早咲きの紅色の梅「八重寒紅」(やえかんこう)。一つ一つの花に春の暖かみが遠く漂ってくるかのようだ。(2024年2月、東京)■2024年春の花シリーズ緋色が目立つ緋の司(2024年春の花シリーズ24-01)八重寒紅(やえかんこう)は野梅系・野梅性のごく早咲きの品種です。花は濃い紅色で中輪の八重咲きです。開花期が12月中旬~1月中旬のため、正月用の花材として用いられます。庭木はもちろん、鉢植えにも向きます。早咲きの紅色の梅「八重寒紅」(2024年春の花シリーズ24-02)
どこにでも生えているチガヤだが、これが万葉の頃から歌われている浅茅のことだとは知らなかった。食べられたりもするんだ。(2019-04神奈川県川崎市、道端)チガヤ(千萱、茅、学名:Imperatacylindrica(L.)P.Beauv.)は、単子葉植物イネ科チガヤ属の植物である。日当たりのよい空き地に一面にはえ、細い葉を一面に立てた群落を作り、白い穂を出す。かつては食べられたこともある、古くから親しまれた雑草である。特徴地下茎は横に這い、所々から少数の葉をまとめて出す。地上には花茎以外にはほとんど葉だけが出ている状態である。葉には細くて硬い葉柄があって、その先はやや幅広くなり、広線形。葉はほとんど真っすぐに立ち上がり、高さは30-50cm程になる。葉の裏表の差はあまりない。葉の縁はざらつくがススキほどではない...日本人には親しみ深いチガヤ
丹沢の山麓の林ではヤマツツジが満開だった。どこでも見かける花だが、街中の毒々しい色のつつじと比べるとどこか懐かしい花である。(2019-04神奈川県伊勢原市、林間)ヤマツツジ(山躑躅、学名:Rhododendronkaempferi)はツツジ科ツツジ属の半落葉低木。特徴高さは1-5mになり、若い枝には淡褐色の伏した剛毛が密生する。葉は互生し、葉柄は長さ1-3mmになる。春葉と夏葉の別があり、春葉は春に出て秋に落葉し、夏葉は夏から秋に出て一部は越冬する。春葉は長さ2-5cm、幅0.7-3cmになり、卵形、楕円形、長楕円形、卵状長楕円形など形状や大きさに変化が多く、先は短くとがり先端に腺状突起があり、基部は鋭形、葉の両面、特に裏面の脈上に長毛が生える。夏葉は春葉より小型で、長さ1-2cm、幅0.4-1cmになり、倒...山でみるとどこかほっとするヤマツツジ
桐の花が咲き始めた。初夏の花とされている。今年は全般的に花が早いのではないか。巨木にバラバラと花がつく様子は、どこか泰然自若としたところがある。(2019-04神奈川県川崎市、道端)キリ(桐、学名:Paulowniatomentosa)は、シソ目のキリ科Paulowniaceae。以前はゴマノハグサ科に分類していた(あるいはノウゼンカズラ科)。キリ属の落葉広葉樹。漢語の別名として白桐、泡桐、榮。属名はシーボルトが『日本植物誌』(1835年)においてアンナ・パヴロヴナに献名したもの。ただしシーボルトが与えた学名はP.imperialisであり、後にツンベルクが1783年にノウゼンカズラ科ツリガネカズラ属としてBignoniatomentosaと命名していたことが判明して1841年に現在のものに改められた[1]。名...桐の上品な青い花が咲き始めた
コデマリの花も華麗だ。一見したところ、春の早い時期に咲くユキヤナギかと思わせるが。この花も人々に好まれて、多くの俳句の季題になっている。(2019-04神奈川県伊勢原市、道端)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%87%E3%83%9E%E3%83%AA(小手毬、学名:Spiraeacantoniensis)とは、バラ科シモツケ属の落葉低木。別名、スズカケ。中国(中南部)原産で、日本では帰化植物。特徴落葉低木で、高さは1.5mになる。枝は細く、先は枝垂れる。葉は互生し、葉先は鋭頭で、形はひし状狭卵形になる。春に白の小花を集団で咲かせる。この集団は小さな手毬のように見え、これが名前の由来となっている。日本では、よく庭木として植えられている。コデマリの俳句を挙げ...俳句の季題としても好まれるコデマリ
エゴノキの花はゴージャスだ。数日前、いつもの道を歩いていると、それまで気づかなかったエゴの木に華麗な花が一斉に開いているのに驚かされた。突然のプレゼントのように。(2019-04神奈川県川崎市、道端)エゴノキ(Styraxjaponica)とはエゴノキ科の落葉小高木である。北海道~九州・沖縄まで、日本全国の雑木林に多く見られる。和名は、果実を口に入れると喉や舌を刺激してえぐい(えごい)ことに由来する[1]。チシャノキ、チサノキなどとも呼ばれ歌舞伎の演題『伽羅先代萩』に登場するちさの木(萵苣の木)はこれである。斉墩果と宛字するが、本来はオリーブの漢名。ロクロギとも呼ばれる。特徴高さは10mほどになる。樹皮は赤褐色できめが細かい。葉は両端のとがった楕円形で互生。花期は5月頃、横枝から出た小枝の先端に房状に白い花を下...突然に華麗な白い花を開くエゴノキ
桑の木は養蚕に使われるので、いろいろなところに見かける。花は地味で注意してみないと、気づかない。どこか毛虫のようにも見える。「桑の実の毛虫に似たる恨み哉正岡子規」と歌われているが、毛虫に似ているのは実ではなく、花かもしれない。(2019-04神奈川県川崎市、道端)クワ(桑)は、クワ科クワ属の総称。カイコの餌として古来重要な作物であり、また果樹としても利用される。特徴落葉性の高木で、大きいものは15mに達するが、普段見かけるのは数m程度のものが多い。樹皮は灰色を帯びる。葉は薄く、つやのある黄緑色で、縁にはあらい鋸歯がある。大きい木では、葉の形はハート形に近い楕円形だが、若い木では、葉にあらい切れ込みが入る場合がある。葉には直径25-100μmほどのプラント・オパールが不均一に分布する[1]。雌雄異株だが、同株のも...童謡にも歌われた桑
藤の花が満開になった。藤は個体ごとにまちまちな咲き方をする。あちらでまだつぼみだと思ったら、こちらではすでに咲き終わっているという具合だ。それでも伝統の中に根付いている花である。いくつか俳句を。(2019-04神奈川県川崎市、公園)くたびれて宿借るころや藤の花芭蕉「笈の小文」月に遠くおぼゆる藤の色香かな蕪村「連句会草稿」藤の花雲の梯(かけはし)かかるなり蕪村「落日庵句集」藤の花長うして雨ふらんとす正岡子規「子規全集」伝統に根付いた藤の花
