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北京·胡同窯変 https://hutongsanpo.muragon.com/

北京、胡同散歩が楽しい。足の向くまま気の向くままに北京の胡同を歩いています。 アクセス不可能になった旧「北京・胡同窯変」の継続版。よろしくお願い致します。

胡同窯変
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2019/06/21

  • 第294回 《寄り道編》初春の古北水鎮(後)―夜歩く―

    ホテルの近くでの夕食後、寒くも暑くもない夜の中をふらふらと歩いてみた。 昼間の明るいときに見た風景も暗い中で見ると違って見えるから面白い。 写真奥に小高い丘が見える。あそこに教会があるそうだ。 やっぱり読書する人がいた。 この石段を上がって行くと教会。 山頂教堂。 息を切ら...

  • 第293回 《寄り道編》初春の古北水鎮(中)

    かつて北京城内を走っていた有軌電車(路面電車)。 その路面電車をあとにして、さらに歩くと、読書する人。 こういう集中力が欲しい。 さらに進むと、再び懐かしい風景。 「望京街」。 時間をかけて一つ一つの店舗に立ち寄ってみたいところなのですが、今回は写真を撮るだけでした。 こん...

  • 第292回 《寄り道編》初春の古北水鎮(前)

    3月に入り、気温もやや上昇、啓蟄も近づき、ジッとしていられなくなった。 なぜか山が見たい。その麓には小さな村があって、小さな川が流れていて、しかも、その川には可愛らしい石橋がかかっている。そんな場所がいい。 2023年の3月5日。万里の長城の一つ、司馬台長城脚下、密雲区古北...

  • 第291回 北京・紅燈幻影 《王皮胡同》その4 ―再び、南班と北班、それぞれの妓女たち― 附・ちょいと大柵欄

    「我看着  你呢 !」 あなたを見てるよー! 女の子のイラストを見つけた。 場面によって色々な意味をになうフレーズですが、女の子のイラストが貼られていたのは、こちら、王皮胡同39号院。 店舗のようですが、当日はシャッターが下りていました。 わたしも思わずつたない中国語で「我...

  • 第290回 北京・紅燈幻影 《王皮胡同》その3 ―南班と北班、それぞれの妓女たち―

    今回も王皮胡同をご覧いただきます。 一見すると写実的ではありません。 でも、中国には下の絵のような場所が実際にあったりするので言葉を失う。 可愛らしいうしろ姿が静かにわたしを追い抜いていきました。 お出かけのようです。 この愛らしい電動三輪車は「第288回 北京・紅燈幻影 ...

  • 第289回 北京・紅燈幻影 《王皮胡同》その2 ―愛満千家年年好―

    胡同を歩いていると門簪(もんさん)の上にお目出度い文字の書かれているのに出会うことがある。こちらは「平安」と書かれた門簪。 門簪にはお目出度い言葉のほかに吉祥を示す植物などが描かれたり彫られたりしていることもあり、この文字や植物模様を見て歩くだけでも楽しい。もちろん、文字や...

  • 第288回 北京・紅燈幻影 《王皮胡同》その1 ―胡同で后稷に出遭った。―

    王皮胡同(Wangpi Hutong/ワンピーフートン) 当日は糧食店街沿いの東出入り口からスタート。 2023年1月31日のことでした。 下の地図の赤い矢印がスタート地点。 ゴールは、煤市街沿いの西出入り口。 ちなみに王皮胡同の北側にある繁華街、大柵欄の様子は下の写真の如...

  • 第287回 胡同回憶・三源胡同(その2) 改訂版 ―附・1930年代・40年代の三元庵にあった日本関係の店舗―

    前回からだいぶ間隔があいてしましましたが、今回は前回の続きになっております。おつきあいいただけましたなら嬉しいです。 昔、この旅館に矢印といういたってシンプルな看板の裏側(北側)一帯に「三元庵」という 名のお寺(尼寺)のあったことは前回紹介させていただきました。 かつてあっ...

  • 第286回 胡同回憶・三源胡同(その1) 改訂版

    三源胡同(Sanyuan Hutong/サンユェン フートン) 当日は以前ご覧いただいた南八宝胡同沿いの西出入り口より歩いてみました。 地図以外はすべて2018年7月2日撮影。地図は2023年1月撮影。 ※当記事は以前に発表したものの改訂版になっています。 赤色矢印は、南八...

