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マメチュー先生の調剤薬局 https://www.mamechu.com/

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の豆知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

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2019/06/30

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  • ねこのお留守番 その4

    前回のお話まゆさんが実家へ帰省中の為、ひとりお留守番をするにゃこさん。そうこうするうちに、まゆさんが帰ると言っていた夕方に。 そこへ人影が…“にゃ、まゆちゃん?” まゆさんからにゃこさんのことを頼まれていたてんまさんは、用事がすんでから様子を見に来たようです。 「遅くなっちゃった。にゃこちゃん、大丈夫?」 「にゃんだぁ。まゆちゃんじゃなくて、てんまちゃんにゃわ」 「この子ったら、まゆちゃん以外には冷たいんだから。まゆちゃんまだ?」 「まゆちゃんはまだにゃわ。てんまちゃん、まゆちゃんに会えなくて、寂しくなったのにゃか?」「え?」 てんまさんは、にゃこさんの方が寂しくて泣いていると思っていたのです…

  • ねこのお留守番 その3

    前回のお話まゆさんから夕方まで”お留守番しててね”と言われているにゃこさん。 でも長い間ひとりぼっちで、寂しくて仕方がないようです。 「おい、ねこ。なにしてんだ」 彼は、都会の方で勤めていますが、マメチュー先生に用事があるときにポ村を訪れます。「うっうっ」 「なんだよ、泣いてんのか?よし!泣いている原因くらいは聞いてやろう」 「まっまゆちゃんがっ。にゃこをっ。マメでっ」にゃこさんは、一緒に住むまゆさんに留守番を頼まれたこと。 でも本当は、にゃこさんを置いていってしまって寂しい事。 ケガしても心配してくれるのはまゆさんではなく、マメチュー先生だけであることをつっかえつっかえ時間をかけながら説明し…

  • ねこのお留守番 その2

    前回のお話まゆさんから夕方まで”お留守番しててね”と言われているにゃこさんですが、寂しくて仕方がないようです。再びひとりぼっちでポ村を歩いています。 もう帰っているかなと思い家に様子を見に行ったら、まゆさんの姿が見当たらなかったのです。 仕方ない。今はまだ、まゆさんが帰ると言っていた夕方ではありませんから。 「にゃこー!」「…」声をかけてきたのは農家を営むケイヒさん。 「なんだよ、元気ないじゃん」 声をかけてくれたケイヒさんには反応せず、にゃこさんは目についた木の上に、またもやよじ登ろうとします。そこからマリオのジュゲムみたいに雲の上に乗っかって、まゆさんの元に行こうと思っているのです。 「な…

  • ねこのお留守番 その1

    にゃこさんはポ村をひとり、とぼとぼと歩いています。 「まゆちゃん、まだかにゃ?」 まゆさんは朝から実家にお出かけ。”夕方には帰ってくるからね。大人のねこさんだからお留守番出来るよね?”にゃこさんはそう言われていました。 でもいつもいるはずのお休みの日に、まゆさんがいない。 なんだかいつも以上にさみしい。 「もうそろそろ帰ってくるかにゃ?」 まだです。 だってまゆさんがお出かけしたのは、ついさっきですから。 でもにゃこさんには夕方があとどれくらいなのか、よく分かりません。 まゆさんが帰って来るまで、どうやって過ごしていたら良いのでしょう。「ふぅ、ちょっと座って待つにゃ」 しばらく手の上で丸まって…

  • お出かけ前の準備中、まとわりつく猫さん

    小料理屋 三すくみ今日は、にゃこさんとイチャイチャ遊んでいたナメ江さん。 しかし、ナメ江さんには午後からお店の準備があります。「ゴメンナサイ、にゃこちゃんソロソロ」 「わかった!ナメ、またにゃっ」 「にゃこちゃん、バイバイ」ナメ江さん、にゃこさんが帰ったあとは、お出かけの支度に大忙し。 「早ク、オ店ノ、買イ出シニ、行カナイト」 ”アラアラ、アララ?” お出かけの準備中、全身にねこ毛がついていることに気付きました。 「小ッチャイにゃこちゃん、付イテ、来チャッテルワ」 ”フフフ、でも可愛いにゃこちゃんに包まれているみたい” だけど外出するのに、全身ねこの毛をまみれは少し恥ずかしい。「ヘバリツイテ、…

