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中小企業診断士/行政書士 中村事務所 http://www.nakamura-shindanshi.com

開業希望者や既存の経営者への支援を得意とする飲食店コンサルタントです。飲食店の入口(開業)から出口(事業承継、M&A)までを支援します。中小企業診断士・行政書士・調理師の資格を有し、自らも飲食店を経営していた実績もあります。

飲食店コンサルタントの中村です。自らも飲食店を2店舗、経営していました。中小企業診断士と行政書士を独学で取得し、自らのキャリアと共に、実務に精通したコンサルタントを標榜しています。実際に店を経営してみると教科書通りに経営できるものではありません。資金繰りに苦しんだり、お客さんからのクレームで嫌気を差したりと大変です。店の経営者様に寄り添い、適時適切なアドバイスを心掛けています。

中村 飲食コンサルタント
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2019/02/17

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  • 無理な成果主義で倒産!

    外部から招聘された専務が、「金は使っただけ返ってくるもの」どケチで器の小さい創業社長を説得し、成果主義で高額の報奨金という人参をぶら下げ店長を鼓舞した。店長は俄然やる気になって従業員達と共に目標に向け邁進する 集団とみんなが変わっていった。 店長達はみんなが競い合い、報奨金がもらえるように必死に働き続けた。時間で評価されるのではなく業績で評価される制度にみんなが満足し、自ら残業して目標利益を達成しようと頑張った。アルバイトからは自分の残業代が減らされるという不満も噴出したが、店長は達成した報奨金でみんなを食事に招待するなどの気配りをして、何とかアルバイトの機嫌を取っていたのであった。 そして店…

  • 中小企業の「働き方改革」は待ったなしだ!

    4月から中小企業にも「働き方改革関連法案」が施行される。中には我が社には関係ないと無関心な会社もある。例えば未だに「ウチには有給制度はない。雇用契約書にもそう書いてある」と言う社長もおり呆れるばかり。その契約書を見ると会社に一方的に有利な内容で公序良俗違反であり、どう考えても無効なものであった。この契約書を盾に社員を奴隷的拘束状態にし、社長の意のままに使っていたのである。今時、恐ろしい話である。 「なぜ辞めていく社員に退職金を払う必要がある?」とぼやく社長もいる。それでも意を決して辞める社員には罵詈雑言を浴びせる。中には暴力で押さえつけたり家族を巻き込み脅迫して辞職を諦めさせようとする許されな…

  • 売却できる店とできない店!

    店を売る動機も色々ある。①後継者が不在だから、②第二の創業をしたいから(安定期に入った事業を売却し新たな事業をしようと思った時、③業界の先行きが不安な時、④業績が厳しく回復の見込みがない時、⑤会社が自分の身の丈以上に大きくなり、自分の器では経営できない時、等である。 1)こんな店は売れる ①立地条件に恵まれている、②優良顧客を保有するなど顧客基盤が盤石である、③運営の要となるキーパーソンが存在し、安定運営できる位の従業員をストックしている、④厨房機器や什器備品などにまだまだ残存価値がある。経営者が信頼できる人物である、等である。 2)こんな店は売れない ①経理がいい加減な店、②簿外債務があって…

  • 組織はリーダーの器以上には伸びない!

    組織はリーダーの器以上には伸びないのに、欲を出して積極展開した店がある。案の定、社長のリーダーシップと組織へのマネジメントの能力不足で現場が混乱した。お客様からのクレームも多発し、現場従業員からは不満が続出して、組織の統制が取れなくなってしまった。その結果、大量の店舗の撤退を与儀なくされたようだ。 身の丈にあった経営を確実にしていかなければ突っ込んだお金は回収できない。結局、金と時間と労力を使って成長を夢見てきたのに総て水の泡であり、多くの顧客・従業員・取引先・利害関係者などに迷惑をかけることになった。 ある業績好調な焼肉店では、週末になると入りきれないお客様で店が溢れかえっていた。待ちきれず…

  • 脱サラし飲食店を開業!

    脱サラし飲食店を開業される人は多い。会社員時代からグルメを趣味として、休日には食べ歩きをするなど研究を重ね、退職したら開業できるように準備しているようである。 その中でもカレーやラーメンは開業しやすく、また趣味の延長線で開業する人も多い。「自分ならではのこだわりを注入した既存店舗にない本格志向の店を」と開業するのである。 今も相変わらず、自分なりのこだわりのラーメンやカレーの専門店を開業したいとの希望者も多い。退職金を元手に不足する資金は日本政策金融公庫の創業資金とを合わせた開業資金として計画をしているみたいだ。開業者は、飲食店経営が未経験だからとフランチャイズ(FC)に加盟する人、独力で開業…

  • 高齢化の進展でくつろげる喫茶店が必要だ!

