恩田陸の「夜のピクニック」を読みました。 恩田陸さんの作品は「蜜蜂と遠雷」を読んで以来、ファンだったので楽しんで読むことができました。その感想を書いていきます。 高校生活が舞台 話の舞台は高校生活。主人公は3年生の男の子と女の子。先に断っておくと、恋愛の話ではありません。もっと奥が深く、入り組んでいる。だけで一冊を通して話が一筋になっているので読んでいてストレスがありません。どんどん読み進められる。 一冊で長い1日のイベントが描かれている 先述したとおり、高校生活を基盤とした話ですが、その展開は主人公が通う高校の一年に一度のイベントである「歩行祭」が舞台です。これがまたすごいイベントで一日中歩…
千賀一生(せんがかずき)さん著、「タオコード」性の五次元領域から迸る秘密の力を読みました。 この本は性を大真面目に語った本 はじめに、この本をダビンチコードとか何かの暗号解読といった数学的な暗号の本と思って読むと肩透かしを喰らいます。一言でいうと、最初から最後まで「性」について語った本です。 もっというと、セックスを大真面目に哲学したのが、タオコードでそれについて著者が老子の考えを元に口説いています。 著者の西洋の村での経験が話の元になっている 内容は著者が西洋のある村での実体験が元になっています。その村で老子の教えや、村人とのふれあいにより心を動かされた経験談を知ることができます。これだけ性…
伊坂幸太郎の”砂漠”を読みました。 帯にある通り、100回呼んでも面白いだろうな、と思える一冊。 ストーリーは大学生活を春夏秋冬で表していて、それぞれの季節ごとに展開が進んでいく。 主人公の北村をはじめ、大学の同級生の癖のあるキャラ”西島”や美人でクールな”東堂”そして、超能力を使えると思われる”南”と、登場人物は東西南北にちなんでいる。 小説の構成は春夏秋冬で大きく分かれているのだが、一年の中での春夏秋冬ではなく大学四年間の中でもそれぞれの季節が描かれている。 なので、序盤の春は大学一年生で終盤の冬は大学4年生。そして卒業した時の春で完了といった具合。 スキャンダラスな事件から、それぞれの友…
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