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メンタルヘルス研究所・備忘録 https://aa28.livedoor.blog/

発達障害や精神障害について説明するには、たくさんの情報が必要で、私自身でも頭の中が混乱してしまいます。このブログは、それを整理する目的もあります。

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2019/04/05

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  • 「心臓が止まる恐怖」はパニック障害です

    バスや電車に乗れず、お出かけができなくなってしまうのが「パニック障害」です。苦しくて「心臓が止まる恐怖」があるのです。電車に乗っても、特急などには乗れません。電車の中で苦しくなった時に、直ぐに降りれる各駅停車でなければ駄目なのです。エレベーターも駄目です

  • 「同情するなら金をくれ」と言う現在の私

    現在の私ならば、他者からの同情などはされたくありません。今なら、「同情するなら金をくれ」といった感じです。しかし、以前の私にとっては、「同情を乞う」ことが唯一の武器だったのです。他者から同情されることで、様々な困難を乗り切ってきたことは事実なのです。誰も

  • 見捨てられ体験と親の愛

    「自分は親から愛されていない」と感じている人は、案外多いように思います。不安や不信感の根底に、「自分が愛されていない」という感覚があるようです。さて、「親が子どもを愛さないなど、そんなことはあり得ない」と言われる方があると想像します。確かに、それなりに親

  • やっていないので、まだ「死ぬわけにはいかない」

    往生には、2種類あります。「臨終往生」と「現生往生」です。「臨終往生」とは、寿命が尽きてあの世に行くことです。「現生往生」とは、生きたまま仏になることであり、「さとり」というものですね。生きたまま「仏になる・さとる」というと、何か難しいように聞こえますね

  • 娘が父親を嫌う理由

    娘が年頃になってくると、父親を嫌う傾向があります。それまで父と娘が仲よかったのに、どこかの時期からは、嫌うようなことがあるのです。全ての人ではありませんが、そのようなことがあります。さて、人間というのは想像以上に、本能に支配されています。本能というのは、

  • 「恋愛は幻想だった」とふりかえる

    「毎日会いたい」「あの人にすぐにでも会いたい」「あの人のことを考えるだけで、ワクワクして幸せな気分になる」「あの人なしでは生きていけない」そのような恋愛を、みなさんも経験してきていることでしょう。でも、年月が過ぎてから、あの人のことをふり返ると「どうして

  • これが「こだわり」の正体

    自閉症スペクトラム障害などの発達障害は、「こだわり」が強いのが特徴です。現在は「アイ・トラッカー」という視線の動きを捉える機器があるのです。それを使って、発達障害の人の視線の移動の様子を調べると、普通の人よりも移動が遅いことが分かっています。ある物体を見

  • 「偏桃体の腫れ」から感覚過敏になる

    ストレスが強くかかると、大脳辺縁系にある「偏桃体」という部分が腫れて、感覚過敏になります。その多くは聴覚過敏で、特定の音や大きな音を嫌がります。本当は、聴覚だけでなく、味覚や臭覚なども過敏になります。このような状態になると、親は困ってしまいますが、「静か

  • ほとんどのことは「どうでもよいこと」

    今から思い返すと、私はどうでもよいことで、直ぐに怒り出していました。いろいろなことが、自分の思い通りにならないからです。その頃は、自分が大嫌いで、親を恨み、社会を恨んでいました。自分は生まれてきたくなかったと、何度も思いました。いっそ、死んでしまいたかっ

  • 怖い顔をしているお母さんへ~「オキシトシン欠乏症」について

    発達障害や精神障害の当事者がいる家庭のお母さんは、怖い顔をしていることがあります。「どうして自分は、こんな不幸な目に遭わなければならないのか」と、怒りの表情が見えます。母親は、「自分はできる限りの努力をしているし、病院で治療を受けて薬も飲ませているのに、