    中国ではここ最近コーヒー市場が急拡大しているとの事だ。お茶文化が広く深く浸透する中国で、急拡大させるのは容易ではなかったはずだが、若者を中心に急速に拡大中である。珈琲店もここ10年で9倍の店舗数の増大と如実に数字が物語っている。 人口規模の違いもあるが、コーヒー市場が発達している日本の市場規模(3兆円)をあっという間に抜き去り、にわかに中国コーヒー市場が注目されてきている。現地独立系やグローバルに展開する外資チェーン店も出店を急いでいるようだ。 2017年の世界の消費量の伸び率が2%だったのに対し、中国は15%。1人当たりの消費は年4杯で、日本の約200杯に比べてまだ少なく、成長余地が大きいの…

  • 「インスタ映え」を意識した経営が当たり前の時代の是非!

    「食は目で食べる」とも言うが、今やインスタ映えを意識した料理が店側も当然のようだ。テレビの情報番組もこれらを煽っている。しかし、たまに料理の本質から逸脱した商品もあり「料理とは何か?」と考えさせられることもある。 昔から料理は目でも食べるとの事から盛付けには細心の注意を図っていた。しかし最近はインスタ映えを意識し過ぎて、過剰に盛付けを意識した料理づくりが目立つように思える。今や皆がスマホを持ち、食べる前に写真を撮るのが当たり前になり、シャッター音も気にならなくなった。これはずっと続くかな。 料理を作る調理人も何を重視するかは、味よりも見栄えの感は否めない。接客する人もそのインスタ映えする複雑な…

  • 頑張れ!マクドナルド!

    お昼のマクドは凄ましい。店内飲食・ドライブスルー・デリバリーと3機能を持ち、多くの店員で所狭しの状態だ。しかし昼時のお客様が一気集中する1時間は、かなりの人員で対応するも捌き切れてない。特に大変のは自前と外注のデリバリー。利益確保の為、これ以上の増員は経営的にしんどい。難しい所だ。 混雑する時間帯に増員するにしても限度がある。まして今はどの店もそれほど余剰人員を抱えていないのが実情である。お客さんを待たせることは満足度の低下につながり、次のお客さんをなくすことになりやすい。また並んでいるお客さんを見て食べるのを諦めるお客さんも増えてその場の売上を失う、などの機会損失が生じてしまう。 しかしそれ…

  • 会社存続と第三者への事業承継でM&Aを活用!

    終身雇用時代は社員は定年まで働いて当然と思っていた。社長も社員は自分の家族のようなものだとの認識で家族同様の社員の雇用や生活を守る為に頑張って経営した。 だから「会社を他人に売る」等の発想はなかった。だが終身雇用も崩壊しつつある現在はそういう意識も薄く、業績不振や業界の先行きが不透明になれば社長も必死に再建しようとせず、買手がいればいつでもというスタンスで会社売却を虎視眈々と狙っている。その結果、インターネット市場も含めM&A市場が拡大し活発化している。 社会に必要のないゾンビ企業も経営者を取り替え、また成長資金を投入したりで、再生させているので、M&A市場は経済の新陳代謝に大きく貢献している…

  • 会社への忠誠心のない従業員達

    失敗をしたら酷い扱いを受ける組織なら、危険を冒してまで余計な仕事はしない。与えられた仕事を無難にこなし、自分の仕事以外は知らんぷりだろう。組織内のコミュニケーションも取れなくなり、人間関係も悪化する。守りに入る社員ばかりでは生産性は向上しない。社員も学習と成長の機会を失うもの。 組織を活性化させねば会社に勢いが出ない。勢いのない会社の業績は低下するだけである。一度、自社の組織の活性化度合いをチェックしてはいかがだろうか。 一体化度・無関心度で組織の活性化度合いを分析する手法がある。 組織活性化のフレームワークと測定 組織が活性化された状態とは従業員達が ①組織と共有している目的・価値を ②能動…

  • 店と従業員との絆を深める方法

    ファミレスはお客様に明るさや元気さが必要でハレの場や癒しの場であることを意識した店づくりが大切だ。 そういったファミレスの労働環境の中、あるファミレスチェーンで店長が怖くて従業員が委縮した劣悪な職場環境の店があった。そういう店なら従業員の働く姿勢が受動的となり典型的な指示待ち組織となから気をつけなければいけない。従業員には能動的にお客様の満足度を追求してもらうことが肝要だ。 そしてこんな職場に耐えられないといった理由で、離職者が増加していく事態になってしまった。日が経つにつれエスカレートし、ついに従業員達が本部に直訴したのである。 このパワハラが深刻な社会問題となっている中で、本部も血相を変え…

  • 補助金を悪用してはいけない!

