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2019/02/16

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  • 禁断の魔術 〜東野圭吾 ガリレオシリーズ〜

    東野圭吾の小説「禁断の魔術」を読みました。 改めてガリレオシリーズにはハズレがありません。あっという間に読み終わり、最後は読み終わるのが名残惜しいくらいでした。 湯川先生が出てくる、このガリレオシリーズは福山雅治主演のドラマでおなじみ。小説も読み進めながら、俳優さんとリンクさせながら読み進めていきました。 ストーリーは湯川先生の高校の後輩(といっても20才くらい離れている)との一連の出来事と事件を描いたもの。その後輩は不幸な出来事に見舞われて、ある人物に復讐を企てる…… 東野圭吾のシリーズは登場人物に人間味があり、思わず同情してしまいます。物語のスタートでいきなり重要人物が死んでしまうのも、読…

  • 2人の孤独なコインロッカーベイビース 〜村上龍〜

    村上龍のコインロッカーベイビースを読みました。内容は2人のコインロッカーで生まれた孤児の話。ハシとキクの2人の赤ん坊は真夏のコインロッカーで発見される。 そこから幼少期を経て学校生活、そして青年期へと移っていく様子が村上龍ならではの展開で進んでいく。 村上龍の小説はハードボイルドだ。文章を黒っぽい(感じが多い)し、表現も難しく、あまり読者目線ではない。しかし読み始めるとその独特な世界観に引き込まれてしまうから不思議だ。 残虐なシーンから官能的なシーンまで想像力が試され、読んでいるこちらの思考力が研ぎ澄まされていくような感覚に陥る。 読んでいて気がつけば、ハシと同化したり、キクと同化したりしてい…

  • 【夜のピクニック】〜恩田陸〜

    恩田陸の「夜のピクニック」を読みました。 恩田陸さんの作品は「蜜蜂と遠雷」を読んで以来、ファンだったので楽しんで読むことができました。その感想を書いていきます。 高校生活が舞台 話の舞台は高校生活。主人公は3年生の男の子と女の子。先に断っておくと、恋愛の話ではありません。もっと奥が深く、入り組んでいる。だけで一冊を通して話が一筋になっているので読んでいてストレスがありません。どんどん読み進められる。 一冊で長い1日のイベントが描かれている 先述したとおり、高校生活を基盤とした話ですが、その展開は主人公が通う高校の一年に一度のイベントである「歩行祭」が舞台です。これがまたすごいイベントで一日中歩…

  • 老子の暗号が語り出す 〜タオコード〜

    千賀一生(せんがかずき)さん著、「タオコード」性の五次元領域から迸る秘密の力を読みました。 この本は性を大真面目に語った本 はじめに、この本をダビンチコードとか何かの暗号解読といった数学的な暗号の本と思って読むと肩透かしを喰らいます。一言でいうと、最初から最後まで「性」について語った本です。 もっというと、セックスを大真面目に哲学したのが、タオコードでそれについて著者が老子の考えを元に口説いています。 著者の西洋の村での経験が話の元になっている 内容は著者が西洋のある村での実体験が元になっています。その村で老子の教えや、村人とのふれあいにより心を動かされた経験談を知ることができます。これだけ性…

  • 【砂漠】伊坂幸太郎 〜砂漠に雨を降らせる〜

    伊坂幸太郎の”砂漠”を読みました。 帯にある通り、100回呼んでも面白いだろうな、と思える一冊。 ストーリーは大学生活を春夏秋冬で表していて、それぞれの季節ごとに展開が進んでいく。 主人公の北村をはじめ、大学の同級生の癖のあるキャラ”西島”や美人でクールな”東堂”そして、超能力を使えると思われる”南”と、登場人物は東西南北にちなんでいる。 小説の構成は春夏秋冬で大きく分かれているのだが、一年の中での春夏秋冬ではなく大学四年間の中でもそれぞれの季節が描かれている。 なので、序盤の春は大学一年生で終盤の冬は大学4年生。そして卒業した時の春で完了といった具合。 スキャンダラスな事件から、それぞれの友…

  • これであなたもマネーロンダリング初心者 〜橘玲 マネーロンダリング入門〜

    橘玲さんの「マネーロンダリング入門」を読みました。 マネーロンダリングと聞くと、何かグレーな感じや、 犯罪のイメージ、高度なテクニックのイメージがあるかもしれませんが、 この本を読むと、かなり理解が深まると思います。 マネーロンダリングとは、厳密に言うと、「犯罪で得た収益」を不正に隠匿する行為である。#マネーロンダリング#橘玲 — kohei okasuji(おかじー)@WEBライター (@re95g_buzz) June 15, 2019 一章から四章までからなる構成ですが、犯罪の歴史から始まり、 最後は身近な相続の話で締めくくられます。 途中、ホリエモンこと堀江貴文さんがライブドア時代に行…