  • 「得意を伸ばす」の「言葉の意味」

    発達障害などの困り事がある子どもや大人への支援のところで、「得意を伸ばす」のが大事だと言われています。多くの人は、この言葉をストレートに受け取っているところがあるようです。要するに、発達障害者には特殊な能力があって、その能力の素質を活かせていくのが大事で

  • 親の姿勢が問われている

    息子を伴って研修会へ行った時のことです。「こんな物分かりのよいお父さんで幸せだね」と参加者から言われた息子は、思いもよらない返事をしました。「はじめからよい父親ではなく、だんだんと変わってきたのだ」というのです。また、「自分がこの親のもとで生まれたのは、

  • 「しんどくなる」のは自分を助けようとしているから

    心身がしんどいと、悩んでいる人が居ます。でも、「しんどく」なるのは、心身を休めさせようとする、自分の生存本能の働きなのです。そうであるのに、「どうしてこんなにしんどいのだ」と、まるで邪魔者の悪玉のように考えてしまいます。そして、無理を続けてがんばって、と

  • 「うつ病」の認知療法とは

    「うつ病」を患っている方の中に、もう治らないのではないかと、心配をされている人が居ると思います。その原因や理由は、「うつ病」から回復したという人の話を、あまり聞いたことがないからだと推測しています。さて、私の結論を言いますと、「うつ病」は完全に治らないけ

  • 薬物と社会生活を両立させる

    精神科に通っている人のほとんどは、薬物療法を受けています。薬を飲むと楽になるのですが、ある程度よくなってくると、依存などが心配になってきます。だからと言って、薬を簡単にやめることができません。さて、薬物の使用で大事なのは、薬を飲みながら、健康な社会生活を

  • 本当は歌が好きだった

    大人の何気ない一言で、子どもは大変な影響を受けるものです。子どもの頃の私は歌が大好きで、よく歌っていました。ところがある日、近所の大人が私の歌声を聞いて「きもちわる~」と言ったのです。私には、強烈な言葉でした。歌が大好きだった私です。それからの私は歌を歌

  • 「バカ旦那の私」は女房に感謝している

    結婚したばかりの頃は、私があまりにも世間知らずなので、女房が呆れていました。女房から「あなたは本当に大学を出ているのか」などと、私はバカにされていました。その当時の私は、女房からバカにされたことに腹を立てていました。しかし、過去をふり返ってみると、よくぞ

  • 「手が震える」コンプレックス

    子どもの時から、私の手は震えています。緊張をすると、ますます手の震えがひどくなります。細かな文字を書いたりする時は、かなり不便を感じます。さて、そんな私の手の震えを見て、奇異な目で見る人が居ます。それで、他者に注目されるのが嫌で、いつの間にか、人前では手

  • 息子の幸せを願う親心

    先日、息子が久しぶりに自宅へ帰ってきました。都会での一人暮らしは、経済的にもなかなか大変なようです。息子は学校を卒業した後、ふらっと突然に家を出たまま自宅へ戻らず、遠い地で一人の生活を始めました。以前から私は、「親のことなどを考えなくてもよいから、自分の

  • 異常に興奮しやすくなる理由

    「引きこもり」の問題には、当事者が異常に興奮して、親でも怖くて会話ができない状態になっていることがあります。多くの人は精神科病院から向精神薬が処方されていて、それを服用しているのですが、それでも興奮するような事態が起こるようです。これは私見ですが、当事者

  • 「親と当事者とにある壁」を突破する

    この話は、「よい悪いの価値観」に全く関係がないと、受け止めて読んでくださいね。私は発達障害や精神障害の家族に対する支援をしています。また、当事者に対する直接の支援もしています。さて、家族は「自分の苦しみやつらさを、誰かに何とか理解して欲しい」と思っている

  • 「自分の言葉で話すこと」の意味

    大学生の時、やっと見つけた友人から、「あなたの話は週刊誌みたいだね」と言われました。この時は、その言葉の意味が分からなかったのです。でも、長い時間の経過の中で、やっと意味が理解できてきました。それは、「私が自分自身に関わることについて話さずに、借りてきた

