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  • フランス音楽回顧展Ⅰ@サントリーホール

    昨日は《フランス音楽回顧展Ⅰ》というコンサートを聴いてきました。「サントリーホールサマーフェスティバル2018」のザ・プロデューサー・シリーズ「野平一郎がひらく」のふたつ目の公演。19時からサントリーホールブルーローズで開演。演奏された3作品はすべて日本初演。同シリーズ最初の公演であるオペラ「亡命」はとても楽しかったので今日も大きな期待を持って会場に向かった。音楽的内容としては想像していたものと大きく違ったけれども大満足な公演だった。演奏された3つの作品はいずれも最近10年以内に作曲されたので「回顧展」と称するわりには新しいなという感じ。9月1日の「回顧展Ⅱ」の内容と合わせてのタイトルということか。1曲めはトリスタン・ミュライユ『トラヴェル・ノーツ』(2015)。2台のピアノとふたりの打楽器奏者のための作品。ミ...フランス音楽回顧展Ⅰ@サントリーホール

  • 野平一郎 オペラ『亡命』

    昨日(8月22日)は、サントリーホールサマーフェスティバル2018の開幕公演である野平一郎のオペラ『亡命』(世界初演)の初日を鑑賞してきました。「亡命」というキーワードを軸に20世紀を生きた音楽家の苦悩を描いた物語として興味深く鑑賞しました。舞台が暗転したまま演奏者が入場したため、拍手をするタイミングが分からず、静寂が続くなか、突然、音楽が始まってしまいました。これも、この深刻な物語にふさわしい始まりだったかもしれません。事前の情報では演奏時間90分とのことでしたが、実際には正味120分を超え、小休憩とカーテンコールを含めると2時間半ほどの公演となりました。何よりも演奏が素晴らしかった。5人の歌手たちの重厚な歌唱がドラマに切迫した緊張感を与えていました。演奏会形式のため、じっくりと音楽に集中し、それぞれの声の質...野平一郎オペラ『亡命』

  • 低音デュオ『双子素数』はとんでもない名盤

    昨日のサントリーホールでの公演で低音デュオの2枚目のCD『双子素数』を購入。さっそく通して聴きました。ひとことで表現するなら、「とんでもない名盤!」です。低音デュオはバリトンの松平敬氏とチューバ・セルパンの橋本晋哉氏の2人による演奏ユニット。バリトンとチューバというと地味な音かなあと思うと全く違って色彩豊かな楽しく深い音楽を楽しむことができます。収録されている作品は、毎年、杉並公会堂で開催されている公演のために委嘱された作品。わたしは何故か隔年で聴きにいっているので、収録曲は実演に接しているものもそうでないものもあります。自分たちのレパートリーを全て自分たちで開拓するというのは凄いなあといつも感心しております。視覚的要素が大きな比重を占めるレパートリーも多いなかで、このCDではスタジオ録音という特性を活かせる楽...低音デュオ『双子素数』はとんでもない名盤

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