毎年この時期になると長期滞在している♂のカワアイサの観察に追われるのですが、今年はチョウゲンボウの子育てとちょうど時期が重なりました。6羽ものヒナが生まれたということで、どうしてもカワアイサよりチョウゲンボウの観察を優先してしまいます。それでも、一昨年、昨年の最終撮影日近くになりましたので、少しでも時間を作って出かけよう....と。6羽が生まれたチョウゲンボウのヒナですが、1〜4羽目は訳ありの巣立ちと...
空港から野鳥フィールドに戻った後は、引き続いてまだ出会えていない鳥を探します。これまで、この地で実績があり、まだ出会えていないのはサンカノゴイやヘラサギ等。普通はサンカノゴイに出会っても、たいてい草の隙間から身体が見え隠れしているだけで、ひょっこりはん状態。なかなか全身が見えることはありません。この地で以前出会ったときもそうだったのですが、2020年のこの日だけは違いました。眼の前の繁みから突然現れ、...
今回の遠征では気分転換にこの地ならではの一畑電鉄を撮影しました。そして、電車の次は飛行機です。ただ、これは最初から予定していたのではなく、現地での閃きです。たまたまこの近辺での撮影中にトイレ休憩を....と。例年は野鳥観察施設のGパークや隣接する水族館を利用することが多いのですが、今回は出雲空港のすぐ近くに居たので一度寄ってみよう....と。と言うことで、初めての空港に到着です。所用を済ませてふと時刻表を...
さて、遠征も終盤となり、少し気分転換を....と。この遠征のメインフィールドには一畑電鉄というローカル鉄道が走っており、前々から田園地帯を背景に一度撮影してみたいと思っていました。ただ、昨年のようにメインターゲットのマガンに振られてしまうと、時間的にも精神的にもそんな余裕はありません。その点、今年は思った以上の収穫にも恵まれたので、途中少し時間を割いてチャレンジしてみました。もともと、時間があれば.......
このフィールドへ到着し、1時間半ほどでクロサギ撮影終了。他にもいろんな鳥が飛んでくるので、気は許せません。ミサゴ、セグロカモメ、ウミネコ等も飛んでは来るのですが、気がつくのが遅く、シャッターを押すころはもう眼の前を過ぎて後ろ姿。どうしても、眼の前に来てからレンズを向けてしまいます。そんなことが続いて、他の鳥たちはいまいち納得できる画像が撮れず。そんな中、こんどはクロサギが採餌していた奥の水面にカル...
飛翔姿の撮影にも飽きてきたころになって、ようやく地上におりてくれました。最初に撮影したのと全く同じ辺りです。石の上を飛び移りながらの餌探しが始まりました。最初に撮影を始めた時間帯と比べると、ずいぶん明るくなりました。しかし、明るくなってくると、飛翔シーン以上に黒い鳥が黒く写りません。撮影しながら肉眼でみているのとはずいぶん差があるような気が。身体の色があまり明るくならないようになんとか補正しました...
運よくライファーのクロサギに出会えましたが、撮影できたのはたった5分程度。薄暗い中、ノイズだらけの画像しか撮れず満足度は↓↓↓。まぁ、時間はたっぷりあるので、帰ってくるのを待ちながら他の鳥を探そうと、まず頭の中をリセットします。それでも、沖合にはさきほどのクロサギ2羽と思われる鳥が左右に飛び交っています。そして何度も交差しながら近くにもに飛んでくるようです。なので、しばらくの間は飛翔を狙うことに。しか...
今年はシノリガモを狙って、2年ぶりにY海岸へ向かいます。この地も数年前にKWさんから教えていただいた新しいフィールドで、2020年と2021年にはシノリガモを撮影しています。シノリガモだけでなくクロサギも居ると言われているのですが、残念ながらこれまでの3度の訪問ではまだ姿を見たことがありません。昨年はそれまでの行程でマガンに出会えておらず、この地へ向かうのを止めたので2年ぶりとなりました。昨年出会えなかった...
久しぶりのコブハクチョウを撮影していると、すぐ横で餌を探しまわっているセイタカシギを発見。この広い池なのに一番手前に居てくれたのはラッキーでした。そして、その後も遠くへは行かず、その辺りだけを巡回するように歩いています。あまり光線がよくなかったのですが、思わずレンズを向けました。数多いシギチの中でも1、2を争う美形なので、この子に出会うと必ずレンズを向けてしまいます。逆光の陽射しで顔がはっきり写りま...
