健康回復・維持・増進したい方のためのブログです。運動・食生活・漢方薬・サプリメント・病院を受診する時期(タイミング)など健康に関する情報を発信しています。
【着ぐるみ男性が熱中症で死亡】地球温暖化・COOL BIZ(クールビズ)が流行る今、夏の着ぐるみは時代遅れ?【遊園地/大阪/枚方パーク】
「若い男性が、遊園地で着ぐるみを着て仕事をして 熱中症で死亡される」という痛ましい事件が起きてしまいました。 headlines.yahoo.co.jp 地球温暖化のため、毎年気温が上昇し、 職場ではCOOL BIZ(クールビズ)が広まっているのに、 どうして遊園地では着ぐるみを着せられてしまうのか。 今回はこの謎と、対策について 書いていきます。 アンチクールビズ「着ぐるみ」 リスクを侵し続ける人に治療を行うには限界がある 地球温暖化時代の熱中症対策 最後に アンチクールビズ「着ぐるみ」 2014年に代々木公園でデング熱が発生し、 南国にいる虫「ヒトスジシマカ」が日本に住みたいと思うほど 地…
【電子タバコ】WHOが「間違いなく有害」と表明。安全神話はどこで始まり、広まったのか。「有害」である本当の理由。
「電子タバコは安全だから、周りの友達と全員で、電子タバコに変えました。」 と言って外来で話をされる方がいます。 「電子タバコが安全」と誰が言い始めたのでしょうか。 少なくとも(医師などの)健康に責任のある仕事をしている人たち はそんなことは言っていないと思います。 いつの間にか始まり、広がっていた電子タバコの安全神話。 そこで今回は、 電子タバコが安全という神話はどこで始まり何故広まったのか、 何故有害であることは間違いないのか、 について書いていきます。 電子タバコの安全神話は何故広まったのか 「新型」=「安全」というイメージで後押しされる 電子タバコが有害な理由 最後に 電子タバコの安全神…
【大腸がん】「手術でがんは取り切った」と言われたが、がんが再発。これは手術ミス?がんが再発する本当の理由。
「大腸がんを手術で取り切ったはずなのに、再発した。」 それは手術で大腸がんが取りきれていなかったから 再発したのではないか、と考える方がいます。 そして「がんを取りきれなかったのは、手術ミスだ。」と。 本当にそうでしょうか? 今回は、大腸がんを例にがんが再発する理由と 再発を出来るだけ減らす方法について 書いていきます。 大腸がんが再発する理由 再発を減らすための方法 早い段階で大腸がんをみつける 再発しやすい時期にしっかりと検査をする 必要ならば抗がん剤治療を受ける 食生活に注意する 最後に 大腸がんが再発する理由 がんが再発する理由は、がんを取りきれなかったからです。 しかし手術ミスをした…
【がん治療】医療用麻薬を使うと「寿命が短くなる。がんの末期である。」は誤った認識。痛みはしっかり取り除くことが大切【モルヒネ/オキシコドン/フェンタニル】。
「モルヒネを使いましょう」と言われた時、 貴方は何を考えますか? 実際に診療をしていると、がんによる痛みがあっても、 「モルヒネを使いたくない。我慢します。」 と言われる方がいます。 これは「がんの末期」とか、 「使用すると、寿命が短くなる」 という誤った認識が根底にあることがほとんどです。 今回は、痛みを取り除くことの大切さ、 そのためにはモルヒネなどの医療用麻薬を必要な時には しっかりと使うことの大切さについて書いていきます。 「がんだから痛いのは当たり前」は当たり前ではない がんによって痛みがある場合、 やる気がでなくなったり、食欲が減ったりします。 その結果、治療を受けるための体力が少…
【先進医療】粒子線治療は、大腸がんの骨盤内再発や肝臓への転移に有効【陽子線/重粒子線/放射線治療/照射計画/工夫/医師の腕/病院選び】
経済的に余裕がある方、保険で先進医療特約に加入されている方で 大腸がんの骨盤内転移や肝臓への転移がある場合は、 粒子線治療がお勧めです。 今回はその理由と効果について書いていきます。 先進医療とは 粒子線治療とは 重粒子線の効果 粒子線治療の限界 照射を行う病院を選ぶことも大切 最後に 先進医療とは 高度な医療技術を用いた治療のうち、公的医療保険の対象になっていないものの、 有効性や安全性について一定の基準を満たしたものを言います。 粒子線治療は、先進医療として受けることができる放射線治療の1つです。 粒子線治療とは 加速させた陽子を体の外から病変にあてる陽子線治療と、 炭素イオンをあてる重粒…
大腸がんが進行癌の状態で見つかった時、 「手術をしましょう」とか 「抗がん剤をしましょう」と 医師に言われることが多いと思います。 「放射線治療はできないの?」と疑問に思い医師に聞いてみても 納得ができない答えが返ってきたという人が多いことを 耳にします。 今回は放射線治療の限界と、放射線治療を行う3つの目的を中心に 放射線治療の紹介をしていきます。 放射線治療とは 放射線治療の目的 直腸がんの手術前にがん細胞を死滅させる 転移した部分のがん細胞を消失させる がんによる痛みや出血などの症状を抑える 負担は少ないが、治療である限り副作用は起こり得る 放射線治療の限界 放射線をあてた部分にしか効果…
【大腸がん】転移の有無に関わらず、可能であればまず手術を勧める本当の理由。
