… よぼよぼ。 よぼぼぼぼ… ぼぼぼぼぼ… ポにゃちゃんは、よぼよぼしながらソファの角を曲がっ…

  • お月見2021

    風が金木犀の甘い香りを運んでくる。 秋の虫たちも楽しそうに鳴いている。 聞いていると、こちらもウキウキと楽しい気分になってきます。 そんな秋の夜にお月見に向け、せかせかと準備中。 9月21日、お月見を開催しているねこ森町。 ねこさんたちはみんな、急いで会場に向かいます。 花鳥風月ー。 花を見ながら、月を見ながら… お食事をして、おしゃべりをして楽しむ夜。 映画を見ながらポテトチップスをつまむのも良いですが、年に何回かはこんな静かで穏やかな夜もいいですよね。 「にゃんにゃん」 「にゃんにゃか」 「にゃきゃきゃきゃきゃ♪」 あんまり静かではないかもしれませんが…

  • お月見用のおだんご

    「こんにゃちは」 「にゃこさん、こんにちは」 「お月見のおだんご、作れますきゃ?」 「おだんご…作れますよ」 パティスリーマルズにやってきたにゃこさん。そんなにゃこさんにパティシエのマルズさんは、お月見用のお団子を作ってもらうよう頼まれました。 にゃこさんには、洋菓子屋さんと和菓子屋さんの違いがよく分からなかったようです。 しかしそんなにゃこさんのために、今回は特別にお月見用のお団子を作ってあげることにしました。 そのおだんご作りをアシスタントのりーちゃんと、どんぐりさんも一緒にお手伝い。 「ねこ森町でお月見するんだって」 「ねこさんたちがおだんご食べるの?かわいいね」 りーちゃんと、どんぐり…

  • ねこさん、あんよを掻きむしる

    「あれ?ポにゃちゃん?」 ポあね、ポにゃちゃんのあんよを凝視。 「その左のあんよはどうしたの?」「痛そう…」 「にゃ」 気がついたら足の毛が抜けていました。 そしてポにゃちゃんは、ぺろぺろと毛の抜けたあんよを掻きむしっています。「かわいそうに…」 ポあねはそれを見て、ストレスを疑いました。 (ストレスが原因で、自分でやっちゃっているのかもしれない) そのため持病があるポにゃちゃんが通院する日に、先生にあんよの原因を伺ってみることにしました。 「やっぱり原因はストレスでしょうか?」 「虫ですね」 「虫?」 「もう出てきていますからね、虫」 (7月頃のお話です) 「虫…あの… 自分でやっちゃってい…

  • オブラートで包んではいけない薬の服用方法 その2

    前回のお話 オブラートに包まない方が良い、食欲増進させるための苦い漢方薬。 なぜかまゆさんとUSAさんがクイズ対決をして、負けた方が飲むことになりました。 「じゃあ、第2問。 きゅうりに付いている白い粉は、何て呼ばれているものでしょう」 「白い粉?」 「きゅうりにそんなもん、付いてたっけ?」 「見たことない。 てんまちゃん降参。答え何?」 「え~?もう降参? もう少し考えて欲しいなぁ」 正解はブルームです。 きゅうりに付いている白い粉は、新鮮な証で食べても大丈夫です。 ブルームの主成分はミネラルの1つであるケイ素。 ブルームが付いているきゅうりを店頭で見かけないのは、消費者がカビ等と勘違いして…

  • オブラートで包んではいけない薬の服用方法 その1

    「実家から、たくさん食材を送ってきてくれたのー。みんなで一緒に食べよっ!」 というUSAさんのお誘いで、USAさん宅に遊びに来ているまゆさんとてんまさん。 本日は三人で、実家からの仕送りパーティーです。 「いっぱい食材があるからいっぱい食べてやるー!」 とUSAさんは張り切っているようです。 「USAちゃん。 何を送って貰ったの?」 「う~んとねぇ」 にんじん・アスパラ・ブロッコリー・ピーマンなど、主に緑黄色野菜が中心。 「うちの家族、野菜好きなのよ」 「何となく想像がつく気がする」他には日持ちのするレトルトや既製品のお漬物・梅干しなどがありました。 「USAちゃんのお母さん、子ども思いだね」…

  • カフェイン中毒 その2

    前回のお話コーヒー専門店がポ村に出来て以来、USAさんはコーヒーをよく飲むようになっていました。 しばらくはコーヒーのおかげで眠気や疲れもとれ、USAさんは元気一杯でした。 ところが今日は体調が悪い様子。 まゆさんに“コーヒーの飲みすぎでは?”と指摘されてしまいました。 「コーヒーは確か、一日3杯程度が適切な量だと言われてたはずだけど」 「3杯って、やだもう~。 コーヒー好きは、絶対もっと飲んでるわよ」 「今、他の人の話はしてない」 「むぅ…」 でもUSAさんが言うとおり、夏など特に喉が渇いていたら、アイスコーヒー好きの方などは何杯でも、飲んでしまいそうです。 「USAはカフェイン依存、多少し…

  • カフェイン中毒 その1

    「コーヒー大好き!」USAさんはポ村にコーヒー専門店が出来てから、今まで以上にコーヒーを飲むようになりました。 コーヒーを飲むと、眠気や疲れがとれる。そのためか今まで以上に日々が充実し、楽しげな様子。 お店で飲むこともあるようですが、コーヒー豆を購入し、自宅でも飲んでいるようです。 「ペイペイッ♪ペイペ、ペイペイ♪」 USAさんはご機嫌さんで、歌いながら踊っています。 「何なんだよ…歌い踊りながら近寄るな。 いつにも増してうっせえな。ちょっとは寝たらどうだ?」 「やだー、せっかく元気なのに、寝たらもったいないじゃない。まゆちゃんも一緒に踊ろー♪」 「あっちいけ~♪」「あ~美味しい~」 USAさ…