遠征の記録に戻ります。コハクチョウ、マガン、ハイイロチュウヒ....と、今年の遠征の前半はまずまずの収穫です。とりあえず最低限のターゲットを確保したので、情報収集のため水鳥公園を訪れました。昨年はこの時点でどこを探してもマガンに出会えていなかったので、駆け込み寺のようにこの施設を利用したのですが、今年は余裕です。到着すると、2羽の大きなハクチョウが寝ていたのでオオハクチョウか?とレンズを向けましたが、...
遠征の記録はまだ後半戦がかなりあるのですが、今日は地元情報を挟みます、地元でこの時期そろそろ気になるのは、ミコアイサとアメリカヒドリの到着です。以前はN池/K池で毎年のように出会っているのですが、最近はこれらの池の水が抜かれるのが早くなっており、ここ数年はこの子たちの飛来までに水が無くなっています。もちろん、その場合は近くの○○パークのS池や隣市K池公園等へ飛来するので、おやそらく出会えはするはず。...
せっかくの大群がばらけてしまいました.... #ハジロカイツブリ
意外に簡単にハイイロチュウヒが撮れたのは嬉しかったのですが、できればもう少し近くで撮り直したい....とか、もっと違うシーンも撮りたいとか、ついつい欲が出てしまいます。とりあえず、飛行してくれたあたりをもう一度チェックしようと、堤防上の道路を車でゆっくり走ってみました。そして、車内から見渡せるS湖を覗き込むと、ハジロカイツブリの大群が浮かんでいます。数十羽、いやもっと多いかも....、しかも窮屈そうに一塊...
この地ならではの子に出会えました。この地では、2017年、2019年、2020年とハイイロチュウヒに出会っていますが、いずれも♀タイプ。そして、その後以前この近辺に単身赴任されていたKWさんに、もう1ヶ所新しいフィールドを教えていただきました。この新しいフィールドには♂も出現するということで、2020年からは2ヶ所を巡っていますが、なかなかそう簡単には撮影できていません。2021年は♀に出会えたものの、証拠写真程度。そし...
この遠征では2年ぶりにマガンに出会えましたが、タゲリも昨年出会えていませんでした。この鳥に初めて出会ったころは、この独特の風貌と美しい翼の色に感動してすぐにファンになり、地元関西でも出現場所を聞くたびに車を走らせていました。ところが、数年前から遠征時ターゲットの鳥に出会えないときに限って出現する....という滑り止め状態が続いていて、出会いの感動もいまいち。この地への遠征では毎年群れで出会えていたので...
昨日は眼精疲労のため時事ネタを挟みましたが、遠征のその後に戻ります。昨年出会えなかったマガンを含めて、コハクチョウとの最低限の目標は早々に達成できました。その後は猛禽類等、この地ならではの種を探します。そんな中、マガンを探しているときに出会ったのがノスリ。田んぼの杭の上に止まっていたのですが、最初は気づかず、車を真横まで走らせてしまいました。かなり近いので、ドアを開けて車から降りたり、窓を開けてレ...
コハクチョウの中にオオハクチョウやアメリカコハクチョウ、そしてマガンの中にカリガネやヒシクイが混じってないか?と現像時に大捜索。昨年から連写速度の速いボディに機種変したこともあり、今年の遠征はコハクチョウとマガンだけでも2000枚超えています。帰宅後数日かけて調べてみましたが、残念ながら目的の子たちは写っていませんでした。ただ、起床時から就寝前まで、食事とトイレ、そして入浴以外一日中Macのモニターを見...
昨年の雪辱が果たせたこのマガンですが、何羽居るのでしょう....、かなりの数が集結です。初めてこの地で出会った年もすでに3000羽ほどが飛来していたと聞きましたが、今回もその日と同等くらいの大集団。あちこちから次から次へと現れて、上空を飛び交います。今回は久々に空が暗くなるくらいの迫力を味わうことができました。そして、これだけの数が居ると気になるのはカリガネやヒシクイが混じっていないか?と。2017年のこの日...
さて、コハクチョウに出会えた後のターゲットはマガンです。この時期になると、コハクチョウとマガンは数百、あるいは数千羽が飛来していて昼間は田んぼで採餌中。いずれも数が多いだけに、毎年簡単に見つけられます。ところが昨年は例年出会えるフィールドを何度も何度も探しまわったのに、最後までたった1羽も見つけられませんでした。すでに1000羽以上が飛来していると聞いていましたし、この遠征始まって以来の珍事で、なんか...
