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わらさんさんの新着記事

1件〜30件

  • ウィーンのジョン・ル・カレ

    アダムズ・シズマン著『ジョン・ル・カレ伝』を読んでるけど、思いがけない小ネタがいろいろ出てきて面白い。『寒い国から帰ってきたスパイ』が世界的なベストセラーになり突然、富裕層の仲間入りをしたジョン・ル・カレがウィーンに住むために借りた邸宅の前の借主はヘルベルト・フォン・カラヤン。次の借主はヴィーラント・ワーグナーだって。ル・カレがウィーンに住んでいたことがあったというのも初めて知って少し驚いた。で、これが税金対策だったというのだから、当時のイギリスの高額所得者に対する税率の凄まじい高さにびっくり。最高税率88.75パーセントだって!ウィーンのジョン・ル・カレ

  • 工藤あかね&松平敬「Voice Duo2.0 あいうえお」

    昨日は近江楽堂でおこなわれたコンサート《工藤あかね&松平敬「VoiceDuo2.0あいうえお」》を聴いてきた。午前中から時間の余裕があったので、散髪したあと、神保町のディスクユニオンでカーゲルやノーノのCDを買い、揚子江菜館で五目ラーメンを食べた。薄めのスープが絶妙で、ひとつひとつの具材の滋味が嬉しい、いつもながらの美味しさ。そして午後からは楽しみにしていた公演を聴くために初台に向かった。今回は人生初の電子チケット。実は数日前からスマートフォンの調子が悪くて、たぶんバッテーリーの経年劣化によるものだろうけど、突然シャットダウンしたり電源が入らなかっりしていて、案の定、会場に到着する直前に電源が落ちたきり入らなくなった。焦ったけど、数分間の格闘ののち、なんとか復旧し無事に入場。工藤あかねと松平敬のデュオコンサート...工藤あかね&松平敬「VoiceDuo2.0あいうえお」

  • 飯山陽『イスラム2.0 SNSが変えた1400年の宗教観』

    飯山陽著『イスラム2.0SNSが変えた1400年の宗教観』(2019年河出書房新社)の感想文です。イスラム2.0:飯山陽|河出書房新社イスラム2.0インターネットの発達がイスラム教徒を覚醒させた──誰もがコーランやハディースの知識に触れることで原点回帰が起きたのだ。気鋭の...河出書房新社 著者によれば現代のイスラム教は、インターネットの普及によって一般のイスラム教徒が啓示に簡単にアクセスできる「イスラム2.0」時代であり、イスラム法学者という一握りの宗教エリートが啓示を独占していた「イスラム1.0」時代と劇的に変わっているという。イスラム2.0時代の具体的な様相が豊富な事実とデータを積み上げることで鮮やかに浮かび上がる。それは衝撃的な世界の「現実」だ。私は現代の世界で起きている事態に驚くとともに、大いに反省し...飯山陽『イスラム2.0SNSが変えた1400年の宗教観』

  • 呉座勇一著「応仁の乱ー戦国時代を生んだ大乱」

    2017年に出版されてベストセラーとなり、おびただしい数の書評が様々なメディアに掲載された呉座勇一著『応仁の乱ー戦国時代を生んだ大乱』(中公新書)を今ごろになって読んだので、感想文を書きます。まず何よりも単に政治過程や戦闘の経過を説明するだけでない本書は大学で『満済准后日記』を必死に勉強した私にとってツボにハマりまくる内容だった。『経覚私要鈔』の著者である経覚と『大乗院寺社雑事紀』を著した尋尊から見た視点を軸として応仁の乱の全体像とその前後の歴史を丁寧に見通し良く辿る。著者が「事実関係を淡々と書き連ねるだけでは意味がない。戦乱の渦に巻き込まれた人々の生態をそのまますくいとることが肝要である」という意図は十分に達成されている。それにより、戦後歴史学のマルクス主義の影響や内藤湖南に代表される「過剰な意味付け」を排し...呉座勇一著「応仁の乱ー戦国時代を生んだ大乱」