    そろそろ今年度の「小規模事業者持続化補助金」の申込時期が近づいてきました。この制度は、「ブランド力を高めたい、商品を宣伝したい、ホームページを開設したい」といった前向きな経営姿勢の社長様には最適です。是非とも、ご検討下さい。 お申込みは=中小企業診断士/行政書士 中村事務所 ↓↓↓ http://www.nakamura-shindanshi.com 中小企業には様々な補助金があり、それらに関しては賛否両論があります。補助金頼みのゾンビ企業を延命し、ダンピング(不当廉売)で優良企業の正当な競争の足を引っ張るという批判があるのも事実です。そういった声を謙虚に受け止めないといけませんね。 大企業に…

  • どんぶり勘定の経営者が多店舗展開するのは危険!

    好調な業績を上げている居酒屋の店主が、勢いそのままに2店舗目を出店するとの事で相談に来られた。色々とインタビューをして、現状分析から感じた事は店主が勘や経験で経営しているということである。 「原価率はどれくらいですか」との質問に「4割ぐらいだと思う」との回答。「人件費は?」との質問にも「どれくらいかな?利益は出てるから大丈夫」とのアバウトな回答である。どんぶり勘定過ぎてよくやってこられたなと感心したものである。 1店舗でもこの数値管理では2店舗目はどうなるか危惧される。2店舗目を出したら厳格な管理をするようには忠告したが、性格的にいい加減なタイプなので期待できないように思える。 飲食店 攻めの…

  • 好きな事業に全力投球!

    「やれる自信がある、この仕事が好きなのでこれで飯を食っていきたい、これをやっている時が生きがいとやりがいを感じる」等の理由がなければ、裸一貫で事業を立ち上げることはできず、また苦労の連続でも諦めることなく事業を続けられず成功もしない。 創業社長は自らがやりたいとこの仕事を選択して成功させてきたのである。しかし、後継ぎをムリヤリ指名された息子にとっては、別にこの仕事が好きでもなく思い入れもない。家業がたまたまそうだっただけである。だから魂が入り切らず失敗する事が多い。 にほんブログ村 会社や店を何代も続けるというのは難しい話である。 「企業の寿命は30年」とよく言われる。会社は30年が経過するこ…

  • 「備えあれば憂いなし」です。

    昨年、消費税増税前に大正12年創業の老舗酒店が95年の歴史に幕を閉じました。 多くのマスコミが取材に殺到し、新聞の一面に掲載されました。国会の質疑で取り上げたいと国会議員もお見えになりました。 会社の“終活"読本―社長のリタイア<売却・廃業>ガイド― 作者:内藤 博,金子 一徳,戸田 正弘 出版社/メーカー: 日刊工業新聞社 発売日: 2017/12/19 メディア: 単行本 自分の会社を廃業する手続のすべて 作者:竹田哲男 出版社/メーカー: ぱる出版 発売日: 2015/10/30 メディア: 単行本 廃業の直接の理由は後継者不在です。後継ぎがいないので事業継続が困難となったのでした。ご自…

  • 人生を悟る!

    自分は優秀と思っていても、結果が出ない状態が続くと弱気になるものです。そんな時は「どうせ俺なんか」と悲観的になり、更に何をやっても上手くいきません。消極的な姿勢の時はそんなものです。そういう時こそ無理やりでも切り替え、明るく振る舞っていれば、気分が楽になるものです。そうすると自信を持って行動できるようになり、幸運が舞い降りてきます。 「苦しい人生、卒業!」 悟る技術 世界でいちばんシンプルな幸せの魔法をあなたに。 作者:橋本 陽輔 出版社/メーカー: ヒカルランド 発売日: 2013/01/31 メディア: 単行本(ソフトカバー) また自分がうまくいかない時に反省することは必要ですが、その原因…

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