採餌シーン、ふゆみずたんぼシーンの後は飛翔シーンです。昨秋から機材を変更し、この遠征に出たころは新機種を使い出してやっと1ヶ月。しかも、NikonからCanonへの機材変更だったので、ボディの設定も初めてのことが多く、特に飛翔シーンは探りながらの撮影でした。それから丸1年が経ち、今年はストレスなくレンズを振りまわすことができました。Nikon時代のメインレンズは500mm単焦点。コハクチョウは身体も大きく、結構近くも...
今年は見つけました.... #コハクチョウ ふゆみずたんぼ編
昨年この地で聞いた情報によると、ちょうどこの遠征に出かける前後の田んぼに水が張られることが多い....とのこと。なので、年によってこの水の張られた田んぼが見られないときも。一昨年は水の中のコハクチョウを撮影することができましたが、昨年はどこを探しても見つけられませんでした。さて、今年は???二番穂を啄んでいるコハクチョウを撮影していると、何羽かが足並みを揃えて飛んで行きます。そして、その行き先を見てい...
毎年この時期になると西の地へ遠征し、コハクチョウとマガンの大群に会いに行っています。兵庫県はコハクチョウ飛来の南限とも言われており、自宅から車で1時間ほどの池にも毎年飛来するので、数度撮影にでかけたことも。今年ももう来ているのでは?....と思われます。そして、マガンも6年前には自宅から歩いても行けるフィールドに飛来、無事撮影することができました。ただ、いずれも飛来数は数羽のみで、何百羽が所狭しと群れて...
今年はノビタキとは相性がよく、満開間近のコスモス絡みも撮れました。そして、自宅のすぐ近くにも群れで飛来してくれ、しばらくの間滞在してくれました。数日に渡ってこんな画像やこんな画像も。意外と警戒心も薄く、そこそこの距離で楽しませてくれました。しかし、この日にこの子たちが止まってくれたのは、花ではなく人工物ばかりでした。ちょっと残念でしたが、今回も元気な姿が見られました。でも、もうこの子たちも今ごろは...
昨日もこのブログに書きましたが、今年は春秋ともコサメビタキと相性が悪く、出会ったのは一度だけ。春先は他の方のブログにもあまり登場しなかったので、数が少ないのかも?と思っていましたが、秋になると多くの方がUPされています。私は9月の初旬に一度出会っただけで、相変わらず相性が悪いようです。今回近くの公園でやっと出会えましたが、暗〜い木陰の枝上です。距離も結構あるのですが、向こうから丸見えですし、明らかに...
今年はコサメビタキとの相性が悪いです。例年なら、春に数回、そして秋になっても何度も見かけるのですが、今年の春は一度も出会えないまま夏を迎えました。その後9月の初旬になって一度出会えたものの、このときが今年一度だけ。数が少なかったのかどうかは解りませんが、春に関しては他の方のブログでも、あまりお見かけしなかったような....。そんな中、先日に隣市AF公園を歩いていてこの子が松の枝に止まりました。逆光の枝...
知人からいただいた100-300mmズームレンズ + 1.5×テレプラス。33年前のフィルムカメラ時代のレンズと同時期のテレプラスなので、画質を期待するのが間違っていますが、光線がいいときは思った以上に化けることも。このズームレンズは私の所有している R7 や R10 でもスッとAFが効き、R7 ではなんと手振れ補正も効いているようです。ただ、この初期のテレプラスを着けて撮影すると、やはり解像度はいまいち。やはり、今のテレコンと...
レアもののクロツラヘラサギ12羽には無事出会えましたが、Y川本流の中州付近の遠いところ。なんとかいい感じの飛翔が撮れましたが、かなり遠いのが不満です。私たちが撮影している河川敷には、至近距離で撮れそうな池があり、おそらくそこへ帰ってくるだろうと言われています。そして、その付近では結構な数のカメラマンが待機中。そんな中、7時52分に中州に降り立った12羽は、その後もずっと熟睡中です。前日も帰ってきた...
