教師の教材解釈の実態➡指導理念➡展開の角度 ➡指導の展開(指導案作成)の手順で教材を分析します。 今回は、指導理念と展開角度についてお話します。 教材の一個人の解釈をもとにして、子供にどのような角度で教材を提示するのか考えます。 そのためには、子供の側にたって、この教材で子...
かつて、私の師匠よりうかがった話です。 昭和20年代、敗戦のショックで世の中は混沌としていた時です。 立ち直ろうと国民が必至になっていた時代です。 教育界もほとんどの教員は、子どもたちのために必死に頑張っていました。 都市では、午前、午後の二部制の授業が行われていました。 ...
校長は学校の長(おさ)です。 卒業式、入学式での式辞は、来賓に対しては、学校に対する信頼を得ます。 教職員には、仕事の社会性、子どもの一生に深く関わることの重要さと使命感を呼び起こすものです。 校長の教職30年にわたる集大成が式辞に表れるものです。 一人の教師としての知性、...
街を歩いているときです。 一人の就学前の女の子が地面に腰を下ろしています。 何をしているか不思議に思い様子を見守ることにしました。 自分のマスクを道路の上に広げています。 その上にピンク色の花びらをマスクにのせようとしていました。 大切に花びらを包み込もうとしています。 や...
宮本武蔵の「五輪書」の中に立ち会う時の眼の動きについて書かれた一節があります。 「囲まれた敵を見るのに、見るようにしては見ず、見ないようにして見て、合間合間に油断なく、盗み見ることである」 これは、私が授業の時に、たえず意識してきた眼の使い方です。 子どもを見ているが、その...
一人の子どもが授業中にぼうっとしている。 先生は、ぼうっとしていることを注意して、子どもの行動を是正する。 見た目だけで子どもを見ている。 まず、その子を心の眼でとらえる。 勉強に関心がないのか。 何か悩みごとがあるのか。 親に叱られて登校したのか。 体調が思わしくないのか...
教育反省は、すでに終わっている。 ある学校の教育目標を例として考える。 「進んで」 「やさしく 」「たくましく」 どこの学校でも教育目標に関することは、次年度に引き続いて目標を継続しようという結論でスルーされる。 学校の教育実践として、最も根幹に関わる内容なのに、毎年、踏...
3年生のA君は、けんか、授業妨害のトラブルが多い。 学校は、その学級に対して、専科の時間に空きの先生がサポートする体制づくりをした。 学習も遅れているA君の補助をする。 授業妨害の行動を起こした時は、教室外に連れ出して指導する。 ところが、サポート体制、その内容について、職...
教育随想 711回 子どもは 授業者の教え 以外のことを習得
先生は、授業において教科指導をする。 ところが、先生が教室で授業を行っているときに、先生の意図しないことのほうが、子どもたちは習得しているようだ。 私は、かつて3年生の授業を参観したことがある。 30代ぐらいの女の先生であった。 社会科の授業をしておられた。 教室に入らせて...
教育随想 710回 意味のないことを させる意味があるのでは
学校生活のなかには、本当に意味がある指導なのか、疑問をもつことがある。 朝会のとき、校長先生が朝会台にあがると、子どもたちから挨拶をするという慣例をつくっている学校がある。 どちらから先にしてもいいのにと思うこともあった。 しかし、目上の者に対する礼儀を自然に教えているとい...
自立とは、友だちを頼らないで自分ひとりで生きることではないのか。 親は、自分ひとりでできるようになりなさいと言う。 先生は、自分のことは自分で周りに頼らないでできるようになりなさいと言う。 どれも間違っていない。 私たち大人が道に迷ったとき、なんとか自分で地図を頼りにたどり...
社会科の専科の先生の指導。 「発表していない子は立ちなさい。」 発表していないのかできない子なのか。 していない子は、必要性を感じていない子。 発表できない子は、今の授業内容に自信がない子。 そのような子をいきなり立たせてもよいのだろうか。 指導者は、全員参加の授業に発表は...
