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matsudama blog https://matsudama.hatenablog.com/

社会で起こっているさまざまな現象を自分なりに読み解きます。哲学、社会、教育など幅広い分野を扱います。

松玉
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2019/02/10

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  • 学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか

    広田照幸『学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか』を読む。 学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか (ちくまプリマー新書) 作者:広田照幸 筑摩書房 Amazon 中高生あたりの若い読者や、教員など教育に携わる人を対象としているようだ。読みやすい一冊で、なるほどと思う箇所もあれば、うーむという箇所もあった。 学校はなぜ退屈なのか。これに関する話はなるほどと思った。学校ができる前の伝統的社会においては、基本的に農家の子は農家になり、鍛冶屋の子は鍛冶屋になる。親の背中にくっついて仕事を覚え、一人前になっていく。こういう社会では、生活と学習と仕事が一体化している。 ところが、近代資本主義が発達し、伝統的な社会が崩れ…

  • 読んだ本の感想

    疫病神(新潮文庫) 作者:黒川 博行 新潮社 Amazon 面白かった。 建設現場の入り口にヤクザが車を停めて妨害をする、その車をどけてもらうという「サバキ」の仕事を建設会社から請負った主人公が、そこからヤクザどうしの揉め事に巻き込まれていくという話。 総会屋にしても、この小説の揉め事にしてもそうだが、ヤクザってのは重箱の隅をつつくような金儲けをするなぁと思った。この小説は、産廃埋め立て場をめぐってのヤクザどうしの争いが描かれている。ゴミというのは絶対出るものだから、ヤクザがそこに目をつけるのは当然といえば当然だ。人間も埋め立てられるから都合もいい。 黒川博行は『後妻業』という小説で知った。こ…

  • ヤフーニュースとマンガに嘆息した一日

    今日は仕事で人の家の片づけをし、休憩中に家主とコーヒーを一緒に飲んでいると、家の前を散歩でおばあちゃんが通りかかった。そのおばあちゃんを見て、家主が「あの人は介護でとても苦労した」と聞いてもいないのに教えてくれた。 仕事を片づけ、帰りしに快活CLUBに行ってマンガを読む。かたわら、スマホでヤフーニュースを見ていると、広島の転出超過問題で、特に若い女性の転出が際立っているというニュースがあった。 https://news.yahoo.co.jp/articles/76e3ce4553282543753c71a29386b65fe2f65ba2 記事では、都会のほうが選択肢が多くてキラキラしている…

  • ダルビッシュ有の考え方に感動する

    Number1014号、ダルビッシュ進化論を読む。 Number(ナンバー)1014号「ダルビッシュ進化論。」 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー)) 文藝春秋 Amazon WBCのダルビッシュを報道とかで見ていて、考え方が素敵だなと思って、Numberも読んでみた。 トップクラスの成績を残した誰もが認める成功者なのに、謙虚で研究を怠らないというのがすごい。WBCの合宿とかでも、一番年上で、でも山本由伸や佐々木朗希など若手からも何かを吸収しようとする探究心がありながら、若手からアドバイスを求められたら余すことなく教えようとする。自分個人が、ではなく…

  • 中途半端な仕事のマッチングサイトがあればいいな

    自分は、会社員や公務員のように、朝から夜まで週5や週6で働くことは無理な人間で、とにかく自分のペースで、自分の都合で働きたい。バイトレベルの時給でいいから、自分本位で働きたい。自分本位というのは、働いている途中に、今日はもうめんどくさいから3時で切り上げて温泉入って帰ろうとか、今日は午前だけやろうかと思ったけどやる気がでてきたから午後もやろうみたいな、そういう働き方。 こんなの、雇う側からしたらたまったもんじゃねえなと自分でも思うわけだが、運良く自分はそういう働き方ができている。個人からもNPOからも頼まれる。仕事の量的にもちょうどよくて、今は理想的な働き方ができている。 最近では、NPOから…