近くの林で、ホウチャクソウを発見した。丹沢まで出かけなくても、探せば身近な場所で生えているのをみつけることができて、うれしかった。こまめに探せば、まだまだ身近に多くの野草が生存しているのかもしれない。(2019-04神奈川県川崎市、林間)このサイトには、ホウチャクソウのたくさんの写真がある。身近にあったホウチャクソウ
どこにでも咲いているノゲシだが、たんぽぽのようにのんびりした感じはない。嫌われ者のようだが、野草の独立独歩の雰囲気があって、そんなに嫌わなくてもと思う。(2019-04神奈川県川崎市、道端)ノゲシ(野芥子、Sonchusoleraceus)とは、キク科ノゲシ属の植物の一種。別名ハルノノゲシ、ケシアザミ。和名に「ケシ」が付くが、ケシ(ケシ科)と葉が似ているだけで分類上は全く別系統である。特徴日本各地の道端や畑に自生する。ヨーロッパ原産で世界各地に広まったと考えられている。日本には史前帰化植物として入ってきたものと思われる。花期は春から秋で黄色のタンポポのような花が咲く。葉には刺があるが柔らかく触っても痛くない。葉色は少し白っぽい緑で光沢はない。葉は茎を抱く。茎の高さは50-100cm程で軟らかく中に空洞がある。どこにでも生えるので嫌われ者のノゲシ
キュウリグサとはひどい名前である。道端に咲いていても、ほとんど目に留まらないほどの小さな草だがよく見てみると、ムラサキ科の花らしい青い小さな花を咲かせている。この花はサソリ型花序という独特な花のつけかたをするのが特異である。わたしたちが見過ごしているところで、こんな小さな美しい花を咲かせているのはけなげだ。(2019-04神奈川県川崎市、道端)キュウリグサ(胡瓜草、学名:Trigonotispeduncularis)は、ムラサキ科キュウリグサ属の雑草。和名は、葉をもむとキュウリのようなにおいがすることに由来する[2]。タビラコともいうが、キク科のコオニタビラコと紛らわしい[2]。形態・生態ムラサキ科の雑草としては、もうひとつハナイバナがある。いずれもごく小さなワスレナグサのような花がつくが、キュウリグサは細長い...道端で人知れず青い花を咲かせているキュウリグサ
もっとも身近な野草の一つとも言える帰化植物のハルジオン。つぼみが頭を垂れているので、ヒメジョオンと区別できる。写真を撮っていると、しばらく声を聞かなかった画眉鳥の声が聞こえて、急になつかしくなった。この中国産の鳥は「それでいいよ、それでいいよ」と、大きな声でわたしたちを肯定してくれる頼りになる鳥である。ハルジオン(春紫菀、学名:ErigeronphiladelphicusL.[1])は、キク科ムカシヨモギ属に分類される多年草の1種[2]。北アメリカ原産で、日本では帰化植物となっている。ヒメジョオンと共に、道端でよく見かける。一部の地域では「貧乏草」と呼ばれ、「折ったり、摘んだりすると貧乏になってしまう」と言われている。分布北アメリカを原産地とする[3]。日本を含めた東アジアに外来種として移入分布している[4]。...とても身近な野草ハルジオン
林の暗いところを好むシャガ。中国から渡来した帰化植物だが、すっかり日本の環境になじんでいる。花弁の紫と黄色の模様は、蜂を蜜のありかに導く標識、ネクターガイドだという。飛行場に着陸する信号灯を思わせる。これについては次のページが面白い。シャガ(射干、著莪、胡蝶花、学名:Irisjaponica)は、アヤメ科アヤメ属の多年草である。特徴人家近くの森林周辺の木陰などの、やや湿ったところに群生する。開花期は4-5月ごろで、白っぽい紫のアヤメに似た花をつける。花弁に濃い紫と黄色の模様がある。根茎は短く横に這い、群落を形成する。草丈は高さは50-60センチ・メートル程度までになり、葉はつやのある緑色、左右から扁平になっている。いわゆる単面葉であるが、この種の場合、株の根本から左右どちらかに傾いて伸びて、葉の片面だけを上に向...林の暗いところを好むシャガ
オニタビラコは種を飛ばして、庭の小さなところにも花を咲かせる。全長5cmくらいでもちゃんと花をつけるから感心する。ふつうは50cmくらいは成長して、堂々と自己主張しているのだが。(2019-04神奈川県川崎市、道端)オニタビラコ(鬼田平子、学名:Youngiajaponica)は、キク科オニタビラコ属の越年草。道端や庭に自生する雑草。形態・生態葉を含め、植物全体に細かい毛を密生する。茎は高さ20cmから1m程に生長し、所々に小さな茎葉をつける。葉は地面近くに集中し、ロゼット状についている。長さ8-25cm、タンポポの葉のように羽状に裂けた複葉となるが、先端の小葉が丸っこい三角で大きい。茎の上部が枝分かれして複散房状に分枝し、多数の黄色の花を咲かせる。花は直径7-8mm程度で、小さなタンポポといったところ。春から...どこにでも生えるオニタビラコ
食べられないが、野原の装飾とはなるヘビイチゴ。実はかわいく、おままごとのご馳走に役立つ。(2019-04神奈川県川崎市、道端)ヘビイチゴ(蛇苺、学名:PotentillahebiichigoYonek.etH.Ohashi)は、バラ科キジムシロ属に分類される多年草の1種。和名の語源については実が食用にならずヘビが食べるイチゴ[1]、ヘビがいそうな所に生育する[2]、イチゴを食べに来る小動物をヘビが狙うことからなど諸説がある。毒があるという俗説があり、ドクイチゴとも呼ばれるが、無毒。以前はヘビイチゴ属に分類されDuchesneachrysanthaと呼ばれていた。ヘビイチゴは人間が食べても体に害はない。特徴畦道や野原などの湿った草地に自生し、アジア南東部と日本全土に広く分布する[1][2]。茎は短く、葉を根出状に...おままごとのご馳走に役立つヘビイチゴ