あと一週間で一年の学習が終了する。 おそらく教室は、授業の消化試合だろう。 復習と称して、プリントばかりが机上に配られる。 一年間で、子どもたちを指導して学び方を育ててきたと自負する先生ならば、最後の一週間は最高の時間になる。 教材も終了している。 だから、いろいろな投げ込...
近所の母親 たまたまその子の家の子どもの話になった。 母親は、二学期の懇談会で、担任の先生から次のように言われたとのこと。 「お宅の子どもさんは、学習は優秀、友だちからも慕われています。最高ですね。 もう何も指導することはありません。」 これはどういうことでしょうね。 母...
学校に接している住民からの苦情。 生徒が菓子のからを民家に投げ入れて困る。 学校の対応。 「学校の規則として、勝手な校内飲食は禁止していますので、そういう事実はありません。」 学校は、生徒がルールを守っているという前提にたって応対している。 「一度、調べてみます。」とは言わ...
教育随想 704回 教育雑談 先生の前だけ 学校内だけの自立
ある学校の風景。 劇場に子どもたちを引率して出かける。 劇場に行きつくまでは、 「歩き方、無言、よそ見しない、列の等間隔、信号での待ち方・・・」 子どもたちは、電車のなか、駅構内においても整然と行動している。 ところが、劇場に入った着席した途端、子どもたちは自由行動を開始。...
教育随想 703回 若い先生「どうしたらいいてすか」を問う前に
若い先生は、その若さだけで子どもたちが近づいてくる。 うらやましい限りである。 新しい担任が若い先生であると子どもたちの表情は明るい。 若さは、教育技術よりも大きな力になる。 少しぐらい失敗も「先生大丈夫だよ」ときにしない子どもたち。 そんな若い先生が質問されることの共通性...
教育随想 702回 教員6年目の分かれ道 ベテランの道を進むのか
勉強会にこられている先生からお聞きした話。 同じ学年で6年目の先生がおられる。。 教材進度が遅れていてもいつのまにか進度通りになっていることが多い。 以前使ったワークシートをそのまま使うことが多い。 「ここの勉強、先生はどのように指導むされるのですか」と尋ねると 「さっと読...
教育随想 700回 教育雑談 先生の口癖 なんでもありの研究会
「宿題しなさい」「忘れ物はだめですよ」「廊下を走るな」を言い続けてきた学校教育。 「おしゃべり学習」が子どもの参加をもたらすと信じている世界。 「対話的学習」ともったいぶってみても、従来と同じ相談しあう学習。 対話は、対等な関係において成立するもの。 できない子どもがいれば...
2つの寺を紹介する。 一つは、有名な寺で参拝客が多い。 各建物においては、拝観料と称してお金を徴収する。 そのなかで参拝客の方が、合格祈願はどこで参拝したらよいかを尋ねていた。 社務所のかたが横柄な受け答えをしていた。 その方は、子どもの合格祈願のために来ておられた。 大き...
教育随想 699回 国語 感想の交流の仕方 「初雪のふる日」を通して
最後に物語を読み終わって、子ども同士の感想を交流する学習がある。 お互いの感想文を読み合うこともある。 発表会形式で感想を交流することもある。 今回は、音読を通して交流を深める方法を提示する。 教育方法には、ベストの方法はない。 その時々に応じて、子どもたちの学びの実態に応...
教育随想 698回 4年 国語「初雪のふる日」 6,7,8場面 よもぎの葉 なぞなぞ
ねらい‣・・6,7,8場面 石けりの途中で見つけたよもぎの葉をきっかけに、どのようにして、女の子が元気を取り戻していくのか、その様子を言葉に注意して読み取る。 指導にあたって 「ばあちゃん、助けて」・・・「ああ、助かった」の間にある女の子とうさぎの変化を読み取らせる。...
教育随想 697回 「初雪のふる日」 4,5場面「唱えることができない」「助けてー」をキーワードとして
ねらい 女の子は、うさぎから逃げる手段を思い出すものの、それを実行することができない。 やめられない石けりのせいで、女の子は遠くの町まで来てしまい、女の子がだんだんと衰弱していく様子とその女の子の気持ちを読みとる。 4,5場面 指導にあたって キーワード 4場面...
