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いけちゃんの悪戯 https://www.chan1ke.com/

主に読んだ本やら、観た映画やら日々の出来事から考えたこと/思ったことを綴るブログです。海外文学をよく読みますが、国内文学も好き。あと、音楽もジャンル問わずよく聞き、映画も大好き。

いけちゃん
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2019/04/05

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  • 村上春樹『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』を読んだら、無性にアイラ島へ行きたくなった話

    英語で「pilgrimage(ピルグリメイジ)」という言葉がある。日本語にすると「巡礼の旅、聖地巡礼」という意味になる。巡礼者はもちろん「pilgrimager(ピルグリメイジャー)である。この「pilgrimage」という語感だが、なかなかどうして、魅力的な響きを持っていると感じるのは僕だけだろうか。 旅や旅行の目的はさまざまあるだろうけど、自分の好きなもの、興味あるものにテーマを絞って聖地巡礼に旅立つことも、なかなか胸おどる営みである。 話変わって、僕は村上春樹の本をそこそこ読みます。と言っても有名どころで読んでない作品はけっこうあって(『1Q84』とか『騎士団長殺し』とか。)、むしろ村上…

  • 見える傷、見えない傷。あるいは、竹内万里子『沈黙とイメージ ー写真をめぐるエッセイ』

    実際に写真を見るという行為は、夜空の星をまなざすことに、どこか似ている。 上の引用は写真評論家である竹内万里子さんのエッセイ『沈黙とイメージ ー写真をめぐるエッセイ』から。この竹内さんというお方は、前回のエントリでもほんの少しだけ触れたのだけど、ジョナサン・ドーゴヴニク『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』を翻訳した人です。そこから竹内さんがエッセイを出しているということを知り、今回買って読んでみた訳なのですが、このエッセイがめちゃくちゃ良かったです。 沈黙とイメージ -写真をめぐるエッセイ- 作者: 竹内万里子,姫野希美 出版社/メーカー: 株式会社 赤々舎 発売日: 2018/06/27 …

  • 【カンボジア/2】無限のわからなさのままにどう向き合うか

    カンボジア旅行途中報告です。シェムリアップからバンに揺られること5時間、首都プノンペンに到着しました。どうでもいいですが、実は海外を飛行機や列車以外の方法で長時間移動するという経験がなく、けっこうギリギリまで飛行機を使うか迷っていたのですが、勇気をだしてバンで移動です。結果、大きなトラブルもなく(どこで降りればいいのか全くわかんなかったけど)目的地まで着けたのでこれからも気が向けば利用しようと思う。飛行機とかと比べて安いしね。 ということでプノンペンに上陸したワケですが、今回の旅行の一番の目的地、僕がもっとも行きたかった場所がそこにはあります。それはトゥールスレン虐殺収容所とキリング・フィール…

  • 【カンボジア/1】クメールとの邂逅を果たす

    ここ数日の日記です。 仕事がひと段落し、ようやく長期休暇に突入しました。すなわち以前から公言していたカンボジア/ベトナム旅行の始まりということです。仕事が終わってすぐ空港へ。およそ2年ぶりの海外渡航です。 2019/04/05 . フライト中に考える / 太宰治『葉桜と魔笛』 とはいえ、僕の住んでいるところから最初の目的地であるカンボジア・シェムリアップまでは飛行機で片道7時間くらいかかります。あと20日くらいの連休なので(ホントにありがたい)、移動時間やその他空いた時間のお供として文庫本をスーツケースに詰め込む。まずは行きの飛行機で読んでいた『太宰治全集2』についてのメモから。(海外に行くの…

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