2019年8月
東野圭吾の小説「禁断の魔術」を読みました。 改めてガリレオシリーズにはハズレがありません。あっという間に読み終わり、最後は読み終わるのが名残惜しいくらいでした。 湯川先生が出てくる、このガリレオシリーズは福山雅治主演のドラマでおなじみ。小説も読み進めながら、俳優さんとリンクさせながら読み進めていきました。 ストーリーは湯川先生の高校の後輩(といっても20才くらい離れている)との一連の出来事と事件を描いたもの。その後輩は不幸な出来事に見舞われて、ある人物に復讐を企てる…… 東野圭吾のシリーズは登場人物に人間味があり、思わず同情してしまいます。物語のスタートでいきなり重要人物が死んでしまうのも、読…
村上龍のコインロッカーベイビースを読みました。内容は2人のコインロッカーで生まれた孤児の話。ハシとキクの2人の赤ん坊は真夏のコインロッカーで発見される。 そこから幼少期を経て学校生活、そして青年期へと移っていく様子が村上龍ならではの展開で進んでいく。 村上龍の小説はハードボイルドだ。文章を黒っぽい(感じが多い)し、表現も難しく、あまり読者目線ではない。しかし読み始めるとその独特な世界観に引き込まれてしまうから不思議だ。 残虐なシーンから官能的なシーンまで想像力が試され、読んでいるこちらの思考力が研ぎ澄まされていくような感覚に陥る。 読んでいて気がつけば、ハシと同化したり、キクと同化したりしてい…
2019年8月
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