  • ポ村に出来たコーヒーショップ その2

    前回のお話ポ村に新しく出来たコーヒー専門店に来たUSAさん、まゆさん、にゃこさん。どうやらまゆさんは、コーヒーが苦手みたいです。 「まゆちゃん、この飲み物嫌いにゃの? いい匂いにゃのに」 先程から周囲の様子を、観察していたにゃこさん。 USAさんが大好きなコーヒーに、興味津々です。 にゃこさんはまゆさんが飲む、いい香りがするミルク入りのコーヒーを飲もうとしていました。 「にゃちにゃち」 「ああっ、こらっだめっ」 「コーヒーの匂いとか苦手なねこの方が多いって聞くのに、にゃこってコーヒーの粉とかも舐めたがるよね」 「にゃって…」 ねこさんに、コーヒーを与えるのは危険です。 コーヒーに含まれるカフェ…

  • ポ村に出来たコーヒーショップ その1

    「にゃばば~ば~ば、にゃばば~ばばば~♪」違いが分かる、ねこのにゃこさん。 「このほうじゅんな味わい… これは!銀のスプーンにゃ!」 「にゃこちゃん、ちょっと静かにして」 「にゃむ?」 「そういうの、今あたしがやりたいから」コーヒーの味が分かる大人USA。 村はずれに新しいお店が出店しました。 USAさんが大好きなコーヒー専門店です。USAさんは早速まゆさんとにゃこさんを誘って、お店にやって来ました。 「クンクンクンクン… はぁ~…クンクンクンッ」 「盗んだ大量のパンツの匂いを、嬉しそうに嗅ぐ変質者…」 「ちょっとぉ!失礼過ぎない?コーヒーの匂いを嗅いでたんでしょうがぁ!ホントいい香り~」 「…

  • のらねこ

    村長は“カゲや怪しい者”から村人を守るため、ポ村を定期的に見回っています。 それもお仕事の一つ。 毎日忙しそうです。 そして珍しく村長のそばを、うろちょろするUSAさん。 「村長、あたし村にカフェが出来たら良いなって思ってるんですけどね…」 何やら要望を伝えているみたいです。 一方、ねこのどろちゃん。 スヤスヤとお昼寝中。のらねこさんの羨ましいところ… それは自由で、誰にも縛られないところ。目を覚ましたどろちゃんは、お散歩に出掛けるようです。 男の子のねこさんは、単独行動がお好み。 冒険して、探険して、色々と調べ事をして… そういうのが楽しい。 行動範囲も女の子より、広めです。 でも動くとお腹…

  • 迷信

    夜、お風呂上がりのUSAさん。 「はぁ、気持ち良かった。ん?やだ、爪伸びてきちゃってる」 USAさんはお風呂上がりの、柔らかい爪を切るのが好きです。 「爪切り、爪切りー」 “カタッ” 爪切りを取りに行った時、何か物音がしていることに気付く。 「ん?」 「にゃだだだだだっ」 「え?」「なっ、なに!?びっくりしたー!あなた、どろちゃん?」 どろちゃんは、にゃこさんとライバル関係にあるねこさんです。 “夜に爪を切ると、親の死に目にあえない” 突然どろちゃんが、USAさん宅の窓辺で、迷信を語り出しました。 「夜に爪を…ってそんな迷信あったっけ?」 なぜか迷信にうるさいタイプのどろちゃん。 迷信として昔…

  • ねこ森町の盆踊り大会をYouTubeで見る

    ねこ森町で行われた盆踊り大会の様子を、まゆさんからYouTubeで見せてもらったにゃこさん。 「いいにゃぁ。楽しそにゃあ」 YouTubeでは、ねこ森町ソングである“ねこ森音頭“に合わせてねこさんたちが、にゃんにゃんと踊っていました。 YouTubeをあげてくれたのは、ねこ森町といえば言わずと知れた“楓屋さん”です。 ねこ森町を発見した楓屋さんが、押し入れの隙間からねこさんたちの盆踊りの光景を、こっそり撮影したもの…としてYouTubeを見ていました。 夏の夜ー。 お囃子がどこからともなく聞こえてくると“ねこさんたちが踊っているのかも“なんて思ったりも… そんなねこ森町の様子は、勝手ながらこち…

  • ダニアレルギー その2

    前回のお話 スギ花粉やダニアレルギーに、悩まされているケイヒさん。 そんなケイヒさんの元に、友人の美容師ハイエさんから電話がありました。 「ケイヒ、いつも鼻炎が酷いだろ?」 「え?うん」 アレルギーを改善させるには、お客さんから聞いたという“舌下免疫療法”がいいと、教えてくれました。 その事をケイヒさんに紹介するため、わざわざ電話をくれたようです。「うちのお客さんが言うにはさ。スギ花粉とダニアレルギーに効くんだって。ケイヒしょっちゅう大変そうにしてるからさ」 「舌下免疫療法?何となくだけど、聞いたことあるかも」 「根治する可能性もあるらしいよ」 「根治する?いいじゃんそれ!すっかり治るなら、早…

  • ダニアレルギー その1

    スギによる花粉症の方。春の頃は大変でしたね。 スギの花粉症の人が花粉に悩まされるのは、だいたい5月くらいまでです。 …なんですが… 「くしゅんっ」 ケイヒさんは通年性アレルギー性鼻炎なので花粉の飛散が治まっても、鼻がつらいのはずっと続きます。ケイヒさんは花粉だけではなく、ダニのアレルギーもあります。 なのでダニが大嫌い! 「こないだテレビ見た、粉の中に住んでいるダニの話…気持ち悪かったなぁ」 家で作ったお好み焼きを食べていたときに、経口ダニアナフィラキシーを起こした人の話を、テレビで見たというケイヒさん。 経口ダニアナフィラキシーはお好み焼きや、ホットケーキとかの粉に混じっているダニによって起…

  • 町の洋食屋さん その3

    前回のお話家族と一緒に過ごすのが苦手だった、子供のころのてんまさん。 近所の洋食屋さんに入り浸っていたのですが、その店主・グラタンが糖尿病、更には膵臓がんを発症してしまいました。痛みに耐えている、グラタンを見ていたてんまさんも、なんだかツラそうです。 痛みは身体がダメージを受けている事を知らせる、防衛反応だというけれど… 「うっ…うう…」 「グラタン、痛み止めのお薬は?」 「くすり…?」 「持ってきてあげる。どこにしまってある?」 「そこの…カバン」 「そこ?あ、これ? ちょっと待ってね」 カバンの中を覗き込んだとき、私は絶句してしまった。 中にはグラタンが飲んでいるであろう無数の薬が、ぎっし…