クローバーの名前で知られるシロツメクサ。もともとは牧草として渡来したものだ。花はたしかに外来種の雰囲気だが子供のころからなじみの花なので、帰化植物とも感じなくなっている。四葉のクローバー探しをした人も多いだろう。(2019-04神奈川県川崎市、道端)シロツメクサ(白詰草、学名:Trifoliumrepens)はシャジクソウ属の多年草。別名、クローバー。原産地はヨーロッパ。花期は春から秋。特徴「シャジクソウ属」も参照茎は地上を這い、葉は3小葉からなる複葉であるが、時に4小葉やそれ以上のものもあり、特に4小葉のものは「四つ葉のクローバー」として珍重される。花は葉の柄よりやや長い花茎の先につく。色は白(ほんの少しピンクのものもある)。雑草防止、土壌浸食防止等に利用されることもある。由来と歴史漢字表記は、「白詰草」。詰...誰にも馴染みのシロツメクサ
気をつけていないと見分けられない地味なチチコグサ。名前は黄色な花で目立つハハコグサにちなんでつけられた。花も地味でかわいそう。(2019-04神奈川県川崎市、道端)チチコグサ特徴小柄な多年草で、全体に白い毛が多いが、目に映る側には毛が少なく、緑に見えるところが多い。花のない時期は地表に張り付くように育つ。根出葉はロゼット状に地表に広がり、花時にも残る。葉は長さ2.5-10cm、線形で細長く、先は少し尖る。表面は緑色、裏面は白毛を密生して白い。根元からは横に蔓状に匍匐枝を出し、その先端に新たな株を生じて増える。そのため、数本がひとかたまりに生えていることが多い。花は春から秋にかけて咲き、ロゼットの真ん中から立ち上がった花茎の先につく。花茎は分枝せず直立して高さ8-25cm、、白毛が多く、途中には数枚の茎葉がつく。...花も地味で見捨てられているかのようなチチコグサ
タチツボスミレはおそらくわたしたちにもっとも身近なスミレだろう。少し薄い紫なので、うっかりすると見過ごしてしまう。道の真ん中の踏みつけられそうなところにも平気で咲いている。(2019-04神奈川県川崎市、道端)タチツボスミレ群生するタチツボスミレタチツボスミレ(立坪菫、学名:Violagrypoceras)は、スミレ科スミレ属の多年草。日本で、ごく身近に見られるスミレ類の一つである。丸い葉と立ち上がる茎が特徴である。概説日本のスミレ属は種類が多く、さまざまなものが各地に見られるが、花がほぼ同じ時期に見られるため、混同して扱われている場合が多い。種としてのスミレも普通種であるが、それ以上に普通種であり、日本を代表するスミレがタチツボスミレである。いくつかの近似種とともに広く見られる。タチツボスミレとスミレは、次の...早春の頃から咲き続けるタチツボスミレ
タンポポよりも小柄なイワニガナはジシバリという通称でよく知られている。それだけ太陽が照らしているような温かさがある。歩きながらこんな花を見過ごすのはもったいないことだ。イワニガナ日本全国、朝鮮半島、中国に分布し、日当たりのよい山野から田畑、市街地にまで自生している。特徴花茎の高さは5〜15cmくらい。葉は根生し長い葉柄がつく。葉の形は卵形で縁は全縁。花期は4〜7月で、直径25mmほどの淡黄色の花を1株に3個ほどつける。よく似るオオジシバリ(大地縛り、学名:Ixerisdebilis)は、イワニガナより花茎が高く、花、葉ともに大型で、葉の形が披針形で縁に鋸歯がある[1]。名称和名は、岩の上にも生えることができるニガナという意味である[1]。別名の「ジシバリ」は、地面を這うように伸びて広がる根の様子が、地面を縛って...太陽が照らしているようなイワニガナ
もはや誰も目もくれない雑草とみなされているハコベだが、それでも小さな花をよくみると、可憐である。(2019-04神奈川県川崎市、道端)コハコベStellariamediaコハコベ(小繁縷、学名:Stellariamedia)は、ナデシコ科ハコベ属の越年草。全草小型の草本で、草体は約10-20cm。茎はよく分枝する。花期は3-9月で、白色の花弁を5枚つける。各花弁は2深裂して10枚にみえる。雄蕊は1-7本。花柱は3個。分布北アメリカやヨーロッパでは庭草として一般的な植物である[1]。世界中に帰化植物として定着している。日本では史前帰化植物として扱われている。人間との関係日本では春の七草の一つとして古くから親しまれており、葉野菜として食用にされる。また家畜として飼われているニワトリの餌となることもある。ただし畑地で...小さな花が可憐なコハコベ
ほとんど余すところなく宅地化され住宅街となった川崎北部ではあるが、それでもまだわずかに残された緑地や公園や神社や道端などに、「どっこい、おいらは生きている」と言わんばかりに野草が花を咲かせている。こうしたしぶとい野草たちを記録しておくことにしよう。やがては「このような花が身近にあったのか、うらやましい」と言わねばならない状態が来るかもしれないのだ。今日はまず早春から目を慰めてくれたヤハズエンドウ。カラスノエンドウの名前でなじみだ。(2019-04神奈川県川崎市、道端)ヤハズエンドウヤハズエンドウ(矢筈豌豆、Viciasativasubsp.nigra[1])はソラマメ属の越年草。ヤハズエンドウが植物学的局面では標準的に用いられる和名だが、カラスノエンドウ(烏野豌豆)という名が一般には定着している(「野豌豆」は中...ごく身近な紫の花、カラスノエンドウ
よく見えないが房状の黄色い花をつけたヒイラギナンテン。赤くなった葉が人目をひく。(2019-04神奈川県川崎市)ヒイラギナンテン(柊南天、学名:Berberisjaponica)は、メギ科メギ属[2]の常緑低木。葉は奇数羽状複葉で、互生し、小葉は硬く、ヒイラギの葉に似て鋸歯はとげとなる。常緑で落葉はしないが、冬に赤銅色になる部分があり、紅葉のようになる。春先に総状花序に黄色い花をつける。その中にある雄しべは、昆虫などが触れることによる刺激で内側に動いて、花粉をなすりつける。果実は液果で、秋に青く熟す。写真はこちらに花よりも葉が目立つヒイラギナンテン
湿ったところに群生しているハナダイコン。名前が少し寂しい(笑)もっと優雅な名前をつけてやれなかったのか。英語名のようにスイート・ロケットとか「淑女の菫」とか「夜の母」とか。(2019-04神奈川県川崎市)ハナダイコン中世から庭園などに植えられていたとされ、特に気候の寒いヨーロッパ北部のドイツ、イギリスなどではよく親しまれている。北アメリカには1600年代に観賞用植物として移入されて帰化し、北はカナダのオンタリオ州からニューファンドランド島、南はジョージア州の山間部まで分布を広げた。主に道路脇や林の外縁によく生え、一部の地域では侵略的外来種と考えられている。ヨーロッパでは鱗翅目のクモマツマキチョウ(Anthochariscardamines)やモンシロチョウ、ダイセツナガ(Plutellaporrectella)...名前で損をしているハナダイコン