  • 調剤薬局のPOP その4

    前回のお話 ポ村産・梅のど飴を多くの人に買ってもらうため、POPづくりをすることにした薬局スタッフ。 消費者の購買意欲をそそるようなフレーズを、わちゃわちゃしながら考えているようです。「パゴちゃんは、なんかいいの思いついた?」 「はい、ええとですね」 「なにそれ?説明書?」 「だっだめでしたか?」「真面目が出すぎ」 「もっと単純にさ。ポ村産ののど飴おいしいよーとかは?のどの痛みもすぐ治ってぇ」「誇大広告はだめですよ」 「今一番売れてる!ポ村住民大注目!」 「売れてないし注目されてない」「話題独占!のど飴ランキング第一位!これぞ本物ののど飴」 「次から次へと適当なことを…」「だって文章力ないし、…

  • 調剤薬局のPOP その3

    前回のお話 ポ村産・梅のど飴を多くの人に買ってもらうため、POPづくりをすることにした薬局スタッフ。マメチュー先生の調剤薬局には、ドラッグストアほど多くは置いてありませんが、のど飴以外にも商品を販売しています。 薬の待ち時間を利用して、患者さんたちは商品を眺めていたりする。「そんな時に、目を引くフレーズのPOPがあればさ、興味もってもらえるんじゃない?」 「本屋さんとか、ディスカウントストアとか、POPを工夫しているって聞いたことある。そんでPOP次第で売れるようになるとかって」「のど飴以外にもPOPってあると、患者さんには親切かもね」 患者さんがどの市販薬を買い求めたらいいか、自分の症状に合…

  • 調剤薬局のPOP その2

    前回のお話 ポ村産・梅のど飴を多くの人に買ってもらうため、上手に宣伝することにした薬局スタッフ。 「これって医薬部外品ののど飴だよね。処方箋が必要な医療用医薬品でもないから、アピールしても大丈夫なはず」 【医薬品医療機器法】 処方箋に基づいて使用される医薬品については、宣伝広告の対象が医療関係者に限ります。 理由の一つとしては病を告知されていなくても、薬品名から自分の病を知ってしまうことを防ぐためです。 重大な病でも告知されることが増えていますが、やはり精神的なダメージも大きいのでケアが必要なのです。 他、医薬品の服用の仕方を誤ったりすることで、重大な副作用の被害に遭わないようにするためでもあ…

  • 調剤薬局のPOP その1

    関連記事:のど飴大好き 朝の開店前。 薬局のスタッフは、いつも通り朝の看板、幟を出し、そして清掃をしています。 マメチュー先生の薬局の店頭には現在、ポ村産・梅味のど飴がたくさん並んでいます。 そこをふらふらと横切るUSAさん。 朝から頭が働いていないようで、だらだらと掃除をやっています。 すると、その直後に村長にぶつかりそうになる。 「ひっ、村長!」 ”怒られる!?”ぼんやりしながら仕事をしていたことを村長に注意されると思ったら、なにやら一人、にやにやしています。 「村長?」 どうやら村長は、ポ村印の梅のど飴を嬉しそうに眺めていたみたい。 怖いくらいにやにやがとまらない村長。マメチュー先生は穏…

  • 薬局で錠剤を粉砕する その5

    前回のお話 イチイさんが外出中、てんやわんやだったオウギさんたち。 閉店後にも粉薬を調剤室にぶちまけ、大パニック。 イチイさんが外出先から戻ってくる前に、大慌てで清掃です。 「すごいクマ作ってんじゃん。忙しかったのか?」 「ええ、まあ」勘がいいイチイさんは何かを感じ取ったのか、薬局内を見回しています。「その割にはなんだか薬局内がきれいだな。掃除する暇があったみたいじゃん」ぎくりとする薬剤師たち。「いや、閉店後の店内清掃ですよ。」 「今日はずい分、熱心にやったんだな。新築みたいだぞ。んで、俺が置いていった心を癒すグッズはやけに、握りつぶれてるな。お前はきれいにしてもらえなかったのか?」 「そのグ…

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