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マメチュー先生の調剤薬局 https://www.mamechu.com/

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の豆知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

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2019/06/30

  • 怖がり屋さん その5

    前回のお話ポ村小で開催される肝試しが嫌でたまらない、ビビりに悩む小学六年生のヨモギくん。 でも女子に馬鹿にされたくないため、まずはビビり克服にチャレンジ。 トビーくんに、怖いもの克服の特訓に付き合ってもらっています。 「特訓2,虫さんと遊ぼう」 「おお、それいいじゃん!」 「嫌ヨォ!」 ケイヒさんは農家という仕事柄、昆虫に慣れてるとのことだったけど、ナメ江さんは気絶しそう。僕もだけど。 「えー。なら特訓3!怖い話しよう」 「アラ、楽シソウ!小学校デ肝試シ、ヤルノヨネ。」 「それは今度にしよう」「ケイちゃん、今度って?」 「そのうちだよ」 「僕もそのうちで…」 今回はナメ江さんが、うれしそう。 …

  • 怖がり屋さん その4

    前回のお話ビビりで悩む小学六年生のヨモギくん。 ポ村小で開催される肝試しが嫌でたまらない。 でも女子に馬鹿にされたくないため、まずは高所恐怖症の克服にチャレンジ。 マメチュー先生の薬局の丘すらも怖い彼は、丘にあるベンチで少しずつ高い所に慣れようとしています。 やっぱりちょっと周りが見れない ヨモギさん、チラ見。 ´-`)チラッ ω・`)チラチラ д゜)チラリ ‾᷄⌂‾᷅)チラ- ー̀ωー́ )目瞑リッ人通りの多い都会とかで、こんな風にチラチラしてたら変質者。 とりあえず、マメチュー先生がくれたレモン水を飲んで、気分を落ち着ける。 ちょっとずつちょっとずつ、周囲をチラ見する回数を増やし…

  • 怖がり屋さん その3

    前回のお話 ビビりで悩む小学六年生のヨモギくん。 そんな彼は、お目々クリクリのアイドル的クラスの女子に、ピンクの絆創膏が似合うと言われてしまいました。 絆創膏… そうだ。 調剤薬局のマメチュー先生に相談してみようかな。 小さい時からお世話になっていましたみんなマメチュー先生みたいに優しくて、僕をからかわない人ばかりだったらよかったのに。 マメチュー先生は僕が信頼できる大人。 小さいころから、薬局ではマメチュー先生とだけ会話してた。 病院にかかりがちな幼い頃は、ガラゴさんとは学校・幼稚園だけじゃなく、薬局でもよく会っていた。 さすがに今日は会わないよね? 苦手だった遊び幼い頃、薬局で出会ったガラ…

  • 怖がり屋さん その2

    前回のお話 ビビりで悩む小学六年生のヨモギくん。 ポ村小では、六年生は一年生のお世話をするのですが、ヨモギくんの背後にはなにか良からぬものがそーっと近づいているようです。 忍び寄る小さき者。いたずらっ子の一年生 「びっくりしたぁ。ちょっと驚かしただけなのに、ヨモギ声大きいよ。事件並みだよ」 「ヨモギは今日も面白いね」 「ごごごご、ごめんね。トビーくん、ペンネくん、おはよう」 ”1年生は可愛い。でもなんで驚かされた僕の方が、文句を言われ謝っているのか” こんな小さな1年生にも”怖がり”だって馬鹿にされてしまう僕。 さすがに女の子にも、かなり年下の子にもからかわれると、ちょっと… だいぶ落ち込む。…

  • 怖がり屋さん その1

    高所に立たされる 「あーこわい。気持ちわかるなぁ。そうだよね。怖いよ。かわいそうに」 ふと、テレビを見ていた少年の目は、黒っぽい小さな塊が床に落ちているのをとらえた。 不気味な黒き何か 「ひやぁぁぁっ!」 ……。 「いや、アレに似たサイズの、ただのホコリだったけどね。なんでか何度も見間違うんだよね」 どうやら僕は人より、ビビりみたいだ。 お目々くりくり、クラスのアイドル女子に言われた一言 男女平等だとテレビの中の人たちは言っているけど、やっぱり男子が怖がりだと「男の子のくせに」と言われてしまう。 ポ村の小学校 先ほどのアイドル女子ガラゴさん 「ねぇ…」 「え?」 「今一瞬びっくりしたよね?あた…

  • 猫と赤ちゃん その2

    前回のお話にゃこさんとどろちゃんは決闘直前、迷子の赤ちゃん“ココアちゃん”を発見しました。 突然大きな声で赤ちゃんに泣かれ、戸惑うにゃこさん。 「どうしたらいいのにゃあ」一方静かに赤ちゃんを観察していたどろちゃんは、赤ちゃんが泣き疲れて眠ったことに気付きます。 赤ちゃんが眠ったのをしっかり確認したどろちゃんは、そぉっと人を呼びに行くことにしました。 「にゃ」残されたにゃこさんは、心細くなりながらも赤ちゃんを見守りつつ、観察します。その後、すぐに目覚めた赤ちゃんは、先ほどのことは忘れたのか、にこにこしながら手をパタパタさせたり、転がったり、せわしなく動き回っています。「にゃにゃ?」赤ちゃんならで…

  • 猫と赤ちゃん その1

    今日も今日とて、会えばにらみ合うにゃこさんとどろちゃん。 このままではヒップアタックの試合が始まりそうです。 「!!!」 「にゃにゃ?」 「にゃぶ?」 風に乗ってミルクの美味しそうな匂いがします。 とっても惹かれるいい香り。なのですが… 「にゃこさんは、これからどろちゃんと決闘なのにゃ」 「にゃぶっ」 ご飯より決闘! 男の子ですもの。 ・・・。…決闘… いや、やっぱりごはん! ねこさんたちは決闘の前にこの匂いを確認。 ミルクの匂いがする方に走っていきます。 てんてん、ててててっ「にゃたにゃた」ころころ、とととっ「にゃぶにゃぶ」 ミルクの匂いはどこからするのでしょう。ねこさんたちが匂いのもとを辿…

  • 専門用語 その2

    前回のお話都会の調剤薬局に立ち寄ったナメ江さん。 そこで薬剤師たちが話している謎の言葉を耳にしてしまう。 “虐待?一方か?ナンナノーーー!?“ 訳が分からず、ぷくぷくと膨らみ始めたナメ江さん。 ぱんちくりん彼女に塩をかけて元に戻そうとしてくださる方たちもいらっしゃいますが、やはり他人に迷惑かけてはいけません。 早く自力で元に戻らないとです。 イツモノ、アタシニ「そういえば川崎さん、ショウシタイするそうですよ」 「そうなんですね。良くなるといいですね」“ショウシタイ?““エ??” 怖イ話?“サッキカラ、川崎さんッテ何?“ そして川崎さんの焼死体が、良くなるとはどういうことなのでしょう。 焼死され…

  • 専門用語 その1

    ポ村で小料理屋を営んでいるナメ江さんは、都会に買い出しに行くついでに、毎回馴染みの調剤薬局に寄って薬を貰って帰ります。 そしてお薬を処方してもらった後は、薬局に置いてある無料のお水を頂く。 これがナメ江さんのルーチン。 ポ村はここから少し遠いため、休憩を入れてから帰ることにしているのです。今日ナメ江さんの対応をしてくれたのは、オウギさんの後輩チョウジさん。 彼は、同じくオウギさんの後輩のロクジョウさんと、何やら仕事のお話をしているみたいです。 ナメ江さんは働いている人たちの様子を見ていると元気が出るので、お水を飲みながら、なんとなく二人のことを見ていました。 「あれ?ロクジョウさん、ヤクタイど…

  • ひな祭り 2023 その3

    前回のお話ひとり、自由な暮らしを楽しんでいたねこの女の子。 初めてのお誕生日を迎える前日、家族を思い出し少し寂しさを感じます。 一人ぼっちの夜を過ごした次の朝、なぜか見たことのない場所に来ていました。 そう、ここはねこ森町です。 そこで初めてのお誕生日を迎えると知ったねこ森町メンバーは、花飾りを作ってくれるという。 「素敵ね。あたしお花大好き」 「にゃらお花、集めてくるにゃ」 そう宣言するねこの男の子たち。 今日は女の子に色々してあげたいみたいです。 「ここの男の子は優しくしてくれるのね。いいのかしら?」 「いいのよ。今日は女の子の日だもの」 他の? 他の、他の… 男の子たち一生懸命で可愛い。…

  • ひな祭り 2023 その2

    前回のお話 ひとり、自由な暮らしを楽しんでいたねこの女の子。 初めてのお誕生日を迎える前日、家族を思い出し少し寂しさを感じます。 一人ぼっちの夜を過ごした次の朝、なぜか見たことのない場所に来ていました。 そう、ここはねこ森町です。 「また新しいお友だちがきたみたいだわ」 ここ、どこ?なに? 「あなたもこちらへ来なさいよ」 「ねぇ、ここはねこがたくさんいるのね」 「だって、ねこ森町だもの」 「ねこ森町っていうのね。それにしてもみんな可愛い格好している…」 「今日はひな祭り。女の子の日よ」 「女の子の日?」 「そうよ。女の子の…おひな様の日。あなたも可愛いお衣装、着てみない?」 「え?」 あたしも…

