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2019/01/15

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  • エッセイ716. 明治期小樽の街の姿を復元してみよう、余話、その7. 追記:もうあらへんでー!

    たった4街区復元したぐらいで、明治期は西欧様式、和風様式、擬洋風様式の多様な都市景観が小樽に存在していたといいはるのも少々図々しいが、必要最小限の作業の結果見えてきた明治期の景観であることは正しい。それは今、私達が見ることができない風景でもある。そんな論文が完成し今年の仕事が終わった。書き上げてから10日間校正をしていた。結局10稿目で校了にできた。その直前迄は訂正すべき箇所が多々あって、これで早まって投稿しなくてよかったと胸をなでおろした。もう間違いは無いだろう。さて、こうした3DCGデータをVUEなどのランドスケープソフトに移して環境を設定すれば見応えある3DCGになるが、学術論文はモノクロなのでここまでにしておこう。世間受けするためには、もう少しお化粧が必要なのだが、そんなことはこのブログでも過去に...エッセイ716.明治期小樽の街の姿を復元してみよう、余話、その7.追記:もうあらへんでー!

  • エッセイ715. 明治期小樽の街の姿を復元してみよう、余話、その6.

    せっかく制作したのだから、近景観でもレンダリングしておこう。構造も検討しているから、もちろんこのまま建てられる。通例、建築設計事務所で設計をする場合は、おおよその意匠設計ができた段階で、構造設計事務所に柱、梁、土台の仮定断面図をつくってもらう。この断面に従って意匠設計をさらに進めてゆく。ここでは、仮定断面ぐらいの検討はしている。だから実際に作ることもできる。それはどうでもよい話なのだが、まあディテールを見てみようというわけだ。よく見ると屋根瓦の一部が破れているではないか。3DCGでは、こうしたことはよくある。例えば以前のフィギャーソフトのPOSERなどは、20歳の女性に超ビキニの水着を着せたらブラしかレンダリングしなかった。じゃあボトムは無しでいいか、というのでそのまま大学の講座の素材につかった。だってレ...エッセイ715.明治期小樽の街の姿を復元してみよう、余話、その6.

  • エッセイ714. 明治期小樽の街の姿を復元してみよう、余話、その5.

    全部の3DCGを小樽の土地の上に並べ、個人の民家を配置するとこうなる。つまり明治の街並みの復元になる。明治の人はこのように小樽の街を見ていたのか。結構空地もあり街はゆったりしていた。遠くに末廣座の劇場の大屋根がシンボリックに見えている。やはり建築がおおきいと特徴的な都市景観になる。今回制作したのはわずか4街区だが、丘の上に立つ洋風、擬洋風、建築は、いやがおうでも目立っただろう。広幅員の道路といい、明治政府の計画的な都市計画の意図が伺える。新政府の心意気かなあ。それにしても建築の屋根や外壁を作り込んだので、データの重い事。1枚のレンダリングに1時間近くかかる。通例ならこうしたレンダリングは、100カットぐらい出力するのだが、無理か。そうなると諦め気分。なんだ作り込んだのに表現できないとは残念。最初から手を抜...エッセイ714.明治期小樽の街の姿を復元してみよう、余話、その5.

  • エッセイ713. 明治期小樽の街の姿を復元してみよう、余話、その4.

    前述した明治期建築物を小樽の街の上に並べてみよう。手前が山側で奥が海側である。今回は南小樽駅山側の4街区が対象だ。これが明治の姿だ。ここからが本研究の中心である。右側の量徳小学校があるところは、現在小樽市立病院になってい。中央も私市立学校だ。そして右側の入船町の末廣座は明治期に焼失し今は存在しない。小さな民家群は、戦前の土地地籍図から敷地の大きさを勘案して配置した。この程度の民家があったというのは明治期の地図からもわかる。そして上部の海側に右から左へと現在の函館本線がはしっている、そして広い道のあたりに南小樽駅がある。そんな姿を復元すると街自体がゆったりしている。道路側は民家が軒を連ねたように見えるが、この裏側は、井戸があったり共同の炊事場や洗濯場、あるいは厠があったから空地が必要だった。さて3DCGで、...エッセイ713.明治期小樽の街の姿を復元してみよう、余話、その4.

  • エッセイ712. 明治期小樽の街の姿を復元してみよう、余話、その3.