  • 町の洋食屋さん その2

    前回のお話自分の家族と過ごすのが苦手だった、子供のころのてんまさん。 子供の頃は近所にある、居心地の良い老舗洋食店に入り浸っていたようです。 「うちの新メニューが、ポーククリームシチューですって?」 「良いんだよ、母ちゃん。何でも試してみるのって面白いじゃん。思い込みで決めつけて生きるのは、つまんねぇし」 「まぁ…確かにね、 作るだけ作ってみるのはいいかもね」 競争の激しい飲食業界。 店主のケシことグラタンも、他の店に取り込まれないよう、日々努力している。 客のニーズを把握し、研究。 新メニューの開発中でも、毎日の仕込・営業はもちろんあるので一日中働くことになる。 でもグラタンは根気と根性、そ…

  • 町の洋食屋さん その1

    うちの父親は薬の研究に夢中で、あまり家に帰って来ることは無かった。 その上、あまり喋らないので、どういう人間なのか把握出来ていない。 ただ、女にモテる事だけは理解していた。 娘からしたらよく分からないが、母性本能をくすぐるらしい。 確かに仕事以外は、何も出来ない人間のようだった。まるで野山に捨てられ、自分ではどうすることも出来ない、血統書付きのぬいぐるみのような犬みたいではある。 そんなよく分からない人間と家族として同居している事が、何やら不思議な感じがしていた。 そしてその父とすぐに離婚した母も、だいぶ自由でなにより仕事優先人間。 離婚した直接の原因は父の浮気ではないが父のことは“浮気相手に…

  • 薬学生だった頃 その2

    前回のお話大学の一年先輩で、おなじ生物サークルだった、てんまさんは当時とても人見知りでした。 でも誰よりも早く警戒心の強いねこを懐かせ、てんまさん自身もねこに懐いていました。 一方まゆさんは… そのねこさんに、ガッツリ引っ掻かれてしまいます。 でもねこさんの対応に慣れているのか、全く動じません。「なにさ、オナモミとってやろうと思っただけなのに…」 (ねこさんを盗撮しようとは、していました) 「別にあんたの気を引こうとなんて、してないからね。ご飯でつったりもしないしねっ」 “シャー” 何やらブツブツ言われ、ねこさんもお怒り。 居眠りしていたてんまさんも異変に気付き、目を覚ましました。 そしてケン…

  • 薬学生だった頃 その1

    まゆさん、今日は朝からお仕事。 山に生薬を採取しに行きます。 「あ~眠い。 何時間寝ても朝は眠い」 「きゃ~まゆちゃんだぁ~~!!」 「!!?」 「にゃ~~~!!」 ぼんやり歩いていたまゆさんを、目覚めさせるくらい元気な声で近付いて来る人が…そしてその後を小さき者が同じように、競うようにこちらに近付いて来る… てんまさんとにゃこさんでした。 「あー!またにゃこちゃん出たっ」 「なんにゃよっ!」朝から遊びに出ていたにゃこさんと、てんまさんがまたケンカごっこをしています。 「やめろっ。 朝からそのくだり…」 「へへへ。おはよう、まゆちゃん」 相変わらず笑顔だけは、知り合った当時から変わらないてんま…

  • まゆとてんま

    「にゃこも行くー!」 ポテテテテテッ 「ん?何にゃこ」 にゃこさんはお出掛けしようとするまゆさんの後を、慌てて追い掛けていきます。 「絶対一緒に行くにゃ! 今行くにゃ。すぐ行くにゃ」 “まゆさんに、置いて行かれる…” そんな予感でもしたのでしょうか。 にゃこさんは必死にまゆさんの所へ、走って行きます。 「なんだなんだ、急に… 別に遠くへ行くわけでも無いのに」 「分かってんにゃ! にゃこさんはまゆちゃんのことは、分かってんにゃ。にゃこさんをひとりぼっちにする気なんにゃ」 「なにそれ、ひとりぼっちって… 何を勘違いしてるんだい?きみは」 「分かってるにゃ! にゃってまゆちゃんは、てんまちゃんに会う…

  • 姉の家を訪問

    “はっくしょんっ!” 「目ぇかゆ~、顔もかゆいぃ」 ポいもは久々に、ねこアレルギー発症。 アレルギー薬も久し振りに使用。 なぜかというと、ポにゃちゃんに久し振りの再会をしたのです。 「ポにゃちゃん、久し振り。 覚えてる?」 ポいもは、ポあね宅に遊びに行きました。 「ちょっと痩せたかなー」 「にゃ?」 病気療養中のため、ポにゃちゃんは少し痩せたようでしたが、それでも食欲はあるようです。 「ちゅ~る食べてんの?」 「…ところでさっきから、お前誰にゃ?」「むむ… このくてぇ足のにおいは…アイツにゃ!」こちらも久し振りに、ポにゃちゃんの匂いを感じます。 “クンクン”「この匂い…確かにポにゃちゃんだ。ポ…

  • 夜盲症 その2

    前回のお話“人を殺す薬” それを作るためポ村で一人、薬の開発をするカシュウ。 上空に浮かぶ致死性の高い毒草“食虫エアプランツ”を手に入れるため、カラスに指示をしていた。 「頼まれていたのに、持ってこれなくてごめんなさいだす」 人の目に触れないようにするため、闇夜に溶け込むことが出来るカラスに目を付けたカシュウ。“なっ、なんだすか? え、夜?飛べるだすよ” 最初にカラスをとらえたときに、そう言っていた。 “ワタスたちの事を鳥目いうらしいのだすけど、ホントは夜でも見えているのだす” フクロウや蛾など夜行性の鳥や昆虫がいる一方、雀や蝶など日中にしか見かけないものもいる。 しかし、カラスは夜も飛行が出…