  • ひな祭り 2023 その1

    ようやく陽射しが暖かくなってくる季節が来た。 日向ぼっこも心地いい。 ひとりって自由で楽しい。 ぱたぱた 「ん?」 「トンビのやつ。あたしに気安く話しかけてくるんだから」 子供の頃、早く大人になりたくて、一人であちこち冒険してママを困らせてた。 まだ半年前のことなのに、なんだかすっごく懐かしい。 明日、あたしの初めてのお誕生日。 一人っきりの…お誕生日。 これは大人になったねこ界では当たり前のこと。 みんな同じ。 今までいろんなことが初めてで、それがいちいち楽しくて仕方がなかった。 初めて木に登って、初めて小さな池にいたお魚を食べて、初めて雪で遊んだ。 けどね、今日は朝からママや妹たちのことを…

  • 節分 2023 その2

    前回のお話毎年恒例、節分の日にやってくるガリガリの赤鬼。 今年はそのもじゃ頭(かつら)の中から小さな青鬼さんが出てきました。 ひょこっと出てきた小鬼さんに、一点集中しているにゃこさん。 小鬼を捕まえてやろうと、鬼のもじゃ頭を”ていてい”しています。「にゃにゃ」 「にゃこ、こわがっちゃうからやめてあげて」しかし、小鬼さんもにゃこさん相手なら面白いのか、もぐらたたきみたいにひょこひょこ出てきています。 そして… ぴこぴこハンマー金棒バージョン「おおっ」 小鬼さんのリベンジにまゆさん、てんまさんは驚きの声をあげています。 一方にゃこさんは驚くどころか、その柔らかいこん棒を追い回して楽しそうです。「う…

  • 節分 2023 その1

    節分の日、怖いものが苦手なパゴロウさん、ケイヒさんはおうちの中に隠れています。 パゴロウさんケイヒさん節分の日に鬼が出没するのに乗じて、悪しきものがいつも以上にうようよしているからでしょう。 悪しきものとは土壌を腐らせたり、その腐った土で作った泥団子を投げてきたりする存在です。 もちろん、鬼自体を怖がっている人たちも、おうちの中に避難し”鬼は外”をしています。 パゴロウさんたちと同様、怖がりのナメ江さんも早めに用事を済ませて急いで家に帰ります。鬼は悪しきものたちのボス… のように見えますがどうやら違うようです。 悪しきものの秘技、泥団子投げ。食べられるお豆じゃないので、泥団子をぶつけられるのは…

  • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その22

    一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。前回のお話 給湯器故障・漏水を修繕してもらうため、管理会社に連絡をしたのですが、全くつながらない。 困惑していたところ、オーナーさんの方から”管理会社をかえた”との連絡を受けました。 その後すぐに新管理会社さんから連絡を頂き、ようやく給湯器・漏水の修繕に向けて動き始めたようです。 しかし半導体不足で、給湯器の交換は最悪半年後になると告げられてしまう。 がっかりしていた直後、対応してくれる業者・部品が早々に見つかり、めでたく給湯器を交換できそうな予感。 業者さんと、給湯器交換の日程について話し合っていまし…

  • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その21

    一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。前回のお話 給湯器故障・漏水を修繕してもらうため、管理会社に連絡をしたのですが、全くつながらない。 困惑していたところ、オーナーさんの方から”管理会社をかえた”との連絡を受けました。 その後すぐに新管理会社さんから連絡を頂き、ようやく給湯器・漏水の修繕に向けて動き始める。 なのに、半導体不足で給湯器の交換は最悪半年後になると告げられてしまう… 新管理会社さんから最初の連絡から2日後、再び連絡がありました。 旧管理会社と比べ、こまめにコンタクトをとってくれるようです。 新管理会社によると、やはり現在使用し…

  • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その20

    一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。前回のお話 給湯器故障・漏水を修繕してもらうため、管理会社に連絡をしたのですが、全くつながらない。 困惑していたところ、オーナーさんの方から”管理会社をかえた”との報告を受けました。 その後すぐに新管理会社さんから連絡を頂き、ようやく給湯器・漏水の修繕に向けて動き始める。 新管理会社の方からは、故障中の給湯器の型番をたずねられました。 型番を調べた結果、現在使用している給湯器はもう古くて修繕というよりは交換になる可能性が高いということ。 私は使いづらい給湯器だったので、交換してくれた方が嬉しいなぁ等と思…

  • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その19

    一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。前回のお話 給湯器故障・漏水を修繕してもらうため、管理会社に連絡をしたのですが、全くつながらない。 困惑していたところ、オーナーさんの方から”管理会社をかえた”との連絡を受けました。 その後すぐに新管理会社さんから連絡を頂き、ようやく給湯器・漏水の修繕に向けて動き始めました。 早速、新管理会社の方から漏水の具合や、給湯器の型番等を聞かれました。 「漏水の方はですね、ここ最近のことでして…水道料金に変化はないので、大した事態にはなっていないとは思います」 「そうなんですね」 「でも水道局の方から、修繕報告…

  • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その18

    一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。前回のお話 給湯器が故障したので修繕してもらうため、管理会社に連絡をしたのですが、全くつながらない。 そんな中、水道局から漏水との指摘まで受けてしまいます。 消費者センターに相談した結果、オーナーさんに簡易書留で手紙を書くよう指示されます。ところが手紙を出す前に、同じく管理会社と連絡がつかず困っていたオーナーさんから、管理会社を変えたとの連絡を受けました。そうなんだ。それは一安心! オーナーさんから連絡を頂き、さらに管理会社も新しくしたとの報告。 事が大きく前進した気がします。そんなオーナーさんからの電…

  • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その17

    一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。前回のお話 給湯器が故障したので修繕してもらうため、管理会社に連絡をしたのですが、全くつながらない。 そんな中、水道局から漏水との指摘まで受けてしまいます。 そこで消費者センターに管理会社のことについて相談してみることにしました。 消費者センターの人は、オーナーさんに簡易書留で手紙を出すよう指示してくれました。 翌日の土曜日、さっそく通知書と記載した簡易書留用の手紙を準備。月曜日に出せるようカバンに入れておきました。 オーナーさんの住所等も間違えていないか、念入りにチェック。 しつこいくらいチェック。 …

  • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その16

    一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。前回のお話 給湯器が故障したので修繕してもらうため、管理会社に連絡をしたのですが、全くつながらない。 そんな中、水道局から漏水との指摘まで受けてしまいます。 そこで消費者センターに管理会社のことについて相談してみることにしました。 相談できる時間は仕事の都合上、午前9時からの15分間のみ。 消費者センターのちゃきちゃきしたお姉さんは、簡易書留でオーナーに手紙を送るよう指示してくれました。 「ただ、修繕はできても、管理会社と連絡取れないままだとちょっと…引越しも出来ないですし」 「あら、ほんと!そうですよ…

  • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その15

    一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。前回のお話 給湯器が故障したので修繕してもらうため、管理会社に連絡をしたのですが、全くつながらない。 そんな中、水道局から漏水との指摘まで受けてしまいます。 このままでは困ると、賃貸契約書を引っ張り出して記載されている管理会社の連絡先を当たってみたのですが、どれも現在使用されていない状態。「どうしたものか…」そこでポいもは、消費者センターに相談してみることにしました。 この手のトラブルが発生した時は、消費者センターに相談してみると良いと、ネットに書かれていたためです。むこうから色々と聞かれた時のために、…

  • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その14

    一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。前回のお話 給湯器が故障したので修繕してもらうため、管理会社に連絡をしたのですが、全くつながらない。 そんな中、水道局から漏水との指摘まで受けてしまいます。 このままでは困ると、賃貸契約書を引っ張り出して記載されている管理会社の連絡先を当たってみたのですが、どれも現在使用されていない状態。 「この管理会社、ひょっとして倒産している?」 さて、ここでちょっとだけ話を変えますね。 管理会社に連絡さえすれば給湯器が直ると思っていたポいもの、壊れた給湯器を使用しての、お風呂の入り方について説明したいと思います。…

  • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その13

    一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。前回のお話 マンションの給湯器が壊れている状態で、日々を過ごしているポいも。 さすがに寒くなってきたため給湯器を直したいと思い、管理会社に連絡を取ってみることにしました。 所がまったく連絡がとれないのです。 契約書を引っ張り出して記載されているあらゆる番号に連絡をしてみたのですが、現在使われていない状態。 そんな中、水道局から漏水のお知らせまで来て、管理会社のことでめちゃくちゃ追いつめられてしまいました。 昔のサスペンスでよく見た、崖のきわっきわで追いつめられている気分。 落ちたら溺れるやつ。 崖の下は…

  • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その12

    一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。前回のお話 マンションの給湯器が壊れている状態で、日々を過ごしているポいも。 さすがに寒くなってきたため給湯器を直したいと思い、管理会社に連絡を取ってみることにしました。 所がまったく連絡がとれないのです。 マンションのオーナーさんはやり取りをしたことがなく、遠くに住んでいて住所以外知らない。 賃貸契約書を引っ張り出してきて管理会社のHPを検索し、メールも送り、記載されていた本社にも電話をしてみるが、どれも現在使用されていない状態。 「一体これ、どうすんの?」 こうなったら家賃を支払うのをやめて、向こう…

  • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その11

    一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。前回のお話 マンションの給湯器が壊れている状態で、日々を過ごしているポいも。 さすがに寒くなってきたため給湯器を直したいと思い、管理会社に連絡を取ってみることにしました。 所がまったく連絡がとれないのです。不動産屋さんに相談しても折り返しの連絡がないし、マンションのオーナーさんは…実は私が住んでいるマンションは、分譲マンションで一室ずつオーナーが違います。 私の部屋のオーナーさんは、私の家からは遠い温泉街に住んでいて、やりとりをしたことはありません。 契約書に住所と名前は記載されているのですが、メールア…

  • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その10

    一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。前回のお話 マンションの給湯器と携帯が壊れている状態で、日々を過ごしているポいも。 9月に入りさすがに寒くなってきたため給湯器を直したいと思い、管理会社に連絡を取ってみることにしました。 所がまったく連絡がとれないため、不動産屋に相談してみると”確認して折り返す”とのこと。 携帯が壊れているので、折り返しの連絡は受取れない。 そこでようやく携帯を新しく買い替え、その新携帯電話で早速、管理会社に改めて電話をかけてみました。 案の定、管理会社にはつながりません。 なので今度は、新携帯電話を使って不動産屋さん…

  • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その9

    一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。 前回のお話 マンションの給湯器と携帯が壊れている状態で、日々を過ごしているポいも。 腰が重いせいで、なんの行動も起こさないままです。 9月に入りさすがに寒くなってきたため給湯器を直したいと思い、管理会社に連絡を取ってみることにしました。 電話をかけてみると管理会社には全くつながらず、不動産屋に相談したみたのですが”確認して折り返す”とのこと。 折り返しですか? ごめんなさい、携帯壊れているので”折り返し”出来ないんですよ。 さすがに携帯、買おうかな。 どうしようかな。 驚くことにポいもさん、まだこんな…

  • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その8

    一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。前回のお話 マンションの給湯器と携帯が壊れている状態で、日々を過ごしているポいも。 腰が重いせいで、なんの行動も起こさないままです。 9月に入りさすがに寒くなってきたため給湯器を直したいと思い、管理会社に連絡を取ってみることにしました。 携帯が壊れているため、一緒にいたポあねに電話を借りてかけたのですが、管理会社にはつながらない。そこで不動産会社の方に相談してみることにしました。 「分かりました。とりあえず、管理会社の方に確認してみるので折り返します」 折り返し…? ”いえ、あのー。実はこの携帯は借り物…

  • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その7

    一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。前回のお話 マンションの給湯器と携帯が壊れている状態で、日々を過ごしているポいも。 腰が重いせいで、なんの行動も起こさないままです。 9月に入りさすがに寒くなってきたため給湯器を直したいと思い、管理会社に連絡を取ってみることにしました。 携帯の電話が壊れているので、公衆電話からです。 プルルルルル つながらない。 もう一度かけなおしてみます。 プルルルルル プルルルルル 誰も出ません。 お昼だから出払っているのかな? そんなこと、あるかな? とりあえず、この時はいったんあきらめ、ポあねとの待ち合わせ場所…

  • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その6

    一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。前回のお話 マンションの給湯器と携帯が壊れている状態で、日々を過ごしているポいも。 腰が重いせいで、なんの行動も起こさないままです。 故障している給湯器を修繕するよりも嫌なことがある。 それは給湯器を修繕するために業者が家に来るということです。 これがどうしてもつらかった。 何がそんなに嫌なのか、みなさんには全く理解できないでしょうが、ポいもにとってその時点では”業者が家に来る”という事の方が、給湯器の故障と天秤にかけると嫌さが上回っていたのです。 この時はまだ圧倒的に業者来襲がいや。 ようやくおとずれ…

  • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その5

    一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話です。前回のお話 マンションの給湯器と携帯が壊れている状態で、日々を過ごしているポいも。 腰が重いせいで、なんの行動も起こさないままです。 給湯器が壊れていても引っ越しはしません。 ポいも宅は職場に近く、立地が気に入っているのです。 ポあねと住んでいた時は、駅まで歩いて20分の立地が自宅。 そこから電車に乗って通勤。 心配性なので、遅延時にも遅刻しないように30分余裕をもって出発。 さらには電車内では眠りたいので、来た電車に順番的に一番最初に乗れるよう、自分が先頭に立つまで電車を見逃す。通勤にとても無駄な…

  • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その4

    一話目からはこちら www.mamechu.com 代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話です。前回のお話 マンションの給湯器と携帯が壊れている状態で、日々を過ごしているポいも。 腰が重いせいで、なんの行動も起こさないままです。 行動しない自分のせいですが、故障しかけた給湯器が使いづらい。 そもそもずっと使っていた給湯器自体、すっごく使いづらかったのです。 この給湯器、夏は温度設定を36度にしているのに、シャワーから出てくるお湯は50度近いのではないかというくらいの激烈熱湯アツアツシャワー。 これはほんと、熱すぎて体にかけられません。 口内が皮膚に比べてどれほど熱さに強いのか、改めて感じます。…

  • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その3

    一話目からはこちら。 www.mamechu.com ※代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話です。前回のお話 マンションの給湯器と携帯が壊れている状態で、日々を過ごしているポいも。 腰が重いせいで、なんの行動も起こさないままです。 非社交的でインドアなポいもと、静かなしゃべり方だけれどアグレッシブなポあね。 ある日、そんなポあねがポいも宅に遊びに来ました。 ポいも宅は蛍光灯のパワーが弱まっているのか、少し部屋が薄暗くなっていました。 「ねぇ。ポいも蛍光灯替えないの?」 「うん。踏み台無くて届かないし、どの蛍光灯を買っていいのかよく分からないからいいの」 確かに部屋は薄暗いですが、蛍光灯がチカ…

  • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その2

    一話目からはこちら www.mamechu.com ※代役・ナメ江さん。2022年、秋冬のお話です。前回のお話 マンションの給湯器と携帯が壊れている状態で、日々を過ごしているポいも。 腰が重いせいで、なんの行動も起こさないままです。 携帯くらい、すぐ買いに行けばいいのですけれどね。 携帯の調子が悪いからお店の人に見て貰うとか、いっそ買い替えるとかある程度労力がいるじゃないですか? お金もいる。 それがいやなのです。 けっこうな勢いでいやなんです。 日常とちょっとでも違う行動をするのを、極端に嫌います。 例えば、対面でなければ受け取りが出来ない郵便物を受け取ることすら、いやなのです。 ほんの一瞬…

  • マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その1

    ナメ江さんに代役をお願いしています 今回の記事は、ポいもの腰が重い状態が続き”こいつっ!”とイライラする方もいると思うのですが、あたたかい目で見守ってやって下さい。 そしてつまんない話をだらだらと長く書いているので、気長にお付き合い下さいね。 さて、前の記事に書きましたが、ポいもの携帯は故障しています。 www.mamechu.com どうやらSIMカードに異常をきたしているらしい。 原因は多分、ポいもが自分の携帯を放り投げたからではないかと思うのです。 一応布団の上でしたよ 2~3年前から携帯の調子が悪くなり、ここ一年近くは電話が一切使えない状態。 携帯の体調が良くないことは分かっていたのに…

  • 猫さんの寝相

    みなさん寝相はいい方ですか?自分では100%、理解できていない部分ではありますよね。 寝相とかいびきとか寝言とかって。 なにしろ寝ているのですから。ベッドで眠っている人の中には”落っこちたことがある”なんて人もいるかもしれませんね。 人間ってどうして動物と違って、こうも無防備なのでしょう。まぁ、動物たちもね。 なんだかんだ言って動物園で暮らす子たちなんかは、無防備に眠っているようですけれどもね。 面白アニマル映像なんかで、晒されちゃってますよね。 ドジっ子たちは可愛いです。ポいももね、たまにですけどだいぶ布団からはみ出るようにして、眠っていたことがあります。 可愛くないので、晒されることもない…

  • 2023年 年始の猫さん

    ポあねと同じ3月生まれのポにゃさんは、もうすぐ21歳になります。 寺田心くんや、芦田愛菜ちゃんよりもだいぶ年上のねこさん。 そんなポにゃちゃんも、無事2023年を迎えることができました。 相当生きているねこさんは現在、食欲にムラがあるそうです。全然食べてくれなくて、ポあねを心配させたかと思うと、“まだ食べるの?“ってくらいバクバク食べる。 それはそれでやっぱり心配。こちらは去年のクリスマスに食べたというチキンのふりかけ。 美味しかったらしい食欲って年代によってだいぶ変わりますよね。 基礎代謝も変化していくので必然的な話なのでしょう。 ポいもはポにゃちゃんと同じ、ハタチ前後の頃、一番食欲がありま…

  • お正月 2023 その2

    前回のお話あけましておめでとうございます。今回は、お正月遊びや昔遊びについてのお話です。 昔の遊びといえば女の子は、あやとりとかゴム跳びとかやるというけれど、やり方は知りません。不得意に決まっているから、やったことがないのです。 こうやってやりもせずに最初から決めつけると、ポあねに叱られるのですが、でも出来ないのです。 分かっているのです。 小学校にあったフラフープも、一輪車だって出来たことがありませんし。関係ないけど、逆上がりも出来ません。あの優雅にくるっと回れる感覚。どんなものなのでしょう。 そして他にもある、不思議な昔の遊び。 はないちもんめとかは、何故あのような遊びが存在するのでしょう…

  • お正月 2023 その1

    明けましておめでとうございます。 お正月、みなさまはどのようにお過ごしでしょうか。 テレビを見て、携帯いじって、ゲームして、マンガ読んで、ごはんを一日中だらだら食べて? それともご家族そろって、初詣でしょうか。 昔の話ですが、ポいもはよくテレビゲーム好きの父と、そしてポあねを含めた三人で桃鉄をして遊んでいました。 あとは実家の隣に住む祖母の家で、ボードゲームやカードゲームもしていましたね。 祖母宅には昔からのお正月遊びグッズが揃っているのです。 その中で、ポいもは七ならべとか大貧民(大富豪)などのトランプゲームが好きでした。 こたつを裏返して、緑の面にするとなんだかワクワクしたものです。 七な…

