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2019/01/15

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  • エッセイ831.旅の道具で便利なバケツ

    旅先で重宝する道具の1つに、「折りたたみバケツ」がある。バケツだから水も運べるが、ここにPC関係のケーブルやコンセント、SSDの保存メディア、多種多数のコード類、充電器、撮影機材、日銭用財布、さらには着替えの衣類やトイレットペーパーからガイドブック等など。つまり身の回りで毎日使う道具をすべて投げ込んで1つにまとめておけるバケツである。さらに現地の蚊取り線香やライターもある(アジアは蚊が多いから火をつけられないと蚊取り線香が使えない)。いつも私がMacを使うデスクの脇に置いてある。ただし私のバケツは欠点があり、生地がゴワゴワとして硬く重たいこと、従ってかさばる。今は軽いメッシュバケツもある。このバケツを持ち歩いて嫁の家で仕事をしている。そうしておかないと、嫁の家のケーブルや充電器と混同される。だから「Don...エッセイ831.旅の道具で便利なバケツ

  • エッセイ830.フィリピン・ブラカンの仕事場

    フィリビン・ブラカンの嫁の家には仕事をするデスクがない。それは嫁の家だけではなく、このあたりの家はどこでもだ。そもそも仕事は外でするものであり、家で仕事をするのは変!?。そこでロビンソンのアウトドアショップで格好のテーブルを見つけ早速家のテラスに置いた。そこはキッチンの側であり、洗濯場でもある。だが屋外であり屋根があり、風も通るので、この家の中では一番快適な空間だ。時間を間違えた鶏の声と室内の大音量の音楽が聞こえるが、Macで仕事ができるようになった。フィリピンの映像編集もここでおこなっている。長逗留の旅というのは、自由時間が相当にあり基本的に退屈だ。だから自分の仕事なり道楽なり、そのためのツールを持参することが必須である。旅の環境が、そうした時間つぶしをゆるされないところもあるから、私の場合はまだ幸運な...エッセイ830.フィリピン・ブラカンの仕事場

  • エッセイ829.まだパロパロな暮らしをしている

    コロナ禍から1年後、インバウンドたちがおしよせる関空は、まだ工事をしている。通例工事をすれば前より良くなるはずだ。たが現実は、そうではない。まず空港中央のメイン建物を端から端まで往復させられる。そればかりか階段を上がったり、トラムに乗ったりと、歩行距離は飛躍的に伸びた。さらに大規模な免税ショップの中を通り抜ける。これは海外の✈空港で経験した動線だ。ならば、お土産を。げっ!、見たこともない1万円以上する高級ウィスキーばかりだ。じゃカティサークでも。そんな安酒は皆無。こりゃトホホだ。だから煙草だけにしておこう。それもフィリピン人の好きなマルボロライトがない。種類が少なった。高級ウィスキーに追いやられたわけだ。今年は日本海側で大雪警報がだされている。私は、平均気温30°のフィリピンに逃れている。雨が降り寒くても...エッセイ829.まだパロパロな暮らしをしている

  • FieldwFieldwork973 Ilang pamimili para sa bagong taon, Disyembre 30, 2024.

    2024年も、あと二日で新年になる。私の嫁が豪語している「フィリピンじゃ二日前に食材を調達して、明日は調理するのです(*^▽^*)」。それって日本と同じです!。ブラカンの市場に続く道はトライシクルで渋滞していた。しかし市場は、人の波で押されるということはなかった。楽に買物ができるではないか。それだけは日本の、例えば築地市場やアメヤ横町とは違う。どうせ荷物は重たいだろうから、親戚のAeronと私と男二人がつきそう。といって私は半分撮影だけど・・・。撮影しながら日本同様に年の瀬の市場を撮影しつつ、自撮棒がついたInsta360をノースフェィスのベルトに引っかけ荷物持ちだ。「おっ!、挽肉を買い忘れた」といって嫁はバイクにまたがり再び市場に向かった。調理をするから、おばちゃんや嫁や親戚は大変だと言うことに変わりは...FieldwFieldwork973Ilangpamimiliparasabagongtaon,Disyembre30,2024.

