開業希望者や既存の経営者への支援を得意とする飲食店コンサルタントです。飲食店の入口(開業)から出口(事業承継、M&A)までを支援します。中小企業診断士・行政書士・調理師の資格を有し、自らも飲食店を経営していた実績もあります。
飲食店コンサルタントの中村です。自らも飲食店を2店舗、経営していました。中小企業診断士と行政書士を独学で取得し、自らのキャリアと共に、実務に精通したコンサルタントを標榜しています。実際に店を経営してみると教科書通りに経営できるものではありません。資金繰りに苦しんだり、お客さんからのクレームで嫌気を差したりと大変です。店の経営者様に寄り添い、適時適切なアドバイスを心掛けています。
2020年6月
コロナ感染により経済社会は大きな被害を受けたが、学校では思わぬ良い効果があったとの事である。 それは不登校の生徒がオンライン授業になり、勉強に前向きになったからだ。部屋にこもり気味の子も学校に行かなくていいのなら、頑張って学びたいと明るい様子らしく、我が子の将来を心配していた保護者も安堵の表情である。 今、全国には22万人の不登校者がいるらしい。今までも不登校は問題視されていたが、これといった解決策がないままで、きているのが実状である。 今は殆どがSNSをやっており、子供達の人間関係も複雑だ。学校は会社のように嫌だったらやめる訳にはいかないし、心に大きな傷が残り、今後の長い人生で自信を失う子も…
コロナの影響で飲食店の業績が激減しているが、その中でも「CoCo壱番屋」の売上下落が顕著だ。そもそもカレーは各家庭に独自のおふくろカレーがあってそれを自慢しあっていた昭和時代が懐かしい。平成に入り核家族化や女性の社会進出など、調理の簡便化ニーズの高まりという需要側の要因と、レトルトなど標準カレーの普及で来た供給側要因が相俟って、カレーの外食産業の仲間入りし、チェーン店化ができたと言われる。 コロナによる感染防止の為に外出の自粛が要請され、家庭にいる時間が増えたから家で作る機会が増えたのだろう。また簡単で楽だから家で大量に作り置きし、カレーで食事を済ませる日が増えたのも一因だと思う。 高齢世帯、…
大阪府は休業要請外支援金の申請を受付中である。これは「休業要請協力金」に続いての支援策。この際に、添付書類の不足・不備が多くあると、迅速な審査ができないことから、今回は専門家による確認作業を事前にして、円滑な処理手続きをしようとしている。 専門家は「行政書士、税理士、公認会計士、中小企業診断士、司法書士」で、無償なので、この申請書類の事前確認を活用する個人事業主の方々が多いようだ。 特に行政書士はこの事業に取り組む姿勢が積極的なようで、多くの事業主が活用されているようである。 私は単に書類の確認作業をするだけでなく、「中小企業診断士」として経営相談を受け、私なりに適切な助言をしている。 だから…
平均寿命が延び、中小企業社長の引退年齢も67歳、小規模事業者なら70歳と高齢化している。日本公庫の融資も高齢化の進展に合わせて70歳を超えても、後継者が不在でも可能である。 今は70歳を超えても元気な社長が多いからという与信と債権管理だろう。だが先行きが不透明の中、事業継続の為に借りたはいいものの、高齢での返済はきつそうである。 またコロナ感染問題で2025年問題が忘れがちになっている。 2025年に団塊世代である245万者の社長が後期高齢者になる。この廃業数から算定すると650万人の雇用とGDP22兆円の喪失が予測される。あと5年経つと平均引退年齢を大きく年齢になり、且つ、その内の半数が後継…
先日、経営相談に来られた社長さん。 勤めていた会社の中堅クラスになった時に、やりたい事を上司に直訴したが取り合ってもくれず、今後の会社の経営方針に嫌気が差していた。そんな時、同じように不満を持って愚痴の言い合いをしたりして気の合う仲間3人と意気投合し、スピンオフし独立することにした。 とりあえず相談者が年長者ということで社長となったが、出資分もほぼ三等分、皆が同等の関係で業務を行うことにした。 最初は3人が目標を共有し業績も好調だったが、認識のずれが生じ出し、不仲になって業績が低下して責任の擦り合いなど、見苦しい状態になってしまった。 そして結局は会社を整理する事に。 本当によくあるパターンで…
昨日、昨年1月にオープンしたばかりのパン屋さんが相談に来られた。職人気質のオーナーさんで腕には自信があるが、計数管理が苦手な人で正直、こういう人は多い。 遠くから買いに来る人もおられ、また某百貨店にも出店している評判店。その店がコロナ感染で他と同様に前年比90%減で苦しんでいる。 決算書を見せてもらい愕然としたが、それよりも驚いたのが、店主自身が何も理解していない事。 まず売上の割に利益がない。費用構造が悪く売上がある割に、利益が出る仕組みになっていない。原価も人件費も標準値と比べ高いが、それを理解していない。 現状分析から問題点とその原因などをいろいろ指摘してあげた。 職人上がりの経営者は、…
昨日、お会いした個人事業主さんは持続化給付金の初日申請組だが、入金されたのは今月1日で丸1か月かかったらしい。 進捗状況も分からず、相当に不安な1か月を過ごされたようで苦笑い。だが、この程度の手続きで100万もらえるのだから不満はなく感謝しているとの事だった。 聞けば2月から売上がなく、生活資金にも困っていたようで、本当に100万の入金は助かったと言っておられた。 世間では、規模の大きい店や好立地に出店した店の人が、支援額が低すぎると不満を言っておられるようだが、賃料が高いのを分かって出店しているし、その分の利益を今まで得ていたから、リスクも負わなければという人もいるのも事実。 その方は本当に…
完全個室を店の強みとしていた飲食店は、それが密閉空間となり弱みになる為、オンライン飲み会としての活用を提案中である。 宿泊専門の格安ホテルもテレワークや執筆者に部屋を貸出して生き残り策を講じている。自宅では家族やペットがいる為に集中できないといった人をターゲットになかなか好評のようだ。アパホテルは2.500円で販売中である。アパクラスのホテルでこの価格とはかなりのお得感がある。 新世界周辺の格安ホテルや民泊も価格を下げて販売中だが、それでも2000円を切る所はない中でお値打ちものだ。 テレワークでの仕事の仕方が定着し慣れてきた頃だが、「集中できて業務効率が向上」を売物に頑張っている。観光客の激…
「小規模事業者持続化補助金、コロナ特別対応型」の第2回締切は6月5日である。昨日、駆け込みで3件申請をしてきた。 締切間近の商工会議所は大変そうだったが、駆け込みなのに嫌な顔をせず、親切に対応して頂き感謝している。 代理申請で、中小企業診断士が経営計画書を作成すると、経営指導員の方もあまり計画内容にケチをつける事はない。 記載漏れがないかのチェックをされるだけで、様式-3の支援機関確認書をすぐに出してくれる。常連になるとフリーパスの場合もあり、自分で見直して誤字脱字を後から発見する時もあり困った事もある。 商工会議所によっては申請者本人の面談もない場合もあり、代理申請者が総てを処理するので依頼…
2020年6月
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