  • 2022年 年の瀬の猫さん その2

    前回のお話 食欲が無くなってしまったポにゃちゃんですが、おしっこはよくする。 お部屋の中で、粗相もするようになってしまいました。 ということで21歳を目前にして、おむつデビューをすることになりました。食欲がかなり減ってきたというポにゃちゃんでしたが、数日前から急に食欲が復活してきたとのこと。よかった、よかった。 ちょっと安心しました。見向きもしなかったという、ウェットタイプのご飯をハグハグ。見て下さい。 お顔がご飯だらけです。 一生懸命食べていますね。 夢中で食べていたせいか、ポあねの指まで食べてしまったそうです。 ご飯も食べるようになって、おしっこもしているそうなのですが、如何せん、うんちは…

  • 2022年 年の瀬の猫さん その1

    このところポにゃちゃんの食欲がなくなってきたという、ポあねからの報告。心配です。一方で、お水はしっかり飲んでいるとのこと。 だからおしっこをよくする。 これは老齢のため、腎機能が低下しているからなのでしょう。ポいもはほとんど水分をとらないのに出ます、おしっこ。 昔から食事の時以外全く喉が渇かないポいも。”意識して水を飲め”と怒られています。 なのに水分をとっていない。 だって飲みたくないんですもの。でもこの寒い季節は、特におしっこが出る。 職場ではおトイレが遠いから、なるべく行きたくないのに…星に願いたいことはたくさんありますが”おしっこをしなくていい身体にしてほしい”は願い事の一つです。おし…

  • りーちゃんのクリスマスケーキ その3

    前回のお話今年はどんなクリスマスケーキにしようか考えていた、パティシエ見習いのりーちゃん。 考えた末、イチゴのデコレーションケーキを作ることにしました。 しかし馴染みの青果店では、肝心のイチゴが売り切れ。 そこへ行商の人が”酸っぱくて人気ない”というイチゴを売りに来ました。 イチゴ屋さん確かに酸味はしっかりあるけれど。 「うん、これおいしいよ。ですよね。マルズさん」 「そうですね。甘いケーキにはすっごく相性が良いと思います。いや、いいですよ。このイチゴ」 酸っぱいというイチゴですが、りーちゃんたちのケーキにはぴったりのお味。 「やった。このイチゴ下さい!」 「買ってくれるのかい?ありがとう」 …

  • りーちゃんのクリスマスケーキ その2

    前回のお話 今年はどんなクリスマスケーキにしようか考えていた、パティシエ見習いのりーちゃん。 考えた末、イチゴのデコレーションケーキを作ることにしました。 「マルズ先生!ぼくのケーキの絵、見てー」 描けた 「これはこれは。素敵なケーキが描けていますね」 「これ、このケーキ作ってもいいですか?」 「もちろん」 「やったぁ!」 りーちゃんすっごく嬉しそう。 ”ぼくが一番に食べたいくらい、おいしそうに描けた” 早速イチゴのデコレーションケーキの試作品を作るため、イチゴをさらに追加注文。 「あ、イチゴ屋さん?ぼくりーちゃんです」 ”マルズさんのところの?” 「イチゴなんですが…ええっ!?」 「りーちゃ…

  • りーちゃんのクリスマスケーキ その1

    クリスマスが今年も近づいてきました。 ポ村は一番、年末が寒い。 そのため、年末年始の一週間前くらいは冬眠、というか冬ごもりしてしまう方も多いのです。 冬眠中 保存食を準備してしばらく在宅 一方パティスリーマルズで働くパティシエ見習いのリーちゃんは、冬眠どころじゃありません。 パティスリーマルズ店内今年はどんなクリスマスケーキを作るかに、夢中になっています。 パティシエのマルズさんは、それをじっと眺めています。 もちろん、マルズさん制作のクリスマスケーキはとっくに予約を開始。 でも毎年この時期、りーちゃんが一生懸命クリスマスケーキについて考えているので、出来ればそのアイディアも採用したいと思いま…

  • 猫とこたつ

    日本国内ではだれもが承知。 ねこさんは、おこた好き。 うちの実家で一緒に暮らしていた、ねこのぽんちゃんもこたつが好きでした。一方のポにゃさん。ポあねはこたつを持っていないので、今一緒に暮らしているねこのポにゃさんは、こたつ経験がありません。 あればきっと好きになったでしょうね。こたつの中には人間も、もぐりこみたくなります。 魅惑的な世界。 こたつの中では人の足にいたずらしたくなったり、ねこさんに触れたくなります。 すね毛をポあねに引っ張られるでも長時間こたつの中に潜っているとさすがに暑いし、息苦しい。 人間が苦しいなら、ねこさんも苦しいはず。 そう思い、ねこさんの様子を、ちょくちょく確認。 空…

  • 冬の屋台 その2

    前回のお話冬の夜、ポ村には豚汁を出してくれる小さな屋台が出ていました。そこにはバスの中で居眠りし、最終のバスで終点ポ村まで来てしまった中年の男性がひとり、お客として訪れているようです。 「犬猫なんかに癒されるっていうけどさ、ほんとに癒されるか?ご主人はペット飼ってる?」 「ペット、だすか?」 「飼ってない?飼わないよなぁ、ペットなんて。金もかかるし、育てる手間の方がストレスになると思うんだよな」「そうなのだすか」 「そう、嫁も子供もペットもいらない。一人がいい」 「ひとり、さみしくないだすか?」 「そうだな。そう思ったり思わなかったりするだろうな」 「むずかしいお話だす…」 男性客は相変わらず…

  • 冬の屋台 その1

    空気が澄み星がよく見える、そんな年の瀬せまる冬の夜。 ポ村には小さな屋台が一つ、ポツリと出ていました。屋台からはごま油のいい香りが漂っています。 冬にピッタリ、アツアツの豚汁を出す屋台のようです。 豚肉、ネギ、大根、ごぼう、にんじん、こんにゃくなど王道の具材が入っている豚汁。具材は王道なのですが、お野菜類は少し大きめに切ってあります。 小さな屋台から漏れ出る小さな灯り。 よく見ると、一人のお客らしい中年男性の背中が見えました。 屋台のご主人に向かって、色々と語りかけている様子。 その屋台のご主人、小さな屋台から頭がはみ出ています。どうやら主人はポ村一大きな男性、ヤマオのようです。 「ああ、あっ…

  • 猫さんすくすく育つ

    うごうごとうごめくものの中で、一番かわいいもの。色々といますよね。 アザラシとか可愛いですね。リクガメとかもひっくり返ってウゴウゴしているとね。 助けずにはいられないと思う反面、可愛いなぁと思います。カメさんがひっくり返ったお友だちを一生懸命助けている映像を見たことがありますけれども、なんとも微笑ましく可愛らしい映像でした。しかし今回ご紹介するのはこれです。はい、こねこさんですね。 可愛いです。ポあねが足しげく会いに行っているご友人宅のお子さんです。一生懸命動いていますね。何をしたいのかは分かりませんが、動いています。顔が一生懸命です。 ひっくり返ってしまい、慌てて起き上がろうとしているカメさ…

  • 仕事でのミス その2

    前回のお話外出中のマメチュー先生に、お店を任されたパゴロウさんたち。先生の留守を預かるため、張り切っていたパゴロウさんですが、ミスの連発。落ち込んでいたところ、USAさんが自分の失敗話を爆笑しながら話だしました。 「でね、でね。昨日、雨降ってたじゃない?傘さしているとさ、いっつも傘が枝に引っかかってさ」 飛ぶぞ「傘が突然飛んでっちゃうから、あたし毎回びっくりしちゃうの。傘にジェットエンジンが搭載されてんのかなって思うくらい、遠くに飛んでっちゃうんだもん。あたしの傘」 ほんとに飛んだわ「でもあたしの後ろに人いなくてよかった。これ、笑い事じゃないよね。飛んでった傘が人に当たったら危ないものね」 「…

  • 仕事でのミス その1

    「では、みなさん。申し訳ありませんが、今日はお店をお願いしますね」そう言って、マメチュー先生は出かけて行きました。 薬剤師まゆさん、調剤事務USAさんはいつも通りですが、初めてマメチュー先生がいないお店を任された新人薬剤師のパゴロウさんは、張り切っています。 せっかくお店を任せてもらったのですから、ガッカリされたくないのでしょう。 緊張で震えてますしかし残念ながら意気込むほど、人は失敗をする生き物。 よそ見して体当たり(当たり屋)「大丈夫?」「何してんの?」「大丈夫です。ごめんなさい」 またぶつかる「パゴちゃん!?」 落ち着け「すいませんっ!」 ひとり平静さを失っている様子のパゴロウさん。そし…

  • 落ち葉掃除 その2

    前回のお話毎年恒例落ち葉掃除をするポ村の住民。 お掃除中に大きなお野菜を販売する業者さんがやってきました。 「こんにちはー」今度はミルクを販売する業者さんです。 この後はパティスリーマルズさんの所へ向かいます「今度はミルク!美味しそー」 「おいしいですよ。味見してみます?」 「甘くておいしいっ!マメチュー先生!!」 「はいはい、いただきましょうね。そうだ、お掃除の後お野菜とミルクを使って、クリームシチューなんかはどうですか?」 「食べたいっ、あったかいもの嬉しい!」 「にゃにゃっ」「ぶぶっ」ミルクの匂いにつられた、にゃこさんとどろちゃんも落ち葉の中からやってきました。 「ねこ用ミルク?にゃこ、…

