優雅なたたずまいのフタリシズカ
高尾山ではヒトリシズカはもう終わっていたがフタリシズカが群れて咲いていた。優雅な名前をもらった植物の一つだ。花のたたずまいも、名前に恥じずに優雅なものである。このような花を撮影していると、都会の空気がすっかりと抜けるような気分になる。(2019-05東京都高尾山)フタリシズカフタリシズカ(二人静、学名:Chloranthusserratus)は、センリョウ科の多年草。特徴沖縄を除く日本全国の山林の比較的暗い場所に分布する。高さは30~60cm。花期は4~6月。茎の先に数本(2本の場合が多い)の穂状花序を出し、小さな白い花をつける。花には花弁も萼もなく、3個の雄しべが丸く子房を抱いている。花序は立っているが、果実ができると下に曲がる。夏頃(果実の成熟期)に閉鎖花をつける。和名は、2本の花序を、能楽「二人静」の静御...優雅なたたずまいのフタリシズカ
2019/05/31 14:24