きれいな青い花が道端でも目を引く。ホタルカズラと似ているが、こちらはもともとは園芸用に導入されたもの。今では多くの園芸種が、野生植物のような顔をしている。わたしたちの身近にある植物の半分近くは外来種なのだそうである。ツルニチニチソウVinca属は蔓性の多年草あるいは亜低木に分類され、日本ではツルニチニチソウ(Vincamajor)とさらに小型のヒメツルニチニチソウ(V.minor)の2種が一般的に知られる。茎が地面や石垣などを這い、節から根を出し広がって増える。この性質のため、吊り鉢から茎を垂らしたり、グランドカバーなどに利用される。特に斑の入る品種が園芸品種として好まれる。斑には、白と黄色があり、斑の模様も多様であるが、斑入り品種は花付きがよくない傾向がある。耐寒性、耐陰性、耐乾性に優れ周年の鑑賞に耐える[1...園芸種が逃げ出したツルニチニチソウ
最近では珍しくなった日本原産のたんぽぽ、カントウタンポポ。セイヨウタンポポのように総苞が反り返らず、先端に突起があることで判断した。カントウタンポポ英名Japanesedandelion亜種シナノタンポポTaraxacumplatycarpumsubsp.hondoenseカントウタンポポ(関東蒲公英、学名:Taraxacumplatycarpum)は、キク科タンポポ属に属する多年草である。多くの在来タンポポと同じく、外総苞片が垂れ下がらない(セイヨウタンポポは外総苞片が垂れ下がる[1])。外総苞片は内総苞片の半分程度の長さで、先に角状突起があるのが特徴である。近縁のシナノタンポポ(信濃蒲公英学名:Taraxacumplatycarpumsubsp.hondoense)とは外総苞片が内総苞片の半分より長く幅が広...日本原産のカントウタンポポ
二種類の花を咲かせるイロハモミジ若葉と花の対比がきれい。(2019-04神奈川県川崎市)イロハモミジ樹高15m、幹の直径は80cm以上に達する。雌雄同株。葉は長さ3.5~6cm、幅3~7cmで、掌状に深く5~9裂する。和名は、この裂片を「いろはにほへと……」と数えたことに由来する。裂片の縁には鋭く不揃いの重鋸歯があり、裂片の先は長く尾状に伸びる。秋(10~12月)には黄褐色から紅色に紅葉して散る。葉はオオモミジやヤマモミジなどに似るが、本種の葉は一回り小さく、鋸葉が粗く不揃いなところで区別される。花期は春(4~5月)。花は直径5~6mm。暗紫色で5個の萼片と、黄緑色もしくは紫色を帯びる萼片より小さい5個の花弁をもつ。風媒花。果実は翼果、長さ1.5cm程度の翼があり、夏から初秋にかけて熟すと風で飛ばされる。花の種...花も美しいイロハモミジ
ハナミズキの白い花が咲き始めた。街路樹としてひところは大流行したが。秋には紅葉も美しい。(2019-04神奈川県川崎市)ハナミズキ形態・生態樹皮は灰黒色。葉は楕円形となっている。秋には紅葉する。花期は4月下旬から5月上旬で、白色や薄いピンク色の花をつける。但し、花弁のように見えるのは総苞で、中心の塊が花序である。実際の花は、4弁の直径5mm程度の目立たない花が集合して、順次開花する。秋につける果実は複合果で、赤い。白のハナミズキは清楚で美しい
赤い花弁が咲き乱れるのが印象的なベニバナトキワマンサク遠くからは桃の花のように見えますが。「落葉樹であるマンサク対し、一年中葉をつけているため「常盤満作」と名付けられた」そうです。(2019-04神奈川県川崎市)トキワマンサク学名:Loropetalumchinense別名:ベニバナトキワマンサク科名:マンサク科分類:常緑小高木原産地:日本、中国南部~南アジア大きさ:背丈1.5~3m(6m)横幅0.5~2m(5m)葉3~7cm前後(互生)主な見所:花(4~5月)トキワマンサクの特徴白花のトキワマンサクのみしか使われなかった頃は認知度が低かったのですが、紅花のベニバナトキワマンサクが使われるようになってから、その美しい花と丈夫な性質、刈り込みの容易さなどから人気の樹木になりました。落葉樹のマンサクとは異なり葉はや...赤い花弁が印象的なベニバナトキワマンサク
奇怪な形態が面白いミミガタテテンナンショウ。ミミガタテンナンショウ(耳形天南星)Arisaemaundulatifoliumvar.ionostemma科名・属名:サトイモ科テンナンショウ属注.APG分類では学名(Arisaemalimbatum)特徴:草丈30~80cmの多年草。葉は2個つき、7~11の小葉からなる。小葉は卵形~楕円形で幅が広い。葉柄は花の頃は短いが、花後大きくなる。仏炎苞は濃紫色~暗紫色で、筒部の長さは4.5~8cm、口辺部が耳状に著しく開出する。付属体は棒状~根棒状で、先端は円く、径0.3~1cm。分布・生育地:本州(岩手~静岡県の太平洋側)、四国(西南部)(国外:日本固有)山野の林下花期:4~5月撮影記:ヒガンマムシグサの変種で、小葉が楕円形で幅広い、仏炎苞が大型で、口辺部が大きく開出す...まがまがしいミミガタテテンナンショウ
林の中で白い桜の巨木があった。葉の形などから大島桜だろうと推定した。(2019-04神奈川県秦野市)大島桜(オオシマザクラ)/Prunuslannesianavar.speciosa伊豆諸島や房総に自生している白い桜です。良い薫り。花は大きめです。ピンクがかったオオシマもいました。どうやら散る間際にピンクがかるそう。立派な木でした。オオシマは多くの栽培品種サトザクラの親で、この桜がなかったら現代の様にたくさんの品種の桜が生まれる事もなかったかもしれません。木材や工芸品、薪などにも使われ、とても身近な桜です。このピンクがかったオオシマと一番上の大きな写真は2016年3月26日に撮影。まだそんなに葉が伸びていません。ソメイヨシノはこのオオシマとエドヒガンの交配品種ですが、ソメイヨシノは花が先に咲いて葉が出てきますが...林の中で白く輝く大島桜