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教師の教材解釈の実態➡指導理念➡展開の角度 ➡指導の展開(指導案作成)の手順で教材を分析します。 今回は、指導理念と展開角度についてお話します。 教材の一個人の解釈をもとにして、子供にどのような角度で教材を提示するのか考えます。 そのためには、子供の側にたって、この教材で子...
教材を先生が一人の人間として研究するのか「教師の教材解釈」であることは前回にお話ししました。 次の段階です。 その教材を子供たちはどのように受け止めるかを考えます。 一般的な子供たちを想像して考えます。 さらに、自分の学級の子供たちの顔を思い浮かべながら考えます。 まず、子...
教師自身の主体的な作品解釈、教材解釈をしておられるでしょうか。 教材解釈をAIに任せている先生もおられると聞きました。 教科書に付随している教科書の指導書によりかかっていませんか。(あくまで参考書です) そこに書かれている教材解釈をそのまま自分の解釈にしていませんか。 さら...
一人で担任する学級も少なくなってきていると聞きます。 学年をチームで交代で指導するとか、高学年では専科担任が増えるなかで、集団の存在価値が薄れてきているように思われます。 職場においても仕事のしやすい所もあれば、そうでない所もあります。 先生方がお互いに自分の実践を好感しあ...
教育は、学校教育目標を原点として、学年目標、さらには学級目標に わかれています。 個人の塾ではないわけですから、学校教育目標具現化のための教育です。 ところが、授業参観しても、授業のなかに学年・学級目標が具現化されていません。 教科目標だけが追い求められて、それによって子供...
実際、子供たちが本気で学び始めると、先生の意図とは違った方向にいくものです。 それを喜びと感じるか、失敗と嘆くかの問題です。 自分の立てた指導案が計画どおり進みましたと得意満面の授業者もいます。 その時に、どれだけの子供の問題意識、学びを無視してきたのでしょうか。 私は、自...
導案の話をします。 指導案はマニュアルです。 指導の手順を書きます。 教科の論理でつくりあげます。 これをタテ糸と考えます。 それに従って、授業を展開します。 ところが相手は多くの子供です。 こちらの発問や助言で思いどおりに導くことはできません。 子供はロボットではありませ...
いくら教室を飾り立てても、子供に生き生き、元気、健気、 さわやか、ぴちぴちした感覚が見えない学級てはどうしょうもありません。 このような子供たちの実現は、授業を通して可能です。 学校の役割で核になるのは学力保障です。 子供たちが学習を通して、学ぶ意欲を膨らませることです。 ...
教育の現場にはいろいろなスローガンがあふれています。 「大きな夢をもち、かなえるための努力をしよう」 「夢に向かってはばたこう」 「何事にも誇りをもって行動しよう」 「明るく元気な学級」 「何事にもがんばる学級」 「助け合える学級」 「最後までねばり強くやりとげる子」 「仲...
学級づくりも6月の半ばになろうとしている。 担任制が多く実施されるようになってきている。 一人の先生が学級を育てるのではなく、複数の先生が子どもたちを見守り育てる組織がくまれている。 そのことの是非はここでは問わない。 学級づくり、子ども集団づくりとは、学級集団に望む先生と...
学級集団を育てるためには3つの段階があります。 これは私の実践経験として感じ取ったものなので、どこでもあてはまることではありません。 三つの段階とは ①学級集団の構造を解体する。 ②解体した学級集団を再構成する。 ③非公式集団による学習指導(授業)の展開に至る。 4月に最初...
学級集団において お互いに挨拶を交わしあう。 一緒に校庭で元気に遊ぶ。 休憩時間に友だちと会話する。 給食を友だちと仲良く食べる。 友だちと協力して清掃活動を実施する。 しかし、 認め合い、励ましあい、支えあえる集団を育てるためには、 生活集団ではダメなのです。 認め合うと...
愛媛県教員採用試験 小論文テーマを取り上げます。 令和4年12月に文部科学省から出された生徒指導提要には、 「学級経営、ホームルーム経営の焦点は、教職員と児童生徒、 児童生徒同士の選択できない出会いから始まる生活集団を、 どのようにして認め合い、励ましあい、支えあえる学習集...