  • 第285回 北京・胡同で迷子になろう。―2023年新年の挨拶―

    胡同で迷子になろう!! 「見るまえに跳べ」(オーデン) そんな勇ましいことは口が裂けても絶対に言えない気の小さなわたしが、 「胡同で迷子になろう」 と柄にもなくリキんでみたら 胡同でホントに迷子になった。 でも、そういう時だからなのでしょうか、 心ときめく胡同牌にふと行き会...

  • 第284回 北京・紅燈幻影 《朱茅胡同》その4ーアヒルのいる風景、2013年の思い出などー

    高齢犬を大切に抱えながら散歩中の女性に挨拶して、 穏やかな秋晴れの朱茅胡同をさらに南へ。 同じ一つの玄関の上に門牌が二枚並んで貼られているお宅がありました。 朱茅胡同36号院と38号院が仲良く並んでいます。 胡同付属の案内板などによると、この胡同の36号院と38号院の間の3...

  • 第283回 北京・紅燈幻影 《朱茅胡同》その3 ―吉祥結、胡同のアニマルズなど―

    おそらく住民の皆さんに可愛がられているのでしょう。初対面のわたしに何の警戒心ももたずに近づいてきて、苦労したけどやっとのことで写真を撮らせてくれたニャンコ。 写真を撮り終わり、 「また遊びに来るね」 と挨拶しながら、立ち上がってズボンの尻についた土ぼこりを払っていると、 た...

  • 第282回 北京・紅燈幻影 《朱茅胡同》その2 ―国色天香、暗八仙、厚徳仁壽など―

    聚寶茶室と刻まれた朱茅胡同9号院 昔、妓楼だった9号院をうしろ髪をひかれるようにあとにして、まずは南方向正面の風景をカメラに収め、その後朱茅胡同10号院の玄関前に移動。 朱茅胡同10号院の玄関。 玄関の上に、なんと、牡丹の花、そして蝶。 お題は「国色天香(こくしょくてんこう...

  • 第281回 北京・紅燈幻影 《朱茅胡同》その1 ―龍生九子、妓院名など―

    朱茅胡同(ZhumaoHutong/ジュマオフートン) おじゃましたのは、2022年9月下旬のことてした。 当日は、大柵欄西街沿いの北出入り口からのスタート。 道路一部舗装中。 ここ数年の北京(中国)はインフラ整備に注力している感じでしょうか・・・。 名称の移り変わりについ...

  • 第280回 《お知らせ》東京・秋の紅葉ライトアップ ―ひごあかり―

    《お知らせ》 東京文京区・肥後細川庭園で「秋の紅葉ライトアップ ―ひごあかり―」が3年ぶりに開催されます。 開催までには、まだ時間がありますが、とり急ぎ告知させていただきました。 東京在住の方、期間中に東京に滞在予定の方でお時間の取れる方はぜひお出かけください。 期間は、2...

  • 第279回 《寄り道編》秋の肥後細川庭園・静かに、そして激しく燃え立つ秋!

    東京滞在中の2020年11月18日、神田川沿いにある肥後細川庭園におじゃましました。 その景色に息を呑み、立ち尽くした秋。 下の写真は神田川とその周辺。 神田川沿いの小徑。 こちらは関口芭蕉庵 残念ながら、当日は閉門中。 念のため、説明板を写しておきました。 「この地は、俳...

  • 第278回 北京・紅燈幻影 《小力胡同》(後)

    久しぶりに訪れた北京の胡同(フートン)でしたが、胡同には欠かせない風物詩、胡同植物園が健在で良かったですよ。 素敵な植物園を造園なさっているのは、小力胡同13号院にお住まいの方。 玄関脇を見ると、素敵な額が・・・『和為貴』。 そして、その横を見て「うわあぁぁぁっ!」 なんと...

  • 第277回 北京・紅燈幻影《小力胡同》(前)

    およそ3年ぶりに北京の旧花街へ行ってまいりました。 前の晩はまるで遠足前の小学生のように興奮してよく眠れませんでしたよ。 おじゃましたのは、2022年9月下旬。 当日は秋晴れで、北京の胡同はいっそう輝いていました。 小力胡同(Xiaoli Hutong/シアオリーフートン)...

