初心者小説です|ω`)/✩.*˚ * 自分が体験した事 * 友人が体験した事 を小説にしています。(仮名)
ーーー エリカはお風呂をあがった後 自分の寝室に向かった。 (少し寝よ・・・学校は休もうかな) 外は少し賑やかでなかなか眠れない。 エリカは布団の中にもぐった。 ーーー 「ん・・・」 眠ってから6時間以上たっていた。 (・・・お腹空いた) キッチンに向かって冷蔵庫をあけた。...
ーーー 「ただいま」 誰もいない家の中は薄暗い。 「おかえり」の言葉も 物音ひとつしない。 エリカは部屋の電気をつけた。 (お風呂・・・) コートとカバンをソファーに置いてお風呂に行った。 湯船を荒いお湯をためた。 ピー お湯がたまったお知らせ音。 エリカは足早に脱衣所へ行...
「え...あ!ごめんなさい!」 恥ずかしさでいっぱいになった。 「落ち着いて。」 椿の方を向けず立ち上がった。 「ハ〜・・・。 何があったのか知らないけど死のうとするのは違うんじゃないの?」 椿の言いたいことはわかっていた。 でもそれは 聞き飽きた言葉。 ("キレイ事"なら...
「あんた死のうとしただろ。」 椿の言葉に何も言えなくなった。 「まあ でも、運が良いのか悪いのか助かったけどな。あのなーー」 どうしてエリカがここに居るのか説明した。 「椿先輩が私を助けたんですね・・・。」 椿が言うことは理解したが ただ一つだけ分からない事があった。 「落...
どのくらい時間がたったのか、 彼女は目を覚ました。 「ん・・・?」 ベッドの上で横になっている体をゆっくり起こした。 あの時落ちたはず、死んだはずの彼女は見覚えのない部屋にいた。 「起きた?痛いところないか?」 声のするほうをみると彼と目が合った。 呆然とする彼女の居るベッ...
真っ白な地面にピンク色の花。 寂し気に 孤独のような・・・ まるであの頃の私をみているみたいで、涙が流れた。 ー2年前ー 放課後のチャイム、全身濡れた彼女、 積もる雪・・・ 1歩踏み出せば そこは【死】。 「最悪な人生・・・」 小さな声で呟いて涙を流しながら寂し気に微笑んだ...
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