登山路の脇に宝石のように散らばっていたハナルリソウ(2019-04神奈川県秦野市)ハナルリソウ植物学名:Omphalodesverna上位分類:ルリソウ属Omphalodesvernacanreach20–30centimetres(7.9–11.8in)inheight.Theplanthasastemthatsnakesacrosstheground(hencethealternativenameofCreepingforget-me-not).Ithasitsoverwinteringbudssituatedjustbelowthesoilsurface(hemicryptophyte).Thisspeciescanspreadquickly,itishardtouprootandbysomeaccoun...宝石のようなハナルリソウ
木陰にひっそりとホウチャクソウが咲いていた。(2019-04神奈川県秦野市)ホウチャクソウは草丈は30-60cmになり葉は互生、茎は上部で分かれる。先端の葉の付け根から長さ2cmほどの花が1-3個垂れ下がって咲く。花被片は6枚(3枚の花びらと3枚のガク)で合着しないが、チゴユリ(D.smilacinum)のようには開かないので筒状に見える。花被片が合着しない点で、よく似たアマドコロ属Polygonatumと見分けることができる。花の先端ほど緑色が濃い。花期は5月から6月中旬で、花の後には直径1cmほどの実がなり黒紫色の液果となる。地下茎を延ばして先端に翌年の株ができる擬似一年草。チゴユリと自然交配することがありホウチャクチゴユリと呼ぶ。若芽に有毒成分を含む。山菜として利用されるアマドコロやナルコユリの若芽と似て...木陰にひっそりと咲くホウチャクソウ
山に登り始めてすぐに目についたキランソウ(2019-04神奈川県秦野市)キランソウ(金瘡小草)、ジゴクノカマノフタ品種シロバナキランソウA.d.f.albifloraウズキランソウA.d.f.condensataモモイロキランソウA.d.f.purpureaキランソウ(金瘡小草、学名:Ajugadecumbens)は、シソ科キランソウ属の多年草。道端などに生える雑草。根生葉が地面に張り付くように広がることから、ジゴクノカマノフタともいう[2]。形態・生態全体に毛が多い。茎は高く伸びず、草全体がロゼット状に地表に張り付いて円盤状の形になる。伸びる茎は斜めに地表をはうが、そこから根を出すことがなく、その先端部はやはりロゼット状に葉を広げ、花をつける。シソ科では珍しく、茎の断面が丸い。葉は、基部のものでは長さ4-6c...目立たない花だけどよくみるとかわいいキランソウ
早春の林の中でキブシの花はぱっと目につく。藤の花に似ているから木藤と呼ばれるのももっともだ。(2019-04川崎市多摩区)キブシ(木五倍子、学名:Stachyuruspraecox)は、キブシ科キブシ属に属する雌雄異株の落葉低木。別名、キフジともいう。花は、3-5月の葉が伸びる前に淡黄色の総状花序につける。長さ3-10cmになる花茎は前年枝の葉腋から出て垂れ下がり、それに一面に花がつくので、まだ花の少ない時期だけによく目立つ。花には長さ0.5mmの短い花柄があり、花は長さ7-9mmの鐘形になる。萼片は4個で内側の2個は大きく花弁状、花弁は4個で花時にも開出せず直立する。雄花は淡黄色、雌花はやや緑色を帯びる。雌花、雄花とも雄蕊は8個、雌蕊は1個あるが、雌花の雄蕊は小さく退化している。葉には長さ1-3cmの葉柄があ...林の中で目を引くキブシの花
ムラサキケマンが群れて咲いていた。(2019-04川崎市多摩区)。Wikiから特徴茎は真っ直ぐに立ち、高さは30-50cmほど。茎には複数の葉がつき、それぞれ斜め上に伸びて2-3回3出複葉、小葉は扇形に近く、先端は丸くて、丸い鋸歯がある。葉質は薄くて柔らかく、つやを欠く。花期は4-6月で、赤紫色の長さ2cmでキケマン属に独特の筒状の花を咲かせる。果実は豆の果実に似る。分布と生育環境日本全国に分布し、国外では中国から知られる。木陰などの直射日光の当たらない場所に生育する。生活史一般にこの植物は越年草といわれるが、実際にはもう少し複雑な生活史を持っている。この植物の種子は6月頃に成熟するが、これは発芽するのは翌年の春で、初夏まで成長した後、地上部は枯れ、地下に団子状の塊茎を残す。これが再び活動するのはその年の秋で、...ムラサキケマンの群落
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早咲きの紅色の梅「八重寒紅」(やえかんこう)。一つ一つの花に春の暖かみが遠く漂ってくるかのようだ。(2024年2月、東京)■2024年春の花シリーズ緋色が目立つ緋の司(2024年春の花シリーズ24-01)八重寒紅(やえかんこう)は野梅系・野梅性のごく早咲きの品種です。花は濃い紅色で中輪の八重咲きです。開花期が12月中旬~1月中旬のため、正月用の花材として用いられます。庭木はもちろん、鉢植えにも向きます。早咲きの紅色の梅「八重寒紅」(2024年春の花シリーズ24-02)
緋色が目立つ花梅の「緋の司」(ひのつかさ)です。春らしい花ですね。(2024年二月、東京)緋色が目立つ緋の司(春の花2024)
花芯がピンクに染まる白バラ「レーシー・レディ」。半剣弁高芯咲きの中輪で、1999年にイギリスのディクソン社が発表したバラである。(2023年京成バラ園)■2023年春薔薇シリーズ「フランボワーズ・バニーユ」(2023年春薔薇シリーズ23-01)「ルージュ・ピエール・ド・ロンサール」(2023年春薔薇シリーズ23-02)「つる・プリンセス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-03)「プリンセス・アイコ」(2023年春薔薇シリーズ23-04)「ハニー・ブーケ」(2023年春薔薇シリーズ23-05)「エンプレス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-06)「スマイル・ハニー・ローズ」(2023年春薔薇シリーズ23-07)「プリンセス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-08)「ディズニーランドローズ」...花芯がピンクに染まる白バラ「レーシー・レディ」(2023年春薔薇シリーズ23-46)