  • 夜盲症 その1

    ポ村で一人。誰にも気付かれることのない深夜…“人を殺す薬”を作っている男カシュウ。ポ村で作る理由は、致死性が高いと言われている毒草があると聞いたからだ。 噂レベルではあるのだが、ポ村の上空に浮かんでいるという。 空中に浮かび虫を捕食して、栄養を取り入れているため“食虫エアプランツ”と言われているらしい。 外に出ていたカシュウは、羽音に気付いてカラスの足をつかまえる。「ああっ!アナタさまは」 「頼んだものは?」 「持っていないのだす」 「なんで?」 「見つけられなかったのだす。 虫が多いところにいると思って、探したの出すけれど…ついワタスが虫を食べることに、夢中になってしまったのだす」 「……」…

  • 楽に死ねる薬

    「いやな予感がしますね…」ポ村に漂う、不穏な空気を感じ取る占い師ソヨウ。 「でもこの空気… 嫌いじゃ無いですね。しばらく静観してみますか…」 ソヨウはニンマリとしながら、割れた水晶を見つめていた。 安楽死が許可されている国がある。条件をつければ、自ら死の薬を投与してもいいらしい。 “明日になんの用も無い” 望むのであれば…明日以降なんの用事も無い人間皆に“死ねる薬”を渡してもいいのでは無いだろうか。 “人を殺す薬” 人のためにならないなんて、誰が決めた? “人を殺す薬”を“人を救うため”に使う。 ポ村で一人、誰にも気付かれないように死の薬の研究をしているカシュウ。 この村には村民を守るため、障…

  • ねこ屋敷の女の子、みちぇの写真

    昔よく実家に遊びにきていた、近所のねこ屋敷に住むねこの女の子みちぇ。 その彼女の写真がポあねのパソコンから発見されました。 昔のデジカメで撮った古い写真です。 「ああ、あの可愛いねこの女の子のみちぇね、懐かしいな」 普段はちっともお触りさせてくれなかった女の子。 でもうちの母親がそろそろみちぇを屋敷に帰らそうとすると、帰りたくないからと急にポいもにしがみついてくるそんな可愛いみちぇ。 ん?なんかくすんでる?もうちょっと小綺麗だった気がしたけど。 いつの間にか脳内変換していたのでしょうか。 くすんでたって、もし汚れてたとしたってねこさんは可愛いに違いないから、別にいいんですけどね。また会いたいな…

  • 七夕伝説 その2

    前回のお話七夕の夜に織姫と彦星が、天候に左右されること無く、毎年会えるようにとお願いをするトビーくん。 「そもそも何で織姫と彦星は、年一しか会えないわけ?毎日会ってりゃ良いじゃん」 「あっうん。 えっと、それはね…」 独身時代は、とっても働き者だった織姫と彦星。 それなのに結婚したとたん、仕事もせずにイチャイチャ生活。 一にイチャイチャ。 二にイチャイチャ… あきれるほどに、イチャイチャ優先生活。 当然、織姫の父である天帝おこ。新婚の織姫、彦星は面会年一回のみの別居生活を強いられる事になりました。 「自業自得じゃねえかよ」 「ねぇてんまちゃん。 それって大好きってことでしょう?だったら、やっぱ…

  • 七夕伝説

    空気が澄んでいて、空を遮るような高い建物がないポ村では、星がとてもきれいに見えます。 七夕の時期には天の川を見物しに、観光客が来ることもあります。 星空というのは、色々な想像をかき立ててくれる。 “もしかしたらあの星々の中には、花や海や空が存在するかもしれない。 知的生命体も存在し、地球とはまた違った生活を送っているかもしれない” そんなことを考えていると時を忘れて、長いこと星を眺めていられる気がします。 でも今年の七夕は、残念ながら曇り空… 「今年もお天気良くないね。織姫さまと彦星は、一年に一回しか会えないのに」 トビーくんはしょんぼりしながら、五色の短冊を握りしめていました。 「てんまちゃ…

  • 星祭り

    7月7日はポ村の隣に存在する、ねこ森町で七夕祭が開催される日です。 夕暮れ時。 ねこさんたちがお祭りの会場に、集まり始めていました。「今日は天の川、見えるにゃろか」 ねこさんたちはモソモソと、空を見上げながらお話しています。 かつては、88星座の中の一つだったというねこ座。 いつの間にか88星座から、消えてなくなってしまったのだそうです。 ねこさんたちは、88星座だけではなく、12支にも入れて貰えていません。仕方がありません。 他の有名な星座を見て、我慢することにします。 でもお空を見上げてみると… 残念ながら今日は、曇りのようです。 「にゃむぅ、雲のやつがお空に居座ってるにゃ」「短冊におねが…

  • 患者さん、ネットで調べてくる

    「暖房消シタカシラ?ガスノ元栓ハ、大丈夫ヨネ。鍵ハ今、閉メタシ」 ナメ江さんは心配性です。 毎日毎日、何かを気にかけ心配しています。 心配した結果、チェック作業に時間がかかり一日が終わっていく。 このままでは、そのチェック作業をするだけの人生になる。 チェック作業だけで一生が終わる。 冬などはストッキングを履いてコートを着ると、スカートを履き忘れてないか気になります。 ストッキングの締め付けがあるせいで、スカートも履いている感があるためです。 「都会ニ来テイルノニ、スカート履キ忘レテル何テ恥ズカシイワ」 一度スカートを履いていることを確認したのに、気になる…。 気になって気になって、何回もコー…

  • 領土争い

    まんまる、まるの、シルエット。 ねこのどろちゃんです。 高い木の上に登って、くつろいでいます。 まんまるのどろちゃん。 見ているとコロンと転がり落ちてきそうで不安になるのですが、不思議と安定しています。 その木の上から、草原の上をチョロチョロとうごめく何かを見つめています。にゃこさんです。 にゃこさんはどうやら、ひとりで歩き回りながら、ブツブツ呟いているようです。 “クンクンクン” 「アイツの匂いがすんにゃ。この辺にいるはずにゃのに…隠れているのにゃろか。また何か迷惑かけたり、してないにゃろか」 どうやらどろちゃんが近くにいることを、匂いで察知しているみたいです。 にゃこさんはいつでも、ポ村の…