  • マフィアの仕事術は最強のビジネススキル 〜最強マフィアの仕事術〜

    マイケル・フランゼーセ著 「最強マフィアの仕事術」 マフィアというとアウトローなイメージがあるかもしれないが、この本は最強のビジネススキルについて書かれている。 仕事を成し遂げる、目標達成力だったり、メンタルのタフさだったり、ビジネスにおける必要な遂行能力や意識についての教えが満載の一冊だ。 著者はもともと本物のマフィアで現在は組織から足を払っている。父親は本物のマフィアで現在も投獄中。組織内やマフィアの暗黙のルールや掟など、リアルに伝わってくる。 下手をしたら殺られるかもしれいという(本当にマフィアの世界では有り得る)という世界の中で生き抜いてきたからこそ、スリリングさや話術、切り抜け方、思…

  • 文章のコツは簡単! 〜文章力の基本〜

    阿部紘久さんの「文章力の基本〜簡単だけど、誰も教えてくれない77のテクニック〜」。分かりやすくて即効性のある本です。この本を読む前は「てにをは」だったり「句読点」の場所などが曖昧でした。 本書を読むと誰でも、簡単に文章の基本を身につけることができます。 良い文章=明快な文章 良い文章とは簡潔で分かりやすい文章です。簡潔とは、読み手の言いたいことが分かる文章。文章を書いていると、あれもこれもとなりがちですが、言いたいことを伝えるにはシンプルな文章を心がけることが大切です。 正しい表現を身につける 文章と話し言葉。両者を使い分けることが文章では大切です。混合しがちですが、気をつけましょう。また、漢…

  • 願えば叶う。成功に導く教え 〜マーフィーの法則〜

    世の中にはたくさんの成功法則があります。その中でもシンプルかつ合理的な成功法則がマーフィーの法則です。人間には顕在意識と潜在意識があり、マーフィーの法則は潜在式に重きを置いた法則。 願えば叶う、それは潜在意識が全知全能だからです。 www.re95g.com 思っていることはその通りになる 逆算する 数々の成功事例 あとがき 思っていることはその通りになる この法則の心理は、私たちは心のそこで思ったことや考えることが実際に現実になる、ということです。例えば成功しているイメージやお金持ちになっているイメージ、結婚して幸せに過ごしている、など。 私たちの深層心理は宇宙と繋がっていて、潜在意識で本気…

  • お金持ちになるためのマインドを鍛える書 〜ロバートキヨサキ「金持ち父さん貧乏父さん」〜

    「もっとお金が欲しい」「今より楽な生活がしたい」「老後が不安」「十分な収入がない」「貯金がない」、このような悩みはありませんか? 実はそれはマインドの問題かもしれません。 お金持ちと貧乏との違いはお金に対する考え方。ファイナンシャルリテラシーです。 ロバートキヨサキ氏の世界的ベストセラー「金持ち父さん貧乏父さん」はそんな悩みを解説する思考のヒントを得ることができる名著です。 この本に出会ってお金に対する考え方が変わった ファイナンシャル・インテリジェンスがお金の解決してくれる まずは読んでみることをオススメする 知ると知らないの差は大きい お金持ちになるために行動しよう この本に出会ってお金に…

  • 村上春樹 職業としての小説家 〜作家としての生き方〜

    村上春樹の著書「職業としての小説家」、村上春樹さん自体初のエッセイ本だが、内容はとても濃くて興味深い。何より私は村上春樹の小説はデビュー作の「風の音を聴け」と「ノルウェイの森」以外読んだことはなかった。 この本で村上春樹という人物、生き方、考え方、文章への向き合い方などを知って一気に村上春樹ファンになってしまった。 これ今読んでいて、めっちゃ良い本。 全ての文章を書く人に読んでもらいたい。一気に村上春樹のファンになった。#村上春樹#職業としての小説家 pic.twitter.com/KuQTWm1Vwx — kohei okasuji(おかじー)@WEBライター (@re95g_buzz) A…

  • 地上最強のセミナー講師バイブル 〜売れる講師のバイブル〜

    坂田公太郎さん、佐々妙美さんの共著「地上最強のセミナー講師バイブル」 セミナーの仕事に興味はあるけれど、どうすればいいのかわからない、集客が出来ない、人前で話すのが苦手......など、セミナー講師に限らずビジネス全般で使えるノウハウが学べる一冊です。 マインドセットの方法が学べる 実践的な内容 実践7ステップ あとがき マインドセットの方法が学べる 僕自身が、この本を読むまでは人前で話すことに抵抗がありました。失敗した経験から臆病になっていたり、そもそも自分がセミナー講師になれるわけがない。そんな考えをまさに「マインドセット」してくれる内容です。 メインの著者である坂田公太郎さんは歌舞伎町で…