  • 落ち葉掃除 その1

    冬を迎える前に毎年行う、ポ村の落ち葉清掃。 集めた落ち葉は腐葉土として再利用します。 腐葉土は農家を営むケイヒさんにお届け。 「いっつも悪いね、ヤマオ。ポ村にはヤマオしか男はいないのか」「人見知りの男性が多いのですよ」 ブーたれたことを言っているまゆさんを、マメチュー先生がたしなめます。 「人見知り?大人なのに?」 そこへてんまさんが、嬉しそうにさつまいもを抱えてやってきました。 落ち葉はある程度は残しておいて、掃除の後にホクホクの焼き芋も作るのです。こちらも毎年恒例行事。そして落ち葉は生き物たちも暮らす大切なおうち。 にゃこさん落ち葉ですやすや先に寝ていたどろちゃんポ村のねこさん、にゃこ、ど…

  • ポ村のセラピーキャット、にゃこさん ① その2

    前回のお話ねこ好きだけど、ペット不可物件に住むあたし。今日はポ村のセラピーキャット、にゃこちゃんに癒してもらいに来た。なのに癒される所か、にゃこちゃんに振り回されてしまっている… 「待って、待って!どこ行くの?」運動不足のあたしは既に息が切れている。 置いてかれる 仲良くなる前に、癒される前に、めっちゃこの子に連れまわされてる。 村役場 契約終了の時間が近づいたので、あたしはにゃこちゃんとヨロヨロしながら村役場にもどった。 役場では村長が、にこにこと出迎えてくれた。 「え、ああ。こちらこそありがとうございました」 あたしは、少し上の空でそう答える。 「また、よろしくお願いしますね。にゃこさん、…

  • ポ村のセラピーキャット、にゃこさん ① その1

    ねこ好きだけど、一人暮らしでペット不可物件に住むあたし。 金銭的にね、なかなか難しいよね、ペット可物件は。 でも無性にねこと触れ合いたくて、たまらない時がある。 ねこさんの幻影 禁断症状がでる。 あたしはねこ依存症なのかもしれない。 だからねこに触れ合いたい時は、ねこカフェに行く。 行きつけのお店には、お気に入りの子もできた。 ただねこカフェの場合、他の人もあたしのお気に入りの子と触れ合いたそうなので、たまに気を使う。 そんな時に聞いた、ねこを独り占めできるサービスっていうかなんていうか… 【ポ村のセラピーキャット】 研修中のねこさん(にゃこ)がボランティアで行っています。 ねこさんとの窓口は…

  • 爪が割れる その2

    前回のお話 ポあねが車を購入するというので、一緒にいくことにしたポいも。所が二軒目のディーラーさんの所で、車のドアに指を挟んでしまいました。それを見て、青ざめる店員さん。“かわいそう“ そんなこんなで、結局購入した車は。。。 最初に行ったディーラーさんの所。 指を挟んだことに関しては、全く関係ないです。 ただ、ごめんなさい。二軒目の店員さん。一生さよならになりました。 さて、指の方ですが、青黒く腫れあがり血もなかなか止まらず、爪は割れている。だからほんとに痛い。だけど我慢。なぜなら病院に、行きたくないから。病院が嫌いとか、怖いとかじゃなくて、面倒くさいのです。 買い物も美容院も食事に行くのも、…

  • 爪が割れる その1

    「フリスビー買ってきたから、今から公園行こう」 シュールなことを言い出す、仕事から帰宅直後のポあね。 夜の公園で、姉妹で初めてのフリスビー。 何だこれこの時…ポいもはポあねにばれないよう、実は右手親指の痛みを必死で我慢していました。 一応ポあねのフリスビーの件は、近々職場の人とバーベキューへ行くので、みんなで遊ぶために購入したそうです。 前日の話。ポあねと一緒に暮らし始めて、半年ほどたった頃。「車買うことにしたんだけど、一緒に見に行く?」「行く」ポあねに誘われて、購入する車を見に行くことになりました。 ポあねは北国に住んでいた時には、車に乗っていたのですが、実家近くに居をうつしてからは、しばら…

  • 爪が割れる その1

    「フリスビー買ってきたから、今から公園行こう」 シュールなことを言い出す、仕事から帰宅直後のポあね。 夜の公園で、姉妹で初めてのフリスビー。 何だこれこの時…ポいもはポあねにばれないよう、実は右手親指の痛みを必死で我慢していました。 一応ポあねのフリスビーの件は、近々職場の人とバーベキューへ行くので、みんなで遊ぶために購入したそうです。 前日の話。ポあねと一緒に暮らし始めて、半年ほどたった頃。「車買うことにしたんだけど、一緒に見に行く?」「行く」ポあねに誘われて、購入する車を見に行くことになりました。 ポあねは北国に住んでいた時には、車に乗っていたのですが、実家近くに居をうつしてからは、しばら…

  • 青年と猫

    ポ村に住む画家のトウキさんは、昼間頭痛がひどくなることが多く、痛みが出ている日中は、身体を動かさず目を閉じていることが多いです。 そんな風に頭痛が発生した日は、夜に眠ることが出来なくなるため、そのまま起きてぼーっとしている。 今日も頭痛がひどかったため、ようやく痛みが治まったこの遅い時間、ぼんやりとポ村の星空を見上げています。実はこれはいつものこと。 ついこの間も同じようなことがありました。www.mamechu.com トウキさんにとって、太陽の眩しい日中よりも、この時間の方が落ち着くようです。 ただ、静かすぎることがちょっと気になるところ。 夏や初秋はいろんな虫の気配や声がするので、生物が…

  • 電子お薬手帳 その2

    前回のお話 電子お薬手帳よりも、紙のお薬手帳の方が使いやすいというポあね。 その理由は… “携帯電話は紙のお薬手帳のように気軽に預かれないから“ 黒衣の薬剤師調剤室にお薬手帳を持って行けない場合、忙しい時などはちょっと非効率的になってしまいます。 調剤室で行う業務お薬手帳を確認しながら作業処方監査は調製を行った薬剤師とは別の、ベテランが行うことが多い。お薬手帳がないと、監査中に他に何の薬を服用しているかわからないまま確認しなければならない。 電子お薬手帳だと、服薬指導をするときに初めて確認する、ということになります。クラリスロマイシン(抗生物質) ベルソムラ(睡眠導入剤) “併用禁忌薬発見“ …

  • 電子お薬手帳 その1

    突然ですが実はわたくしポいもは、調剤薬局に行ったことがありません。 具合が悪くても “病院に行かない“ “薬を飲まない“ そんな人間なのです。 医療関係者を、非常に困らせるタイプだと思います。そんなポいもに時折、薬剤師であるポあねが語るお話。 今回はそれを記事にしております。 “電子お薬手帳使いづらい“ これがポあねが語っていたこと。 あくまでポあねの個人的な意見です。 電子お薬手帳とは、携帯電話に薬の情報を保管する、紙タイプのお薬手帳の電子バージョンです。 どうやらポあねにとって、紙タイプのお薬手帳の方が使いやすいとのこと。 もちろん、電子お薬手帳には色々なメリットがあります。携帯電話はいつ…

  • ねこ森町のハロウィン 2022

    ハロウィンの夜。 ねこ森町では、ねこさんたちによる仮装がはじまっています。 悪い霊からねこさんの身を守るためです。 ねこさんたちは基本、怖がりなのです。 「早くお着替え手伝ってにゃ」 くろねこさんに、連れてこられた魔女の方、なぜだかねこさんたちのお手伝いをさせられています。「ぽーっとしてにゃいで、お菓子もだすにゃよ」「はい。お菓子ですね」 ハロウィンには必須のお菓子。 「みんなをおもてなしするために、お菓子を出してくれなきゃにゃにゃい」 「お菓子出さないと、いたずらされちゃうにゃにゃい」 魔女の方、ねこさんのお着替えとお菓子の準備で大忙し。 「トリックオアトリート」「お客さまいらっしゃいました…

  • ほんとにあったひっちゃかめっちゃかな店 その4

    一話目からはこちら www.mamechu.com前回のお話 もち三さんは職場から近い、提供の早さが売りの飲食店に ランチをしに来ていました。13時から会議なので、それまでに会社に戻りたいのですが、その日は初めてみるパートのおばさんが焦りながら仕事をしている。なかなか注文の品は出てこないは、注文の品を間違えるわで、ひっちゃかめっちゃからしい店内。40分ほど待たされた時点でもち三さんは、店員さんに“注文の品まだですか“と伝えたところ、帰ってきた返答が“ああ、これ。あるある。分かってる“でした。悪びれない対応に“すごいな“と思う一方さすがに、大事なランチの時間にこれだけ待たせて平気な人に対し、イラ…

  • ほんとにあったひっちゃかめっちゃかな店 その3

    もち三さんは職場から近い常連の飲食店に、ランチをしに来ていました。13時から会議なので、それまでに会社に戻りたいのですが、その日は初めてみるパートのおばさんが焦りながら仕事をしている。なかなか注文の品は出てこないは、注文の品を間違えるわで、ひっちゃかめっちゃからしい店内。 「もう30分待ってる。今日はお店選び間違えちゃったな」 いつもなら5分ほどで注文の品を提供してくれる早さが売りのお店で、30分の待ち時間。 現在12時35分。13時から会議。 余裕を持って職場に戻りたい。だから今日は、このお店にしたのです。 ここから5、6分で戻れるけれど、食事の時間を考えるとそろそろ注文の品が出てきてくれな…