  • 「親のおはなし交流会」を始めます

    私は理屈ぽいところがあるので、いつも親へ理論的に支援の話をしています。また、「発達障害」とか、「不登校」とか、「引きこもり」などの解説をするには、理屈での話の方が分かりやすいからです。でも、親は理屈が分かったとしても、それを具体的に実行するのが難しいです

  • 睡眠のために夜を暗くした

    人間は本来が動物なので、明るい昼に活動して、暗い夜に眠るのが自然です。ですから、私の夜は脳を刺激しないように、部屋の照明を暗くしています。夜の部屋が明るいと、脳が昼間と間違えて、活動的な働きをします。そうなると、脳が覚醒していて眠れなくなるのですね。私の

  • 北欧は日照時間が短くて「うつ病」が多い

    「引きこもり」になっている方も、昼間の明るいうちにコンビニなどで行く方がよさそうです。日光を浴びるためです。ビタミンDは、日光の紫外線を浴びることで、皮膚の表面で作られるそうです。さて、北欧などの日照時間が短い地域は、うつ病の患者が多いということです。これ

  • 物事は「進んだり戻ったり」

    精神障害の健康回復への道のりは、「進んだり戻ったり」になります。エスカレーターのように直線的な回復はなかなかできません。そんなうまくいかない状態に、家族や当事者は不安を感じます。しかし、そのような状態が案外よいのだと考えています。もし、何事もなく直線的に

  • 七夕の願いごと「修学旅行へ行く」

    七夕の願いごとは、「グループワークのメンバーたちと、みんなで旅行へ行けるようになりたい」です。これまで、グループワークで「クリスマス会」や「お花見会」などをしてきました。そこで出るのは、「生まれてはじめて」とか、「おいしかった」とか、「またやりたい」とい

  • どうして「話をするのが苦手です」と言うのか

    「引きこもり」になっている当事者の人と話をすると、たいていは「話をするのが苦手です」と言います。何を話してよいのか、それが分からないからでしょう。さて、世間話というのは、その会話の内容に意味があまりなく、お互いにコミュニケーションを深める手段としてあるの

  • もうがんばりたくない

    知り合いの人との会話の中で、「あなたはよく人の道を外れなかったね」と言われることがあります。「やーさんみたいになっても仕方がないのにね」と言われるのです。そうなんです。私は「根性」と「がんばり」で生きてきました。バカにされないように、必死で努力してきたの

  • 「忖度」と「心の理論」の関係について

    発達障害の人は「心の理論」(相手の思っていることや考えていることを推し図る技術)が苦手だと言われます。しかし、私が知っている当事者は、他者のことを考えて行動されています。それで、私は「心の理論」も経験によって、成長発達をしていくのだと考えていました。さて

  • 気の長い挑戦を続ける

    私は、変人の支援実践者です。私ははじめ、心理的な悩みを持っておられる方への支援をしていました。そのうちに、心理的な問題ではない原因で、深刻な悩みのある人が居ることに気付きました。これは、いわゆる「発達障害」と言われる方たちの問題だったのです。その当時は「

  • 治療のパワーは「自然治癒」にある

    過去に精神科病院に通って薬物治療を受けていた私の経験から言うと、「精神疾患は回復する」と思っています。ただし、全ての人が回復するかどうかまでは、保証できません。大事なことは、「精神障害は回復する」と言いますが、「薬物治療によって治るのではない」からです。

  • 「一般化」が親子関係を悪化させている

    「わかるう」とか「いっしょだ」の言葉は、よく使われています。日常会話というか、世間話の中ならば仕方がないかも知れません。しかし、こちらが真面目な話をしている時に、「わかるう~」とか、「わたしといっしょだ」等と言われると、かなり不快になります。私のことを「

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