  • 呉座勇一著「応仁の乱ー戦国時代を生んだ大乱」

    2017年に出版されてベストセラーとなり、おびただしい数の書評が様々なメディアに掲載された呉座勇一著『応仁の乱ー戦国時代を生んだ大乱』(中公新書)を今ごろになって読んだので、感想文を書きます。まず何よりも単に政治過程や戦闘の経過を説明するだけでない本書は大学で『満済准后日記』を必死に勉強した私にとってツボにハマりまくる内容だった。『経覚私要鈔』の著者である経覚と『大乗院寺社雑事紀』を著した尋尊から見た視点を軸として応仁の乱の全体像とその前後の歴史を丁寧に見通し良く辿る。著者が「事実関係を淡々と書き連ねるだけでは意味がない。戦乱の渦に巻き込まれた人々の生態をそのまますくいとることが肝要である」という意図は十分に達成されている。それにより、戦後歴史学のマルクス主義の影響や内藤湖南に代表される「過剰な意味付け」を排し...呉座勇一著「応仁の乱ー戦国時代を生んだ大乱」

  • 2019年に読んだ本 ベスト3

    2019年に読んだ本のベスト3です。第1位松平敬著「シュトックハウゼンのすべて」(2019年アルテスパブリッシング)日本における現代音楽演奏のトップランナーであるバリトン歌手・松平敬氏によるカールハインツ・シュトックハウゼンの全作品の解説。作品が時系列で紹介されるため、そのままシュトックハウゼンの伝記としても読むことができる。全てのページからシュトックハウゼンの音楽に対する愛情と敬意が伝わってくるだけでなく、記述の正確さへの執念を感じる文章に強く引き付けられた。今後、日本でのシュトックハウゼン作品についての論述はこの著作を参照することが必須となるだろう。シュトックハウゼンのすべて–アルテスパブリッシング現代音楽を代表する作曲家の全作品・全生涯を演奏・研究の第一人者が徹底的に解説する日本初のシュトックハウゼン入門...2019年に読んだ本ベスト3

  • 女声合唱団暁 第12回演奏会

    昨年の12月22日、西川竜太指揮・女性合唱団暁の公演を聴いてきました。18時からJTアートホールアフィニス演奏された曲は権代敦彦「SongofInnocence&Experience無垢の歌・経験の歌」児童合唱とピアノのためのop.71(2002)篠田将伸「この世の果ての代数学」(2017委嘱作品・再演)近江典彦「聖歌“言が肉となった”ヨハネによる福音書第1章から」(委嘱新作・初演)南聡女声合唱とピアノのための「春のマドリガル集」(2008)の4作品当日は冷たい雨の降る中、人気の全くない日曜日の霞ヶ関を歩いて、人気のないJT本社ビルのなかの会場に辿りついた。寒々とした気分は、演奏が始まると一瞬で消えてしまった。そこには、あふれるような豊かな音楽があった。ひとつひとつの作品と演奏に心と体が奥深く暖められていくよう...女声合唱団暁第12回演奏会

  • 箱根駅伝で3位!

    私の母校である國學院大学が箱根駅伝で総合3位という快挙を成し遂げました。昨年に続き2年連続のシード権獲得ができれば嬉しいなと思っていたのですが、なんとまさかのベスト3!この快進撃を引っ張ってくれた浦野選手は卒業してしまうけど、復路での頑張りを見ると来年も期待できるなあと胸を膨らませております。【箱根駅伝】10区で逆転の国学院大が史上最高の3位前田監督「しびれた」土方主将も涙スポーツ報知箱根駅伝で3位!

  • 藤井啓祐著『驚異の量子コンピュータ-宇宙最強への挑戦』

    今年10月、グーグルが量子超越性を達成したという報道があり、量子コンピュータが脚光を浴びている。藤井啓祐著『驚異の量子コンピュータ』(岩波科学ライブラリー)は11月19日に出版されたばかりの著作だが、この話題にもしっかり言及している。それもそのはずで、著者はグーグル論文の査読者3名のうちのひとりなのだ。校了を間近に控えた時期のニュースだったとのことだが、なんともタイムリーな時期に上梓されたものだ。グーグルが量子コンピュータ研究の先頭に立つに到る経緯などにも触れていて楽しい。ジョン・マルチネスという研究者のもとで20人以上のギーク(オタク)たちが頑張っているらしい。一般読者向けの著作なので数式を使わずイラストを多用しての説明に徹している。第1部「物理学とコンピュータの歴史」では量子力学の基本とコンピュータの歴史を...藤井啓祐著『驚異の量子コンピュータ-宇宙最強への挑戦』