教室の周りを見渡してみてください。 そこにはられている掲示物、ひとつひとつが子どもたちを刺激していますか。 たかが時間割の掲示ですが、見て楽しくなる、やる気がでてくるようなものを目指します。 春夏秋冬に応じて、季節感のある時間割を作成します。 係活動の掲示物、子どもたちには...
教室は学びの部屋です。 だから、学習環境を整えることが教室環境づくりの基本です。 子どもたちが毎日登校してきます。 遊びに来るわけではありません。 給食を食べに来るわけではありません。 友だちと遊びに来るわけではありません。 勉強するために教室に入ってきます。 子どもたちが...
子どもたちが学級に求めているのは、解放感です。 自分を少しでも素直にだせる学級を求めています。 素直に、「わからない」「ありがとう」「ごめんね」と言える集団であってほしいと願っています。 解放感、この学級なら自分を表現できるという希望を抱かせることです。 まず、大切なことは...
集団が一人ひとりの子どもたちの行動や価値観に影響を与えるように育てる事が大切になります。 学級集団は、それぞれの価値観が異なった子どもたちの集まりです。 子どもたちが自分の所属している学級に愛着をもち、所属していてよかったと思える一年間にしていきます。 そのためには、授業等...
授業のねらいは、個人が学習内容を習得することだけではありません。 学習集団を形成することも授業の目的です。 子どもが自分の考えを広げたり深めたりするためには、友だちが必要です。 友だちと考えを合わせたり、話し合ったり、時には厳しい討論をすることを通して、自分の考えを確立でき...
こでは三つのことをあげます。 一つ目は 「絶えざる研究心と学習意欲を養う」 学習が楽しいという雰囲気を醸し出すために、教材に子どもたぢが働きかけやすいようにします。 これは、教材の加工であり学びの入口を考えることです。 動物の像を捉えさせるのに、大きな胴体か、長い鼻か、太い...
子どもたちにどのような態度、技能を身につけさせるかを考えてみます。 子どもに求める態度・技能をあげます。 1. 授業を広げる子 「もうすこし他のことも考えましよう」 「資料をさがしませんか」 「こんな考え、見方もあるのでは」 学習が行き詰ると、学びのルートの見直しを図り、新...
書く習慣の継続。 書くことは自分を書くことです。 子どもたちは音声言語になれてしまい。作文することを嫌がります。 教科書などは、話す・聞くのコミュニーケーション力に力点がおかれています。 ここでは扱いませんが、話す聞くというのは、相手を理解することです。 瞬時にお互いの気持...
書くという場合、「漢字を覚える」「文章を書く」という二つの場合がある。 今回は漢字の習得について書く。 現場の先生の話によると、授業でタブレットを活用しているとのこと。 ただ、漢字を書くときには大まかに字形があっていればよしということである。 百字帳を廃止している学校もある...
読みついては音読練習から始める。 黙読も必要であるが、まずは、声に出してその内容を耳から入れる音読をすすめる。 音読のできない子どもを見ていると、目の動きが悪い。 一度の眼球の制止で目の中に入れる文字数が少ない。 だから、後から出てくる文字言語についてすぐに対応できない。 ...
昔は「読み・書き・そろばん」と社会的な躾ができたら社会で通用すると言われていました。 今では、情報化社会を生き抜く力、PCを活用する力・コミュニケーション能力と加わっています。 読みは読書力・読解力、書きは作文能力、 そろばんは計算力に置き換えることができます。 読書力・読...
明治の時期に学制がしかれ学校教育が始まりました。 その時代は、欧米に追いつき追い越せという目標を持っていました。 各地でばらばらに実施にしていた寺子屋教育を近代教育としてひとつにまとめました。 最初における学校教育は、社会で必要とされていることを子どもに教え込むために開設さ...
「先生、勉強したくないよ」 「教科書忘れました、どうしたらいいですか」 「宿題、忘れた、どうしたらいい」 授業中に椅子や机を動かして音をだす。 授業中、先生が話しているときにわざと横を向く。 子どもたちは、先生が注意したり怒ったりすることを待っています。 どうしたら先生が困...