    次は明治期芝居小屋の復元だ。小樽の入船町にあった末廣座という。といって当時の図面はおろか写真もなく、あるのは当時の絵図1枚だ。なにしろその後火災で焼失しているからね。ここから復元ですか・・・。こういうときは類似の建築を探す。すると日本では3軒の芝居小屋があった。いづれも文化財だ。さてどれを手本にするか・・・。どうせ過去のしがらみに縛られる日本人だ。古い芝居小屋を手本にしよう。そう香川県にある金比羅大芝居だ。これなら修復工事をしているので図面が残っている。調べたら京大の図書館にある。ほなら行きますか。そんなわけで金比羅大芝居の小屋を参考にした。末廣座の絵図をみると金比羅大芝居のような劇場の上部のフライタワーの設えが無い。ならば構造を考えながら新たに組み立てるほかない。これなら構造上維持できるはずだ、というの...エッセイ712.明治期小樽の街の姿を復元してみよう、余話、その3.

  • エッセイ711. 明治期小樽の街の姿を復元してみよう、余話、その2

    明治初期、現在の南小樽駅山側は明治政府が計画的に街を形成してきた。その拠点に郡役所及び納税事務所を洋風建築で建設した。学術論文では、史料にもとずいて建築図面を復元し3DCG化した。郡役所の経緯を記しておく。1880年(明治13年)小樽郡発足1899年(明治32年)区政開始1922年(大正11年)市政開始1923年(昭和8年)現庁舎に移転(市指定歴史建造物)従って郡役所は、明治13年に建設された洋風建築であり、設計図書はこの時代の復元である。この史料は小樽市総合博物館、市立小樽図書館にある。複数の史料をみるとすべて建物の絵が違うではないか。おそらく町の発展に伴って急速に業務が増え増築していったのであろう。場所は現在の南小樽駅山側、双葉高等学校の敷地である。3DCG化に際し、何処まで復元するかは悩みどころであ...エッセイ711.明治期小樽の街の姿を復元してみよう、余話、その2

  • エッセイ710. 明治期小樽の街の姿を復元してみよう、余話。

    明治期小樽の街の姿を、どこから復元するかと考えた。現在の南小樽駅の山側に広幅員の道路がつくられ、ここに小学校、郡役所、警察署、納税事務所が置かれていたからだ。このことが小樽の史料からわかった。しかもここは、明治政府が新しい街をつくろうとしていた形跡がある。ならば量徳小学校から復元しよう。明治の最初につくられた量徳小学校は現在廃校になっている。その後には小樽市立病院が建てられている。おおっ!、「小説:小樽の翠」で翠達が勤めている病院ではないか。こういうのを何かの縁というのだろう(*^▽^*)。量徳小学校の写真は同校の出版物にもある。量徳小学校の絵図もある。といってそれでは3DCGはできない。やはりX、Y、Z軸で寸法化された建築図面が必要なのだ。もちろんそんなものは存在しない。そもそも最初の校舎は明治30年代...エッセイ710.明治期小樽の街の姿を復元してみよう、余話。

  • エッセイ709. 明治期と現在の小樽の街の比較

    トップ画像は現在の小樽の都市地形図(2001年)の上に、明治26年の小樽の図面を重ねたものである。灰色は明治期の道路、黒い●は主な民家の位置、二つの一点鎖線の間が明治期の市街地、さらに黒い実線で示したのが明治期の海岸線であり、海にはヨコのハッチを入れてある。これをみるとわかるように明治期には、小樽運河も倉庫もなく海岸線が現在の道路沿いまで来ていたことがわかる。観光プロモーションで、小樽の街イメージを尋ねると、小樽運河と倉庫、そして工芸品とするキーワードが多い。小樽運河が竣工したのは大正12年だから、現在の小樽イメージは昭和の初め頃をイメージしたものである。明治期小樽は、北洋漁業と石炭積み出し港、そして樺太への旅の拠点だったから、工芸品などはあきらかに現代の創作といえる。明治37年頃までは、現在の函館本線も...エッセイ709.明治期と現在の小樽の街の比較

  • エッセイ708. 明治期小樽の街の姿は?

