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2019/01/20

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  • お義母さんと膵がん 42

    父の笑った顔や、何気ない会話のやりとりが思い出されて、胸がくるしくなった。父は10年前に煙草をやめたけど、それまではずっと愛煙家だった。父のお兄さん(私にとっての伯父)も肺がんで亡くなった。肺がんである可能性は充分にあるような気がして不安に

  • お義母さんと膵がん 41

    おかあさんは「人生で一番、蕎麦にハマった。無性に甘くて美味しく感じるのよー」と言っていた。美味しく感じる日は、たくさん食べても胸がつかえる感じがしないそうだ。(栄養をとらなきゃ、と無理してたくさん食べた日は、胸がつかえる感じがするそうだ)美

  • お義母さんと膵がん 40

    玉石混淆と言われる「免疫療法」。何が正しいのか判断することは素人には困難だと思う一方で、丸山ワクチンのことを調べていくうちに、期待は高まった。抗ガン剤と併用することもできるようだった。しかし、免疫を活性化させることでガン細胞の増殖を抑える…

  • お義母さんと膵がん 39

    胃の静脈瘤の多くは無症状だそうで、おかあさんも自覚症状はなかった。(胸のつかえを感じる方も稀にいるそう)食物や胃液による刺激により破裂した場合、多量の出血⇨危険な状態に陥ることになる。発見当初は、内視鏡で幹部を硬化させ破裂を未然に予防しまし

  • お義母さんと膵がん 38

    老人になるまで生きられたら、の話だけど。(いつどうなるかは誰にもわからない)道ゆく、おばさんもおじさんも、おばあさんもおじいさんも、みんな昔は赤ちゃんだったし、若者だった。(とんでもなく当たり前の話なんだけど)みんながそうやって辿る道を、自

  • お義母さんと膵がん 37

    副作用が一気にやってきた。先生が言うには、2種類に増やした抗ガン剤の副作用とのことだった。(最初に投与していた1種類の方は、副作用が起こりにくいタイプのもの、と最初に説明を受けていた)急いで帽子を買った。(もっと早く、買っておけば良かった…

  • お義母さんと膵がん 36

    土日、私たちがいる時は、ご飯を食べられていた。月曜日からお腹がゆるくなり、火・水・木・金曜日と進むにつて、固形物を摂るのが恐怖になってしまったそうだ。(食べるとお腹が痛くなり、下痢が止まらずトイレから出られなくなるとのことだった)メールでは

  • お義母さんと膵がん 35

    金曜日、朝の10時くらいの出来事だった。次の日から土曜日・日曜日と、おかあさんの家へ行くことになっていた。普段電話をするのは夜が多かったから、着信をみてなんとなく胸騒ぎがした。

  • お義母さんと膵がん 34

    おかあさんは中トロが大好物だった。あとリクエストによくあがったのは、貝のお味噌汁、もずく、めかぶ、小松菜のお浸し、茹でいんげん、オクラのおかか和え、鯵のたたき、酢の物、蕎麦、野菜炒め。元気な時は、とんかつも唐揚げもステーキも、ぺろりと平らげ

  • お義母さんと膵がん 33

    週末におかあさんの家へ行くと、いつもタッパーに入ったお惣菜や、手作りのパン、デパ地下のお惣菜など…色々なものがぎっしり入っていた。お友達がかわるがわるやってきて、置いていくのだそうだ。みなさん、お仕事だったり、ご家庭のことなどある中、合間を

  • お義母さんと膵がん 32

    1度目の抗ガン剤をぶじ終え、懸念だった副作用もさほどなく、おかあさんはほっとしたようだった。メールの文面からも、活力が湧いているのが感じられた。「3人で温泉に行きたい」という希望は、結局叶えられずじまいになってしまった。コロナだったり、おか

  • お義母さんと膵がん 31

    抗ガン剤をはじめて投与する日は、朝から落ち着かない気分だった。ぶじに投与が終わったと聞き、心底ほっとした。コロナ以前であれば、抗ガン剤投与中の付き添いも可能だったそうだ。(確か原則1名)コロナ渦だったため、病室にも入れないし、面会もできない