「人生の知恵は大学院という山のてっぺんにあるのではなく、全部幼稚園にあった。」(ロバート・フルガム)アメリカの作家 近くに幼稚園があります。 毎日、園内からは元気な声が聞こえてきます。 みんなで楽しく歌っている姿を見かけます。 買い物に行くスーパーの横に、こじんまりした保育...
業は、子どもの自ら学ぶ能力を全面的に信頼していることが根底にあります。 教えることを通して、子どもたちが意欲をもって学びの世界に進むことが授業者としての願いです。 子どもが自然に学べるのなら教えることは必要ありません。 指導者が、子どもに対して「動機付け」「やる気」「学ぶ意...
前回は「授業を進行する自分」についてお話ししました。 今回は、「子どもたちの動向を見守る自分」です。 授業は指導者の計画・実行によって進められます。 放送による授業もそれな近いものです。 また、指導書に沿って行われる授業も指導者サイドからの指導てす。 先生の意図した学習の道...
授業者は、どの授業においても二人の自分でもって進行しています。 それは、「授業を進行する自分」と「子どもたちの動向を見守る自分」です。 さらに、三つ目が「中核を為す自分」です。 授業を進行する自分についてお話します。 あらかじめ作成した指導案に従って指導を実施します。 事前...
今の子どもたちを見ていると、独りであることに耐えられない子どもが多いです。 ゲームで遊び続けないと間が持たない友だち関係。 スマホメール等でお互いの存在を確かめあう子どもたち。 独りでじっくりと考えることができない子どもたち。 授業を例に取ります。 先生の問題提起で始まる学...
あくまで私の偏見ですのでご容赦ください。 子どもらしさが前面に出ている子が少なくなりました。 世の中のテレビを含めての情報の影響もあって、小さな大人が多いです。 雑誌も大人と子どもの区別がなくなりました。 かつては、子どものための雑誌がありましたが、今では、大人顔負けの内容...
ICTとは、「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略称。 ICT教育とは、教育現場において情報通信技術を活用した取り組みを指す。 デジタル教科書やデジタル黒板の利用 タブレット端末を活用したインターネットで...
新学期が始まって3か月に入ります。 各教室では、いくつかの問題が起こっているかもしれません。 不登校児童の出現。 急に登校を渋る子供がででくることがあります。 友だち関係、さらには、担任の先生とのトラブルが原因になっていることがあります。 最初は腹痛を訴えで欠席。 やがて、...
授業過程に定まった方式があれば便利です。 ポピュラーなところでは、「導入・展開・終末」という三段階法が定着しています。 歴史的に振り返ると ヘルバルトの五段階指導法 予備・提示・比較・概括・応用 デューイの五段階指導法 暗示・問題を感ずる・仮説・推理・検証 国語では、通読・...
形式に入れ込むことが必要なこともあります。 学校という建物に収容して、形式や原則にもとづいて学習を強要します。(すべてではないのですが) 自衛隊、消防隊、警察学校のように一定の基準を合格した者の集団であれば必要不可欠なことです。 義務教育でない高校でも、それなりの理想を持っ...
教育はサービス業です。 営利を目的とした仕事ではありません。 どこまでも学ぶ子供たちを育てるために、いろいろなサポートをする仕事です。 だから、子供たちに学ぶことを拒否されたら万事休すです。 学習拒否、登校拒否をされたら、先生は仕事を失います。 先生が先生として仕事ができる...
教えることが目的ではない。 教材内容を教える。 文化を伝える上で大切な仕事である。 しかし、その先がある。 教えることを通して、子供たちに新たな能力を求める。 教えることが手段になる。 教えることを通して(手段)どんなことを狙うのか。 どのような子供を育てるのか。 子供たち...
先生は、仕事の忙しさにかまけて周りを見渡すゆとりを失っていることがあります。 人間を雨が降り続く時、なんとなく湿気が多く不快感を伴います。 そんなとき、木々の葉っぱが雨を喜ぶように受け止めています。 山全体に霧がかかり幻想的な雰囲気を醸し出しています。 校内の学習園の植物は...