  • エッセイ828-2.もうひとりの私

    日本にいる時の勢いで、フィリピンの在留ビザを申請した話は過去にも書いた。通例なら一ヶ月で受け取れるが、クリスマスや新年、そして最近の渡航ブームもあり3ヶ月かかりそうだ。入国管理局に私のパスポートを預けているので帰国できない。こちらは望郷の念も皆無であるが、既に持ち込んだ仕事は終わり、今は待つだけの退屈な時間が続く。このブログを執筆しているのは2月19日、すでに2ヶ月以上フィリピンに滞在している。だから時間つぶしの仕事を、もっともってくればよかった。海外に出ると短期滞在を除けば、実はその国のライフスタイルも関与し、多くの空き時間ができる。しかもここは地方都市であり、今の時期は大きな催事も終わり撮影すべき風景は撮りつくしてしまった。もちろん意識的に被写体を探せばよいのだが、こちらのクリエイション気分が希薄だ。...エッセイ828-2.もうひとりの私

  • Fieldwork 972. Paragtas Disco, December 2024.

    クリスマスに親戚のAaronが、私の嫁の家に泊まっている。私達は、Aaronのリクエストでブラカンのディスコにでかけた。Aaronは、隣のテーブルのスペイン風の女の子がお気に入りらしい。女の達の集団の帰りしな、私達の親戚のオカンが彼女の腕を引っ張って、「うちの従兄弟が貴方を気に入った」。それでAaronは、彼女と二人で外へ出ていったが、彼女にみんなの写メをとられて帰っていった。Aaronはフラれたらしい。おしかったな。うまく意気投合してれればカップル成立で、1ヶ月後に結婚式をして、1年後にベイビーが生まれ、私達の親戚が増えたのだけど。男と女の関係なんて、そんなもんさ。最初に気に入ったらそれでベスト。そんな陽気な国の空気を、私は感じていた。背後で流れている曲は最新のものかな。随分とノリがよい曲ばかりだ。フィ...Fieldwork972.ParagtasDisco,December2024.

  • Fieldwork971. Christmas follow-up, December 2024.

    クリスマスだから、地元で一番大きなロビンソンマーケットでディナーをしよう。それで親族のトライシクルで出かけた。ロビンソンは、多くの人でお店も満席だった。仕方がないから日本の店「まるがめせいめん」だ。ディナーというにはお粗末だ。それにカフェテリアスタイルもフィリピン人にはなじまない。日本人としては、少し恥ずかしいディナーである。あっ、ケーキを買い忘れた!。ディナーが日本の丸亀製麺で天丼か!!!。素うどんを叔母さんに味わってもらったら味がないと顔をしかめていた。これが丸亀製麺の基本なのだけど。つまりスープ自体にコッテリと味がないとつけ麺で食べてもフィリピン人には評価されない。みんなでディナーを食べようとやってきた。丸亀製麺だけが唯一空席があった。つまりロビンソンでは一番不人気店なのだろう。私は恥ずかしいから、...Fieldwork971.Christmasfollow-up,December2024.

  • Fieldwork970.Merry Christmas to our relatives、追記:嫌な風が吹いてきた

    12月25日、フィリピン・ブラカンのクリスマスパーティーの準備で、おばちゃんは朝から料理をつくっている。お昼に料理の入った大きな鍋を抱えて、親戚のクリスマスパーティーにゆく。子供達は曲に合わせて踊り出す。それから子供達も大人達も入り乱れてゲームが続く。お腹がすいた頃、おばちゃんの料理、そしてビザが届く。ブラカンの午後のパーティーを味わった。メリー・クリスマス。フィリピンの人々が待ちに待ったクリスマスだ。ブラカンのささやかなパーティーだった。それぐらいでお腹も映像も調度よい。夕方家に帰ったら、そのまま二次会だった。つまり会場がかわっただけで顔ぶれは変わらない。結局半数以上は嫁の家にお泊まりとなり床にマットを敷いて寝ていた。私も3人で1つのベッドだ。なにしろクリスマスだもんさ。Fieldwork980.Mer...Fieldwork970.MerryChristmastoourrelatives、追記:嫌な風が吹いてきた

