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2019/03/27

  • 東京・春・音楽祭 ヴェルディ「アイーダ」(演奏会形式)

    アイーダ:マリア・ホセ・シーリラダメス:ルチアーノ・ガンチアモナスロ:セルバン・ヴァシレアムネリス:ユリア・マトーチュキナランフィス:ヴェットリオ・デ・カンポエジプト国王:片山将司、他指揮:リッカルド・ムーティ管弦楽:東京春祭オーケストラ合唱:東京オペラシンガーズ合唱指揮:仲田淳也(2024.4.20東京文化会館)今回のお目当ては指揮のムーティであり、その限りでは現在聴けるおそらくは世界最高の「アイーダ」だった。歌手たちはおしなべて水準を超えていて、オケに声がかき消されるということもなかった。さらには、迫力ある合唱団、しなやかで柔らかい弦、アンサンブルのよく整った管など、全体として素晴らしい公演だった。春祭は「東京のオペラの森」としてスタートしてから今年で20周年になるという。私が記憶するところでは、この...東京・春・音楽祭ヴェルディ「アイーダ」(演奏会形式)

  • ワーグナー 歌劇「トリスタンとイゾルデ」

    トリスタン:ゾルターン・ニャリマルケ王:ヴィルヘルム・シュヴィングハマーイゾルデ:リエネ・キンチャクルヴェナール:エギルス・シリンスブランゲーネ:藤村実穂子、他指揮:大野和士演出:デイヴィッド・マクヴィカー新国立劇場合唱団東京都交響楽団(2024.3.23、新国立劇場)正味4時間にわたる「愛のドラマ」を堪能した。主役2人が代役の中で、これだけ充実した時間を過ごせたのは、代役の2人がとにかくも満足すべき歌唱を示した以上に、指揮をした大野和士がこのオペラを完全に手中に収め、時として強烈な和音を響かせながらも、東京都響から、滔々と柔らかで優しい音の流れを作り出し続けたことによる。第1幕の前奏曲でチェロが柔らかい音で旋律を奏で出したところから、この指揮者の意図するところが理解でき、いっぺんでこのドラマに引き込まれ...ワーグナー歌劇「トリスタンとイゾルデ」

  • ニュー・イヤー・コンサート2024

    ソプラノ:ベアーテ・リッターテノール:メルツァード・モンタゼーリ指揮:グイド・マンクージウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団バレエ・アンサンブルSOVOPウィーン(2024.1.2サントリーホール)ウィーンには、有名な国立歌劇場のほかにもう一つ歌劇場がある。それは格調高く多くの外国人観光客を集める国立歌劇場(シュターツオーパー)に対し、ウィーンの市民のためにある国民歌劇場(フォルクスオーパー)だ。この国民歌劇場はオペラを毎日上演しているから、オケは何組か出来るだけの奏者を擁している。それで、国立歌劇場管弦楽団(ウィーン・フィル)が元旦にニューイヤーコンサートを行うのと並行して、日本で毎年1月1日~3日までニューイヤーコンサートを上演している(コロナで休みになった時もあるが)。私はこれまでに何回か聴いていて...ニュー・イヤー・コンサート2024

  • ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演

    レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガR.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」指揮:キリル・ペトレンコベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(2023.12.23サントリーホール)何もかもが完璧な演奏会だった。レーガーは、弦の透明でふくよかな音色に魅せられたし、シュトラウスは、その音色が少しも失われることなく爆発的な頂点を作り出すところはさすがと思わせた。指揮も、細部を丹念に積み重ねながら、全体として巨大な構成物を作り出す様は見事としか言いようがなかった。ベルリン・フィルは、ウィーン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウと並んで世界の三大オーケストラと呼ばれる。私はウィーン・フィルは国立歌劇場を含めるともう20回ぐらい聴いているし、ロイヤル・コンセルトヘボウも、アムステルダム・コンセルトヘボウと呼ばれて...ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団来日公演

  • クラウス・マケラ指揮 オスロ・フィルハーモニー管弦楽団

    シベリウス交響曲第2番、第5番(2023.10.24サントリーホール)力を全開にした人気曲交響曲第2番の演奏が素晴らしかった。特に第4楽章はきっちりと構成されて非常に盛り上がり、これは私が聴いた管弦楽の演奏会としては最高レベルのものではないか、と思った。フィンランド出身、27才の若き指揮者クラウス・マケラが首席指揮者を務めるオスロ・フィルを率いての来日公演。若干25才でパリ管弦楽団に音楽監督に就任していて、昨年はそのパリ管を率いての公演だった。2027年のシーズンからは名門ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者に就任するという。世界の音楽界で、藤井聡太ばりの活躍であり、チェロ奏者としても活躍していることから大谷翔平ばりの2刀流とも言える。また、若い才能を発掘して育てるのは、ハイティンクが31才でロ...クラウス・マケラ指揮オスロ・フィルハーモニー管弦楽団

  • 阪田知樹 ピアノ・リサイタル

    ショパン/24の前奏曲op.28リスト/『巡礼の年』第2年「イタリア」より第4曲、第5曲、第6曲、第7曲「ダンテを読んで」他ピアノ:阪田知樹(2023年8月12日大賀ホール)阪田知樹は、フランツ・リスト国際ピアノ・コンクール第1位など多くの受賞歴を持つ芸大出身のピアニスト。作曲・編曲なども行うという。プログラムは、前半にショパンの前奏曲、後半にリストの代表曲を置くという意欲的なもの。このピアニストは、レパートリーは古典派から印象派まで広いようだが、日本では珍しいリストやラフマニノフを積極的に取り上げる中堅のヴィルトゥオーゾ・ピアニストだ。まず前半のショパン。短い前奏曲を24の調性で書いて一まとめにするというのは、明らかにバッハの「24の前奏曲とフーガ」(平均律クラヴィア曲集)に範をとっている。ショパンはロ...阪田知樹ピアノ・リサイタル

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