数人の知人から、隣県Y川周辺でのクロツラヘラサギ情報。出現場所は昨年の冬にコミミズクや、今年の1月にハイイロチュウヒが出た付近とのこと。しかし、今回はその付近の本流の中州?とか、河川敷の池?とか情報が錯綜していて、詳しいポイントがよく解りません。どうやら、それらの広範囲な場所を頻繁に行き来している様子です。広範囲を移動....ということでどうしようか?と迷っていましたが、1羽や2羽ではなく12羽です。...
前回は8月の中旬に出会ったジョウビタキ。いくらなんでもお盆過ぎというのは早すぎるので、何かの理由で北の地へ帰りなかった子か?と。もう忘れていたのですが、昨年も9月の中旬に出会っていました。昨年は9月なのでもう渡ってきていた子かもしれませんが、いずれも30℃をはるかに超える日だっただけに真相は不明です。そして、この両日は同じフィールドだっただけに、居ついてしまって帰れなかった子の同一個体だったかも?....
この地だけでなく、最近はどこを訪れてもこの子に出会います。外来種ということでレンズを向けないカメラマンも多く、嫌われ者ですね。しかし、やはりこの綺麗な色を見ると撮影したくなってしまいます。この日もブッシュの中だったので、どうせ抜けた画像は撮れないとスルーしていたのですが、枝の隙間から顔が見えました。まわりは枝や葉っぱが被っているのですが、顔が見えるとついついレンズを向けてしまいます。しかも、いつも...
今日からもう11月....、今年ももう2ヶ月を残すのみとなりました。そして、一昨日には地元のフィールドにミヤマホオジロとベニマシコの到着情報も。到着直後はまだまだ警戒心も強く、なかなかうまく撮れないでしょうが、今年も飛来してくれた....と聞くだけでも嬉しいです。早く撮影したいですが、まあ例年どおりずっと居てくれるでしょうし、少し落ち着いてから....と。この日はジョウビタキでも撮れればと、隣市の公園をのんび...
「ブログリーダー」を活用して、えむ・おーさんをフォローしませんか?
毎年この時期になると長期滞在している♂のカワアイサの観察に追われるのですが、今年はチョウゲンボウの子育てとちょうど時期が重なりました。6羽ものヒナが生まれたということで、どうしてもカワアイサよりチョウゲンボウの観察を優先してしまいます。それでも、一昨年、昨年の最終撮影日近くになりましたので、少しでも時間を作って出かけよう....と。6羽が生まれたチョウゲンボウのヒナですが、1〜4羽目は訳ありの巣立ちと...
チョウゲンボウの観察記録は10日間、12回にもおよびました。やはり、自宅近くで長期に渡ってこういう観察ができるのは嬉しいものです。そういう意味では、ほんとに楽しく観察ができました。ただ、今となっては巣立ちの飛び出しや、その直後の様子をもう少し詳しく観察しておけばよかった....と悔やんでいます。とくに6月12日は、現地滞在中に5羽目のヒナが飛び出しているのですが、この子のみが撮影時にまともな巣立をした...
8時間滞在した前日6月12日ですが、現地に居た人たちは最後のヒナもその日のうちに飛び立つだろうと思っていたはず。なので、そんな仕草を迎えるたび、レンズを構えてシャッターを半押し状態でその瞬間に備えます。気がつけば、その状態のまま一時間近くが過ぎてるときも。超軽量の R10 + 600mm ですが、さすがに手持ちだと腕、肩、腰が痛くなり、長時間待ちでへとへとです。そして、バッテリーもあっという間に減っていきます...
前回の訪問日から3日が経ち、6月12日の撮影です。この日は孵化直前だったと見られる5月16日から4週目を迎えるので、そろそろ巣立ちが気になります。ヒナは6羽生まれていたのですが、これまで3羽が巣から落下。1羽目 落下した日は河川敷で無事夜を越し、翌日夕方になって動物病院で保護?2羽目 早朝に川に落下した後無事河川敷へ上陸、日中は元気だったものの夜中に行方不明3羽目 早朝に川に落下してそのまま...
早朝からショックな出来事に遭遇しましたが、巣の付近ではこの日も巣立ちへ向けて、着々と準備が進んでいるようでした。親鳥たちは適当に距離をおいて、ヒナたちの成長を見守ります。なので、自立を促し、餌運びもかなり回数が減っているように思えます。途中、カラスが近づくと、急降下して高速飛行で追い払うという場面もあり、セキュリティも万全のようでした。なお、この日は急用があったので、8時頃までの2時間限定。巣付近...