    小樽の街のイメージをGoogleMapの解説から引用した。「小樽市は石狩湾に面し、札幌市の北西に位置している北海道の港湾都市です。主にガラス工芸、オルゴール、酒蔵で知られています。1897年に建てられた旧漁業施設である鰊御殿では、小樽市の歴史で漁業が果たした重要な役割をたどる展示があります。小樽運河沿いにある1923年に造られた旧倉庫街は、現在ではカフェやショップが並ぶモダンな地区に生まれ変わっています。」旧漁業施設、小樽運河、旧倉庫街、ガラス工芸、オルゴールという言葉は、大方の人間が理解している小樽のキーワードでしょう。WEB検索すると小樽の運河沿いの画像ばかりが検索される。はたしてそれが小樽のイメージだろうか?、とするおおいなる疑問を私はもった。まだ大方の人間が知らない小樽の街の姿があるはずだ!。とい...エッセイ708.明治期小樽の街の姿は?

  • エッセイ707. マックが処理能力を超えた?

    3DCGを制作していたら、あるステージでMacがレンダリングを途中で辞めてしまった。つまりコンピュータの処理能力を越えたのかなぁー?。ふと今の私達の社会は、コンピュータの処理能力の範囲内の仕事しかしていない事に気づいた。だからストップすることもなくコンピュータは動き続けられるわけだ。それでも時折航空会社のシステムがダウンしたり、銀行のATMがダウンしたりする。おそらく極めて短い一瞬の時間で処理能力を超えたからであろうと私は推測する。それが僅か1秒以下の時間であっても処理能力を超えた瞬間にコンピュータはデータ処理の限界を越えてストップするわけだ。3DCGを制作していれば、そんなことはよくおきる。そりゃ瓦1枚ごとにデータ化した尾根に下見板張りのリアルなデザインの建築を複数並べ、広範囲の街並みを再現しようものな...エッセイ707.マックが処理能力を超えた?

  • Fieldwork897.Kyooto,Cloudy, temperature 6 c, strong west wind 4K

    3月上旬、京都の天気は曇り、気温は6℃、西の強い風。私は体重を減らすために1万歩を歩くことにした。だから撮影は二の次であった。コロナ過前から始めたダイエットも66kgから57kg代まで減量したとき終わったと思った。だが理想は55kgですといわれ、まだ途中だったか・・・。脂肪分を控えた食事に切り替え、地道にこの先1ヶ月ぐらいはダイエットが続くだろう。そんなわけだから、ジムのない日は歩くことにした。もう二つ目標があり、それが発声練習と姿勢である。発声練習は喉の筋肉を鍛えるためであり、次いで長い研究者生活で背中の曲がった姿勢を直したい。こうした切っ掛けになったのがいびきの治療で病院に通い出してからである。ならば努力して、少しは格好良くしよう。たしかに街を歩くと四角い体型でお腹が膨らんだり、背中がまがったシニアが...Fieldwork897.Kyooto,Cloudy,temperature6c,strongwestwind4K

  • Fieldwork896.Kyoto, the return of cold weather 4K

    春だけど冬が戻ってきた日が続く。私はダイエットのために毎日の散歩に出かけた。散歩のなかで私の眼が向いた被写体を並べたみた2分44秒の映像。2024年の2月の京都の映像である。尚過去映像は以下のURLで視聴できます。https://www.youtube.com/@team_mikami/videos今日は、できるだけ映像を動かさずに撮影を心かげた。というのも私達は物心ついたときからテレビがあり、映画館にかよう青春時代を過ごしてきた。だれでも映像と、それが経過する時間との感覚を暗黙のうちに持っている。そうした感覚から外れると退屈という評価がくだされる。そんな映像で育ってきた現代人だから映像にはシビアな眼が向けられる。そんなことを意識しながら1コマの秒数や全体の編集を考えている。この日は初心に返り人間を中心に...Fieldwork896.Kyoto,thereturnofcoldweather4K

  • Fieldwork895.KYOTO,Return of cold 4K

    3月初めの気候は、冬といってもよかった。そんななか映像練習とダイエットのために散歩にでた。だからいつもの風景を使いながら映像実習と、医者から要望されている減量のために1万歩は歩きたいとする二つの理由で散歩に出た。だが晴天の空にだまされて、薄手のセーンターに至極普通のソックスというスタイルでは寒かった。とても撮影する意欲がわかないが、必要カットを取り終えてマクドナルドへ逃げ込み温かいミルクティーで手を温める始末だった。早々に家に帰り温かい食材で身体を温め、風呂に入ってようやく落ち着く。一寸気候をなめていた。結果は体重が増えているではないですか。もちろんジムにも通っているけどあと2kg減ると標準体重になり、体調がすこぶる良くなることは経験上わかる。健康づくりのために映像を撮るなどということを推奨するメディアは...Fieldwork895.KYOTO,Returnofcold4K