  • 人生がときめく片付けの魔法 こんまりさん 〜片付けした後から人生がときめき始める〜

    「こんまり」さんこと、近藤麻理恵さんの「人生がときめく片付けの魔法」 かなり話題にだった本で、こんまりさん自体が日本を超えて海外でグローバルに大活躍されているので、知っている人も多いはず。 「人生がときめく片付けの魔法」は2011年に刊行されました。 他の片付け本とは違う 読んだ後から無性に「片付け」したくなる 片付けした後から人生がときめきはじめる こんまりさんの文章術がすごい まとめ 他の片付け本とは違う まず、僕がこの本を読んでみて思うことは、一連の片付けブームに乗って出てきた他の片付け指南書とは明らかに違うと言うこと。 この本にはこんまりさんの「片付け」に対する愛情が感じられて、ただ片…

  • ストックビジネスの教科書 〜長期に「安定収入」を生み出す方法とは!?〜

    大竹啓裕さん著「ストックビジネスの教科書」 世の中のビジネスモデルにはフロー型とストック型ビジネスがあり、著者は元々はアコムの提案営業をしていた経験からストック型のビジネスモデルを発見し、現在では複数のストックビジネスを経営。ストック型ビジネスの提唱者であり実践者です。 ストック型のビジネスが世界を変える ストックビジネスの原型は不動産ビジネス 既存のビジネスをストック型に変える 長期的にはやっぱりストックビジネス」 終わりに ストック型のビジネスが世界を変える フロー型のビジネスとは一度限りの収益は発生するけれど、継続的な課金ではない仕組み。例えば、セミナーを開催したとして一度には売り上げが…

  • 村上春樹 「風の音を聞け」 〜風の音が聞こえてきた〜

    村上春樹のデビュー作 「風の音を聞け」 150ページほどの短編小説で文体も綺麗で読みやすい作品です。 物語は21歳になる青年のお話。そこに「鼠」というニックネームの友人と女性数名が登場して、回顧録のように振り返るような文体が特徴的。 村上春樹自身も「わけもなくただ書きたかった」のようにあとがきで述べていたように、いつ終わって一体なにが言いたかったのかはよくわからない作品なのだが、とても読後感は良い。 章ごとに短いのでテンポよく読み進めて行く事ができる。これと言って物語に起承転結があるわけでもないのだが、ただ淡々と当時を振り返るような文章に引き込まれる。 実を言うと私は「ノルウェイの森」と本作以…

  • 樺沢紫苑 感情リセット術 〜前向きに生きるためのヒント〜

    樺沢紫苑さんの感情リセット術は2011年に発刊された樺沢紫苑さんの「苦しい」が「楽しい」に変わる本のリメイク版です。本作では図や挿絵が盛り込まれた他、新たに加筆された部分も多く含まれています。 負の感情のリセット 笑えば幸せになれる 人に相談する 嫌いな人を作らない 日記を書く 健康的に過ごすための3要素 まとめ 負の感情のリセット 本作では日常を過ごしていると、どうしても遭遇してしまう「嫌な感情」や「ネガティブな感情」のリセット術が紹介されています。本の中心となる部分は人間関係が「負の感情」に大きく影響していると解説されているところです。仕事のストレスの多くは人間関係が原因と言われています(…

  • ががみの孤城 辻村深月 〜心の傷との向き合い方〜

    辻村深月さんの「かがみの孤城」 前評判通り、感動の一作でした。自分も不登校だった頃があるので、色々と考えさせられる作品。中学時代を思い返してあの時の光景がリアルに蘇った。 不登校のリアル 友達は自分だった 城の中の友情に熱くなる それぞれの世界 まとめ 不登校のリアル 「かがみの孤城」の主人公。こころもそうだが不登校になったり、周りから仲間外れになり、学校の中に居場所がなくなって自分の殻の中に引きこもる時はそれなりの理由があった。 思い出したくないので記憶の奥底に厳重に鍵を掛けてしまいこんでいたが、確かに不登校なる理由はあった。そして僕も登校拒否になった時、周りの目線、大人の目線を気にしていた…