チョウゲンボウの子育て観察記録へ戻ります。今日の記事は6/9の撮影です。前日に続いて、この日も早朝から一番乗りしました。まずは、またもやヒナが落ちていないか?と、河川敷の草地付近を捜索しますが、前日のような黒い塊は見られません。ホッとして巣を見上げ、ヒナの数を数えようとしたとき、橋脚のコンクリート付近の水面で何かが動きました。初めはカイツブリだと思ったのですが、少し見た目が違います。そして、バタバ...
チョウゲンボウの観察記録が続いていますが、今日は他のネタを挟みます。先日、様子見に出かけたコアジサシの繁殖地のその後です。前回訪問日から2週間が経ちましたので、そろそろヒナが生まれているのでは?と行ってきました。この日の最高気温は33℃予想。まだ、6月なのでこの暑さに身体も慣れていないので、熱中症を避けて午前中限定の撮影スケジュールです。ということで、現地到着は6:30で、一番乗りでした。そして、...
2羽目のヒナが巣から落下し、その後巣へ戻ろうとして今度は水の中へ....という最悪のシナリオでしたが、運よく岸に泳ぎついて急死に一生を得たようです。しかし、その後は元気にしていたものの、夜中からは行方不明に。まだまだ、一人前に飛ぶことができない鳥には厳しい自然界が待っていたようです。この顛末をハラハラドキドキしながら見守っていましたが、上空の巣付近でもいろんなことが起こっていました。しばらく落下したヒ...
前回は2時間ほどしか現地に居られなかったので、翌日の6月8日に再訪しました。この日は他に何も予定がないので、一日中この子たちのために費やそうと 5:30 に一番乗りです。とりあえず、巣を見上げた後、河川敷を見下ろして前日と変わったところがないか?と状況確認を始めます。すると、河川敷に何やら黒い塊が。いや、塊ではなく1羽のヒナでした。どうやらまた落下したようですが、後に聞いた情報では前日夕方までは特に...
ヒナが落下してから、5日が経ちました。6月7日の撮影です。この日はあまり時間がなかったのですが、やはり日にちが空くと気になります。少し時間がとれたので、2時間限定で見に行ってきました。到着すると、この日も巣の上には元気なヒナが5羽。その後の5日間は落下することもなく、順調に育っていたようでホッとしました。そして、ヒナたちの様子は?というと、もう至るところで羽ばたきの練習をしていたり、鉄板の上をあち...
落下したヒナが走りまわっている....ということで数百枚も撮影してしまいましたが、巣では順調に他のヒナが育っていました。5羽が健在でしたので、落ちたのは1羽だけのようです。一週間以上間隔を空けると何が起こるか解らない状況なので、4〜5日ごとに観察しているのですが、出かけるたびに大きく逞しくなっており、成長の早さを実感します。大きく育ったヒナが5羽居るので♂も♀も大忙しです。気にはなっているのでしょうが、...
昨日掲載した5月28日の次に、この地へ向かったのは5日後の6月2日。早朝に到着すると、すでにTDさんが先着されており、挨拶と同時に私の足元の下を指差されました。初めは何のことか解らなかったのですが、そこに見えたのはまさかのヒナ。私自身が立っている堤防上の遊歩道と河川敷の間に幅30cmほどの棚のようになった場所があるのですが、1羽のヒナが立ちすくんでいました。前日の夕方に巣から落ちたらしいと聞きまし...
5月22日に初めてヒナを撮影してから6日後です。たった6日後にも関わらず、ヒナは随分大きくなっており、茶色味を帯びていて成長の具合が解ります。この日も♂♀が協力して、忙しそうに餌をやっていました。ヒナは6羽とも順調に成長しているようで、元気いっぱい餌を食べていました。広告⬇️ 画像はクリックすると大きくなります ⬇️チョウゲンボウチョウゲンボウチョウゲンボウチョウゲンボウチョウゲンボウチョウゲンボウチョ...
前回、5月16日は1羽の♀だけを見かけたのですが、巣と思われるところに座り込んでじっとしていました。おそらく、抱卵しているのだろうと、3度目は5月22日に訪問です。ちょうど到着直前にこの地でのヒナ誕生の情報を教えていただき、まさにベストタイミング。やはり、前回は抱卵の終盤戦に入っていたようです。現地に到着すると、巣の上には数羽の小さなヒナが。巣のまわりは暗いですし、まだヒナが小さいので姿ははっきり...