  • 大人のねこ、どろちゃん

    にゃこさんはもう、大人のねこさんです。 完全体の大人のねこ。 大人なのですが、とっても甘えっ子。でも甘えんぼさんのねこは、にゃこさんだけではありません。 人と共に暮らしているねこさんたちは、甘えんぼさんが多いのです。 一方、ひとりで暮らしているどろちゃん。 まんまるのまる。 どろちゃんは、ころんころんしたねこさんです。 大きなまあるい、おむすびのようです。 “ころりん”とよく転がりそうです。「失礼にゃっ」 どろちゃんは、まゆさんに甘えているにゃこさんをジッと見ています。 「いい大人が恥ずかしいにゃ」 どろちゃんはねこさんの前では特に、つっけんどんです。 母離れして以来、ひとりで自由気ままに暮ら…

  • どろぼうねこ

    「今日もおしごとにゃ~!」 セラピーキャットの研修生として、頑張っているにゃこさん。 ですがなかなか研修期間を、終えることが出来ません。 「いっつもいい子して貰って、嬉しいにゃあ」 「そう? わたしもにゃこちゃんに来て貰えて、嬉しいわ」 「ふふ…にゃふふぅ」 にゃこさんはきのこさんのひざの上で、幸せそうにシッポを立てています。 所が…突然にゃこさんはイライラしたように、シッポをフリフリしています。 「うにゃにゃにゃにゃっ!」 珍しく唸っているようです。 「あいつ…あいつがいるにゃ」 「どうしたの?」 きのこさんの問いかけに答えないにゃこさんは、目線の先に動く何かを捉えていました。 「あら?どろ…

  • 薬物治療

    19歳、病気療養中のねこのポにゃちゃん。 少しでもポにゃちゃんの症状を、改善させてあげたい。少しでも元気になって、楽しく暮らしていて欲しい。 そのためには嫌でも、ツラくても、通院させなくてはいけません。 「今日もお医者さまのところに行こうね。ツラいだろうけど一緒に頑張ろう」 「頑張るにゃ。 ポにゃさん、おねにゃんのために頑張るにゃ」 医療費に関してもなかなか大変ですが、ポにゃちゃんが頑張ってくれているので、こちらも何だか励まされます。 処方されたお薬、ちゃんと飲んでくれるかな? ポにゃちゃんが楽に服用出来るよう、チュルビーにお薬を埋め込みます。「ポにゃちゃん、お夕飯ですよ」 「にゃきゃ、にゃき…

  • 低体温

    ポ村では未だ、新型コロナの感染者は0です。 そのためこのまま感染者を出さないよう、村長が毎日のように目を光らせています。 その一方で…。 「たまには気分転換したいよー!」 そんな思いを爆発させているUSAさん。 短い間だけでも、ポ村を抜け出して都会に遊びに行きたい。 行くのよ! というわけで… 「きゃはぁ、都会だぁ。 華やかだぁ」 久しぶりの都会への外出。 USAさんの目には、とても華やかに見える都会のお店。 ですがポ村とは違って都会のお店は入店する前に、熱をはかられる事があります。 「テレビで見て知ってたけど、ホントに熱はかるのね。でも暑い日だったら37℃位、普通にいっちゃうんじゃないかな?…

  • ユニットバス

    「ユニットバスって詰まりやすいんですね。それ知らなかったんですよ私」無事、じんましんが治ったUSAさん。 しかしストレスが溜まりやすいご時世が続くせいか、ここのところ悩んでいる便秘の方はイマイチ治らぬまま… 思い悩んだ末、遂に薬に手を出す女。“だって、だって… 便秘のために色んな食材買うのって、お金がかかるんだもの” 便秘薬を飲んで5時間後。いよいよ便意を感じ始めました。 「あら、薬が効き始めたわ。 久しぶりにお腹すっきりしそう♪」 そう思うと、少しストレスが軽減される気がします。 「あたたたた…おなかいたぁ… トイレトイレ……」 うぅ、う~んっ…あれぇ? “出ないっ!” 残念ながらUSAさん…

  • 蕁麻疹発症 その3

    前回のお話USAさん、蕁麻疹を発症。 まゆさんと、その原因を探ることに… どうやら便秘を解消するために食べていた、色んな食材の中に原因がある。そんな可能性がでてきました。 そもそもその“便秘”になったのは、外を自由に歩けなくなったストレスでは? そして外を歩けなくなった理由として新型コロナウイルスに加え、ポ村の子どもたちに広まっている妙な怪人の噂。 「怪人の正体を、ポ村の占い師に聞いてみようかな。ついでに便秘のことも」 「蕁麻疹が出てる時に外に行くのはイヤで、便秘のことを聞くのは平気なわけ?」 USAさんは見た目に変化が無ければ、平気なようです。 「占い師ねぇ。 まぁ蕁麻疹は約7割が原因不明っ…

  • 蕁麻疹発症 その2

    前回のお話USAさんの身体に、蕁麻疹が発症。 まゆさんと蕁麻疹の原因を探ることに。 「やっぱり山芋のアレルギーなのかな?」 「山芋たべたの?」 「うん。おいしかったけど、口の周りがかゆくなっちゃって」 でも山芋を食べていた時の症状とは、明らかに違います。 【山芋】 アセチルコリンという物質が、皮膚に影響を与えかゆみなどの症状が出てくる。 「アセチルコリンのやつが、あたしに悪さを?」 「アセチルコリンはね、確か仮性アレルゲンと言って」 「仮性アレルゲン?」 【仮性アレルゲン】 食品中に含まれているヒスタミンなどの、化学伝達物質が組織に直接作用して、アレルギー反応が起こったかのような症状を引き起こ…