大腸がんの治療は、手術が行えるようであれば まず手術を行うことが勧められます。 これは他の臓器への転移の有無に関わらず勧められます。 「どうして手術を受けないといけないのか。 がんの治療には、他に抗がん剤や放射線による治療があるのではないのか。」 と思われる方もいるでしょう。 今回はまず手術が勧められる理由について詳しく書いていきます。 抗がん剤の進歩で年単位で生きていけるようになった 抗がん剤は全ての場所で一様に効く訳ではない 抗がん剤治療を続けられなくなることもある 抗がん剤治療中の手術は危険が多い 抗がん剤の量を調節し、副作用を軽減させられる 最後に 抗がん剤の進歩で年単位で生きていける…
【ステージ4の大腸がん】抗がん剤治療が大幅に進歩。生存期間がこの50年間で約6倍長くなった理由と、抗がん剤治療との付き合い方。
「抗がん剤治療何て効かない」 「抗がん剤は副作用が強く、毒である」 と言った情報が世間で人気があるようですが、 本当に抗がん剤は効かないのでしょうか? 少なくとも大腸がんに対しては、飛躍的な進歩を遂げ ステージ4の大腸がんで、生存期間を大きく延ばしています。 中には手術ができるくらいに腫瘍が小さくなることもあります。 今回は、主に抗がん剤治療が必要となるステージ4の大腸がんについて 抗がん剤治療の効果について書いていきます。 抗がん剤治療の進歩 抗がん剤の弱点 使用できる抗がん剤の種類が多いほど、長生きできる 抗がん剤治療を行うことで、手術を行える場合がある 完治を目指せない場合の抗がん剤との…
【人生の選択を誤らないために】まず考えるべきは標準治療。しかし限界もあり。民間療法しかないと思った時に考えてみること。
「きっと世界には自分に合う治療が存在し、 それは病院では普通の病院では行われていない治療である。」 と考えていませんか? あるいは病院で提示された治療があまりにも辛すぎて 救いを求めるために民間療法に手を出そうとしていませんか? 世の中には、 世界中の研究を検証した結果できた治療 「標準治療」というものが存在します。 今回は、まずは「標準治療」に基づいて 治療内容を検討していくことが大切であることを お伝えしたいと思います。 その上で、標準治療にも限界があり、 この治療を行うのが難しい時にどのように対応していくのが良いか その考え方についても紹介していきます。 標準治療とは 標準治療の凄いとこ…
【自宅待機は無給】世間では過労死を防ぐために働き方改革を進められているが、医師には適用されず【明らかな過労死レベル/束縛/精神崩壊/鈍感力の大切さ】。
世間では、長時間の時間外労働が 過労死につながっていると問題になっています。 そして「働き方改革」が導入されました。 しかし現実には 「1860時間という長時間の時間外労働を認める」とか 「当直明けに休む際に有給を使いなさい」とか 「医師の働いてる時間を管理します(しかしごく一部だけ)」 などと医師の労働環境は変わらないか、むしろ悪化しています。 ニュースなどで医師が反対しているのを耳にしたことがあると思いますが、 どうして医師がこんなにも反論しているのか、 改革に期待を持てないと感じているのか、 不思議に思っている一般の方も多いと思います。 「医師なんだから働けよ。税金使っているんだから。」…
【患者さんの疑問】外来医師は座っているだけで暇そうなのに、どうして予約しても待ち時間が長いのか。
病院に行くと誰もが1度は思ったことがあると思います。 「とにかく待ち時間が長い。」と。 わざわざ仕事を休んできたのに、 診察の外からみると医師は暇そうにしている医師がいるのに どうしてこんなに長い時間待たせるのか。 理由もわからずに長いこと待たされ、イライラが限界を超え、 受付や看護師、医師にクレームを言ったことがある方も 沢山いると思います。 ここでは一見暇そうにも見える医師がどのような理由で 患者さんを待たせることになってしまうのか。 またこのようなクレームがどうして全国で頻回に繰り返し起こってしまうのか について書いていきます。 外来を担当する医師は本当は一番忙しい 外来患者さんを待たせ…
【ステージ4】大腸がんの場合は肝臓や肺に転移したり、再発しても治ることがある。【オリゴメタスタシス】
がんのステージ4と聞けば、「もう助からない」 というイメージがあるのではないでしょうか。 食道がんや胃がん、膵臓がん、肝臓がん、肺がんなど 多くのがんのステージ4は抗がん剤治療などで がんを小さくすることができたとしても がん細胞を取りきることはできません。 しかし「大腸がん」は違います。 何故でしょう? 今回は大腸がんはステージ4でも、 がん細胞を取り切ることができる場合があることについて、 書いていきます。 ステージ4の大腸がんとはどのような状態? ステージ4でも、がんが全身に回っていない場合がある 手術で取りきれない場合 腫瘍を取りきれない場合でも可能であればまず手術を行う 最後に ステ…
【問診/身体診察/検査から治療まで】医師が患者さんを診察する時に、頭の中を開けてみたら次のような言葉が詰まっている。【患者さんのメリットを最大にする確率が高い選択はどれか?】
病院に行って診察室に入るのが緊張しないですか? あるいは緊張を通り越して怖いと思っている方もいるかもしれません。 診察室に入ると、そこには普段あまり接したことのない 白い服を来た何やら難しい顔をした人がいます。 もちろん優しそうで笑顔の人もいます。 ただ実のところは何を考えているかわからず、 不安ですよね。 しかも自分の体のことについて考えているから なお不安。 このような時、もし医者の頭の中を開けて見ることができたら、 気持ちが楽になるのにと思ったことがあるでしょう。 「いや、そんな失礼なこと考えたことないですよ。」 という医師を初めから最後まで信頼して下さる 神様のような患者さんも中にはお…
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