  • ラクリメ~涙の系譜

    昨日(8月16日)は「ダヴィンチ音楽祭ラクリメ~涙の系譜」を聴いた。川口総合文化センター・リリア催し広場にて出演者は工藤あかね(ソプラノ)濱田芳通(リコーダー他)濱本智行(パーカッション)演奏された楽曲は、古楽作品としてトーマス・モーリー、ギヨーム・ド・マショー、ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ、現代音楽作品はジョン・ケージ、松平頼暁、マウリシオ・カーゲル、シルヴァーノ・ブソッティの作品。こうして書き並べるとなんだか毛色の違う作品をごった煮のように並べているように見えるだろうし、事実、私も受付でもらったプログラムを見て少し不安になったのだった。ところが実際に聴いてみると緻密に練られたコンセプチュアルな公演であった。それでは、そのコンセプトとはどのようなものだったのか、ひとりの聴衆の立場で考えてみたい...ラクリメ~涙の系譜

  • 鶏肉とひよこ豆のカレー

    今日は鶏肉とひよこ豆のカレーを作りました。まずは下ごしらえはじめのスパイスはクミンシードメインのスパイスはコリアンダー、ターメリック、ホットチリペッパー。香草はレモングラス。レモングラスははじめて使ったのですが、素晴らしい香りでした。そして完成\(^o^)/爽やかな香りとひよこ豆の食感を堪能しました。鶏肉とひよこ豆のカレー

  • マグロの味噌カツ

    今日は外出先でお昼ごはん。イーション新越谷ヴァリエ店で購入したマグロの味噌カツ弁当。この店の弁当や総菜はとても美味しいので時々利用しています。メインのおかずだけでなく玉子焼きやポテトサラダなどの副菜もひとつひとつが美味しい。じっくり噛みしめながら食べました。レバかつも超おすすめです。マグロの味噌カツ

  • マッサマンカレーを作りました

    先週の土曜日は奥さんからのリクエストに応えて久しぶりにマッサマンカレーを作りました。今回は普通のインドカレーを作る手順で作り始め、煮込む段階でココナッツミルク、すり潰したピーナッツ、ナンプラーを加えるというやりかたでした。始めのスパイスはクミンシードとカルダモンシード。メインのスパイスはコリアンダー、レッドチリペッパー、ターメリック、シナモンを選択。8割コリアンダーで残りの2割を他のスパイスという王道な感じでまとめました。下ごしらえはこんな感じ。具材は鶏もも肉、サツマイモ、ジャガイモ、カボチャ、タケノコの水煮。いも類を大量に導入するのがわらさん流。レモン果汁、漬物などで酸味を加えながら食べました。スパイスの風味が効きながらもまろやかな味に仕上がり大成功。マッサマンカレーを作りました

  • 風邪退治鍋

    この週末は晩ごはん当番でした。金曜日の夜から急に北風が強くなって、土曜日も寒かったのですが、朝から外で過ごす時間が多くて身体が冷えてしまったので“風邪退治鍋”を作りました。このレシピは、山本ふみこ著『食卓の力くりかえしを楽しむ暮らし』(晶文社2002年)という本のなかで紹介されています。私はこのメニューを勝手にアレンジして白菜のかわりに長ネギを使います。基本的に長ネギ、ニンニク、ショウガ、豚肉しか使わないのに、びっくりするほど美味しいので是非試してください。食材は安上がりなのですが、ニンニクを大量にきざんだり4つの素材を丁寧に挟んで鍋のなかに並べる手間が少しだけ大変ですが、その手間ひまが充分に報われる美味しさです。食べ終わったあと、体がポカポカして力がみなぎる、それでいてさっぱりした後味が残ります。現在では、こ...風邪退治鍋