穏やかなピンクのバラ「春芳」。シュンポウと読ませる。半剣弁高芯咲きの中輪で、1987年に鈴木省三氏が作出したバラである。(2023年京成バラ園)■2023年春薔薇シリーズ「フランボワーズ・バニーユ」(2023年春薔薇シリーズ23-01)「ルージュ・ピエール・ド・ロンサール」(2023年春薔薇シリーズ23-02)「つる・プリンセス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-03)「プリンセス・アイコ」(2023年春薔薇シリーズ23-04)「ハニー・ブーケ」(2023年春薔薇シリーズ23-05)「エンプレス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-06)「スマイル・ハニー・ローズ」(2023年春薔薇シリーズ23-07)「プリンセス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-08)「ディズニーランドローズ」(202...穏やかなピンクのバラ「春芳」(2023年春薔薇シリーズ23-45)
ピンクの中輪のつるバラ「エーデルシュタイン」。丸弁カップ咲きで、2015年にドイツのタンタウ社が発表したバラである。名前は「宝石」の意味だ。(2023年京成バラ園)■2023年春薔薇シリーズ「フランボワーズ・バニーユ」(2023年春薔薇シリーズ23-01)「ルージュ・ピエール・ド・ロンサール」(2023年春薔薇シリーズ23-02)「つる・プリンセス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-03)「プリンセス・アイコ」(2023年春薔薇シリーズ23-04)「ハニー・ブーケ」(2023年春薔薇シリーズ23-05)「エンプレス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-06)「スマイル・ハニー・ローズ」(2023年春薔薇シリーズ23-07)「プリンセス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-08)「ディズニーラ...ピンクの中輪のつるバラ「エーデルシュタイン」(2023年春薔薇シリーズ23-44)
クリームがかった白のゆったりとしたバラ「正雪」。半剣弁高芯咲きの大輪のバラで、1992年に鈴木省三氏が作出したバラである。(2023年京成バラ園)■2023年春薔薇シリーズ「フランボワーズ・バニーユ」(2023年春薔薇シリーズ23-01)「ルージュ・ピエール・ド・ロンサール」(2023年春薔薇シリーズ23-02)「つる・プリンセス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-03)「プリンセス・アイコ」(2023年春薔薇シリーズ23-04)「ハニー・ブーケ」(2023年春薔薇シリーズ23-05)「エンプレス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-06)「スマイル・ハニー・ローズ」(2023年春薔薇シリーズ23-07)「プリンセス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-08)「ディズニーランドローズ」(20...クリームがかった白のゆったりとしたバラ「正雪」(2023年春薔薇シリーズ23-43)
外側は白く、中心はピンクになるバラ「ミミ・エデン」。丸弁カップ咲きの中輪のバラで、2000年にフランスのメイヤン社が作出したバラである。(2023年京成バラ園)■2023年春薔薇シリーズ「フランボワーズ・バニーユ」(2023年春薔薇シリーズ23-01)「ルージュ・ピエール・ド・ロンサール」(2023年春薔薇シリーズ23-02)「つる・プリンセス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-03)「プリンセス・アイコ」(2023年春薔薇シリーズ23-04)「ハニー・ブーケ」(2023年春薔薇シリーズ23-05)「エンプレス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-06)「スマイル・ハニー・ローズ」(2023年春薔薇シリーズ23-07)「プリンセス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-08)「ディズニーランド...外側は白く、中心はピンクになるバラ「ミミ・エデン」(2023年春薔薇シリーズ23-42)
コロッとした丸い花をつけるつるバラ「アミ・ロマンティカ」。中輪の浅いカップ咲きで、白地にピンクが乗る。2010年にフランスのメイヤン社が作出したバラである。(2023年京成バラ園)■2023年春薔薇シリーズ「フランボワーズ・バニーユ」(2023年春薔薇シリーズ23-01)「ルージュ・ピエール・ド・ロンサール」(2023年春薔薇シリーズ23-02)「つる・プリンセス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-03)「プリンセス・アイコ」(2023年春薔薇シリーズ23-04)「ハニー・ブーケ」(2023年春薔薇シリーズ23-05)「エンプレス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-06)「スマイル・ハニー・ローズ」(2023年春薔薇シリーズ23-07)「プリンセス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-08...コロッとした丸い花をつけるつるバラ「アミ・ロマンティカ」(2023年春薔薇シリーズ23-41)