  • ほんとにあったひっちゃかめっちゃかな店 その2

    前回のお話もち三さんは職場から近い、提供の早さが売りの飲食店にランチをしに来ていました。13時から会議なので、それまでに会社に戻りたいのですが、その日は初めてみるパートのおばさんが焦りながら仕事をしている。 「なかなか注文の品、来そうも無いなぁ。でも店内のお客さんは5人ほどだから、大丈夫か」時間をちらちら気にしながら、そんな風に思っていたもち三さん。 彼が入店した後にも、お客さんはちらほらと入ってきています。 中には、やたらと綺麗な女性のお客さんもいました。人のことなのに、つい“他のお店に行けばいいのに“などと余計な思いが頭を掠めます。 その時、店内に機械音が鳴り響く。 音の方を確認してみると…

  • ほんとにあったひっちゃかめっちゃかな店 その1

    信号がチカチカ点滅しています。 それを見た時… ・信号を見送ってもいい人・絶対信号待ちをしたくなくて、走って信号を渡る人 せっかちな人とそうでない人、対応はそれぞれ全く違いますよね。 せっかちかちさんから見ると“信号をのんきに待てるって、どういう精神しているんだろう“なんて思ったりします。 今回はそんなにせっかちではない、けれど引っ込み思案のもち三さんのお話。 私服もOKな職場www.mamechu.com 平日のランチの時間。 その日もち三さんは、職場から5、6分ほどの飲食店に、入店していました。 そこは牛丼や親子丼を素早く提供してくれる、いつもよく行くチェーン店。 安いのに美味しくて、さら…

  • ねこねこネットワーク

    元々そこかしこに、ひっそりと実話が盛り込まれているこのブログ。ナメ江さんや、イチイさんの薬局で働くロクジョウさんなどにも、実はモデルがいます。さて、今回お伝えするお話は、丸々実話です。 これはポあねと同じ時期に入社した、同僚の方のお話。※ 許可をとってブログに載せています。 同僚の方が中学生の頃。 実家で野良ねこ上がりのねこさんを、何匹か飼っていたそうです。 野良さんだった頃と同じように、外を自由に出入りさせていました。 画像はイメージですそれでも野良ねこさんたちは厳しい外の世界から、安心安全の場所を確保し、幸せに暮らせることになったのです。 この頃から、後になって考えればですが、ひそやかにあ…

  • ねこさんにはちょっとビビリな面がある

    都会で働く薬剤師のイチイさんは、ポ村の村長に頼まれて、マメチュー先生と共にポ村の住民…主に、高齢者やお子様への“薬の説明会“などに参加することがあります。 本日イチイさんはその“薬の説明会“を終え、帰宅中。手には村長からのお土産を持って、村を散策するようにのんびり歩いています。 「うんめぇ…」 村長からのお土産“ポ村の名物青梅の甘露煮“(蜂蜜入り)は、職場のスタッフに好評でいつも楽しみにされるのですが、イチイさんは早速食べてしまっているようです。 小さなミツバチ宅が並ぶハニカムロード「これすげえ甘いけど、甘露煮にも梅に含まれている成分、クエン酸の効果はあんのかな?」 イチイさんは実家の庭にあっ…

  • 避難指示

    ”火事です。避難してください” ポあね宅の玄関チャイムから、部屋中に響き渡るように避難指示の声が突然きこえてきたそうです。 「えぇ?なんだろう火事?」 三年以上、今のマンションに住んでいて、初めての避難指示。 一応ベランダに出て、あたりの様子を伺ってみる。 ベランダ「煙のにおいはしないみたいだけど…」 キョロキョロと周囲を見回してみると、二軒隣の住人と目が合ってしまう。 ホントは二軒隣どうやら他のマンション住民の方も、先ほどの避難指示に対しどう対応していいのか分からないようでした。 「ポにゃちゃん、火事だって」「にゃ?」ポあねはどうするか、ポにゃちゃんに相談です。 ポにゃちゃんは他のねこさん同…

  • 方向音痴 その2

    前回のお話方向音痴のポいも。昔、両親と三人で泊りがけでバス旅行に参加した時も、方向音痴で失敗したのでした。 その夜、ポいもはバス酔いして、夕飯も食べず部屋で一人ダウン。 そこへお部屋の支度をしてくれるおじさんが入ってきて、色々話しかけてくれました。気を使って話しかけてくれるおじさんに、こちらも気を使って気持ち悪いながらも懸命に答えます。さて、しばらく休んでいたら体調がよくなったポいもは、おじさんオススメの大浴場へ。 「ここかな?」バンッ! おそらく同じバスツアーの方なんと、今入ってきたばかりの更衣室への扉と、お風呂がある大浴場の扉が分からず、裸のまま外に出てしまったのです。 バス旅行のメンバー…

  • 方向音痴 その1

    ある日の事。知人と初めて行った場所から、帰宅しようとしたとき。 どこ行くんだ? 「堂々と歩いていたから、用でもあるのかと思った」 ※知人談 用、ないです。ただの、方向音痴で帰る方向と真逆に歩いてしまっただけなのです。 ポいもは学校、職場等、行き慣れた場所では遅刻したことがありません。 しかし、知人と初めて行く場所で待ち合わせする時ー。 言ったことがない場所での面接。 急いでるんです初めて行く場所… マストで迷子になるポいも。 地図で場所を確認して、1時時間以上早めに出て、なのに迷子になって、人に聞いて回っても時間内に辿り着けず、遅刻してしまいます。 しかしそれは過去のお話。 スマホを入手してか…

  • 夢森町 その3

    前回のお話ねこ森町で深夜開店する“夜カフェ・夢森町“に立ち寄った若い女性。 彼女は自分に似た人と接するのが苦手で、上手く立ち回れないタイプの後輩の扱いに悩んでいるようです。 そんな後輩にちょっとだけ似たタイプの、人見知りらしいのねこさん。そのねこさんは、いつの間にか彼女の前から、姿を消してしまっていました。 「まぁね。そうだよね。だって、嫌なんだものね。きみも人と関わるのが。仕方ないよね」 わかるよ。 いやだよね。 お互いに… いやだ、あの娘。 あの目。でも… 人と接するのが苦手な人間でも、働かなきゃいけないし、働く権利はある。 あたしから見てもおどおどしていて、人をイライラさせるタイプの後輩…

  • 夢森町 その2

    お前回のお話ねこ森町に、深夜開店するという“夜カフェ・夢森町“に立ち寄った若い女性。 どうやら女性は仕事で、モヤッとする出来事があった様子です。 そんな女性の前に、おもちゃを持ったねこさんが、ニコニコしながらやって来る。 そのねこさんと目が合った女性は、頭の中にあったもやもやが消えていくような感覚を覚えました。 「にゃこさんと一緒に遊ぶにゃ?」 「にゃこさん?」 「にゃこさんというのは、にゃこのお名前にゃ」 「ああ、名前ね。で、遊ぶの?…いいけど。ところで君のその格好はなに?コスプレ?」 「これはセラピーキャットさんが着る制服にゃ」「セラピー?治療、療法ってやつのこと?」 「にゃむ?そんにゃこ…

  • 夢森町 その1

    昔っからこうだ。 なんでこういう人間が、私のまわりに配置されるんだろう。 妹、同級生、同僚。 嫉妬する。 こういうタイプが近くに来るたびに、嫉妬しなければならない。 あ〜、酔っ払って早く忘れたい。 さて。 古い友人である、あいつん家に行こうか。 それともどっか、ふらっとお店にでも寄ろうか… 「見たことのない店がある」 “ここでいいか” 「いらっしゃいませにゃ」「こんばんにゃ。この町はねこ森町というの。深い時間ににゃると、夢森町ということもあるの」 「へぇ?」 “この店の…店員?” 初めて入る店内を見回してみる。 店の中から見ているだけで癒されるような、不思議な雰囲気を醸し出すねこが現れた。違和…

  • 鏡の中の猫

    ポあね宅にいるポにゃちゃんに、久しぶりに会ってきました。「どうした?元気ないんか?」ポいもは元からポにゃちゃんには好かれていません。ねこさんはしつこく絡んでくる人間を嫌います。 でもポあねが言うには、実際食欲が落ちているとのこと。最近はあのニュートロに飽き始めてしまったようで、昔よく食べていた銀のスプーンに興味が移っているらしい。 飽きっぽいねこさんは、こういう所がありますね。 高級カリカリは食べているみたいです。 「あら、ほんとだ。ご飯残してるねぇ」「そうなの。心配」「あ!」その時、ウェッティーなポにゃちゃんのご飯、踏む。足汚れる。 ありがとそれでもお水は飲んでいるみたいで、そこは安心。おト…

  • ポ村に咲く彼岸花 その2

    前回のお話 ポ村の彼岸花を見に来た、死への憧れを抱く男。 彼岸花には毒があると聞いた。思わず調べたけれど、ありえないほど大量に摂取しなければ死ぬことはできないらしい。 それでもこの赤い花の色を見ると、鮮やかな血の色に見えてくる。 きっと土の中に埋まっている人間の血の色が、混ざっているんだろう。 彼岸花の赤い色は”血を吸い取った色”そんな迷信があるという。 生首のように花茎だけが伸びている彼岸花。 別名は、死人花、地獄花、幽霊花、毒花等。不吉なものばかりだ。 人間が勝手なイメージを植え付けたのだ。 人から勝手なことを言われている、そんなとこに親近感を覚えた。 この村に来たホントの目的は”楽に死ね…