  • Fieldwork969.クリスマスの頃の誕生日会

    12月のクリスマスが近い日は、Allynの誕生日会に招かれた。韓国料理を食べながら親戚達が集まってきた。フィリピンでは、誕生日を大切にする。そうした習慣は、日常的に行われている人口が増える国の習慣である。親族が沢山集まる誕生日会は、すでに我が国にはない。精々家族の中だけで祝う程度が日本の習慣になってきた。随分と我が国も寂しい催事だ。人口が減少しているから、それは宿命だろう。フィリピンは、今も人口増加が続いている。人が増えるというのは国の成長を示す指標だ。その点で人口減少著しい日本では、すでに終わった、とする海外の見方が支配的だ。そう日本は終わったのかもしれない。Fieldwork979Producedby:NoriakiMikami,ProfessorEmeritusatNagoyaCityUnivers...Fieldwork969.クリスマスの頃の誕生日会

  • Fieldwork968.クリスマス前夜の街

    まだクリスマスには少し早いマニラとブラカンの街を散歩した。もうタップリとクリスマスの空気が街に漂っている。みんなが楽しみにしている1年の最大の行事が近い。フィリピンはカソリックの国である。地元の言葉であるタガログ語も、植民地時代のスペインの名残がある。以来フィリピンは、カトリックが人々の宗教である。そんなクリスマスは、3ヶ月前からクリスマスの準備がはじまる。スーパーならどこでもある募金箱にはローマ法王の顔写真がブリンとされている。アジアの一角にいながら、ヨーロッパとしっかりつながっている。広場にゆけば露店が建ち並び、子供達が走り回っている。そうかっての日本の光景が蘇るようだ。やはり国家は人口が多い方が勝ち組だ。そんな元気な空気がクリスマスの街に漂っている。Fieldwork978クリスマス前夜の街制作:三...Fieldwork968.クリスマス前夜の街

  • Fieldwork967. ブラカン市場

    ブラカンの町で一番大きな市場に午後から出かけた。もちろん市場だから、午前中が賑わいの中心だ。それでも午後とはいえ、タップリと市場の空気がある。すでに日本では、みられなくなった光景だ。来週はクリスマスだから、またこの市場へ大量の肉と魚を買いに来る必要がある。Fieldwork976ブラカン市場制作:三上訓顯、名古屋市立大学名誉教授、博士(デザイン)音楽:甘茶の音楽工房機材:Insta360Acepro2Fieldwork967.ブラカン市場

  • Fieldwork966.Fieldwork965.Morning jog, December 2024.

    叔母さんに誘われて、朝のブラカンの散歩にでかけた。歩いてゆくと綺麗な風景がひろがり、毎日の散歩仲間達と合流する。朝の心地よい時間だ。乗りが良いフィリピンのシニア達である。帰りに親戚の家で珈琲をご馳走になった。Fieldwork965.Fieldwork965.Morningjog,December2024.Fieldwork966.Fieldwork965.Morningjog,December2024.

  • Fieldwork965. Let's build a house!, December 2024.

    私は、フィリピンのブラカンに嫁の家を建てようと決めた。既に土地はある。そして建築の基本設計は終わった。今フィリピンのディペロッパーが実施設計作業を進めている。いつ完成するかはわからない。帰りに恒例のショッピングセンター巡りだ。そして「ぼてじゅう」で夕飯だ。この店は京都にもある。私は味噌ラーメンを選んだ。日本の味だ。読者登録を忘れずに!!はじめて私達の家の建設予定地をみた。意外に周囲の眺めが良いではないか。南側の全面は、すでに民家が建てられているが、北側にはブラカンの農村風景が広がる。土台を1mかさ上げしているので、1.8mの塀を建ててもリビングルームから、農村風景を堪能できそうだ。帰りに立ち寄ったロビンソンは、このエリアで一番大きな商業施設だ。スーパーとヤマダ電機みたいな量販店と、多くのファッションショッ...Fieldwork965.Let'sbuildahouse!,December2024.

  • Fieldwork 964. Going to the supermarket. December 2024.