  • 蕁麻疹発症 その1

    “聞いた?秘密の言葉” “秘密の言葉?なにそれ…” “それを聞くとね。全身が…”「USA来たぞー」 日曜日の午後。 まゆさんが、USAさん宅に遊びに来ました。 前から楽しみにしていた、まゆさんとの約束の日。 このあと一緒に食材を買いに行き、ご飯を作る。 そしてテレビを見ながらおしゃべりをして、夜まで遊ぶつもりでした。 この日のために便秘でぽっこり出たおなかを引っ込めようと、努力していたUSAさん。 「まゆちゃん…あのね。 今日、会えなくなった」 「USA?なにそれ。せっかく来たのに」 「ごめん。連絡しなくて」 「用事でも出来たわけ?」 「……」 「顔も見せないの?」 「……」 「ふうん。分かっ…

  • かゆみ発生

    「かっゆーいっ」 USAさん、かゆみを我慢し身もだえています。 “肌荒れ” “虫刺され”等… かゆみの原因は、色々あります。 「やだ、も~かゆいぃ。 でも掻いたらお肌荒れちゃうし」 かゆいけど…痛いよりはマシだと思い込む。 それでもやっぱり、すっごいストレスです。 「負けないっ、かゆみになんて!アンタと勝負してやるんだからっ」 かゆみをどれだけ我慢出来るか、勝負です。 我慢していれば、そのうちかゆみなんて忘れる… わけがない。 意識するほどかゆくなります。 「人間って奴はどうしてこうなの~」 かゆみとの我慢対決に惨敗したUSAさんは、ガシガシと掻きむしってしまいました。 「何でこんなにも痛痒い…

  • ねこまんま

    ポいもは最近、以前食べ過ぎのため、飽きていた韓国海苔に再びハマっています。 スーパーで売っているのを見つけたら、つい何パックも買い込んでしまいます。 炒飯や炊き込みご飯、納豆ご飯にとろろご飯…ご飯ものを食べるときは、何でも韓国海苔に巻いて食べます。 本来ポいもは早食いなので、韓国海苔に巻いて食べると、ゆっくりご飯を食べられるというのがいちばんのお気に入りポイント。 休日は一日中、何かしらを食べていたいのです。 「おねにゃん、ポにゃさんにもおまんま下たい」 「お米?ポにゃちゃんはいつも新しいものに興味持つばっかりで、食べないでしょ」 「にゃ…」 「…貰えないにゃの?」「ご飯かぁ。 ポにゃちゃん知…

  • そばにくるね

    不思議な生物シフォンと、一緒に暮らすパゴロウさん。 シフォンはねこさんみたいに、お出迎えはしてくれません。 「お出迎えのシステム、知らないのかな?」 シフォンは観察するけど、ボク自身に興味があるわけじゃありません。 とうやら、人の真似をするのが好きなだけのようです。 学習のため観察し、学んだことはどんどん吸収していきます。 最近のシフォンがハマっていることは、ティッシュを上手に畳むこと。 毎日色々と学べて嬉しそうなシフォン。 ねこさんが嬉しい時は、シッポをピッとあげると言います。 一方シフォンが嬉しい時は、頭をフワフワッと触ります。金田一耕助がワシャワシャと頭を掻きむしるのとは違い、フワッと触…

  • 口にしてはいけない言葉

    siriに聞いてはいけない言葉。検索してはいけない言葉。見聞きしてはいけない言葉…。 そんな呪いのような言葉が、この世にはあるという。 「痒イワー」 冬は特に皿洗いをした後などは、強い痒みが出てしまうというナメ江さん。「マメチュー先生ノ所デ貰ッテキタ軟膏、塗ラナクッチャ。ソウ確カ“アンテベート”ッテイウ薬」 強めのステロイド剤 先発名:アンテベート「ソウコレ………!!!」トゥルルルルル… 「お電話ありがとうございます。 マメクスリカフェです。わたくしまゆが承ります」 “アラまゆサン。 マメチュー先生イラッシャル?” 「ナメ江? マメチュー先生なら今、患者さんの対応中でーす」 「ソウナノ…ネェ、…

  • ルーツ その2

    前回のお話 ねこさんのルーツについて、てんまさんと話していたパゴロウさん。 「じゃあ薬学のルーツは?」 「薬学…。 わたしもそんなに詳しくは無いんだけど…古代エジプトでは、紀元前1万年以上前から薬を使用していたって言われている。メソポタミア地方では、紀元前3000年~5000年頃にシュメール人たちが、たくさんの植物から薬を作り出していたんだって」 「想像出来ないくらい昔から、薬は使われていたんですね」 自然界にある多くの植物の他、鉱物や昆虫、動物から薬用効果のあるものを見つけ出し、それを用いたとされています。 どんな病に効果的なのかその都度、実験する。 内服した方が効くのか、塗ったり貼ったりす…

  • ルーツ その1

    朝、チラッとだけマメクスリカフェに顔を出したまゆさんが 「もうすぐうちのにゃこの誕生日なんだ」 なんて言っていました。 にゃこさんが誕生した日。 “ちゃんと祝ってもらうんだなぁ” などと考えているパゴロウさん。 「そうだ、シフォンの生まれた日はいつなんだろう」 シフォンとは、ある日突然一緒に暮らすことになった不思議な生物のことです。 いつも癒して貰っているシフォンに、何かしてあげたいっ。 何をあげたら気に入ってもらえるんだろう? 気に入るプレゼントをあげることが出来たら、もっと仲良くなるきっかけになるかな? お誕生日かぁ。 そういえばねこさんの誕生のルーツって。 パゴロウさんは“猫のルーツ”に…

  • 日本人の使う言語

    「こいつと同じ日本人なのに」 どんどん言葉が通じなくなっているんじゃないか、という恐怖に襲われる… ケイヒさんはテレビのCMを見ていると、そんな風に思うことがあります。 “この商品にはタウリン、こっちにはインドメタシン、そしてこれにはオルニチン、それからこちらにはフェルビナクが配合されています” みんなが知っているテイで、CMでは言っています。 「それって健康に対して意識高い系の人以外でも、普通に知っている言葉なわけ?」 “タウリン”が何のことか知ってんの?学校で習った?親や友だちとこの単語について、話したことがない。 マメチュー先生は患者にも分かるように、薬のことを分かりやすく説明してくれる…