  • ポ村に咲く彼岸花 その1

    辺り一面に咲く彼岸花を見てみたい。 この時期、この村は自分にとっては不気味で心地よい村となる。 ”彼岸花が見たい” そんな時は、このポ村という場所に来ることにしている。 ここは、穴場なのだ。 彼岸花を見ていたら、カラスがやってきた。気味の悪い雰囲気が増してくる。まるで”死”が近くに存在するようだった。 カラスの黒と、彼岸花の赤のコントラストはとても美しく見えた。 可憐な花は好きじゃない。可憐な花は、学校の廊下を思い出す。 学校の廊下にいつも活けられていた可憐な花。 その日、なぜか学校に来ていた母親。なんで来ていたかは知らない。聞いていないし、向こうも話さなかった。俺のことについて呼び出されたの…

  • 声を掛けられやすいタイプ

    ゆっくり、ゆっくり歩くポいも。そのせいか、知らない人に声を掛けられやすい。 外国人の方相手に大いに戸惑いましたが、この時はたまたま一緒にいたポあねが対応してくれました。 どうやら道に迷っていたらしい。 世の中には二種類の人種がいる。 知らない人から話しかけられやすいタイプと、話しかけられにくいタイプ。 我が家ではポいも、ポあね、母が話しかけられやすく、父はあまり話しかけられないタイプのようです。 ポあねが話しかけられやすいシチュエーション。飲食店。 知らないおばあさんに話しかけられる。 そして社交的なポあねはそのままおばあさんとお話。母が話しかけられやすいシチュエーション。まんまるい体型の母、…

  • 十五夜 2022

    今夜はお月見ですね。前回、ねこさんたちが月に行くお話を書きました。ブロガーの猫だまりさんも同様に“月に行く”お話。 するとポあねが朝イチから、LINEしてくる。「猫だまりさんの記事、月に行くお話だったから”一緒だ“って思った。打ち合わせした訳じゃなく、全くのシンクロ!すごいね!」 今宵のねこさんたちは、どうやらみんな月に行くもよう。 「いってらっしゃい。楽しんでね」 そんな前回の記事にはみなさまから”ふむふむ“と思うコメントを頂きましたので、今回はそれを元に記事を書いていこうと思います。 まずはねこさんのまん丸いお尻を描いたら“たこ焼き“にしか見えないというコメントを頂く。 ねこのぷりケツ皆さ…

  • ねこ森町のお月見 2022

    毎年行うねこさんたちのお月見。今回は、月を見るのではないのだそうです。 今年のお月見は、ねこ森町の上空に浮かぶ“月”と呼ばれている場所に、上陸。高い所が大好きなねこさんたち、そのお月さまの所まで来られて嬉しそうにしています。 「にゃん、にゃん」「にゃにゃ、にゃん」 今夜は月のウサギさんに招待されて、お月見メニューを頂くことになりました。 /) /) ・Y・)月のうさぎさんは、ポ村のUSAさんとは別の種族です お月さまのようにまん丸で、黄色い卵の黄身がのっかったお料理の数々。 「月見ハンバーグにするにゃ」「月見と言ったらおうどんにゃ」「違うにゃ!お蕎麦にゃ」 みんな思い思いのメニューを頼んでいま…

  • 撫で撫でされると痒くなる

    “おねにゃん、いい子いい子してくれますかにゃ?“ねこさんはいくつになっても“いい子いい子“してくれると嬉しくなっちゃう生き物。 そこがねこさんの可愛いところの一つです。 そばにいくとすでに“いい子いい子“を期待して嬉しくなっちゃってたりする。 そんなねこさん、顔まわりを撫で撫でされるのは特に嬉しい。 自分で届かない場所ですからね。 “届かない場所“ 自分の体で届かない場所があるって、考えてみればすっごく嫌でしょうね。 ゴミが付いていても、取れません。体硬い人で、痒くても背中に手が回らない場合、どうしているのだろうと思いやることが少しだけあります。そんなことより、ほら。ポにゃちゃんのそばに、おね…

  • ねこさんたちとパゴロウさん その2

    前回のお話 パゴロウさんはお仕事で失敗をして落ち込んでいたため、リフレッシュしようと、現在シフォンとポ村をお散歩中。静かなポ村を歩いていると、どこかから物音が聞こえた気がしました。 「ぶぶ」 「ん?」 やっぱりなんか聞こえた。 「ぶぶぶ」 「え?」 パゴロウさんは、音のする方を振り返ります。 「にゃぶ」「!!!」 どろちゃん物音の正体を目にした途端、パゴロウさんはシフォンを抱きかかえ、守るように逃げていきます。 「な?」 「にゃぶ?」 慌てて逃げているパゴロウさんですが、彼の前に現れたのはポ村で自由に暮らすねこのどろちゃんでした。 実はパゴロウさんは、子供の頃からねこさんがとても苦手なのです。…

  • ねこさんたちとパゴロウさん その1

    仕事で失敗したなって日。 そのまま落ち込んで帰宅する。 でも家の中に入ると、そこには誰かが… 寂しくて遊んでいました月並みな感想だけど、誰かがいることで心が温かくなるのを改めて知った。 「ごめんね。長いこと待ってたよね」「ま」 こんなに小さな存在でも、そばにいてくれるとすごく心強い。 ポ村に住む不思議な生物、シフォンと暮らすパゴロウさん。 ねこさん等が苦手で家族以外、誰かと暮らすのはシフォンが初めて。 シフォンとの暮らしは色々な発見があるみたいです。 話しかけると言葉の意味はあまり分かっていないみたいだけど、シフォンはいつも何か反応してくれるんだよね。 ヘマをして帰ったって、シフォンの存在がど…

  • ウニが好きという話

    大人がウニを美味しそうに食べているのを見て、憧れた子供時代。 当時はウニの独特な味が苦手。 でもなぜだかウニを食べられるようになりたいと、思っていました。 そのため、安いお寿司屋さんのウニをほんのちょびっとずつ食べ、少しずつウニの味に慣れるよう訓練をしていました。 そんな時、母が文句を言わせず子どもたちに留守番させるため、少々高いお寿司を買ってきてくれました。 その中にはウニも入っている! まだ苦手だったはずなのに“高級なウニ“と思ったら一口でパクリと口に放り込んでいました。 本当は台所の三角コーナーに※ご近所に住まわれていたねこのおばさん“バーバラさん”に再現ドラマに出演していただいておりま…

  • プレミアムカリカリ

    最近、再び便秘気味の高齢者ねこポにゃちゃん。 でもご飯は食べてるにゃよ高齢者ねこポにゃさんは、舌が肥えています。 “食べることが、日々の楽しみにゃ🐾“ いつも言っていますが、ここ最近のお気に入りメニューはウェッティなニュートロ。 これは至高の味にゃわニュートロを買い足すため、ポにゃちゃん御用達のお店にご飯を買いに向かいます。 “お客さま、ニュートロのカリカリバージョンの試供品なのですが、お試しいただけますか?“ 「ニュートロのカリカリ?グルメなポにゃちゃん、食べるかなぁ」試供品のパッケージを見てみる。 いいかも最近あまりカリカリを食べなくなったポにゃちゃんですが、一応試して見るため、試供品をい…

  • 宇宙に抱く夢 その2

    前回のお話前世ゴキブリだったと語る占い師、ソヨウさんとお話をしていたてんまさんとにゃこさん。 ゴキブリ時代に好きだった少女に掃除機で吸われ、その中で少女の髪の毛を食べて過ごしていたソヨウさんは現世でも髪の毛が大好き。 そこでてんまさんに、髪の毛をもらえないかと申し出たところ断られてしまいました。 「髪の毛のことはごめんね。でもゴキブリの話なんだけど、知ってる?ゴキブリの脳から細菌に効果がある抗生物質が見つかったんだって」 「にゃ」 「ほほう、そうなのですね。ふふ。不潔で、誰からも嫌われるゴキブリでも、役に立つことはあるのですね」 「あたしも実はね、森の中で暮らす、まんまるいゴキブリは好きだよ。…

  • 宇宙に抱く夢 その1

    ポ村で占いの館を営むソヨウさん。 彼は好きな少女に掃除機で吸われた、ゴキブリの生まれ変わりなのだそうです(本人談) ゴキブリがよく出る季節に、ソヨウさんはてんまさんとにゃこさんにゴキブリの話をしています。 「前世ゴキブリかぁ。いろんな経験ができるっていいよね」「はい。そうそうゴキブリといえば、昔住んでいた場所の近くに、お弁当を販売しているお店があったんですよ」 「にゃ」 「うん」 「そこでグラタンを購入したんです」 ゴキブリ時代に、掃除機の中で少女の髪の毛を食べて過ごしていたからかソヨウさんは、麺やマカロニなどの長細い食べ物を好むようです。 「家に持って帰ってグラタンの蓋を開けてみたらですね。…

  • 病院暮らしのねこさん

    ねこのポにゃちゃんとは、彼が生後2〜3ヶ月の頃から、一緒に暮らしているポあね。 ポいもが出会った時、ポにゃちゃんは目が合えば狂ったように“シャーシャー“言っているねこさんでした。 ねこ森町中出身しかし、幼き頃はとっても大人しかったそうです。ポあねは当時、お魚が美味しい北海道で働いていました。 大学が北海道だったため、そのまま就職したのです。 そんな時に出会ったねこの赤ちゃん。 一人暮らしなので、仕事中は赤ちゃんがひとりになってしまいます。 もちろんひとりにさせるわけにはいきませんので、職場である(人間用の)病院に許可を得て1ヶ月ほど休憩室でお世話することにしました。詳しくはこちら↓ www.m…