ピンクがかった赤のバラ「ピンクノックアウト」。ノックアウトの枝変わりで、2004年にアメリカのラドラー社が発表したバラである。半八重咲きのシンプルでかわいいバラだ。(2023年京成バラ園)■2023年春薔薇シリーズ「フランボワーズ・バニーユ」(2023年春薔薇シリーズ23-01)「ルージュ・ピエール・ド・ロンサール」(2023年春薔薇シリーズ23-02)「つる・プリンセス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-03)「プリンセス・アイコ」(2023年春薔薇シリーズ23-04)「ハニー・ブーケ」(2023年春薔薇シリーズ23-05)「エンプレス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-06)「スマイル・ハニー・ローズ」(2023年春薔薇シリーズ23-07)「プリンセス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ2...ピンクがかった赤のバラ「ピンクノックアウト」(2023年春薔薇シリーズ23-40)
一重のシンプルなレモンイエローのバラ「リモンチェッロ」。名前のリモンチェッロはイタリアのレモン酒の名前だという。2008年にフランスのメイヤン社が作出したバラである。(2023年京成バラ園)■2023年春薔薇シリーズ「フランボワーズ・バニーユ」(2023年春薔薇シリーズ23-01)「ルージュ・ピエール・ド・ロンサール」(2023年春薔薇シリーズ23-02)「つる・プリンセス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-03)「プリンセス・アイコ」(2023年春薔薇シリーズ23-04)「ハニー・ブーケ」(2023年春薔薇シリーズ23-05)「エンプレス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-06)「スマイル・ハニー・ローズ」(2023年春薔薇シリーズ23-07)「プリンセス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ...一重のシンプルなレモンイエローのバラ「リモンチェッロ」(2023年春薔薇シリーズ23-39)
濃艶な黒バラ「黒蝶」。開くとロゼット咲きになる。大輪の花が房咲きになるので、見栄えのするバラだ。(2023年京成バラ園)■2023年春薔薇シリーズ「フランボワーズ・バニーユ」(2023年春薔薇シリーズ23-01)「ルージュ・ピエール・ド・ロンサール」(2023年春薔薇シリーズ23-02)「つる・プリンセス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-03)「プリンセス・アイコ」(2023年春薔薇シリーズ23-04)「ハニー・ブーケ」(2023年春薔薇シリーズ23-05)「エンプレス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-06)「スマイル・ハニー・ローズ」(2023年春薔薇シリーズ23-07)「プリンセス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-08)「ディズニーランドローズ」(2023年春薔薇シリーズ23-...濃艶な黒バラ「黒蝶」(2023年春薔薇シリーズ23-38)
鮮やかなオレンジ色が際立つバラ「スーパースター」。トロピカーナとも呼ばれる。半剣弁高芯咲きの大輪で、1960年にタンタウ社から発表されたバラである。(2023年京成バラ園)■2023年春薔薇シリーズ「フランボワーズ・バニーユ」(2023年春薔薇シリーズ23-01)「ルージュ・ピエール・ド・ロンサール」(2023年春薔薇シリーズ23-02)「つる・プリンセス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-03)「プリンセス・アイコ」(2023年春薔薇シリーズ23-04)「ハニー・ブーケ」(2023年春薔薇シリーズ23-05)「エンプレス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-06)「スマイル・ハニー・ローズ」(2023年春薔薇シリーズ23-07)「プリンセス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-08)「ディ...鮮やかなオレンジ色が際立つバラ「スーパースター」(2023年春薔薇シリーズ23-37)
白のナデシコに似た花を咲かせる「センジュガンピ」。林のなかでひっそりと咲いているのが奥ゆかしい。(2023年箱根)2023年春の花シリーズ「ジャイアント・スノードロップ」(春の花シリーズ23-01)「セツブンソウ」(春の花シリーズ23-02)「ユキワリイチゲ」(春の花シリーズ23-03)「福寿草」(春の花シリーズ23-04)「ミチノクフクジュソウ」(春の花シリーズ23-05)「福寿海」(春の花シリーズ23-06)「ロウバイ」(春の花シリーズ23-07)「シナマンサク」(春の花シリーズ23-08)「八重寒紅」(春の花シリーズ23-09)「カラスノエンドウ」(春の花シリーズ23-10)「クモマグサ」(春の花シリーズ23-11)「スイセン」(春の花シリーズ23-12)「ペーパーホワイト」(春の花シリーズ23-1...白のナデシコに似た花を咲かせる「センジュガンピ」(春の花シリーズ23-110)
小さな白い花が頭状花として集まって咲く「セイヨウノコギリソウ」。頭状花の部分が少し飛び出ているのが特徴だ。(2023年箱根)2023年春の花シリーズ「ジャイアント・スノードロップ」(春の花シリーズ23-01)「セツブンソウ」(春の花シリーズ23-02)「ユキワリイチゲ」(春の花シリーズ23-03)「福寿草」(春の花シリーズ23-04)「ミチノクフクジュソウ」(春の花シリーズ23-05)「福寿海」(春の花シリーズ23-06)「ロウバイ」(春の花シリーズ23-07)「シナマンサク」(春の花シリーズ23-08)「八重寒紅」(春の花シリーズ23-09)「カラスノエンドウ」(春の花シリーズ23-10)「クモマグサ」(春の花シリーズ23-11)「スイセン」(春の花シリーズ23-12)「ペーパーホワイト」(春の花シリー...小さな白い花が頭状花として集まって咲く「セイヨウノコギリソウ」(春の花シリーズ23-109)