  • 伝わる・揺さぶる!文章を書く! 山田ズーニーさん著書 〜僕の原点になった一冊〜

    この本に出会ったのは2年前。それまで趣味で文章を書いていたのが、本気で文章と向き合うきっかけを僕にくれた一冊。山田ズーニーさんの「伝わる・揺さぶる!文章を書く!」を再読しました。 文章の目的は結果を出すこと 文章の基本構成 「問い」から全ては始まる 問いを立てるエリアを広げる 何のために書くか? 自分の立場を明確にする 実践編 思いに忠実か まとめ 文章の目的は結果を出すこと 山田ズーニーさんは長くベネッセで小論文の教育をしてこられました。その後、退社し独立しています。この本のまず冒頭からハッ!とさせられます。文章の目的は結果を出すこと。相手に伝えて行動してもらう、結果を出すことが最終的なゴー…

  • キンコン西野「魔法のコンパス」

    キングコング西野亮廣著 「魔法のコンパス」 を読みました。 この本を読むまでは炎上が何なのか、お笑いの世界の裏話、この先の仕事のあり方などを考えていませんでした。西野亮廣さんの本はメッセージ性が強く、かつ勉強にもなります。お笑い芸人なのに、というと僕が時代遅れな考え方なのでしょうけど、枠など最初からなかった様に自由な発想で次々面白いことを思いつき、行動に移していく西野さんの姿勢に感銘をうけました。 向かい風はボーナスチャンス お金の話 負けエンブレムの話 小保方さん事件 未来の話 子供に対する見方がするどい まとめ 仕事に対する姿勢 西野さんは仕事のあり方について、面白くなかったら60点も0点…

  • 「非常識な成功法則」

    神田昌典さん著書「新装版 非常識な成功法則」を読みました。 まず目に飛び込んでくるのは、【まえがき】を読んで心に響かなかった方は買わないでください! という大胆で目を引く表紙カバー。 僕は神田昌典さんのファンなので前書きを読んでも読まなくてもこの本を買っていたが、本の内容を読み進めるとそのタイトルが、神田昌典さんの提唱する売り込まないスールス法を用いていることに気がつく。 「ああ! そうだったんだ!!」 と思わず叫んでしまいたくなる内容が盛りだくさんの読んで損しない一冊です。 この本を読む前はセルフイメージや潜在意識など、あまり考えていませんでした。願えば叶う、とか望んだ通りになるとか、言いた…

  • 伊坂幸太郎 「陽気なギャングは三つ数えろ」

    伊坂幸太郎さんの小説「陽気なギャングは三つ数えろ」を読みました。 いや〜面白い。さすがのクオリティです。 この話はシリーズ三作目。前作から九年ぶりの作品。シリーズ作品「陽気なギャングが地球を回す」は映画化させており、もちろん見てます。俳優の佐藤浩市主演でとても面白かった。 今作も懲りずに銀行強盗のシーンから始まるのですが、物語の主軸は銀行強盗ではありません。あるゴシップ記者を巡り、記事が原因で自殺した被害者の周りが記者に復讐を企てるというお話。 一筋縄では話が進まないのが伊坂作品の醍醐味。僕なのか本気なのか分からない登場人物同士のやりとりがシュールで笑えます。 作品中の見出しも凝っていて、まる…

  • なまけものにオススメ! 「なまけもののあなたがうまくいく57の法則」

    「なまけもののあなたがうまくいく57の法則」 気がついたら、ダラダラしてしまう。 やり始めても続かない そもそも、始められない そんなあなたにオススメなのが、本田直之さん著「なまけもののあなたがうまくいく57の法則」です。 「なまけもののあなたがうまくいく57の法則」 やり続ける動機付けを行う なまけものには工夫が必要 感化される仲間をつくる まとめ やり続ける動機付けを行う やり続けられない理由は動機付けが足りないからと著者はいいます。 本田直之さん自体、なまけものとは程遠いイメージがあります。MBAを取得していて資格も多数所有していて、会社も経営してトライアスロンもやって…… どこがなまけ…

  • 走れメロス

    走れメロス 太宰治の小説「走れメロス」を読みました。 実は太宰治の作品は今まで敬遠していました。小説のタイトルなど何作も知っているし、太宰治自体もずっと昔から知っています。 気に入っていた女性と入水自殺したという、何かロマンティストというか独自の美学が好きになれなくてずっと作品を読むのを避けていたんです。 「人間失格」というタイトルもなんだか自堕落的なナルシズムを感じてました。 今回、ある人の紹介でライターとしての勉強になるということで長年の毛嫌いを克服して読むことにしたんです。 ……すると、 ただの喰わず嫌いなだけでした。 「走れメロス」は九つの短編小説からなる小説集。そのどれもが素晴らしく…

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