ブログみるアプリ
日本中の好きなブログをすばやく見られます
無料ダウンロード
ブログ村とはIDが異なります
メインカテゴリーを選択しなおす
フォロー
『あなたは私の花』⑥
ーーー エリカはお風呂をあがった後 自分の寝室に向かった。 (少し寝よ・・・学校は休もうかな) 外は少し賑やかでなかなか眠れない。 エリカは布団の中にもぐった。 ーーー 「ん・・・」 眠ってから6時間以上たっていた。 (・・・お腹空いた) キッチンに向かって冷蔵庫をあけた。...
2019/05/24 12:45
『あなたは私の花』⑤
ーーー 「ただいま」 誰もいない家の中は薄暗い。 「おかえり」の言葉も 物音ひとつしない。 エリカは部屋の電気をつけた。 (お風呂・・・) コートとカバンをソファーに置いてお風呂に行った。 湯船を荒いお湯をためた。 ピー お湯がたまったお知らせ音。 エリカは足早に脱衣所へ行...
2019/05/23 13:54
『あなたは私の花』④
「え...あ!ごめんなさい!」 恥ずかしさでいっぱいになった。 「落ち着いて。」 椿の方を向けず立ち上がった。 「ハ〜・・・。 何があったのか知らないけど死のうとするのは違うんじゃないの?」 椿の言いたいことはわかっていた。 でもそれは 聞き飽きた言葉。 ("キレイ事"なら...
2019/05/03 13:07
『あなたは私の花』③
「あんた死のうとしただろ。」 椿の言葉に何も言えなくなった。 「まあ でも、運が良いのか悪いのか助かったけどな。あのなーー」 どうしてエリカがここに居るのか説明した。 「椿先輩が私を助けたんですね・・・。」 椿が言うことは理解したが ただ一つだけ分からない事があった。 「落...
2019/04/27 16:58
『あなたは私の花』②
どのくらい時間がたったのか、 彼女は目を覚ました。 「ん・・・?」 ベッドの上で横になっている体をゆっくり起こした。 あの時落ちたはず、死んだはずの彼女は見覚えのない部屋にいた。 「起きた?痛いところないか?」 声のするほうをみると彼と目が合った。 呆然とする彼女の居るベッ...
2019/04/26 13:31
『あなたは私の花』①
真っ白な地面にピンク色の花。 寂し気に 孤独のような・・・ まるであの頃の私をみているみたいで、涙が流れた。 ー2年前ー 放課後のチャイム、全身濡れた彼女、 積もる雪・・・ 1歩踏み出せば そこは【死】。 「最悪な人生・・・」 小さな声で呟いて涙を流しながら寂し気に微笑んだ...
2019/04/26 13:13
1件〜100件
「ブログリーダー」を活用して、舟シ木 みのりさんをフォローしませんか?