ピンクの花があでやかな「キョウガノコ」。茶花にもよく使われる。(2023年春高尾山)2023年春の花シリーズ「ジャイアント・スノードロップ」(春の花シリーズ23-01)「セツブンソウ」(春の花シリーズ23-02)「ユキワリイチゲ」(春の花シリーズ23-03)「福寿草」(春の花シリーズ23-04)「ミチノクフクジュソウ」(春の花シリーズ23-05)「福寿海」(春の花シリーズ23-06)「ロウバイ」(春の花シリーズ23-07)「シナマンサク」(春の花シリーズ23-08)「八重寒紅」(春の花シリーズ23-09)「カラスノエンドウ」(春の花シリーズ23-10)「クモマグサ」(春の花シリーズ23-11)「スイセン」(春の花シリーズ23-12)「ペーパーホワイト」(春の花シリーズ23-13)「キズイセン」(春の花シリ...ピンクの花があでやかな「キョウガノコ」(春の花シリーズ23-108)
青紫の花が群れて咲く「アズーロコンパクト・スカイブルー」。風にそよぐとかわいい。花の形もアップでみると、ウサギ耳をもっていて、可憐だ。(2023年春川崎市)2023年春の花シリーズ「ジャイアント・スノードロップ」(春の花シリーズ23-01)「セツブンソウ」(春の花シリーズ23-02)「ユキワリイチゲ」(春の花シリーズ23-03)「福寿草」(春の花シリーズ23-04)「ミチノクフクジュソウ」(春の花シリーズ23-05)「福寿海」(春の花シリーズ23-06)「ロウバイ」(春の花シリーズ23-07)「シナマンサク」(春の花シリーズ23-08)「八重寒紅」(春の花シリーズ23-09)「カラスノエンドウ」(春の花シリーズ23-10)「クモマグサ」(春の花シリーズ23-11)「スイセン」(春の花シリーズ23-12)「...青紫の花が群れて咲く「アズーロコンパクト・スカイブルー」(春の花シリーズ23-107)
蕾が開くと黄色の雄蕊が突き出てかわいい「ナンテン」。漢名の「南天燭」からきているが、「難転」と音が通じるので、縁起かつぎに植えられたという。冬には真っ赤な実が実るので、子供の頃には雪で作ったウサギの目にしたものだった。(2023年春川崎市)2023年春の花シリーズ「ジャイアント・スノードロップ」(春の花シリーズ23-01)「セツブンソウ」(春の花シリーズ23-02)「ユキワリイチゲ」(春の花シリーズ23-03)「福寿草」(春の花シリーズ23-04)「ミチノクフクジュソウ」(春の花シリーズ23-05)「福寿海」(春の花シリーズ23-06)「ロウバイ」(春の花シリーズ23-07)「シナマンサク」(春の花シリーズ23-08)「八重寒紅」(春の花シリーズ23-09)「カラスノエンドウ」(春の花シリーズ23-10)...蕾が開くと黄色の雄蕊が突き出てかわいい「ナンテン」(春の花シリーズ23-106)
素晴らしく香る「テイカカズラ」。満たされぬ恋心に絡みつくという名前を残された定家さんもかわいそうだが、垣根の木などに絡みついて、その木の花であるかのように咲き誇っているのをよくみかける。(2023年春川崎市)2023年春の花シリーズ「ジャイアント・スノードロップ」(春の花シリーズ23-01)「セツブンソウ」(春の花シリーズ23-02)「ユキワリイチゲ」(春の花シリーズ23-03)「福寿草」(春の花シリーズ23-04)「ミチノクフクジュソウ」(春の花シリーズ23-05)「福寿海」(春の花シリーズ23-06)「ロウバイ」(春の花シリーズ23-07)「シナマンサク」(春の花シリーズ23-08)「八重寒紅」(春の花シリーズ23-09)「カラスノエンドウ」(春の花シリーズ23-10)「クモマグサ」(春の花シリーズ2...素晴らしく香る「テイカカズラ」(春の花シリーズ23-105)
青紫色の小さな花が高盆状に集まって咲く「ヤナギハナガサ」。南米から園芸種として導入されたが、こぼれダネでよく繁殖して、現在では道端によく見かける。サンジャクバーベナ(三尺バーベナ)とも呼ばれている。(2023年春川崎市)2023年春の花シリーズ「ジャイアント・スノードロップ」(春の花シリーズ23-01)「セツブンソウ」(春の花シリーズ23-02)「ユキワリイチゲ」(春の花シリーズ23-03)「福寿草」(春の花シリーズ23-04)「ミチノクフクジュソウ」(春の花シリーズ23-05)「福寿海」(春の花シリーズ23-06)「ロウバイ」(春の花シリーズ23-07)「シナマンサク」(春の花シリーズ23-08)「八重寒紅」(春の花シリーズ23-09)「カラスノエンドウ」(春の花シリーズ23-10)「クモマグサ」(春の...青紫色の小さな花が高盆状に集まって咲く「ヤナギハナガサ」(春の花シリーズ23-104)
褐色を帯びた深紅のバラ「デイリー・メイル・センテッド・ローズ」。華やかななかにも陰影のあるバラだ。名札によると1921年にイギリスでアーチャー&ドーターが作出したバラだという。(2023年京成バラ園)■2023年春薔薇シリーズ「フランボワーズ・バニーユ」(2023年春薔薇シリーズ23-01)「ルージュ・ピエール・ド・ロンサール」(2023年春薔薇シリーズ23-02)「つる・プリンセス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-03)「プリンセス・アイコ」(2023年春薔薇シリーズ23-04)「ハニー・ブーケ」(2023年春薔薇シリーズ23-05)「エンプレス・ミチコ」(2023年春薔薇シリーズ23-06)「スマイル・ハニー・ローズ」(2023年春薔薇シリーズ23-07)「プリンセス・ミチコ」(2023年春薔...褐色を帯びた深紅のバラ「デイリー・メイル・センテッド・ローズ」(2023年春薔薇シリーズ23-36)
早咲きの紅色の梅「八重寒紅」(やえかんこう)。一つ一つの花に春の暖かみが遠く漂ってくるかのようだ。(2024年2月、東京)■2024年春の花シリーズ緋色が目立つ緋の司(2024年春の花シリーズ24-01)八重寒紅(やえかんこう)は野梅系・野梅性のごく早咲きの品種です。花は濃い紅色で中輪の八重咲きです。開花期が12月中旬~1月中旬のため、正月用の花材として用いられます。庭木はもちろん、鉢植えにも向きます。早咲きの紅色の梅「八重寒紅」(2024年春の花シリーズ24-02)
緋色が目立つ花梅の「緋の司」(ひのつかさ)です。春らしい花ですね。(2024年二月、東京)緋色が目立つ緋の司(春の花2024)