自宅近くのM川の橋梁で、今年もチョウゲンボウが育ちました。昨年は情報を聞くのが遅く、巣立ち直後の画像しか撮れませんでしたが、今年は巣作りをする前から密着プロジェクトを計画し(笑)、定期的に観察を続けてきました。ということで、巣作り前からの様子を約10回に渡ってお伝えしていきます。まず、今回はプロローグ編。昨年巣立ちをしたのは6月20日。チョウゲンボウは産卵から孵化までが約30日....、そして孵化から...
定点観測といえば、この時期から気になるのはM川のカワアイサ。今年も♂がいつまで残ってくれるのだろうと楽しみな時期がやってきました。今回も自宅から河川敷を歩いていると、いつもの堰付近に♀を発見。そして、近くに♂の姿もあったので、ホッと胸を撫で下ろしました。一昨年は6/5、そして昨年は6/19がここでの♂の最終目撃日。今年はいつまでいてくれるんだろうと気になります。このまま♂が居残ってくれて後、ヒナが生まれるこ...
コアジサシだけでなく、この時期はあちこちで子育てが盛んです。この日は、毎年定点観測をしている隣市S池へ出かけてきました。この地にはサギのコロニーがあり、コサギ、アオサギ、ゴイサギ、カワウたちが池の中央にある小さな島で、所狭しと子育てをしています。ただ、ここ数年は中央の島が年々狭くなっており、子育てをしている個体も減っているような気がします。いったい何が起こっているのでしょう....。今回もゴイサギこそ...
西の地の海岸では、子育ての第一段階が撮影できましたが、まだ相手探しに苦戦をしている個体も多数居ました。ということで、可愛いヒナが見られるのはまだまだ先になりそうです。そんな中、水浴びのために海岸線に降りてくる個体も。涼しげな画像を期待してレンズ向けましたが、これまで見たことがないくらい、地味な水浴びでした....笑。広告⬇️ 画像はクリックすると大きくなります ⬇️コアジサシコアジサシコアジサシコアジサシ...
必死でコアジサシの餌渡しを追いかけていると、海岸の波打ち際を歩いている少し大きめの鳥が。コチドリやシロチドリよりも大きいので、またキアシシギか?と。贅沢な話ですが、今季キアシシギには飽きるほど出会っています。それでも、しっかり確認しておこうとレンズを向けると、まさかのキョウジョシギでした。♀が1羽だけのようですが、近いところを歩いています。しばらく観察していると、波打ち際を東から西へ、そして西から...
そろそろ気になるのは、西の地のコアジサシの繁殖地。一昨年、昨年同様に今年も可愛いヒナが育つのを楽しみにしています。ヒナ誕生の情報はまだみたいですが、そろそろ抱卵してるかも?と出かけてきました。今年も2ヶ所にロープが張られており、その中ではすでに抱卵してる親鳥が10ヶ所以上。さすがにまだヒナは生まれていませんでしたが、とりあえず順調のように思えます。ただ、フィールドでは餌渡しをしようとしても♀が拒否...
今回も丈が高くなった茂みの間から、クイナが顔を出してくれましたが、そうなると探したいのはヒクイナ。するとその直後、クイナのように顔を出すだけでなく、茂みから出てきてくれました。クイナもヒクイナも珍鳥ではありませんが、あまり頻繁に見られる鳥ではないだけに、続けて出会えたのはラッキーでした。ここにはこの2種が通年生息していると聞きますが、おそらくこの1羽ずつのはず。それぞれが♂なのか♀なのかは不明ですが...
このN池は、子育てが始まるこの時期にしか訪れていなかったのですが、一昨年のホオジロハクセキレイの出現で春の時期にも訪問。その日はそれ以外にもまさかの大収穫となったので、それ以後は冬鳥の時期にも様子見に出かけるようにしています。すると、クイナとヒクイナにも毎回のように出会えるようになりました。もともとこの地にずっと生息してると言われながら、これまで一度も出会えたことがなかったのです。私自身、これまで...
以前から、カイツブリやカルガモ、そしてバンの子育て等を毎年のように観察できた西の地のN池。しかし、ここ数年は出かける日との相性が悪いのか?あまり子育てのシーンとの出会いがありません。今回も池の周りを一周しますが、バンもカルガモも子育てしている様子はありませんでした。諦めかけたとき、池の真ん中にカイツブリの巣らしきものが。そして、親鳥が2羽、巣へ登ったり降りたりと忙しそうに行動しています。巣づくりの...