  • お義母さんと膵がん 30

    この時、私はあの状態のおかあさん↓がフラッシュバックするようになっていた。生きていてくれる、ということがありがたくて、出来る限りしなければ、とはりきりすぎていたように思う。朝・昼・晩の3食、おかあさんの希望に沿う食事を作り、片付け、洗濯、掃

  • お義母さんと膵がん 29

    おかあさんの家には、毎日かわるがわるお友達がやってきた。保育士仲間の方が、「最初、職場ではアキさんの方がだいぶ年上だし、こわいお局〜って思ってたんだけど、仕事をしていくうちに打ち解けて、尊敬する存在に変わっていったのよね〜」なんて話してくれ

  • お義母さんと膵がん 28

    今のおかあさんの身体だと、塩分と水分の取り過ぎは、腹水を増やしてしまうため用心が必要とのこと。【塩分と水分量の目安】はこんな感じだった。塩分は1日大体6g以内。水分は1日大体1ℓ以内。(食事以外)7月だったので、喉が渇きすぎてしまわないか心

  • お義母さんと膵がん 27

    おかあさんは入院前より、13kgほど体重が減って帰って来た。一緒に食事を囲むと、食べるスピード・量が段違いに減ったことを痛感させられた。とても痩せてしまったけど、表情があり、お話する声にハリもあってしっかりされていた。最後に会った日の、虚ろ

  • お義母さんと膵がん 26

    コロナ渦で面会できず、担当の先生を交えての告知日以来会えていなかった。おかあさんは、ぐったりして覇気がなく、黄疸の影響で肌と瞳の白い部分は黄身帯びていた。あれから2週間が経った。少し緊張しながら、おかあさんの帰りを待った。

  • お義母さんと膵がん 25

    おかあさんの退院までに何とか間に合わせなければ、と必死だった。片付け終えたら、自分たちの寝床を確保しなくてはならない。おかあさんの退院前日、きゅうきょ閉店間際のニトリに滑り込み、簡易ベッドマットとかけ布団と枕を買った。(ネットで注文しておけ

  • 【一週間の遺品整理から帰ってきました】

    お久しぶりです、えーです。一週間の遺品整理から、帰ってまいりました。(あたたかなメッセージをくださった、まるるさん、かなさん、ありがとうございます…!涙)帰った翌日、GW+有給を駆使した結果、11日振りの仕事となる夫は仕事の沼に沈み…。疲れ

  • 【いつも読んでくださる方へ】

    こんにちは、えーです。いつも読んでくださる方、本当にありがとうございます。GWを利用し一週間ほど、おかあさんの家へ遺品整理へ行ってきます。その間、ブログの更新はお休みになります。(ストックない人間…!スミマセン。。)おかあさんが亡くなってか

  • お義母さんと膵がん 24

    おかあさんは毎年、庭の桜の木から、さくらんぼを収穫してジャムを作っていた。(一粒一粒が、すごく小さくて、かわいらしいやつ…。なんていう品種なんだろう?)その木は、夫の小学校入学の記念に、植えたものだった。小さなさくらんぼの実を一粒一粒、大量

  • お義母さんと膵がん 23

    私も冷蔵庫掃除、ついおっくうで先延ばしにしてしまうから、人のこと全然言えない。言えないんだけど、さすがにここまでは放置しない、と目を背けたくなった。「体調がよくなかったのだから、それどころじゃないよ、仕方ない」と思う気持ちと、「これは、この

  • お義母さんと膵がん 22

    ぬおおぉぉぉ…!こんな様子を勝手にかいてしまい、ほんとうにごめんなさい、、おかあさん…。夫にみせたら、「嘘をかいてるわけじゃないし、いいんじゃない?かあちゃんはこれ見たって怒らないと思うよ」確かに、おかあさんにもしこれを見せることができたな

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