  • グリゼー『音響空間』を聴きました

    3月19日は紀尾井ホールで20世紀の音楽を聴いてきた。「果てなき音楽の旅」というタイトルの公演。指揮はシルヴァン・カンブルラン。演奏は読売日本交響楽団。フルサイズのオーケストラではなく、8人から室内オーケストラぐらいまでの編成。メシアンの曲ではピエール・ロラン・エマールが登場。ヴァレーズ、メシアン、シェルシ、グリゼーの曲が演奏された。いろいろと書きたいことはあるけど、とりあえずグリゼー作品の演奏について。演奏されたのはジェラール・グリゼーの代表作といわれる『音響空間』から第3曲の“パルシエル”。『音響空間』は大好きな作品で、CDで繰り返し聴いていたけど、実演に接したのは初めて。『音響空間』は6曲から成る連作で、第1曲はヴィオラの長大なソロ。第2曲、第3曲とだんだん編成が大きくなり、最終曲は大編成のオーケストラ作...グリゼー『音響空間』を聴きました

  • 松平敬著『シュトックハウゼンのすべて』

    昨日、松平敬著『シュトックハウゼンのすべて』が届いたのでさっそく読み始めた。シュトックハウゼンのほぼすべての作品の解説が本書の骨格となっている。100ページほど読んだけど、『プンクテ』の改定の経緯、テンポの半音階、フィボナッチ数列を利用した楽曲構造、サイン波のリング変調、音響の空間移動、意味性のセリー化など、興味深いトピックが次から次へとでてきて大興奮である。ここまでで特に面白かったのは『ヒュムネン』の解説。長大な下降グリッサンドを宇宙から地球への降下に喩えるなど、曲を聴く際の見事な補助線となっていて、正直に言うと、はじめてこの曲の魅力に気付かされた。そして、すべてのページから著者のシュトックハウゼンの作品と人物に対する深い敬意と愛情が伝わってくる点が本書の最大の魅力だ。読み進めながら、著者が演奏に参加していた...松平敬著『シュトックハウゼンのすべて』

  • リゲティ「ラミフィカシオン」

    リゲティ・ジェルジュの「Ramifications(分枝)」は弦楽オーケストラのための作品です。1968年に作曲され、セルゲイ・クーセヴィツキーとその妻ナターリヤ・クーセヴィツキに献呈されました。1969年4月23日、ミヒャル・ギーレン指揮でベルリン・ドイツ交響楽団により初演されました。弦楽器はふたつの群に分かれていて、ふたつめの群が4分の1音高く調律されています。リゲティは、楽器ごとに調律を変える手法をヴァイオリン協奏曲などいくつかの作品で行っていますが、ここでは調律の異なる音が「群」としての厚みを持って現れるところに、独特の面白さがあります。この音源は、2017年2月9日、フィンランド南部の都市・エスポーで行われた公演でのライブ録音です。リゲティ・ジェルジュ「ラミフィカシオン(分枝)」リゲティ「ラミフィカシオン」

  • 女声合唱団「暁」第11回演奏会

    昨日は女声合唱団「暁」第11回演奏会を聴いた。毎年、年末に行われる公演だが、昨年と一昨年は行けなかったので3年ぶりに聴くことができた。今回は委嘱新作が神長貞行さんの作品だけということで、少し意外なプログラム構成だったが、粒ぞろいの作品で充実した公演となった。高橋悠治「マナンガリ」は“女声合唱のための教訓”というサブタイトルの付いた1973年の作品。舞台上をまとまって移動するグループとバラバラに歩き回りながら歌うグループに分かれて進行する楽曲。冒頭から不思議な響きが会場を満たす。経験したことの無い音の揺れが会場の残響と重なって、はりつめた緊張のなかにも暖かく柔らかい余韻を残した。神長貞行「GrayScaleTraicing“Sharaku”」では特殊奏法を多用、というかほとんど特殊奏法だけで構成されているような作...女声合唱団「暁」第11回演奏会

  • ジョルジェ・アマード『老練なる船乗りたち』

    私が20代のころは、ラテンアメリカ文学の最盛期と言って良い時代で、日本でも続々と翻訳書が出版されていた。アロッホ・カルペンティエール、マリオ・バルガス・リョサ、ガスシア・マルケス、ミゲル・アンヘル・アストゥリアス、ホセ・ドノソという巨匠級だけでなく、様々な作家の作品がどんどん翻訳されていた。日本の出版会は空前のラテンアメリカ文学ブームに沸き立っていたのだ。おかげで、ラテンアメリカ文学史にまったく残らないような作品も次々と翻訳されていた。現在では絶版になっているジョルジェ・アマード『老練なる船乗りたち』(旺文社文庫1978年)もそうした幸福な翻訳のひとつだった。1つの中編と1つの長編からなり、相互に関連のない2つの小説からなる不思議な作品。タイトルに相違して「老練なる船乗り」は登場しない。普通の船乗りですらない。...ジョルジェ・アマード『老練なる船乗りたち』