このサギのコロニーですが、もう初めて訪れてから10年余り。以前はこのコロニーのある中央の島はもっと大きかった記憶があり、ここ数年は年々小さくなってるような気も。なので、ところ狭しと子育てしていた鳥たちも、ずいぶん少なくなった気がします。ここで子育てをしているのはアオサギやコサギが多いのですが、やはり目立つのはカワウ。もちろん数も多いのですが、独特の存在感がなんとも言えない雰囲気を作っています。この日...
今年も隣市の定点観測地、サギのコロニーへ行ってきました。このS池の中央部に子育てをしている島があるのですが、年々小さくなっているように感じているのは私だけでしようか?到着早々にアオサギのヒナを見つけました。身体もかなり大きくなっていて、もう成鳥と変わらないくらいですが、明らかに幼鳥の風貌です。しかし、この風貌を見ていると、スマートな身体の成鳥よりも獰猛な感じがします。よく見ると、眼はなんとなく可愛...
そろそろ♂の動向が気になるカワアイサ。前回は♂を見つけられませんでしたが、途中出会ったカメラマンから下流に番で居た....との情報。ホッとして♀の証拠写真だけを撮って引き上げました。それから6日後の訪問です。とりあえず、チョウゲンボウのヒナの存在を確認後、水上の様子を....と。すると、すぐに♂が眼の前で泳いでいるのを発見しました。私自身の最終目撃日は一昨年は6/8で、昨年は6/5。この日は6/19でしたので...
自宅近くのフィールドなのに、子育ての存在を知らなかったチョウゲンボウ。ヒナは4羽と聞きましたが、前回訪れた日には2羽しか出会えませんでした。しかも、もう親鳥と変わらないくらいの大きさになっており、巣近くの鉄骨の上を歩きまわっています。ただ、前回このヒナたちがあまり元気そうな様子ではなかったのと、一度も親鳥が姿を見せなかったのが気がかりでした。大雨の日を挟み、2日後の早朝に再訪問です。すると、橋桁の...
ここ数年、順調にアオバズクの子育てを行っていた隣市のY神社。昨年は蜂の大群が巣穴を占拠した等の理由で、親鳥が巣を放棄する....とのアクシデント、可愛いヒナの姿は見られませんでした。一度、そういう出来事が起こると翌年が気になります。例年どおり、5月あたりから親鳥の鳴き声がする....、姿を見た....、等色んな情報がありましたが、話は二転三転。それでも、ここ数日前からはカップルと思われる画像を撮影されている方...
M川の橋梁にチョウゲンボウが営巣し、ヒナが育っている....と。場所を確認すると自宅のすぐ近くの橋です。ここのところカワアイサの定点観測で、何度もその橋の下を潜っているのに全然知りませんでした。その情報を頼りに現地に到着すると、橋桁の裏側の鉄骨にはそれらしき巣があり、すぐ横にはチョウゲンボウのヒナが1羽座って居ました。もう身体はかなり大きくなっていて、親鳥と変わらないくらい。しかし、虹彩は白く、あどけ...
今年もフィーバーしたコアジサシの子育てでしたが、華やかな子育てとは別にこんなシーンも撮っていました。波打ち際でホバリングをしなから魚を狙っているのか?と思いましたが、魚を狙っているようには見えなかったので、単なる水浴びでしょうか。いずれにせよ、気持ちのいいシーンだったで思わず連写してしまいました。広告⬇️ 画像はクリックすると大きくなります ⬇️コアジサシコアジサシコアジサシコアジサシコアジサシコアジ...
西の地の画像に戻ります。この地ではシロチドリも子育てをしています。しかし、ここ数年は少し時期が早いようで、多くのコアジサシのカップルが成立するころにはもう子育てが終わっていることも。昨年もコアジサシが抱卵しかけたころに、すでに可愛いヒナが走りまわっている....という光景を見かけました。そして今回のこの日にもシロチドリの姿が。ヒナではなく成鳥ですが、多くのコアジサシが抱卵しているど真ん中を歩きまわって...
