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めたすらいむの舟 https://metal-metal-slime.hatenablog.jp/

音楽(ヘヴィメタル、特にデスメタルとブラックメタル)、書評、美術館などの体験記を通じて、文書作成を楽しんでいます

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2019/05/28

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  • 遠田潤子 / 冬雷

    冬雷 (創元推理文庫)作者:遠田 潤子発売日: 2020/04/30メディア: Kindle版 遠田潤子 / 冬雷 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 お義父さんが今年読んだ本の中で大層面白かったとのことで、借りてきたんだよ。 2.内容 2017年作、2020年4月に創元推理文庫より発刊されました。最近の作品やな!この作者の作品はこれが読むの初めてです。作品名は『冬雷(とうらい)』でいいのかな。 確かに面白い。舞台は昔ながらの因襲に囚われた閉鎖的なムラ社会です。外部からの介入を拒否するこの村はある意味で町そのものが孤島・密室の類だと言っていいでしょう。『ひぐらしのなく頃に』の雛見沢です。あ…

  • Pyrexia / Unholy Requiem

    Unholy Requiemアーティスト:Pyrexia発売日: 2018/10/26メディア: CD アメリカのデスメタルバンド Pyrexia / Unholy Requiemをレビュー。 1.作品を選んだ理由 以前3rd"Unholy Requiem"を買って悪くなかったんで、新作を買ってみた。 2.内容 2018年リリースの5thフルアルバムで、前作同様Unique Leader Recordsからリリース。バンドメンバーは…中心人物と思しきChris Basilleさんを除いて全員が入れ替わっているようだな。まぁ10年以上経過しているから仕方ないかな。 音楽性自体はあまり変わっていな…

  • 伊藤計劃 / 虐殺器官 [新版]

    虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)作者:伊藤 計劃発売日: 2012/08/01メディア: Kindle版 伊藤計劃 / 虐殺器官 [新版] のレビューです。 1.作品を選んだ理由 全然知らなかったんだけど、クラシックではなくコンテンポラリーな日本のSFも読んでみたいと思っていたところに、こちらが陳列されておりました。冒頭数行読んで惹きつけられたので購入。 2.内容 2007年の作者デビュー作。こちらは2014年にハヤカワ文庫(JA)から出版された新版(Amazonリンクは旧版ですね)。表紙がアニメ絵っぽくなっている。真っ黒で良かったんちゃうかな。9.11以降テロリズムが蔓延する中、世界は個人やモ…

  • 道尾秀介 / ソロモンの犬

    ソロモンの犬 (文春文庫)作者:道尾 秀介発売日: 2012/09/20メディア: Kindle版 道尾秀介 / ソロモンの犬 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 なんかのまとめスレでミステリーおススメ作家で見かけた。 2.内容 2010年文春文庫から。飼い犬に引きずられて事故死する少年を巡るミステリ。冒頭カフェに4人の友人メンバが立ち寄るところから始まり、事件前後の出来事を回想していくスタイル。どうもお話とキャラクターに納得感がない。各キャラのアヤシイムーブ⇒実はこうだった、という伏線と種明かしも、あまり心躍らないというか。絵が浮かばない感じでした。 3.感想/評価(★の5段階) ★--…

  • 岡嶋裕史 / ブロックチェーン 相互不信が実現する新しいセキュリティ

    ブロックチェーン 相互不信が実現する新しいセキュリティ (ブルーバックス)作者:岡嶋 裕史発売日: 2019/01/17メディア: 新書 岡嶋裕史 / ブロックチェーン 相互不信が実現する新しいセキュリティ のレビューです。 1.作品を選んだ理由 漠然と、勉強しなきゃなぁ~流行ってるしなぁと思って手に取った。賤しくもIT業界にいるので。 2.内容 2019年に講談社ブルーバックスから刊行。著者は情報ネットワーク・セキュリティの専門家で、これに類される本をいくつか書いているようです。まず冒頭からこの本の目的と読了後の達成目標が明示されているのが非常に良い。そして読んだ結果、その目標は達成されてい…

  • 矢部 嵩 / 少女庭国

    〔少女庭国〕 (ハヤカワ文庫JA)作者:矢部 嵩発売日: 2019/06/20メディア: 文庫 矢部 嵩 / 少女庭国 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 本屋で見かけた『ハヤカワ文庫の百合SFフェア』買い。作者も作品も知らんけど買ってみた。 2.内容 2019年、ハヤカワ文庫JAから。卒業式会場に向かう卒業生の羊歯(シダ)子が壁に囲まれた小部屋で目を覚ます。小部屋には2つのドアがあり、「ドアの開けられた部屋の数 - 卒業生の数 = 1」となった時に卒業できると貼り紙によって知らされる。隣室に続くドアを開けると、全く同じつくりの部屋の中で別の卒業生が目を覚まし…という脱出モノのデスゲームを…

  • 貴志祐介 / クリムゾンの迷宮

    クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)作者:貴志 祐介発売日: 2012/12/06メディア: Kindle版 貴志祐介 / クリムゾンの迷宮 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 ミステリ/ホラーの有名どころとして作者の名前は存じておりました。読むのはこれが1作目。 2.内容 1999年作かな?角川ホラー文庫より発刊。冒頭から突如として異世界(実は現実世界のどっかの広大な自然公園)に放り込まれ、そこから始まるサバイバルデスゲームですね!まぁ読み味はスムーズですが、あまり楽しくはないです。背景にあるデスゲーム開催組織のよくわからなさ(結論は金持ちの趣味なんだと思うが)だったり、シナリオ通りに動…

  • 島本理生 / ファーストラヴ

    ファーストラヴ (文春文庫)作者:理生, 島本発売日: 2020/02/05メディア: 文庫 島本理生 / ファーストラヴ のレビューです。 1.作品を選んだ理由 映画化するということで大きめに宣伝されていたので。有名作ということで手に取ってみた。 2.内容 2018年に第159回直樹三十五賞を受賞した作品。これ2020年初に文庫リリースされたばっかりだったんだね。父親の死、かみ合わない母親との会話、性的虐待の連鎖…そんな環境に取り巻かれた少女の心理を巡るストーリー。「愛されている」と感じることができない少女が愛情を求めて意識的あるいは無意識に相手の意に沿う(そして自分の意に反する)行動をとっ…

  • 筒井康隆 / 残像に口紅を

    残像に口紅を (中公文庫)作者:筒井康隆発売日: 2018/04/27メディア: Kindle版 筒井康隆 / 残像に口紅を のレビューです。 1.作品を選んだ理由 『幽遊白書』の海藤vs蔵馬だ! 2.内容 1989年中央公論社から発刊、1995年に中公文庫にて文庫化。実は筒井康隆は初めて。 実験的な小説。セクションごとに世界から文字が消えていき、その言葉を含むものはその世界から存在しなくなる。ただしそれは、主人公の主観に於いて。『幽遊白書』では単に文字はあいうえお順に消えていき、発することができないというだけだったが、この世界観では「い」が消えれば犬がいなくなり、「き」が消えれば娘の絹子は存…

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