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2019/01/20

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  • お義母さんと膵がん 21

    お正月にうかがうと、毎回「2階には行かないでね!」と言っていたのはそういうことだったのか。私も急な来客時、とりあえずクローゼットにものをしまうタイプなので、わかります、おかあさん…。しかしこの量を2階に持っていくのなら、いっそ片付けたほうが

  • お義母さんと膵がん 20

    おかあさんが入院してから、ミミちゃんのお世話のために、近所のご友人が交代できてくれているそうだった。ほんとうにありがたい、よかった。ミミちゃんは、いつもいるはずのおかあさんが居なくてさみしかったのか、コロコロところがって甘えている。夫が撫で

  • お義母さんと膵がん 19

    メールでおかあさんの許可をとり、いざ家の中へ。リビングも、和室も、おかあさんの寝室も、とにかく物であふれている。その他に、夫の部屋と、亡くなったおとうさんの部屋。夫の部屋はともかく、おとうさんの部屋の物の量のすさまじさに圧倒される。レベルが

  • お義母さんと膵がん 18

    一緒に暮らすとしたら、どうなるだろう?夫は、仕事へ行く or 在宅勤務。私が、おかあさんのサポートや、食事・洗濯・掃除…諸々を担うことになるだろう。正直言って不安だった。不平不満をため込み「いつまでこの生活が続くのだろう」そんな思考回路にな

  • お義母さんと膵がん 17

    抗ガン剤の種類により投薬ペースは異なるそうで、おかあさんの場合、週に1度の投与を3週、その次の週に休薬。このサイクルをできるだけ繰り返す、とのことだった。抗ガン剤を行わなかった場合、残された時間は2〜3ヶ月と先生は言うけど、ビルリビンの数値

  • お義母さんと膵がん 16

    抗ガン剤を投与にも、体力やコンディションが必要なのだ…。先生のお話では膵臓がんでの、標準的な抗ガン剤選択肢は4つ。①フォルフィリノックス(3種類の抗ガン剤+1種類の増強剤の多剤併用)②ジェムザール + ナブパクリタキセル③ジェムザール単剤④

  • お義母さんと膵がん 15

    先生が話している間ずっと、おかあさんは真顔で先生の顔をみつめていた。時々顔を上に上げていて、涙を堪えているようだった。夫がハンカチをそっと渡すと、小さく「ありがと」と言った。

  • お義母さんと膵がん 14

    目の前にいるおかあさんと、ふだんのおかあさん(チャキチャキして、気丈で、少し頑固で、芯が通っている…)とのギャップに絶句する夫と私。5日前はしんどそうだったけど、ニコニコ笑って手をふってくれていた。↓【人は体調次第でこんなにも変わる】という

  • お義母さんと膵がん 13

    ●手術できない(切除不能)の末期の膵臓癌です。●根治を目的とした治療方法はない。●腹膜播種の可能性が高いです。(腹膜内にガン細胞が散布された状態)●抗癌剤で、延命・症状の緩和を目指しながら治療していきましょう。どれだけやんわり伝えたとしても

  • お義母さんと膵がん 12

    こんにちは、えーです。11をすっ飛ばして、12を投稿していました。読んでくださっている方、スミマセン! 飛ばしていた11を先ほどアップしましたので、もし良ければご覧ください。(全然進まなし、あってもなくてもそんな変わんなくね?という感じでま

  • お義母さんと膵がん 11

    この間、廊下で手をふりあった時は、しんどそうではあったけどいつものおかあさんだった。先生の言葉に、背中に冷たいものが走り、身体がこわばってくるのを感じた。

  • お義母さんと膵がん 10

    先生は、入院初日におかあさんとお話をし「チャキチャキした、気丈でしっかりされた方」という印象を持ったそうです。「ご自身で病状を受け止め、考えたり判断できる方だと思います」とのことでした。数日後に告知をする日をむかえますが、先生の予想は覆って

  • お義母さんと膵がん 9

    膵臓がどこにあるのか、何をしているのか、まったく知らなかったし、5年生存率という概念も、はじめて知りました。自分の体の中がどういう構造で、何が起こっているのか、知らない…。自分で自分にぞっとしたよ。

  • お義母さんと膵がん 8

    コロナでずっと会えていない状態のまま入院し、久しぶりに顔を見ることができた…!看護師さんのお心遣いが、本当にありがたかったです。入院した日は、「夕食は重湯とコンソメスープだった…」とがっかりしていたおかあさん。この日の昼食から普通食になり「

  • お義母さんと膵がん 7

    がんの標準治療「3大治療」と呼ばれる手術、化学療法(抗がん剤治療)、放射線治療。おかあさんの膵臓にある腫瘍は、周りの血管に浸潤している状態で切除は困難とのことで、病院の先生からは抗がん剤治療を提案されました。それ以外の代替療法(免疫療法、遺

  • お義母さんと膵がん 6

    ご飯を食べたら少し気持ちが切り替わって、これからのことを話し合いました。こんな時でもお腹が空く自分…とほほ、と一瞬思いましたが、こんな時だからこそ食べて、眠って、自分たちがどっしり元気でいなくては、思い直しました。

  • お義母さんと膵がん 5

    「検査の結果次第では、大きい病院へ行くことになるかも」ということでしたが、血液中の「ビルリビン値」の値があまりにも高すぎるということで、「今すぐに大きい病院へ行った方がいい」と、かかりつけ医に言われその日に緊急入院となりました。お義母さんは

  • お義母さんと膵がん 4

    それまではなんとなくあと10年後、80歳くらいになったら、さすがにお世話になることも出てきちゃうかしらねー、そんな風に老後を考えていたそうです。

  • お義母さんと膵がん 3

    初めての緊急事態宣言まっただ中、なんとなくさえない体調や気分を、最初お義母さんは「人と会えなくて、コロナ鬱かしら…」と思ったそうです。電話で「肌の痒みがよくならない」と言っていた時、なんで他の可能性を考えられなかった。緊急事態宣言中の電話を

  • お義母さんと膵がん 2

    お義母さんは、この時まだ病状を詳しく聞かされていませんでした。今ごろ病室で、お義母さんはどんな気持ちでいるだろう。(コロナ渦で面会ができませんでした)夫はどんな気持ちだろう。夫の背中をさすることしかできない私でした。

  • お義母さんと膵がん 1

    突然のことすぎて、「なんだこのシチュエーションは?」と感覚が追いつかない状況でした。かきながら、はげしく後悔に襲われたり、ぬお〜…と悶えて全然ペンがすすみません。かくことでカタルシス得たい、という欲にまみれながら、続きます。

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