  • 人の誕生日を祝ってくる人たち

    ポいもは夏が苦手です。 暑い夏はしょっちゅう熱中症気味になります。 理由はわかっています。 水分を取らないからです。 (エアコンもあまりつけない) 昔からあまり喉が渇かなくて、食事時以外はほぼ水分を取りません。 特に職場では一切飲食をしないので(NO昼食)職場の人には水分だけでもとるよう注意されます。 それくらい水分を取らないのに、トイレには行きたくなる。不思議なものです。 ポいもは夏が苦手なのに、夏に生まれました。 そんなポいものために祝いのメールをくれた母と伯母。 なぜかどちらもメールの件名に全内容を入力してくる。 なぜなのポあねからは祝いのラインをもらいました。 ありがとう?ポにゃちゃん…

  • 歯茎が痛い話 その2

    前回のお話歯茎が腫れて痛いのになかなか歯医者に行こうとしない、パゴロウさんのいとこのフリゼさん。パゴロウさんは歯医者に行くよう勧めているようです。 「歯茎が腫れててずっと気になっちゃってるんだけどさ。そのままぎゅーって噛んで腫れた歯茎潰したらどうなるのかな?って思ったことない?緩衝材のプチプチみたいにペコっとへっこんでくれないかなぁ?」「恐い事いわないで。ホントにやらないでよ?」 「細菌が原因だったとしたら、潰しちゃうと細菌が漏れ出てくる?胃酸と細菌ってどっちが強い?」「変な事ばっかりいうんだから」 「痛いのを紛らわせてるの。何がつらいって歯茎が痛いと、大好きなお肉が食べられないのがつらい。腫…

  • 歯茎が痛い話 その1

    「パゴはさ、緩衝材つぶすの好き?」「え?」「好き?」 「そうだねぇ。パチンて思い切りつぶせたら、気持ちいいよね」 「わかる。まぁ、めんどくさいからあんまりやんないけど」 「ねぇ、フリゼちゃん。そんなことより早く行った方がいいよ。歯医者さん」「ん~」「ひょっとしてまた、めんどくさがってる?」 さっきから歯医者行きを勧めてくるのは、同い年のいとこ、パゴロウ。内弁慶で外ではおどおどおとなしいくせに、あたしにはちょっぴり口うるさい。 上手く聞いているふりを身に着けなければならないんだけど、どうしても全く聞いていない感が出てしまう。 「歯茎が腫れてるんでしょう?」「まぁね」 たまに腫れる歯茎。いつも勝手…

  • ねこ森町の盆踊り大会 2022

    都会の片隅で暮らす、一匹のねこさん。そこはあたりを見回しても、他にねこさんはおらず、人間ばかり。 群れないと言われているねこさんも、ずっとひとりはやっぱり寂しい。でも仕方がない。生きるので精一杯です。 カツカツカツカツ人々の足音が、そこかしこから聞こえてきます。 “人間に見つかってはだめよ”おかあさんの教えです。 人目につかぬようねこさんは、車の影に身を潜めています。 都会に住むねこさんは、今宵もひとり、ひっそりと過ごす。 そしていつも通りひとりぼっちで、真っ白くて冷たそうな月を見上げます。いつも通りの夜…のはずでしたが、今夜は何処かから聞き慣れない音が聞こえてきました。 ピヒョー この音はな…

  • 猫が見ているもの

    ねこさんは、なかなかに緩急の激しい人生。 大人しく寝ている時と、パリピ状態の時の差が激しい。 パーリーナイッポあね宅の高齢者猫ポにゃさん。 現在、パリピは卒業しております。 寝ているか、食べているかの、穏やかな毎日を送っています。 ねこさんが大人しく寝ていると、起こしたくはないけれど、ちょっと様子を見たくはなりますね。 おねんね中ニコチン切れならぬ、ねこ切れというやつです。 ちょっとだけお顔を見て、心身を充電させてもらうのです。 少しお顔見せてねスヤスヤと寝ているはずのポにゃちゃんのお顔を見ようと、ねこベッドを覗くと。 ジッ “ぎょっ” チラッと覗き込むと寝ていたはずのポにゃさん、いきなり瞳孔…

  • 健康サポート薬局 その3

    前回のお話 病気を未然に防ぐため、セルフメディケーションを推奨しているポ村の村長。 村民の健康をサポートするためにも、本日は月一の“健康相談会“を行っています。今回は高齢者の方たちの”誤嚥”を防ぐためにお口の体操”あいうべ体操”をみんなでやることにしました。 「さぁ、みなさんご一緒に、口を大きくあけて」 「あー」 「いー」 「うー」 「べー」 「上手に出来ているかしら?」「はい。きのこさん、しっかり出来ていますよ」 「トビーくんもやるー!」 にゃこさんはよく分かっていません「トビーくん、そんな大きな声を出さなくてもなくて大丈夫ですよ」「そうなの?じゃあ次は口を横に開いてー」 にゃこさんは相変わ…

  • 健康サポート薬局 その2

    前回のお話病気を未然に防ぐため、セルフメディケーションを推奨しているポ村の村長。 村民の健康をサポートするためにも、本日は月一の“健康相談会“を行っています。今回のテーマは“摂食嚥下障害“についてです。嚥下機能に関する筋肉が低下してしまっている高齢者には、食前に喉を潤すことが大切。 「食事に関してはとろみをつけた食事などがおすすめですよ。今回は三すくみの方たちにカニ玉を用意していただきました」 「やったー。カニ玉大好き」 「よかったわねぇ。トビーくん」 先ほど出された野菜ジュースが、口に合わなかったトビーくん。カニ玉にはテンションが上がったようです。「みなさん、ゆっくり食べましょうね」 「はぁ…

  • 健康サポート薬局 その1

    本日はポ村で月一行っている“健康相談会“の日。 カマ江さん、ねこ森町からお手伝いポ村の村長は村民にセルフメディケーションを推奨しています。 セルフメディケーションとはざっくり言うと、自分の健康は自分で管理するということ。 医者にかかる前に 薬を使用する前に そして医療費を無駄にする前にすることがあります。 ストレスを溜めず、適度に身体を動かし、そして健康的な食事をする。 これが一番大事。 もちろんわかっているけれど、なかなか出来ない。 そんな村民たちの健康をサポートするのが“健康相談会“なのです。 「マメチュー先生、本日もよろしくお願いします」 「みなさん、こちらこそよろしくお願いします」 マ…

  • 押したくなるもの

    押してはダメだと言われるものほど、押したくなるものがある。 例え爆発すると言われても、”押すな”と言われれば言われるほど、押したくなる。 別に誰でも押していいような、バスの停車ボタンとかにはあまり興味をひかれません。 早い者勝ちだけれど、押したければ押せます。 私が、押したくなるやつと言えば…色々と考えたりしながらも、押したくなります。 そのボタンに引き込まれるように、いつもジッと見つめてしまう。 ジッと見つめてしまうと言えば、ねこさんの可愛い容姿。 以前記事に書きましたが、ねこさんの肉球やクリームパンみたいなお手々を見ると、プニッて押したくなります。 手々これはねこさんがそばにいる方なら、誰…

  • 思い出の中の友だち その2

    前回のお話 シフォンがポ村の周辺をウロつく悪しきものに襲われ、一生懸命守ろうとしているパゴロウさん。 それなのに!”守ると決めたのにちっとも守れてない”バサバサバサ 何やら頭上から、翼が羽ばたく音がしてきました。 そして頭上にある何者かの大きな影がパゴロウさんを覆います。”今度はなにっ?” 見上げると翼の主はポ村の村長でした。「パゴロウさん、大丈夫ですか」 「は、はいっ。でもシフォンが」 「シフォン?」 村長がパゴロウさんの指さす方を見ると、今にもシフォンがどろ団子をぶつけられそうになっていました。当のシフォンは逃げずに悪しきものをにらみつけているようです。 「あれは」シフォンを熱心に見つめて…

  • 思い出の中の友だち その1

    まだ空を飛べない子供の頃、ポ村に存在する不思議な生物と友だちだった。 当時は練習しても練習してもなかなか、空を飛ぶことが出来ない。 空への憧れに支配されていた心を、友だちの不思議生物が癒してくれた。 一緒にいると楽しくて仕方なかった。 ちょこちょこと動いている姿を見るだけで、笑顔がこぼれた。 母が言うにはその不思議な生物は、ポ村にしかいないのだという。 ”そうなんだ” 「だったら早く大空を飛び回れるようになって、世界中のみんなに紹介したい」そう思った。 きっと観光客がいないこの村にも、不思議生物目当てで人がたくさんやってくる。 おそらく彼らも皆、かわいい不思議生物に癒されるだろう。自分と同じよ…

  • おいしい焼肉

    今回は初めてのグルメブログです。よろしくお願いします。 実はこの間、何年か振りに父、母、ポあね、ポ家族全員でご飯を食べに行きました。 そんな中でも気になる、ひとりお留守番しているポにゃちゃんのこと。 ポにゃちゃん抜きで、美味しいものを食べに来ているので気になったのです。 「ポにゃちゃん、どうしてる?」 「元気にしてるよ。ご飯もいっぱい食べてる」 ポあねはカバンの中にぎっしり詰まった、ニュートロを見せてくれました。一本100円ほどするニュートロを、一日3本は元気にペロリと食べているそうです。月に換算するとなかなかの額。 「でも、今は好きなものを好きなだけ食べさせてあげたいからね」 それでしたら、…

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