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マメチュー先生の調剤薬局 https://www.mamechu.com/

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の豆知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

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2019/06/30

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  • 猫の薬屋さん その1

    植物には植物の薬。 人間には人間の薬。 動物には動物の薬。 お薬とはそういうものです。 昆虫には昆虫の… そういえば昆虫の薬はあまり聞いたことがありませんし、昆虫用の病院もなさそうです。 昆虫が薬になって他の動物たちの役に立つことはあるのに。 こちらは頂くばかりで、全くありがたい限りです。 あともちろん、ねこさんには猫の薬。 こちらは、ねこ森町で暮らすねこさんたち。 どうやらお薬屋さんごっこをしているようです。 女の子たちが薬剤師役で男の子たちが患者さん役。 薬嫌いのねこさんたちが薬に慣れるように、マメチュー先生が勧めたお仕事体験。 マメチュー先生は普段から子どもさんたちにも、お仕事体験薬局バ…

  • 正確にはかる派 その2

    前回のお話土曜日の午後 マメチュー先生の調剤薬局にやってきたトビーくんとペンネくん。 パゴロウさんは風邪気味のペンネくんに渡す、風邪薬であるシロップの準備をしていました。 パゴロウさんは過量服用にならないよう、きっちりしっかりはかってからシロップをボトルに入れていました。 マメチュー先生の調剤薬局患者さんの体重等から、お薬の量を確認。水剤を計量するメートグラスで、量をはかってからボトルに注いでいきます。 「マメチュー先生がね、言ってたんだ。パゴせんせいがきっちりシロップの量をはかって丁寧に準備してくれてるんだよって」 「きっちりはかる?」 「大事ことなんだって」 「木じじいにあげるお水もきっち…

  • 正確にはかる派 その1

    本日は土曜日。 パゴロウさんは朝からお弁当を作っています。 土曜日の調剤薬局の業務は午後1時までなので、その後ゆっくりお昼を食べようと思ったのです。 「ええと、お醤油が大さじ1。そしてお砂糖は…」 繊細でなんでもきっちりしていないと不安になるタイプのパゴロウさん。 お料理に使う調味料もレシピ通りにきっちりはかりたい。 「こら、シフォン。邪魔しないの」 「ま」 マメチュー先生の調剤薬局午後ー。 そろそろ薬局が終わる時間が近づいてきました。 「マメー!トビーくんが遊びにきたぞー」 「こんにちは、トビーくん」 宿題が終わったらしいトビーくんが元気にやって来ました。 「あれ?ペンネくんじゃん」 「トビ…

  • 約一年ぶりに、ポあねより皆様へ

    お久しぶりです。ポあねです。 20歳のおじいちゃん猫、ポにゃを見守り、温かい声をかけてくださっていた方々へ。 ご報告があります。 今年、お正月休み明けの私の仕事初めの日、ポにゃが20歳10ヶ月の天寿を全うし、旅立ちました。 ここでご報告するのに文章を書く手が進まず、こんなに時間が経ってしまいました。 ポにゃは昨年の12月に入ってから、歩けなくなりおむつをつけるようになっていました。 不自由な足で、何度も転びながらも最後まで歩こうとしていました。 そんな状態だったのに、12月になってからは毎日夜中に私の布団に入って来て、一緒に寝てくれていました。 身体は痩せていっていましたが、12月中はウエット…

  • みんなが集まる場所

    にゃむ、にゃむむ?暗いにゃ。ここは真っ暗けにゃ。 どこなのにゃろうか? 確か幸せな気持ちで眠ったはずにゃのに。 そう、とっても幸せにゃった。 いい子いい子されながら”幸せにゃわ”って思いながら眠ったのにゃ。 だけど今はなんにゃか不安な気持ちにゃ。 いつもは暗くたって、よく見えているのに。 それにゃのにここは、あんまし見えない…なんでか見えないのにゃ。こてんっにゃにゃ。 転んじゃったにゃ。 いたいにゃわぁ。 …おねにゃん。 おねにゃんは?おねにゃんに会いたいにゃ! おねにゃんにすっごく会いたいにゃ! ”こっち”なんにゃ?おねにゃん?”こっちにゃよ”違うにゃ。でもだれかの声が聞こえるにゃ。赤ちゃん…