    フィリピン・ブラカンの嫁の家に2ヶ月滞在を余儀なくされた。このように書くと不思議な感じだ。というのも配偶者ビザを取得しないと、例え夫婦であっても長期滞在は無理なのだ。だから私は申請し続ける限りフィリピンに永住でき、そして仕事もできる配偶者ビザを申請した。そのためにパスポートをフィリピン政府に預けた。これを返却してもらわない限り、日本には戻れない。期間はクリスマスとお正月があるから長く2ヶ月だ。その間パスポート無しの暮らしが続く。思えばどこか寂しい。やはり私は日本人なのだろう。Fieldwork964.Goingtothesupermarket.December2024.Producedby:MikamiNoriaki,ProfessorEmeritus,NagoyaCityUniversity,Decem...Fieldwork964.Goingtothesupermarket.December2024.

  • Fieldwork963.The Road to Bulacan.December 2024.

    クリスマスが近づく頃、私達は、マニラのコパカバーナホテルからブラカンへ、レンタカーで向かった。幸運なことに天気で良く。そして高速道路ではなく下の道を走った。かっては、マニラとブラカンをつなぐ幹線道路だった。そんな車窓の風景に、たっぷりフィリピンの空気を感じた。少し時間はかかるが、面白い道である。増水すると道はふさがれるというのもフィリピンらしい。配偶者ビザのための無犯罪証明書も取得したし、Markとの建築設計の打合せも終わった。だからブラカンへ帰ることにした。その帰り道の風景だ。この時期、フィリピンは乾期だから、暑いことはなく快適な気候だ。今頃京都では、底冷えで震え上がっている事だろう。Fieldwork963.TheRoadtoBulacan.December2024.Producedby:Noriak...Fieldwork963.TheRoadtoBulacan.December2024.

  • Fieldwork962.Go get a visa.December 2024.

    フィリピンでは日本人の場合1ヶ月はビザがなくても滞在できる。だがそれ以上になるとビザの申請が必要になる。そこで通年でいつでも来ることができ、そして仕事もできるビザを申請することにした。それでNBIで無犯罪証明書を取得するためにへゆくために、ジムニーを乗り継いででかけた。車窓からはフィリピンの喧噪がたっぷり感じられる普段の暮らしがあった。およそ公共交通機関の貧弱な国である。首都メトロマニラにしても3系統のLRTしかなく、あとは民間任せだ。バスは時折走っている。乗るためには予め下調べが必要だ。といってそんな情報が何処にあるかはわからない。バスより頻度が高いのがジプニーだ。これは小型乗り合いバスだが、前に行き先、横に始発と終点が書いてある。手をあげて、乗れたら運転手に料金を支払い、あとは降りるところで大声が叫ぶ...Fieldwork962.Gogetavisa.December2024.

  • Fieldwork961.Manila Night Market, December 2024.

    京都は紅葉の最後だった。そんな冬の京都を後にして、私は、12月12日にPhilippineに来た。コパカバーナホテルに宿泊し、夜ホテルの裏のマーケットに出かけた。安いスポーツ用品を調達するために。破格に安いLAのポロシャツにラコステのパンツにアディダスのサンダルさ。もちろんコピーさ。でも着心地はよいではないか。そんな怪しい商品もあるストリートだけど、私には、夢でも見ているようなファンタジーと、偽物で飾られた露天をみていると愛おしい空気を感じていた。日本にいるときはスケジュールを見ながら、イケイケドンドンで決めちまったが、またあの喧噪と固有の臭いが蘇り鶏が鳴いている。きちまってから気がつくなんて暢気な話だが・・・。さらにナイトマーケットの徘徊だもん。京都の最高気温が7°のときにマニラは30°だ。それ自体違い...Fieldwork961.ManilaNightMarket,December2024.

  • Fieldwork 960. Kiyomizu-san in late autumn, Kyoto. December 7, 2024.