  • シフォンの特性

    パゴロウさんが一緒に暮らすことになった、ポ村の不思議な生物シフォン。 休日の午後。 洗濯物を畳んでいるパゴロウさんを、その不思議生物シフォンがジッと見ています。 シフォンの手には何やら、ティッシュが握りしめられている。 こちらを見ながら見よう見まねで、ティッシュを折り畳もうとしているようです。 その様子はまるで、幼児期の子どもが親の真似をしたがっているのに似ています。 真剣に畳もうとしているシフォンですが、全然畳めていません。 でもパゴロウさんは手伝わない。 勝手に余計なことをされるのは嫌みたいです。シフォンはこちらを観察しては、生活の仕方のようなものを勉強している。洗濯物仕事のあとは、パゴロ…

  • みちぇとの儀式

    近所のねこ屋敷から遊びに来る、三毛猫の娘みちぇ。 ポ宅を気に入ったようで、連日連夜訪れるようになりました。 そしてお泊まりしていく日も増えてきた。 最早実家にいるより、ポ宅にいることの方が多いのでは?というくらいです。 これではさすがに、ねこ屋敷の方たちもみちぇが心配… ということで夜は泊まらせず、母が必ずみちぇを帰らせる事にしました。 「これからは夜9時には、帰って貰うわよ」 その日以来、みちぇがお帰りになる夜9時頃になると… このあとみちぇは、母に簡単に捕まってしまう。 これが原因でみちぇはすっかり、母の動向を気にするようになりました。 夜9時前は母がどんなに歩き回っていても気にしないみち…

  • みちぇ

    前にチラッとだけ書いたねこ屋敷にお住まいの三毛猫の姉妹、はなちゃんとみちぇ。 ちょっぴりおしゃまでお姫様みたいな雰囲気を醸し出すはなちゃんと、少し影薄めな姉のみちぇが我が家の庭にひょっこりと姿を現すようになりました。 姫様のはなちゃんの方はポ宅と肌が合わなかったのかあんまり仲良くなれませんでしたが、姉のみちぇとはお友だちになれました。 みちぇにはおしゃま感はなく、ポ宅に入れて貰おうとする時はどことなく腰低め。 でもその頃、我が家によく遊びに来ていたとらじろちゃんに対しては強気です。 ポ宅に寄り付かないよう、とらじろちゃんを追い払ったりしていました。 “ここはアタチん家よっ” “しかたねぇな。譲…

  • 敏感肌

    ポあねはアトピー性皮膚炎やら、アレルギーやら、喘息やらを保有しています。 “色々と大変だろうな” と思っていたら… 「んー、でもあんま気にしたことない」 え?そうなの?本人からしたら、そういうものなのでしょうか? 確かにアレルギー持ちの人とか、特に珍しくは無いと思います。 だからと言って“大変ではない“という事に、なるわけじゃない。 ポあね本人は“気にしてない”と言うけれど、喘息で“ヒューヒュー”言っていたり、アトピーで身体を掻きむしっているのを見ていると… ハタから見る分には、とてもツラそうにしか見えません。 腕などアトピーにより、酷いときは真っ赤っかになり、ブツブツ&ガサガサに… とっても…

  • とらじろちゃん その2

    前回のお話ねこ屋敷から遊びに来る、見かけだけはぽんちゃん似のとらじろちゃん。 いつも動じないとらじろちゃんは、けっこう身体がガッシリしています。 「もしかしてこの子、この地域のボスなの?」 実はとらじろちゃん。眼球が濁っているので、おそらく目は悪いのだと思います。 視力が不自由なねこさんがボスしてるなんて…強いなんて… おそらく自分の中に、そんな愚かな思い込みがあったのでしょう。 プラス甘えたのぽんちゃん似だった事も、思い込みに拍車をかけていたと思います。 でもそんなとらじろちゃんに触ってみると、なかなかに筋肉が凄いです。この子は強さへの自信があるから、いつも動じなかったのかもしれない。 そん…

  • とらじろちゃん その1

    近所のねこ屋敷に住む、ねこの男の子とらじろちゃん。 前に書いた“天使になったねこ”でぽんちゃんが天使になった直後に現れた、ぽんちゃん似のねこさんです。 出会った当初はまだ子ねこちゃん。 うちの両親はそんなぽんちゃん似の子ネコ、とらじろちゃんを普通にぽんちゃんと呼び間違えています。 ねこ嫌いでぽんちゃん以外のねこさんは未だに毛嫌いしている母が、とらじろちゃんには態度が少し柔らかい。 ぽんちゃんが重なって見えてるのでしょう。 そんなとらじろちゃんは、まだ子ねこちゃんなのにしょっちゅう我が家に入り浸っています。「おうちに帰らなくて良いの?」 おそらくねこ屋敷では新顔の子ねこちゃんだから、大事にされて…

  • あたたかい日

    みにゃさん、こんにゃちは。 おじいねこの、ポにゃちゃんです。 近ごろ、暖かくにゃってきましたね。 今までは寒かったのであたたかいホカペが、ポにゃちゃんの定位置にゃした。なんにゃすけども、おじいのポにゃちゃんにもホカペの上はさすがに、暑くにゃってきた今日この頃。 お部屋の中で涼しいところを、探します。ここは、ベランダにゃす。 日向ぽっこ。 風が気持ち良いにゃす。 でも… あちいにゃす。「にゃ?」 そんなポにゃちゃんの為に、おねにゃんがおみやげを買ってきてくれまちた。 「ひんやりクッションだよ。ダイソーで買ってきたの。」 「ひんやりクッション??」 「にゃほ…これはにゃかにゃか…」 「可愛いでしょ…

