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管理人たちは日系金融機関に勤務。株式市場を斜めに構えて見続けている。上場廃止企業と低位株を掘り出しながら、現場の金融マンが何を考えているかを伝えていくブログ。

トミヤマイツキ
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2019/06/28

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  • ユー・エム・シー・エレクトロニクス 、上場維持は決定

    時間ギリギリで提出しました。 過去分の有報も順に訂正を届けだしたのが15:30くらいから。肝心の2019年1Qの発表は16:50。 直後に東証がOKのリリースを出してますので、とりあえず上場廃止は無くなりました。 よく新日本監査法人がOKくれましたね。 ところで発表した内容というか数字はどうだったのでしょう? まだ詳細は読み込めていないのですが、触りだけコメントします。 ●継続企業注記が点灯 銀行が怒っているようです。そりゃそうでしょう。融資継続には今後何らかの条件が付くことになると思います。 ●訂正決算の数字 純資産がほぼ半減しています。まあ債務超過とか致命傷ではなかったようですが、かなりの…

  • ユー・エム・シー・エレク のデッドラインについて

    先日記事で書いたUMCエレク の報告書提出期限について東証に確認しました。 10月25日(金)の17:15というのは誤りで、正しくは10月28日(月)の17:15です。 ここまでにEDINETに上げて金融庁が承認する事が上場廃止回避の第一条件となります。

  • ユー・エム・シー・エレクトロニクス 調査内容は聞いたが今日は公表できる状態にない?

    UMCエレクトロニクスが本日17:00に開示を行いました。 端的に言うと、 「調査内容は聞いたが今日は公表できる状態にない」 ということですね? 調査報告書そのものを受領していないそうです。すべては10月28日に。 どうも状況は刻一刻と悪化しているようにしか見えないんですけど。 「本日、当社は外部調査委員会より、不適切な会計処理の調査により判明した事実についての報告を受けておりますが、連結財務諸表への影響額については未確定であり、」 →「誰がどのような手口でやらかしたか、は分かった。ただ金額はいくらになるかはまだわからない」という意味ですね? 「事実関係の確認のために必要となった追加的なヒアリ…

  • ユー・エム・シー・エレクトロニクスがストップ高

    UMCエレクトロニクス (6615、東1 )が本日前場でストップ高しています。 特に新しい開示やニュース、材料は見当たりません。これぞデイトレーダーの飯のタネですね。こうでなければ! これまでの推移と予定を確認してみましょう。 市場のボラティリティが低下しているために動意づく銘柄が現れるととあっという間にこんな事になります。値幅制限拡大措置が発動中の17日が狙い目だったわけです。 とはいえ運命の有報提出期限まであと3営業日、その間だけでも楽しめそうですね。 ところでですが、仮に有報提出が間に合ったとして、決算の訂正内容も気になるところです。上場前からの決算訂正ということになると、内容によっては…

  • 花月園観光、逝く (後編 ) 同様に上場廃止の危機にある銘柄群

    前回の記事で上場廃止の猶予期間にある銘柄を挙げました。 今回はそれぞれの状況を検証しながら今後の推移を予想していきます。 ⑴ 曙ブレーキ (7238、東1) 「時価総額基準」で猶予期間に入っています。期日は2019年10月18日です。 ただ花月園観光と違いハードルはかなり低いです。 曙ブレーキは海外戦略の失敗で直近5期の間、断続的に赤字が続いており、債務超過に陥っていました。今年1月にはADR申請を行い銀行団へ債権放棄の要請を行っています。結果借入金の半分に相当する560億円の債権放棄と事業再生ファンドのジャパン・インダストリアル・ソリューションズ(JIS)から200億円の優先株出資を受けるこ…

  • UMCエレク(6615、東1 ) 、上場廃止まであと8営業日

    懸念されていたユー・エム・シー・エレクトロニクスは2回目の延長期限である10月15日までに報告書提出が出来ないようです。この発表により10月10日に監理銘柄に指定されました。これはかなり危機的な状況です。 このままでは上場廃止になる可能性が高いです。 だって10月15日までに出すってみんな思ってたわけじゃないですか。そろそろだと思って見たらこのザマですよ。いくら鈍くてもここまでくれば「え?ヤバくね?」と気付くんじゃないですか? 10月28日までにEDNETへ2019年1Qの四半期報告書をアップするのが上場維持の最低条件です。 出来なかった場合には10月27日の17:15以降に、「当社株式の上場…

  • 花月園観光、逝く (中編)上場廃止決定までの経緯

    花月園観光の上場廃止決定は9月何日に事実上分かっていた? 改めて東証上場廃止基準を読んでみるとこう書いてあります。 日本取引所グループHP https://www.jpx.co.jp/equities/listing/delisting/から抜粋 「時価総額」基準 「10億円未満である場合において、9か月(所定の書面を3か月以内に提出しない場合は3か月)以内に10億円以上とならないとき、又は、上場株式数に2を乗じて得た数値未満である場合において、3か月以内に当該数値以上とならないとき 」 注5)「時価総額」とは、月間平均時価総額(東京証券取引所の売買立会における日々の最終価格に、その日の上場株…

  • 花月園観光、逝く 2019.11.01に上場廃止決定(前編)

    花月園観光(9674、東2)が9月30日の16:45に上場廃止決定の開示を出しています。 これにより11月1日に上場廃止(売買可能なのは前日の10月31日大引け)となりました。今年は1月17日のシベール(2228、JQS)に次いで2件目です。東証の上場廃止基準である「時価総額」基準(10億円未満)に抵触して上場廃止になった事例は、2012年のRHインシグノ(8514,札証)まで遡りますが2006年以降で14件目です。 倒産ではないので無価値にはならない 今更言うまでもないですが、民事再生手続きや会社更生手続きの申請でも破産でもないので、いわゆる倒産ではありません。会社自体は普通に存続します。株…

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