    Insta360Acepro2のテスト撮影をした。その結果手ブレ補正の効果が大変高い。従ってジンバルが不用になるぐらいだ。小さな自撮り棒をつけ、ダウンコートの旨ポケットに収納できる。大変素晴らしい中国のプロダクトデザインである。いつもの散歩コースの晩秋のシティスケープを撮影した。このアクションカムを使って見ると日本のカメラ産業は、「終わった」と書きたくなる。SONYもアクションカムからは撤退したぐらいだ。実際使ってみると、カラーモードはMEGA設定で撮影したが、紅葉の場合はその必要がなくACTIONかDEWARP位でよい。また画角は2段階にデジタル設定できる。これも結構利用する機能である。さらに画面をタップして撮影を一時止めたり、再開したりできる。映像撮影者の気分をよく理解している。レンズはライカ社と共同...Fieldwork960.Kiyomizu-saninlateautumn,Kyoto.December7,2024.

  • ドローイング968..小説:小樽の翠873.幕間:小樽の街について

    冬の日差しが絵具にあたる光景をみていると、描こうかなという気分にさせてくれる。多分色が見やすいからだろう。その手間のかかるドローイングも、忙しいときこそあえて使いたい。だから机の上は水彩絵具と学術論文の資料とが混在し見事に散らかっている。学術論文と官能小説を同時にすすめるという物好きは少ないだろう。だがこの2つには「小樽の街」という共通のテーマがある。学術論文では明治期前半の小樽の街を3DCGで創造復元しようというもので、運河と煉瓦の街というこれまでのステレオタイプ化したイメージとは異なった小樽の姿があるだろう。そもそも明治期前半に小樽運河はつくられていなかったし、何度も大火にあいながら街の復興は早く、背後には石炭産業と北洋漁業の興隆と日露戦争後の大陸への渡航拠点であるなど、明治の小樽の街は成長を続けるの...ドローイング968..小説:小樽の翠873.幕間:小樽の街について

  • ドローイング967..小説:小樽の翠872.うちは淡泊でなくてよかったですねぇー

    美希ねえちゃんの札幌にも真冬の寒風はやってくる。仕事を切り上げて美希姉ちゃんがアパートに帰ってきた。直人君が出迎える。美希「あら、直人!、今日は大学は休みかい?」直人「豪雪注意報が出たので午後から休校だよ。だって山奥だから、道がふさがったら帰れないもん。でも真駒内駅まで雪道を友達達と歩いちゃったもん。雪合戦しながらコンビニでホットコーヒーのんだりして、さぶーーかった!!」。美希「元気だねぇー。ついでにあっちも?」。直人「ハイハイ、こっちは寒さで縮んでいます」。美希「じゃ、回復させてしようよ。それから晩ご飯ね」。美希姉ちゃんがしようよと誘ってくるときは、やっぱ雪道を苦労して帰ってきたんだ。つまり直人君の体温で暖まりたいというわけだ。美希「豪雪で午後からロケ中止。モニターが真っ白でなんも撮れないよ。遠くに照明...ドローイング967..小説:小樽の翠872.うちは淡泊でなくてよかったですねぇー

  • ドローイング966..小説:小樽の翠871.酷寒の小樽

    「いってきまーーす」、玄関の翠の声で眼が覚めた。翠は、甲斐甲斐しくも今日は昼間の勤務だ。朝眼が覚めたら朝食の支度をしてあった。熱々の珈琲をいれて窓から外の風景をみる。少し青空が出ている。午前中なら外で絵が描けそうだ。こういう日は除雪したばかりだから車でゆける。レンタカーを借りてニセコあたりをめざす。あたりというのは街ではなく、平原に広がる風景を探して車を滑らせる。脇道に車を止め、小川を少し遡上してみる。水と雪のコンビネーションで絵になるだろう。こういうときは空間のアウトラインをいくつか描く。もちろん着彩なんか出来ない。絵具が凍るからね。しばらくスケッチを描いて車に飛び込む。家からボットに珈琲をいれてきたのは正解だった。描き終えると青い空が消えていた。こりゃまた降りそうだな。街に戻ろう!。さて小樽の街で昼飯...ドローイング966..小説:小樽の翠871.酷寒の小樽