  • 第276回 胡同回憶・小報房胡同(その2)

    小報房胡同21号院の洋館の東側、そこには素敵な路地が。 21号院の中庭で見かけた謎の洋館と対面するためにこの路地に入っていくわけですが、 ご覧ください、路地の入り口を・・・。 胸に迫るものがあり、めまいがしましたよ。 わくわく感がたまりません。 入っていきたいと思います。 ...

  • 第275回 胡同回憶・小報房胡同(その1)

    小報房胡同(XiaobaofangHutong/シアオバオファンフートン) 清代の乾隆15年(1750)頃に描かれたといわれる北京城の地図――乾隆京城全図を見ると、 当時は「報房胡同」と呼ばれ、その後、頭に「小」がつき「小報房胡同」(たとえば清末・朱一新編纂の『京師坊巷志稿...

  • 第274回 通州・北運河のほとりで

    京杭運河の北端、通州の北運河沿いの緑心公園で遊んできました。 暑くもなく、といって寒くもない、2022年9月8日。 春から夏へ、夏から秋へ、そして秋はやがて冬へ・・・。 四季折々の変化を見せてくれる楽しい場所。 黄色味をおびた緑、水の色は深く濃く、高い空が心地よいです。 公...

  • 第273回 胡同回憶・南八宝胡同 (附・沸騰する南八宝胡同)

    南八宝胡同(Nanbabao Hutong/ナンバーバオ フートン) 蔓性植物のように逞しく壁を這う電線に美しく彩られた南八宝胡同の胡同牌。 撮影2018年5月下旬 当日は、蘇州胡同沿いの北出入り口からのスタートでした。撮影は上と同じく2018年5月下旬。 南端は船板胡同沿...

  • 第272回 通州の胡同・夜の撮影会を開催してしまった!!

    自粛緩和して、久しぶりに通州の胡同におじゃました。 久しぶりなので手が震えた。 久しぶりに再会したストリートアート。柄にもなく目頭が熱くなってしまった。 この花も健在だった。再会できてよかったよ。 立ち昇る怪しい雲。 以前、胡同の灯りはもっとしっとりとしていたような・・・。...

  • 第271回 胡同回憶・蘇州胡同(その5) 附・終戦期の北京一景

    いよいよ蘇州胡同も残りわずか。 今回もいろいろなお宝に出会えますように・・・。 こちらは蘇州胡同52号 東隣に移動すると、看板が玄関内に置かれているのか妙に気になってしまった謎の「旅館」。これでは通りから見えづらいんじゃない? その名称のあまりのシンプルさも気になってしかた...

  • 第270回 胡同回憶・蘇州胡同(その4) 附・終戦期の北京一景

    前回は昔、七賢里と呼ばれた胡同やその出入り口の前にある路地におじゃましました。 今回は、さらに東方向に進みます。 いつごろから採用されているのか分からないのですが、見るたびになぜか懐かしさがこみあげて来るトイレの看板。 そんなトイレの看板の前にあるのは、「中共蘇州社区委員会...

  • 第269回 胡同回憶・蘇州胡同(その3)

    昔、七賢里と呼ばれ、現在は蘇州胡同の一部になっている路地。 ここには以前から興味を持っていた洋館があるのですが、この路地の住民のお一人によると、この路地の西側の家並みを探索すると、問題の洋館に接近できるとのこと。 こちらは蘇州胡同97号。 東側もご覧ください。 いい表情して...

  • 第268回 胡同回憶・蘇州胡同(その2)

    今回は前回簡単に紹介させていただいた、かつて延壽庵と呼ばれていた胡同から歩き始めます。 歩いて行くと東側にアパートの出入り口があるのですが、ここは蘇州胡同101号。 中に入ると年季の入った管理人室。 この管理人室の脇には、手作り感タップリのいい雰囲気の札がさがっていました。...