  • ねこさん目覚まし

    ポいもが、ポにゃちゃんやポあねと一緒に暮らしていた頃。ポにゃちゃんによる“ねこさん目覚まし”で、起こされてしまう事が多々ありました。 ねこさんは夜行性と言われていますが“おうちねこさん”は大抵、人が起きる朝まで一緒に大人しく寝てくれています。 でも… 「にゃー!」それでもねこさんは、起きる時間が少し早い。 “早いよ?きみ” ねこさんが朝、一番楽しみにしているご飯。 「にゃー!」ねこさん、もう我慢出来ない。 「ごはんにゃ、ごはんにゃ! ごはんごはんごはんごはん…」 「ポにゃちゃん?まだ寝てるでしょー。ご飯の時間はまだですよー」 「にゃー!」 “起きてくれるまで、なき続けるんにゃ!”そんなねこさん…

  • 目覚まし時計

    朝の6時前後。 現在マンションでひとり暮らしをしているポいもは、その時間になると一瞬、目を覚ましてしまうことが多いです。 年ですかね? でもまだすっごく眠いので、もうひと眠りします。 すぐにウトウト… そんなウトウト中。 ピピピピピピッ… 「!!?」 目覚まし時計の音により、再び起こされてしまいました。 明らかに、他の部屋から聞こえてきます。 “カチッ” その時はすぐ部屋の主により、目覚まし時計を消して貰えたものの… ジリリリリリリリリッ! 6時半、再び目覚まし時計の音。 おそらく先程とは別の部屋から、再び目覚まし時計の音が聞こえてきました。 ティリリリリリリリッ 6時45分、また別の目覚まし…

  • こいのぼり

    5月5日。にゃこさんは、ねこ森町に遊びに来ています。 ねこ森町では今日、5月5日はねこさんがお魚たちと一緒に遊ぶ日なのです。 にゃこさんは早速押し入れにしまってある、お魚を出すことにしました。 「みんなで遊ぶんにゃ~♪」 しかし…「ダイちゃん、起きるにゃ。 にゃこと一緒に遊ぶにゃ」 暖かく穏やかな季節。 ねこ森町のねこさんたちは皆、ウトウト~っとしているみたい。 ねこ森町のみんなが集まる広場でも…これから遊ぶというのに、眠っていたり日向ぼっこをしながら、くつろいでいたりします。 みんなと遊びたいにゃこさん。 ご飯でおびき寄せることにします。 ねこさんというのは、ご飯に簡単に釣られることを、よく…

  • デリカシー

    「あら、あなた初めましてね」お仕事中のパゴロウさんに話しかけてきたのは本日の患者、メイ子さんの義母メンメさんでした。「マメチュー先生お久しぶりです」 メンメさんとメイ子さんは、数ヶ月ぶりの来局。 そのためお二人が前回来局した時は、まだパゴロウさんはマメクスリカフェでは、働いていなかったのです。 患者であるメイ子さんは、義母であるメンメさんの様子をチラチラと伺っています。 いつもメイ子さんが来局する時は、メンメさんが付き添っているそうです。 パゴロウさんは薬歴を入力中。 その時感じた気配。 見上げるとメンメさんが、ニコニコとこちらを見ていました。 「今日の朝は何を食べたの?」 メンメさんからの突…

  • 薬の由来 その2

    前回のお話薬の由来について話をしていた、マメクスリカフェのスタッフたち。 薬というのは霊妙で不思議という意味の“奇(く)すしき力”という言葉からきているという説があるという。 ねこさんが苦手なパゴロウさんが帰宅したので、ひょっこりと顔を出したにゃこさん。 「にゃこちゃん、何してたの?」 にゃこさんはブツブツと、ひとり言を言っていました。 「ふしぎなちからって、何してくれるんにゃろか?」 「不思議な力の話?確かに薬は不思議かもね。人工的に化学合成されている西洋薬を見ているとあんまり感じないですけど…」 「そうですね。漢方薬はちょっと呪術っぽいかもしれないですね」 「魔女は干からびた蛇とか入れてる…

  • 薬の由来 その1

    「にゃっ!にゃむっ!にゃむにゃむっ」 お星さまを、一生懸命捕まえようとしているにゃこさん。 ピコピコとジャンプしています。でもなかなかうまく捕まえられません。 「普段は、お日さまもお月さまもお星さまもにゃこのあとをくっ付いてくるくせに、全然つかまえられないにゃあ」 にゃこさんはお星さまなんて捕まえて、どうするのでしょう。 「…にゃっ!流れ星にゃ」 流れ星を発見したにゃこさんは、慌ててお願い事をする。 「もっともっとまゆちゃんが、にゃこさんのことを好きになりますように」 “にゃこさんの願い” まゆさんがにゃこさんの事を、いっぱい好きになってくれますように。 「お星さま、ちゃんと聞こえたにゃろか……

  • 型抜き

    ポにゃちゃんと離れて暮らすようになってから、ねこ切れの日々。 そんなポいもに親切な人々が、ねこさんを下さいます。ねこさん型お菓子可愛いです。こちらはバウムクーヘン。カタヌキをしながら食べるのだそうです。カタヌキ… 昔はよく、実家から比較的近い寺院で行われていた縁日などで見かけました。 そこは薬師如来さまがご本尊の有名な寺院で、8の付く日に縁日が行われていました。昔っから不器用さんのポいもは、カタヌキをやったことはありません。 金魚もすくってやることが出来ない人間は、決して手を出さない遊び。 【カタヌキ】 砂糖やゼラチン等で出来た板状のお菓子。型を割らずに描かれている絵を、針などでキレイにくり抜…

  • シフォンとの暮らし

    パゴロウさんはひとり暮らしを始めてからずっと、笹のササさんと静かな暮らしをしていました。 一人で暮らす部屋の中はガランとしていて、やっぱり寂しい。 一人で眠る夜もあまりに静かで、そこはかとない恐怖を感じていまいます。 一人で暮らし始めると、炊事や洗濯の大変さにも気付くけれど、一日中家の中が自分一人であることの方が違和感を感じていました。そんなある日、突然我が家にやって来たシフォン。 好奇心旺盛だけれど、少し臆病。 ジッとこちらを観察していたと思ったら、いつの間にか近くによって来ている。 そんなシフォンと出会って以来、ササさんとの穏やかな毎日がガラッと変わりました。 自分以外の誰かとの暮らし。 …

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