  • ドローイング965..小説:小樽の翠870.体力の限界に挑む・・・

    振り向くと買い物袋をさげ見違えるような心春がいた。どうみても高校生には見えない成熟した女だ。小春「おじさん、久しぶり!」。「なんだ、小春か。ユウ君の夕飯の準備だな」。小春「そう、今日は、お肉のお鍋!!」「なんかばっちり大人の女!!!」小春「優子さんのところで髪をセットしてもらったの。優子さんは、うんと女らしくしちゃうねといって、やってもらったのがこれ!」。「うーーん、女は変われば変わるもんだ」レジを済ませて道すがら・・・。小春「アタシ、同級生の女の子と比較するとボディが丸っこいのよね。やっぱユウ君とセックスしすぎたかなぁー?」。女ぽかったのはそのせいか!?。「まあ、通例二十歳で女の成長の完了になるけどさ・・・」。小春「アタシ女の成長が完了になっちゃったよ」。並の成長ならば二十歳まででゆっくりと女の体型にな...ドローイング965..小説:小樽の翠870.体力の限界に挑む・・・

  • ドローイング964..小説:小樽の翠869.男の子のギフト

    積雪注意報が出されている。リュウ君からメールが来た。「病院へ薬をもらいに来た。また昼をたべようよ!」というわけだ。青森の人だから雪ぐらいで足が止まることはない。ナンタルの小さな洋食屋で、午後の時間を過ごしていた。リュウ君「最近、ウチの娘が風呂から上がって裸で私の前をすり抜けてゆくんだよ。私は挑発してんのかと思ったら、クリスマスには男の子のギフトが欲しい!、とおねだりされたりで早熟の娘を持つと大変なんだよ」。「つまりパパを裸で刺激すれば弟分ができるかもしれないというわけだ。理屈としては筋道が通っているけど・・・」。リュウ君「そうなんだよ。えっ、でも刺激すると子供ができるなんて何処で勉強したんだろう?。私インポデスー、なんていってる場合ではなくて、可愛い男の子がいいなといわれて、約束だよといって指切りげんまん...ドローイング964..小説:小樽の翠869.男の子のギフト

  • ドローイング963..小説:小樽の翠868.ピロートーク

    銭箱海岸から方法の体で家にたどり着いた。コートは雪で真っ白だ。翠「今日は、よく降るなぁー」「これが冬の醍醐味だもん。先ず風呂に入りたい。一緒に入ろうよ!」翠「お昼は冷凍庫に鶏肉があるからお鍋が簡単。」そして風呂で温まりお鍋で胃袋を温めると、欲望が立ち上がる。翠を抱えて寝室へゆく。部屋も暖まった頃合いで、翠のインナーを剥がした。翠がアチキに正面を向けて裸で寝転ぶ。アチキは腕を立てて頭をのせ、翠のボディを眺めている。骨盤から閉じた股間の合わせ目、そして上へ目線を移して乳房を眺める。特にそれを恥じらうような翠ではない。翠「あっ、また絵描きの目線だ」。「うん、ホクロの一つ一つとか、呼吸して微動するボディとか、自分の愛する女の隅々までしりたいという欲望が男にはあるな。これが普通の女の子なら恥ずかしいとか、寒いといっ...ドローイング963..小説:小樽の翠868.ピロートーク

  • ドローイング962..小説:小樽の翠867.流民

    翠は休みだ。といっても勤務のローテーションだから今日は平日だ。世間の休日とズレたところがアチキ的に素晴らしい。そして朝早く起きた。翠「海岸を散歩してみようか・・・」。あいかわらずアウトドア志向だ。ならば雪積もる銭函海岸へでかけてみよう。幸い雪は降り止んでいるが空は曇天だ。函館本線の電車がトロトロと内海を走り抜けてゆく。海岸へ続く道も雪だし、朝だから踏み固められてないので足がブツブツとしずむ。小さな堤防風を越えると荒れた冬の日本海だ。「冬の海は、すごい力で荒れている」。翠「なんか怖いぐらいに海が吠えているよん」。「海岸で青姦ですかぁー・・・・」翠「オッシリがしもやけになりそうだよー。今日は寒すぎるよ・・・、翼君のコテージは空いているかなぁ?」。「今年はコテージの仕事は、お休みだってさ。沖縄へゆく準備で忙しい...ドローイング962..小説:小樽の翠867.流民

