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歴史好きの徒然日記 https://www.yamatotsurezure.com/

奈良県を中心とした街歩きやおすすめスイーツ、歴史の話題を書いてます。 城跡や城下町、古民家、遊郭、神社仏閣などの古跡に興味がある方は一度ご覧ください。 あと、奈良県(大和国)を中心にした歴史上の人物のご紹介もしていきます。

やまとこおりやまん
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2019/06/30

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  • 国技相撲と向き合った不世出の哲人力士、笠置山

    皆さんこんにちは。 2020(令和2)年の初場所は、奈良県出身としては98年ぶりに、徳勝龍が西前頭17枚目からの劇的な優勝を遂げました。 奈良県は、「相撲発祥の地」(あくまで神話上ですが…)ともされているものの、明治以降の大相撲の歴史の中で幕内力士は10人ほどで、奈良県出身力士は決して多いとは言えません。 そんな奈良県出身力士の中で、その異才ぶりが、際立っている力士がいます。 その名は、笠置山勝一。 昭和初期に大相撲で活躍した力士で、最高位は西関脇。 引退後は年寄、秀ノ山を襲名して、テレビ朝日系で1959(昭和34)年から2003(平成15)年まで、本場所中放送されていた「大相撲ダイジェスト」…

  • 強訴。時の権力者を震撼させた興福寺

    皆さん、こんにちは。 平安時代末期から、興福寺は各所に荘園を持ち、それを守るための大きな武力も備えて、中世大和の支配者として君臨しました。 www.yamatotsurezure.com 興福寺が中世、その力を世に示した行動に「強訴」があります。 畿内の大寺院は、平安末期から自身の権益を守るため盛んに強訴を行うことで、時の世俗権力を動かしてきました。 数ある寺院の中でも、興福寺と延暦寺は「南都北嶺」と権力者から恐れられ、とくに盛んに強訴を行った寺院として知られます。 興福寺の強訴は平安時代末の10世紀から室町時代後半の16世紀にかけ、実に80回以上に及び、その多くで時の権力者たちは、興福寺の要…

  • 奈良県の怪異・妖怪の伝承(3)「ヒダル神」

    皆さんこんにちは。 「ヒダル神」という怪異をご存知でしょうか。 道を歩いている人に憑りつく怪異で、ヒダル神に憑かれた人は、急に激しい疲労感や空腹感に襲われ、その場から身動きできなくなり、最悪の場合行き倒れて死んでしまうという恐ろしい怪異です。 西日本に広く伝承されている怪異で、奈良県内でもいろいろな場所で伝えられていますので、ご紹介したいと思います。 北和、中和地域 宇陀 十津川村 ヒダル神の正体とは 北和、中和地域 奈良市や大和郡山市、桜井市などで広く話が伝わっています。 共通するのは、道を歩いているときにこの怪異に憑かれると、急に空腹で動けなくなり、何か少しでも食べ物を食べるとよくなる、ま…

  • 一代の風雲児、信貴山に散る。松永久秀(9)

    皆さんこんにちは。 大和国の覇権をめぐり筒井順慶とはてしない抗争を続けた松永久秀。 辰市城の戦いで順慶に大敗した久秀は、その後振るわず、信長と対立したのち、その軍門に下ることになります。 www.yamatotsurezure.com 主家、三好本宗家が滅亡し、織田信長の配下となった久秀はどうなっていくのでしょうか。 天正年間の久秀 信貴山城の戦い 松永久秀とは何者か 天正年間の久秀 1573(天正元)年12月26日、信長に降伏した久秀は、奈良支配の拠点であった多聞山城を織田方に引き渡します。 翌1574(天正2)年1月20日には、松永久通が帰順を許されたことへの返礼のため岐阜に赴き、信長に面…

  • 奈良県内の中央新幹線(リニア新幹線)駅の適地は!?