  • 怖がり屋さん その12

    前回のお話 ビビりで悩む小学六年生のヨモギくん。 ポ村小で開催される肝試しが嫌でたまらない。 でも女子に馬鹿にされたくないため、まずはビビり克服にチャレンジ。 トビーくんに特訓に付き合ってもらっていた途中、てんまさんに遭遇。 彼女から恐怖心が無くなるという、トキソプラズマ感染症の話を聞きます。 トキソプラズマは恐怖心がなくなるだけでなく、交通事故の遭遇、自殺率もアップさせてしまうそうです。 そんな時あらわれたのは、トキソプラズマの終宿主であるネコ科のにゃこさんでした。 「ねこ、こわい?」 「え?」 僕がぼんやりとねこを見つめていたから、トキソプラズマのことで怯えていると勘違いをさせてしまったよ…

  • 怖がり屋さん その11

    前回のお話 ビビりで悩む小学六年生のヨモギくん。 ポ村小で開催される肝試しが嫌でたまらない。 でも女子に馬鹿にされたくないため、まずはビビり克服にチャレンジ。 トビーくんに特訓に付き合ってもらっていた途中、てんまさんに遭遇。 最近、恐怖心が薄らぐというトキソプラズマに感染した気がするという彼女。 包丁が足元に落ちてきそうになっても動じなくなったという。 「包丁、大丈夫だったんですか?ケガしませんでした?」 「うん、平気。ちゃんとよけたから」 「包丁、落ちたんだ」「だからさ、私もトキソプラズマに感染していて、恐怖心が昔より薄らいでいるのかもしれないなって」 「恐怖心が無くなるのっていいことないで…

  • 怖がり屋さん その10

    前回のお話 ビビりで悩む小学六年生のヨモギくん。 ポ村小で開催される肝試しが嫌でたまらない。 でも女子に馬鹿にされたくないため、まずはビビり克服にチャレンジ。 トビーくんに特訓に付き合ってもらっていた途中、てんまさんに遭遇。 彼女は最近、恐怖心が無くなってきたとヨモギくんに伝えます。 「なんでですか?」 「トキソプラズマに感染しているのかもしれない」 「ときそぷらずま?それ、なんですか?」 【トキソプラズマ症】 トキソプラズマという、寄生虫に感染することで発症する病気。 猫などの動物から人にうつる可能性がある”人獣共通感染症” 人から人に感染することはなく、感染した動物の糞や、それが混ざった土…

  • 怖がり屋さん その9

    前回のお話 ビビりで悩む小学六年生のヨモギくん。 ポ村小で開催される肝試しが嫌でたまらない。 でも女子に馬鹿にされたくないため、まずはビビり克服にチャレンジ。 トビーくんに特訓に付き合ってもらっていた途中、てんまさんに遭遇。 彼女は大好きなまゆさんには、もう少し怖がりで会ってほしいと願います。 「まゆちゃんには、恐いものなしで立ち向かってほしくない。命がけの挑戦とかもしてほしくない。命をかけて人を助けてたしりしてほしくないの。 命ならわたしがかけるから、安全な所で大人しくしていてって思っちゃう。わたしはね。守ってほしいんじゃなくて、守ってあげたいの。命を懸けてまゆちゃんを守ってあげたい。そんな…

  • 怖がり屋さん その8

    前回のお話 ビビりで悩む小学六年生のヨモギくん。 ポ村小で開催される肝試しが嫌でたまらない。 でも女子に馬鹿にされたくないため、まずはビビり克服にチャレンジ。 トビーくんに特訓に付き合ってもらっていた途中、てんまさんに遭遇。 彼女は怖がることは、大切なことだとヨモギくんに伝えます。 「ヨモギくん、ちょっとすりむいてる」 「え?」 あ、これ。 ガラゴちゃんがてんまさんから貰ったっていう、ピンクの絆創膏のブルーバージョン。 「ケガすることや病気に対してはしっかり恐れて欲しい。違和感を感じたらすぐ病院に行ってほしい」 「僕、ケガも病気も怖いです」 「そう。よかった。安心。ケガや病気が怖いなら知識を付…

  • 怖がり屋さん その7

    前回のお話 ビビリがコンプレックス、小学六年生ヨモギくん。 ポ村小で開催される肝試しが嫌でたまらない。 でも女子に馬鹿にされたくないため、まずはビビり克服にチャレンジ。 トビーくんに特訓に付き合ってもらっていた途中、人見知りしているてんまさんに遭遇。 しかしヨモギくんが、薬局の患者さんだと知ったてんまさんは、自分で描いたスケッチブックをチェックします。 「患者さんだったら顔を忘れないために、いつも似顔絵を描いているんだけど。ヨモギくん?のは描いてないみたい」 「そうなんですか?僕高い所が苦手で、薬局の丘もちょっと怖いので、お薬をもらったらすぐに帰ってしまうんです」 「ふうん。それでも見かけはす…

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