chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
舟シ木 みのり
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2019/04/26

arrow_drop_down
  • 『あなたは私の花』⑥

    ーーー エリカはお風呂をあがった後 自分の寝室に向かった。 (少し寝よ・・・学校は休もうかな) 外は少し賑やかでなかなか眠れない。 エリカは布団の中にもぐった。 ーーー 「ん・・・」 眠ってから6時間以上たっていた。 (・・・お腹空いた) キッチンに向かって冷蔵庫をあけた。...

  • 『あなたは私の花』⑤

    ーーー 「ただいま」 誰もいない家の中は薄暗い。 「おかえり」の言葉も 物音ひとつしない。 エリカは部屋の電気をつけた。 (お風呂・・・) コートとカバンをソファーに置いてお風呂に行った。 湯船を荒いお湯をためた。 ピー お湯がたまったお知らせ音。 エリカは足早に脱衣所へ行...

  • 『あなたは私の花』④

    「え...あ!ごめんなさい!」 恥ずかしさでいっぱいになった。 「落ち着いて。」 椿の方を向けず立ち上がった。 「ハ〜・・・。 何があったのか知らないけど死のうとするのは違うんじゃないの?」 椿の言いたいことはわかっていた。 でもそれは 聞き飽きた言葉。 ("キレイ事"なら...

  • 『あなたは私の花』③

    「あんた死のうとしただろ。」 椿の言葉に何も言えなくなった。 「まあ でも、運が良いのか悪いのか助かったけどな。あのなーー」 どうしてエリカがここに居るのか説明した。 「椿先輩が私を助けたんですね・・・。」 椿が言うことは理解したが ただ一つだけ分からない事があった。 「落...

  • 『あなたは私の花』②

    どのくらい時間がたったのか、 彼女は目を覚ました。 「ん・・・?」 ベッドの上で横になっている体をゆっくり起こした。 あの時落ちたはず、死んだはずの彼女は見覚えのない部屋にいた。 「起きた?痛いところないか?」 声のするほうをみると彼と目が合った。 呆然とする彼女の居るベッ...

  • 『あなたは私の花』①

    真っ白な地面にピンク色の花。 寂し気に 孤独のような・・・ まるであの頃の私をみているみたいで、涙が流れた。 ー2年前ー 放課後のチャイム、全身濡れた彼女、 積もる雪・・・ 1歩踏み出せば そこは【死】。 「最悪な人生・・・」 小さな声で呟いて涙を流しながら寂し気に微笑んだ...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、舟シ木 みのりさんをフォローしませんか?

ハンドル名
舟シ木 みのりさん
ブログタイトル
【舟シ木 みのり】ブログ
フォロー
【舟シ木 みのり】ブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用
【舟シ木 みのり】ブログ

フォローできる上限に達しました。

新規登録/ログインすることで
フォロー上限を増やすことができます。

フォローしました

リーダーで読む

フォロー
clear この画面を閉じる

フォローしてブログ村リーダーで
このブログをチェック!

【舟シ木 みのり】ブログ

初心者小説です|ω`)/✩.*˚ * 自分が体験した事 * 友人が体験した事 を小説にしています。(仮名)

フォロー