前回の続き 前回・前々回で、浪人時代に学び経験してきたことを書いてきた。 そういう経験からも、僕は、自分の腕に多少の自信は持っていた。 それから大学へ入学して日本画を専攻して、日本画の先生の意味不明な指示を受け、それに従って意味不明な絵を描く。 その結果、僕は大学に入学するだけの力もなく、大学に入学してきたのだと責められる。 その場面々々で、僕はいつも違和感を感じる。 同級生達の絵だって、それ程上手だとは思えないでいるが、僕が1番の底辺だと、教員も生徒も、殆どの者がそう言う。 まわりの反応や状況から察すると、おかしいのは僕なのだろうと判るのだが、理屈で考えるとまわりがおかしいとしか考えられない…
ここの処、更新が遅れがちです。 今回の話も、前回の記事でまとまらずにはみ出した内容だったりするので、今回は早かったという訳でもないのです。 読んでくれる人もあまりいないので、ゆっくりでも良さそうですが。 この話を終らせないと、最近の話を投稿しづらいのもので、頑張って進めていかなくてはですね^^; 今回の話とは関係ありませんが、いま描いている最中のアクリル画を添付します。 まだ完成していないのと、部分です。 画像のない投稿が続いていて、読む方も読みづらいかもしれませんよね。 もし読んでくれている方いましたら、すいません。 浪人生 浪人で一年通った予備校には、日本画の先生は居なかったけれど、僕は洋…
画学生の頃、僕はよくデッサンを描いていた。 日本画の同級生達からは、その行為に対して「いつまでもお勉強用の絵をやっている」「受験絵画に縛られている」等と馬鹿にされていた。 同級生のなかで、主導権の様なものを握っている何人かの生徒がそういう発言をすると、他の生徒達もそんな風に考えて同調していく。 日本画の生徒のなかでの僕は、同調とか考えを合わせるというのをしてこなかった。 というよりも、他人に同調したり考えを合わせて絵を描く行為というのは、絵をつまらなくさせるものだと考えている。 大学へ入学するまでに洋画の先生達について基礎を学んできた立場からは、こういう考え方が普通に思えてしまうのだけど、これ…
それまで親しくしてくれたGだけど、僕の傍にはいない方が良いと考える。 そう考える迄にも、幾つも要素はあり、その辺りについて書いていくのだけど。 アメーバブログで書き綴っていた時と同様に、この辺りの考えは、今回も上手く伝えられずに話が流れていくかもしれない。 孤立 竹籠と野菜の静物画の課題前後から、僕は盗難にも困っていた。 この盗難は、同級生達が僕個人へ嫌がらせをする意味合いを持っていたのではないだろうか。 ある課題。 授業内で金箔を使うので、各自で金箔を用意するように指示を受けたとき。 僕は電車を乗り継ぎ、片道数時間をかけて金箔を買って用意したのだが。 授業内で教員達の説明を聞いている内に、僕…
ここで結論的な話をすると、同級生達と友人になることを諦めてしまう。 そんな内容へと、今回の投稿では向かって書いていく。 人間関係の諦め 座席が隣だったToとは、同級生のなかで1番会話をしていたと思う。 いつも話し始めは、何気ない雑談の類いから始まり、途中からは教員達が僕に向けて咜りつけてくる内容の受け売りをぶつけてくる。 僕の絵の力がないとか、同級生の皆が僕の程度の低さと同等に見られることに危機を感じ、それで嫌がっているのだとか、そんな責め立てばかりをしてくる。 こんな険悪な状況になる前の僅かな期間、僕は柔道をやっていたことや、大学では絵のことを1番に考えて頑張る意思など、個人的なことを語った…
同級生との関わり 美術大学へ入学して、最初に会話をするようになったのは、Toという人物だった。 座席はすぐ隣で、男どおしだったから自然な流れだった。 何気なく会話をしていて、ぼくはToのことを知っていくし、Toも僕のことを知っていく。 Toは、多浪して美術大学へ入学してはきたけれど、特別に絵を描くことに拘るつもりもないし、行けるなら美術大学でなくても良かったと語る。 Toが学びたいものは上手く言葉に出来ないらしく、哲学や文学の様なものを学びたいと考えていて、その学びたいものの範囲に、絵画が絡んでいるのだという。 教室のみんなは、絵を学ぶことを主に考えて大学へ入学してきているけれど、Toが主に学…
ここからの話は、時期的な流れからは少し狂い、前回までに書いた内容からは前後していく。 これまでは、入学してから静物画の制作までに起こった話を書き綴ってはきたけれど。 そこまでの出来事でも、まだ書ききれていない事柄は幾つもある。 大学での交友関係と、僕の学んできた絵画の基礎や、それに連なる話など。 取り敢えずは、同級生達との人間関係の話を書いていくことにする。 全体の動向 同級生間で最初から存在感を表していたのは、Taだと思う。 大学へ入学する前から、日本画画家から絵を学んでいたと語っていて、性格的にも勝ち気なところがあった。 Taの絵は、他の生徒達よりも描き慣れて経験も持っている感じはあったけ…
前回の続きであり、課題提出後の話。 講評への不満 S先生の話が「こういう風に描けばいい」だけで終わってしまったことに対して、僕は不満を持つ。 それから「それだけですか?他に何か言えることはないのですか?」という問いかけの後、幾つかの話をする。 これまでの課題で、僕はS先生やA先生(助詞)の指示に従って描いてきて、その上で、色んな叱りを受けてきた。 逆に、その指示に従わずに描いた今回の課題に対して「こういう風に描けばいい」と言っている矛盾。 教員間でも指導内容や言っていることが違っていて、そのことには全く触れようとしない。 S先生は2年生の担当教員であるから、アトリエ(教室)に来ての指示は無いけ…
みっつ目の課題では、S先生から「自分が思うように描いて見せろ」等と怒鳴られることから始まり、そのように描こうとする。 どういう絵を描いたと語っても、実物が手元に無いため、僕の話は話し半分にでも受け取ってほしい。 制作の意図 3つ目の課題では、『光があたった結果現れるものは、一切描かない』という最初の課題の話に反発している様な内容になる。 モチーフや背景も含めて、絵の画面全部を影として描いた。 影というのは、光の当たった結果現れるものであり、K先生(女子)の述べていた指示からは離れたものになる。 それと、K先生(女子)を除いたこの大学の先生達の傾向としては、濁ったような沈んだ色合いを好んでいる様…
みっつ目の課題は、竹籠と野菜を組み合わせた静物画だった。 この課題が始まる直前、S先生からは「どれだけ描けるのか、やって見せてみろ(どうせ大したもの描けないだろ)」と怒鳴られていた。 こうなる迄の過程で、教員達との関係が悪くなるばかりであった為、そのことやこれから先の人間関係等に不安や焦りはあった。 しかし、最終的にS先生が怒り怒鳴り付けてきた辺りでは、教員達の僕への悪い印象は、行き着くところまで行ったという思いがあった。 そのせいか、僕は割りと冷静でもあった。 竹籠と野菜の静物画 この課題では、僕の思うように描いてよい、という話ではあった。 しかし、そういう発言をしていたのは、二年生の担当教…
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