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いけちゃんの悪戯 https://www.chan1ke.com/

主に読んだ本やら、観た映画やら日々の出来事から考えたこと/思ったことを綴るブログです。海外文学をよく読みますが、国内文学も好き。あと、音楽もジャンル問わずよく聞き、映画も大好き。

いけちゃん
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2019/04/05

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  • 【感想】映画『愛がなんだ』を観て。

    私を捉えて離さないものは、たぶん恋ではない。きっと愛でもないのだろう。私の抱えている執着の正体が、いったいなんなのかわからない。けれどそんなことは、もうとっくにどうでもよくなっている。 先日、東京に行ったついでに今泉力哉監督『愛がなんだ』を観てきました。広告や予告をみてとても気になっていた作品だったのですが、如何せん僕の住んでいる場所が場所なので(北海道のど真ん中!)なかなか映画館まで足を運ぶのが億劫だったり。ようやく観ることができました。 アラサー女子の片思い映画 本作は角田光代さん原作小説の映画化で、今回映画館まで観にいくにあたり、ちゃっかり原作も目を通しています。結論として、原作と映画版…

  • 19世紀末は芸術パラダイスだったのか 「クリムト展」に見る生活とデザイン精神

    先日、少し用事があって東京に行ってきたのですが、そのついでと言ってはなんですが東京都美術館で絶賛開催中の「クリムト展 − ウィーンと日本1900」にようやく行くことができました。 このクリムト展、かなり人気の企画展でして美術館自体は朝9:30からオープンですが僕が行った朝10時ごろにはすでに30分待ちという。まあ、行ったのが日曜日だったということもあるのですが、日本におけるクリムトの認知率というのはなかなか侮れないなぁと驚きました。さすがクリムト。 さて、19世紀末ウィーンを代表する画家グスタフ・クリムト。僕が留学中に訪れた美術館(もしくはギャラリー)でもクリムトの作品は存在感を放っている。し…

  • 生きることはバラで飾らねばならない|人生に趣味は必要か?

    先日、同じ社内の人と話していて気になったことがあったんだけど、それは「趣味がない」ということである。僕ではない。その同じ会社の人が「趣味がなくて困っている」というのだ。僕が「どうして趣味がなくて困ってるんですか?」と返すと、「だって、仕事が終わって家に帰ったら暇じゃないですか」と、その人。 なるほど、この会話は個人的にかなり興味深かったのである。ちなみに、自慢ではないが僕は仕事が終わって家に帰って「暇だ」と感じたことがほとんどない。だいたい自由な時間は、溜まっている本を読んだり、気になる映画を観てみたり、料理をしたり、休みの日も何かしらやりたいことをやり続けている。今年は家庭菜園や果実酒を作る…

  • 感性はどこからやってくる?

    ある小説を久しぶりに読み返してみると、以前読んだときとは異なる感じ方をするものだ。毎年夏休みになるとテレビの金曜ロードショーとかでジブリ作品が再放送されるが、それらを観る度に感じ方が変わるのとどこか似ている。使い古された表現だけど、読書(もしくは映画鑑賞や絵を見ることでも)という営みは、自分を映し出す鏡の前に立つことなのだと思う。そして、映し出されるのは自分の内側・目に見えない部分だ。 何かを読み返してみて、感じ方や受け取り方が変わる原因は大きく二つあると思うんだけど、一つは「知識」、もう一つは「感性」である。知識は、その作品の歴史的背景とか作家の情報をあらかじめ把握しておくことに近い。例えば…

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