  • ピエール・ブーレーズ『プリ・スロン・プリ』

    今年のサントリーホールサマーフェスティバルは3つの公演に行くことができた。最後は9月1日の《フランス音楽回顧展Ⅱ》。ピエール・ブーレーズ『プリ・スロン・プリ』を初めて生演奏で聴けるということで楽しみにしていた公演。ブーレーズの代表作のひとつとされているが日本で演奏されるのは25年ぶりとのことだ。実際に生で聴いてみると、CDと印象の違う部分がたくさんあって驚いた。演奏者の解釈の違いやサントリーホールの音響特性もあるのかもしれないが、全体的に鋭角的な音ではなく柔らかく豊かな響きとなっていた。また、ひとつひとつの音に深い奥行きを感じ、これこそが作品自体が持っている魅力であり、実演に接しなければ得ることのできない何かであっただろう。冒頭の強打の残響が消えて、ソプラノがマラルメの詩の一節を美しく歌い上げたあと、特殊な編成...ピエール・ブーレーズ『プリ・スロン・プリ』

  • フランス音楽回顧展Ⅰ@サントリーホール

    昨日は《フランス音楽回顧展Ⅰ》というコンサートを聴いてきました。「サントリーホールサマーフェスティバル2018」のザ・プロデューサー・シリーズ「野平一郎がひらく」のふたつ目の公演。19時からサントリーホールブルーローズで開演。演奏された3作品はすべて日本初演。同シリーズ最初の公演であるオペラ「亡命」はとても楽しかったので今日も大きな期待を持って会場に向かった。音楽的内容としては想像していたものと大きく違ったけれども大満足な公演だった。演奏された3つの作品はいずれも最近10年以内に作曲されたので「回顧展」と称するわりには新しいなという感じ。9月1日の「回顧展Ⅱ」の内容と合わせてのタイトルということか。1曲めはトリスタン・ミュライユ『トラヴェル・ノーツ』(2015)。2台のピアノとふたりの打楽器奏者のための作品。ミ...フランス音楽回顧展Ⅰ@サントリーホール

  • 野平一郎 オペラ『亡命』

    昨日(8月22日)は、サントリーホールサマーフェスティバル2018の開幕公演である野平一郎のオペラ『亡命』(世界初演)の初日を鑑賞してきました。「亡命」というキーワードを軸に20世紀を生きた音楽家の苦悩を描いた物語として興味深く鑑賞しました。舞台が暗転したまま演奏者が入場したため、拍手をするタイミングが分からず、静寂が続くなか、突然、音楽が始まってしまいました。これも、この深刻な物語にふさわしい始まりだったかもしれません。事前の情報では演奏時間90分とのことでしたが、実際には正味120分を超え、小休憩とカーテンコールを含めると2時間半ほどの公演となりました。何よりも演奏が素晴らしかった。5人の歌手たちの重厚な歌唱がドラマに切迫した緊張感を与えていました。演奏会形式のため、じっくりと音楽に集中し、それぞれの声の質...野平一郎オペラ『亡命』

  • 低音デュオ『双子素数』はとんでもない名盤

    昨日のサントリーホールでの公演で低音デュオの2枚目のCD『双子素数』を購入。さっそく通して聴きました。ひとことで表現するなら、「とんでもない名盤!」です。低音デュオはバリトンの松平敬氏とチューバ・セルパンの橋本晋哉氏の2人による演奏ユニット。バリトンとチューバというと地味な音かなあと思うと全く違って色彩豊かな楽しく深い音楽を楽しむことができます。収録されている作品は、毎年、杉並公会堂で開催されている公演のために委嘱された作品。わたしは何故か隔年で聴きにいっているので、収録曲は実演に接しているものもそうでないものもあります。自分たちのレパートリーを全て自分たちで開拓するというのは凄いなあといつも感心しております。視覚的要素が大きな比重を占めるレパートリーも多いなかで、このCDではスタジオ録音という特性を活かせる楽...低音デュオ『双子素数』はとんでもない名盤

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