  • 資本主義が生み出した最高傑作、大谷翔平

    SHO-TIME 大谷翔平 メジャー120年の歴史を変えた男 作者:ジェフ・フレッチャー 徳間書店 Amazon 『SHO-TIME』を読み終わった。 この本は2021年までの活躍しか記していない。きっとこの本の著者も、度肝を抜かれただろう、その後の22年も23年も、エグい活躍だったのだから。しかも23年に関してはWBCでもMVPをとってるわけで、イレギュラーなシーズンインであの活躍だからなぁ。本当に怪物である。 大谷翔平をみてても、藤井聡太をみてても思うが、彼らは資本主義が生み出した最高傑作だ。というのも、資本主義というシステムがなければ、大谷翔平も藤井聡太も生まれていなかっただろうから。 …

  • もう『人間失格』のような作品は出てこないかもなぁ

    今日ヤフオクで落札された商品を佐川で発送しようかと思ったら200グラム重量オーバーで発送できなかった。代わりに西濃運輸で発送しようと思って、でも西濃は営業所どめになるから落札者にきいてからじゃないとなと思い連絡し、連絡を待っている間、近所の図書館で今月発売の文藝春秋を読んで時間を潰すことにした。 今月は芥川賞受賞作の『東京都同情塔』が掲載されていたり、松本人志の件について鈴木涼美と三浦瑠麗の対談が載っていたりとなかなか興味深かった。 文藝春秋2024年3月号[雑誌] 作者:藤原正彦,塩野七生,保坂正康,佐藤優,鹿島茂,清武英利,京極夏彦,内館牧子,柳田邦男 文藝春秋 Amazon ヤフオクの連…

  • 二文字屋脩『トーキョーサバイバー』感想

    トーキョーサバイバー 作者:二文字屋 脩,小田 青空,小泉 勇輔,佐藤 しおん,柴田 菜帆,須賀 美和子,高谷 健人,辻本 健治,津田 美優,藤賀 樹,西村 明 うつつ堂 Amazon 何気なしに手にとった本だが、いい本だった。人類学の視点からトーキョーに生きるホームレスの生き方を考察した本。 最初は著者が名古屋でホームレス支援とホームレス体験をした経験が綴られる。途中、著者が教鞭を執る早稲田の学生たちが、ホームレスと語ってみて何を感じたか考えたかの手記が載っていて、その後に、著者が人類学の視点をもとに学生の手記をより掘り下げた解説を書くという構成。ホームレス関係の本は何冊も読んでいるが、学生…

  • 『ひきこもりの国』感想

    ひきこもりの国 作者:マイケル・ジーレンジガー 光文社 Amazon 2007年発行。17年前に発行されたものなので、本に書かれていることと現在の日本の状況が違うところもあるが、本質的な部分は何も変わっていないと感じた。 本では女性を取り巻く状況の悲惨さについて書かれているが、フェミニズム関連のところは最近日本でも取り上げられているし、ひきこもりはインターネットをあまりしていないとあるが、2007年以降にフェイスブックとかのSNSが日本を席巻したから、それも引きこもりの生活を変えたと思う。今ではひきこもりもインターネットは普通にやっていると思うけどな。 読めば読むほど陰鬱な気分になってくる。出…

  • 東京横浜くたくた散歩滞在記

    1月27日にKアリーナ横浜で進撃の巨人アタックフェスがあり、どうせ関東まで行くならということで東京もぶらぶらすることにした。『池袋ウエストゲートパーク』が好きなので池袋に行こうとか考えていたが、その時の気分で行く場所や泊まるところも決めることにした。 1月26日 バスで新大阪まで行ってそこから横浜まで新幹線で行く。新大阪で待ち時間があったので、お好み焼きを食べた。広島に行ったときに食べたお好み焼きは美味すぎて感動したが、新大阪で食べたお好み焼きは普通だった。新幹線から見た富士山はやはり美しかった。裾野が広いせいか、本当に3776メートルもあるのかなと思った。横浜に夕方について、関内駅近くにある…

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