西の地での画像が続きましたが、その合間にはもちろん定点観測も。6月13日の状況です。前回6月11日は♂どころか♀にも出会えなかったのですが、今回は最近よく出会うあたりに♀の姿が。見つけたときは中州に上陸していて睡眠中でした。その後目覚めたようですが、身体はそこそこ動かすものの座ったままで大きな動きはありません。そして、気になるのは♂ともう1羽の♀。時期が時期だけに、やっぱり♂はもう帰ってしまったのか?と...
まさかの大事件を目撃してドキッとしましたが、なんとかヒナは無事生還。しかし、この地は狭いフィールドに多くのコアジサシが所狭しと営巣しています。隣の巣との距離が数十cmほどしかないところも多く、巣から出てちょっと歩くだけで隣のコアジサシの縄張りに入ってしまいます。自然界のことなので仕方がないのですが、今後はこんな事件がもっと増えるかもしれませんね。それでも、無事生還したヒナや兄弟たちは、あの大事件はな...
東側のフィールドに3羽のヒナが居るとのことで、そちらへ移動しました。それまでに撮影していた2羽のヒナよりも、もう少し小さな3兄弟のようです。3羽のうち1羽は白っぽくて少し小さく見えますので、この子が末っ子でしょうか。この子たちはずっとお母さんが見守っているのですが、ときおりお父さんが魚を持ってやってきます。餌渡しのシーンが撮れる!と期待するのですが、このお父さんの持ってくるのは大きな魚ばかり。もち...
西の地のA海岸ですが、昨年に引き続き今年もコアジサシの子育てが順調になりそうです。先週はまだヒナは生まれていませんでしたが、抱卵をしている親鳥が数羽居ました。その後一週間が経ち、そろそろ生まれているのでは?と出かけてきました。現地へ到着して西側の保護ローブ内を確認すると、3〜4ヶ所の巣に可愛いヒナの姿が。ただ、ほとんどはまだ生まれたばかりのようで、親鳥のお腹の下で身体を温めてもらっていらしく、全く...
空振りに終わったカワアイサの定点観測でしたが、この日の収穫はコサギだけ。もともと鳥影の少ない時期なので仕方がないのですが、この日はほんとに鳥影がなく数時間歩いてきてもコサギだけとは寂しいです。それでも、現実を受け止め、河川敷から自宅付近の道路へ上がろうとしたところでこの子が出迎えてくれました。以前にも「困った時のモズ頼み」などと、このブログに書いたことがありますが、今回はこの子に救われました。広告...
カワアイサの定点観測地です。先週、6/5に♂1羽と♀2羽が一緒に居るところを見かけました。その前々日の6/3も♂は1羽だけでしたので、どうやら♂の1羽は北帰したのではないか?と。そして、今週は昨日6/11の早朝から出かけてみました。いつもどおり自宅を出て少し上流の橋で対岸へ渡り、河川を確認しながら左岸を下流へ歩きます。前々回、前回もそうでしたし、そして一昨年、昨年も北帰する直前になるとこの2〜3km程...
そろそろカイツブリの子育てが気になる地元のN池です。この地は毎年何組ものカイツブリが、お盆過ぎあたりまで子育てをしていおり、夏場は楽しみのフィールドです。しかし、そこそこ広いこの池は上空から丸見えで隠れるところが少なく、天敵やゲリラ豪雨の影響を受けることが多いのも難点です。これまでも、前日まで巣の上の卵を見守ってきていたのに、翌日訪問すると突如巣が破壊されていて卵が消滅していた....というような悲し...
10ヶ所以上抱卵している巣が見られましたが、まだまだこれから求愛活動をしようとしている子も。多くの♂が獲ってきた魚を咥えて、猛烈に♀にアピールしている姿が見られましたが、なかなか♀が受け入れません。なんとか、餌渡しの瞬間を撮影しようと粘るのですが、♂のアピール力が弱いのかなかなか成功しません。そして、抱卵している子に餌を渡そうとしている♂も。しかし、抱卵している♀が受け取らないのは、お父さんではなく別の...
昨年は4年ぶりの子育てラッシュでフィーバーした西の地のA海岸。前回様子を見に行った4月のこの日は、これまで出会ったことのないようなひどい黄砂。それでも、その中ですでに30羽ほどのコアジサシが飛び交っていたので、とりあえずは安心して帰ってきました。その後、もうそろそろ繁殖行動に進んでいるのでは?と出かけてきました。現地に到着すると、海岸の3ヶ所にロープが張られており、この地としても公式に繁殖行動のア...