  • 第267回 胡同回憶・蘇州胡同(その1)

    蘇州胡同(SuzhouHutong/スウジョウフートン) 崇文門内大街沿いの蘇州胡同の西出入口に入って少し歩き、突き当りを左折、そしてさらに少し歩いた右側には石碑のような立派な案内板が置かれていました。2018年11月下旬。 テラス付きのこんな洋館が蘇州胡同にはあったわけで...

  • 第266回 胡同回憶・新開路胡同 (後)

    今回は西側の新開路胡同を歩きます。 奥の二階建ては64号。手前は64号-1  こちらは66号院。北向きのため窓が小さめに。 68号院。こちらは北向きのために窓がありません。 70号院。 72号院。 こちらは74号院。北側に窓がありません。 ご覧の通り春聯(門聯)が貼られてい...

  • 第265回 胡同回憶・新開路胡同 (前)

    新開路胡同(XinkailuHutong/シンカイルーフートン) 新開路胡同におじゃましたのは、2017年5月下旬。 この胡同は:当時、明陽国際中心というオフィスビルを間にはさむかたちで東西二本に分かれていて、当日は東側の東端からスタートしました。 地図① 青色の点線部が東...

  • 第264回 胡同回憶・福州館街

    福州館街(Fuzhouguanjie/フーヂョウグアンジエ) 藩家胡同につづいて福州館街を歩きました。2014年10月下旬。 再開発のため取り壊し中ということで住民の姿をほとんど見かけることのなかった米市胡同、保安寺街、そしてやはり同じ状態だった藩家胡同と歩いて来たわけです...

  • 第263回 胡同回憶・藩家胡同

    藩家胡同(PanjiaHutong/パンジアフートン) 保安寺街につづけて藩家胡同におじゃましました。 2014年10月下旬。 下の写真の右側の建物に「1号 藩家胡同臨建」という住所表示が貼られていました。 正式の「1号院」ではありませんがスタートはここから。 上の写真「1...

  • 第262回 胡同回憶・保安寺街(後の2)

    1939年(昭和14年)2月1日中央通信が放送した分の情報は真実かそれとも虚偽か、そんな疑惑を抱きながら呉佩孚について更に調べていると次の記録に遭遇してしまった。 ・・・・・ 便宜上まずその前半部をご覧いただきます。原文は漢字とカタカナですが、ここでは読み易さを考慮してカタ...

  • 第261回 胡同回憶・保安寺街(後の1)

    長期化した日中戦争、そんな折和平救国のため綏靖委員会の委員長に就任した呉佩孚。その後の呉のことが気になって調べてみると、なんと 前回紹介させていただいた和平救国会や綏靖委員会の設立などのことごとくがいわゆる「謀略」だったことが判明。そこで今回はその「謀略」記録を三点取り上げ...

  • 第260回 胡同回憶・保安寺街(中)

    こんにちは。 いつも当ブログにお付き合いいただきまして有難うございます。 今回は、呉佩孚の「綏靖(すいせい)委員長就任」から唐突に顔を出す「逝去記事」までの流れを追いかけてみました。 内容は、不本意ながら話題が戦争関係という、カタく、しかも、重い内容になっております。が、呉...

  • 第259回 胡同回憶・保安寺街(前)

    今から8年ほど前の2014年の10月中旬、地元の胡同に暮らしている中国の知人からたまたまこんな情報がありました。 「保安寺街、今も取り壊し中だけど、呉佩孚(ごはいふ)が暮らしていた旧居は壊されずに残っているんじゃないかな。」 保安寺街に呉佩孚が暮らしていた?   呉佩孚と...

  • 第258回 胡同回憶・米市胡同(後)

    康有為故居(南海会館)の見学後、気持ちが落ち着き周囲の状況をやや冷静に眺めることが出来るようになっていたようで、まだ営業中の店舗やこれから取り壊されるであろう家屋の写真を数枚ですが撮ることが出来ました。 下の写真に写っているのは、営業中の食堂です。この食堂からこの周囲にはま...

  • 第257回 胡同回憶・米市胡同(前)

    米市胡同(Mishi Hutong/ミーシフートン)。 明の時代、米糧を扱う市場があり、米市口と呼ばれる。 次の清の時代、米市胡同になり、現代までその名称が使われていました。 胡同会のメンバー(私をいれ)4人で米市胡同にお邪魔したのは2012年8月26日のこと。 集合場所は...

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