  • ドローイング961..小説:小樽の翠866.引き戻されて・・・

    朝から本格的な雪が降り続いている小樽の街。寒冷前線が通り過ぎている。深々とした真冬の空気だ。・・・文さんが起きかけると、布団から健さんの太い腕が骨盤を抱える。文「あらおきたんですか・・・」健さん「今日は、雪が降り続くよ。もう少し布団で温まろうぜ」。そういって健さんの太い腕は文さんの掛け物をはがして股間に滑り込んでゆく。文「あら、今日も元気なんですねぇー」。健さんの指が文さんの股間の奥を探ってゆく。文「ああっーーん、また感じさせてくれるのですか・・・」。健さん「文!、少し潤ってきたぞ」。文「ウウッ・・・・、じゃ、しましょうよ」。そういって文さん抱きかかえて布団に引き戻した。布団の大きな塊が静かに動いてゆく。時折くぐもった喘ぎ声がする。文「アアッ、太いのが欲しい・・・・」・・・文「ウウッ、来てもっと奥まで・・...ドローイング961..小説:小樽の翠866.引き戻されて・・・

  • ドローイング960..小説:小樽の翠865.バンバンいっちゃう

    翠が唇をつけたきた。だから抱え込んで濃厚なキスだ。翠「おくれちゃうよ・・・、今日は日勤だよーー」そういって今朝は出かけたんだった。それからもう一眠りしたから既に昼を過ぎている。翠がつくっておいたサンドイッチとスープをすすり、小樽公園へスケッチにゆこう。雪の斜面に薄日がさす、これぞ雪国の風景だ!。そうやって雪の風景と戯れ、地獄坂の途中から海を眺められる定点からスケッチをして帰ろう。小春は高校生だから、もうここで呼び止められることはない。それが少し寂しい気分である。坂道をくだり入船町の生協を目指す。翠のメモにあった食材の調達だ。坂道の途中にポイントカフェがある。ここでばったり病院の勤務あけの玲香姉ちゃんを見かけた。ならば珈琲でもご馳走しよう。玲香「今二人目が入っているの!」「お腹が大きいよね。もうじき生まれる...ドローイング960..小説:小樽の翠865.バンバンいっちゃう

  • ドローイング959.小説:小樽の翠864.ボディ

    雪が降り続く晩、翠は夜勤だ。いつも恒例の深夜のお茶タイムに、若いみさきさんがやってきた。晃子さんもとんがりコーンを抱えてやってきた。このお茶タイムがあるからこそ、朝まで頑張れる。そんなことは病院の事務にはわからない。思わずため息交じりで・・・みさき「なんで男の人って女の子の裸をみたがるんでしようね」。晃子「(*^▽^*)、つまり彼氏がいる。今日の話題は、みさきの愛だなぁー」。みさき「あっ、ばれちゃったか(*^▽^*)」翠「聞きたいなぁー・・・それが夜勤看護師のエキス!」みさき「だって彼氏がいつも私の裸を見たがるんですよ。私寒いっていってるのにさ。」晃子「そりゃみさきの腿やら胸やらで、男の人はみさきの裸体のボディを妄想するんだよ。まあ、それが男の元気印かなぁー」。みさき「スケベなのが元気印!?」晃子「それで...ドローイング959.小説:小樽の翠864.ボディ

  • ドローイング958.小説:小樽の翠863.超遠距離通勤

    さてアチキの名古屋の大学の仕事も終わった。セメスター制の大学は1月末になると、すべての授業が終わる。あとは期末試験だがアチキの出題は実習なので期日までに作品を提出せよとした。だからしばらく時間がある。さて翠が待つ小樽へ帰ろう。午前中大学の雑用をかたづけ中部国際空港へ向かう。新千歳行きは15時45分か・・・。北へゆく旅人達はブーツにダウンコートをぶら下げた姿が多く、そんな光景を見ながら空港で待つ気分は旅時間という刺激と安堵感がある。こうした感覚が超遠距離通勤ならではである。実は名古屋港から苫小牧までフェリーがあるが一泊二日かかるから、乗りたくても早く翠の顔を眺めようという欲望が優先する。飛行機は100分で新千歳空港に着く。一目散にゲートを出て中央階段を下り、JR改札口を抜け階段を降り、発車間際の快速エアポー...ドローイング958.小説:小樽の翠863.超遠距離通勤

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