    皆さんこんにちは。 2027年、品川~名古屋間で中央新幹線、いわゆるリニア新幹線が開業します。 名古屋以西のルートについては名古屋~大阪間が最短で2037年の開業予定ということで、この記事を書いている2020年1月時点ではまだまだ先の話という感もありますね。 中央新幹線の名古屋以西ルートについては、当初の基本計画から「奈良市周辺」が経由地に挙げられ、奈良県民にとってはリニア新駅は長年の悲願と言っても過言ではないでしょう。 名古屋以西ルートの新駅設置場所については、三重県が亀山周辺、大阪府は東海道新幹線との接続も踏まえて、新大阪駅でほぼ固まっているのに対して、現在奈良県では、奈良市、生駒市、大和…

  • 奈良県の怪異・妖怪の伝承(2)「じゃんじゃん火」

    皆さんこんにちは。 昔からおなじみの怪異に、火の玉や鬼火と呼ばれる発火、発光現象があります。 人の霊魂や狐狸のいたずらで、夜な夜な炎が宙を漂うという怪異ですね。 奈良県内で古くから知られている怪異に「じゃんじゃん火」という鬼火があります。 県内各所に出没して伝承されている鬼火ですが、その話のバリエーションが豊かなので、代表的なものをご紹介したいと思います。 ちなみに、名前の由来は「じゃんじゃん」と音を立てて飛んでくるからその名がつけられているといわれています。 奈良市白毫寺、大安寺 昔、侍と木辻(大和国最大の遊郭だった場所)の女郎が心中しました。 二人は身分が違うということで、それぞれ大安寺と…

  • 大和の覇権を決めた、辰市城の戦い。松永久秀(8)

    皆さんこんにちは。 三好三人衆との和睦で、再びかつての三好家として結集していく動きの中、久秀は足利義昭の幕府とは決別していくことになります。 www.yamatotsurezure.com この久秀の選択は、はたして彼にとって吉と出たのでしょうか。 辰市城の戦い 信長との対立 辰市城の戦い 1571(元亀2)年、筒井順慶が将軍足利義昭の養女を娶ったことで、それまで久秀に付き従っていた国人たちは次々と順慶へ寝返っていきました。 この勢いを逃すまいと、8月、順慶は久秀の居城多聞山城を攻略すべく、配下の井戸良弘に命じて多聞山城と筒井城の中間にあたる辰市に城砦を築きます。 辰市城は、信貴山城、筒井城、…

  • 奈良県の怪異・妖怪の伝承(1)「鬼」

    皆さんこんにちは。 奈良県は、古来からの不思議な話が、いっぱい残されている地域です。 今回はそういったお話の中から、奈良県に古来から伝わる「鬼」にまつわるお話や伝承をご紹介したいと思います。 役行者と前鬼、後鬼 鬼の子孫たち 元興寺(がごぜ) 一本だたら 酒呑童子 その他の鬼たち 役行者と前鬼、後鬼 奈良県の伝承上の鬼で最も有名なのは、役行者の従者になったと伝わる、前鬼、後鬼ではないでしょうか。 役行者像の左右に一緒にまつられることの多い、夫婦の鬼です。 生駒山中で人を襲っては食べていた恐ろしい鬼でしたが、役行者に懲らしめられ、改心した後、その従者・弟子となったと伝わります。 彼らが役行者にと…

  • 真夏のオリンピックと商業主義を考えてみる

    皆さんこんにちは。 はじめに プロとアマチュア 拡大するオリンピック オリンピックに商業主義は必要か はじめに 2020年は東京オリンピック・パラリンピックの年ですね。 多くの日本人にとって様々な協議を時差無しで観戦できる、首尾よくチケットを入手できた方は、現場で一流アスリートの戦いを、目の当たりにできる素晴らしい機会となるでしょう。 期待が膨らむ中、マラソン、競歩が、東京の暑さを理由として、会場を札幌に移すという話が、IOCから突然突き付けられ、あっという間に決定事項となってしまいました。 背景には、直前にドバイで行われた世界陸上のマラソンや競歩で、暑さのために棄権者が続出したという事態にI…

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