  • Fieldwork894. OTARU, signs of inbound tourists 4K、追記

    今年の冬の小樽は異変があった。それは外国人が多いこと。中国人、韓国人、欧米人、そしてアラブ諸国から観光客が冬の小樽を訪れていた。さらに修学旅行の生徒達も加わり街は人通りが多い。これでは京都と同じだ。だから私は美国へ抜け出した。ここには観光客はいなかった。これまでの冬の小樽では見られなかったインバウンドが多い風景が、今年の街の印象だった。えっえーー、そんな軽装で冬の街歩きですか・・・。晴天の春めく小樽の街を、完全防寒仕様で歩いていても、2時間も歩き続ければホテルに戻りたくなる寒さだ。フィールドワークだから、一応次年度論文の準備をしなければ。そう思って複数の調査ポイントを歩き回る。次第に地形の構造が見えてくる。意外に標高差があるとする認識は、街を歩かなければわからない。本来なら雪の街を歩くはずが、この日は春め...Fieldwork894.OTARU,signsofinboundtourists4K、追記

  • Fieldwork893.すれ違いの小樽 4K

    数回目の小樽のフィールドワークだ。今年は小樽シリーズの最初の論文を1本仕上げて、次の論文に取りかかる前に確認しておきたかった事があった。そして積丹半島美国へ足を伸ばした。だが以前のような興奮がない。なぜだろうか?。そうか温かい天気が続いていたので、雪が少なくなっていたのだ。だからもう春なのかと思わされた。だがそれは帰る頃に杞憂であった。およそ雪がない雪国ほどつまらないことはない。残渣のような汚れた雪で道は覆われ、滑り止めなどがまかれ、雪の下に埋もれていた街の元型が姿をあらわすと、どこにでもあるただの地方都市だ。だが小樽シリーズ1本目の論文を投稿し、次のシリーズを目論むにあたり確認しておきたかった事があった。それは小樽の街の中の地形である。この町はアップダウンが多い点では、函館や横浜と似ている。そればかりか...Fieldwork893.すれ違いの小樽4K

  • Fieldwork892. KYOTO,Keichitsu season 4K

    啓蟄のことばの意味は、寒さが緩んで春の陽気になってくることによって、土の中から虫たちが動き出す季節のことを指します。「啓」という字はひろく、「蟄」は土の中で冬ごもりしている虫のことで、春を感じた虫や、冬眠していた生き物たちが続々と動き出す、そういう春を感じる言葉です。そんなことばが似合うほど今日は、2月としては少し異例の暖かさであった。そうなると映像のテーマも暖かさだというほど簡単には被写体が容易に現れてはくれない。私達の経験では、撮らずに人々の光景に思わず見入っていることがある。実は、それこそが映像化できる被写体だったりする。そこで気づき機材を回し始めるわけだ。この日は雲一つない晴天だったし、夕陽が山の端に沈むところでも撮ろうと機材を固定して待っていたら、ストンと陽が沈んでしまった。撮りそびれたと思う頃...Fieldwork892.KYOTO,Keichitsuseason4K

  • Fieldwork891.Kyoto, a walk for health HD 1080p

    こんな光のない天気では、私は大した撮影ができないことは理解している。だが私は散歩にでかけた。それは撮影目的ではなく、健康のために散歩をすることにした。夕方1万歩程あるくと体調が良くなる。散歩は、予想通り感性を刺激してくれる被写体には出会わなかった。こういうときは少し単調だけど人物だけに絞ろうか。それがいつもの京都の日常の風景だから。この映像の端々で京都人達が訪れる店をさりげなく写している。日本料理の定食屋、クラシックな喫茶店、深夜2時までやってるい蕎麦屋などなど。そして・・・八坂女紅場だった民家の1階がレストランに変わっている。いまだに稽古の黒板が出ているので2階で催事などがおこなわれているのだろうか。もちろん学校法人八坂女紅場学園は祇園甲部歌舞練場に本部が置かれている。その祇園甲部歌舞練場は目下大改装工...Fieldwork891.Kyoto,awalkforhealthHD1080p

  • Fieldwork890. KYOTO,Raindrops Keep Falling On My Head 4K

    清水道を上がり始めたら雨が降ってきた。この時期の京都は、30分も経つと雨は止む。そのまま清水寺を目指した。しかし寒さを置き忘れたように残っている冷たい雨上がりの京都だった。どのように撮影の練習をしているか?。練習方法に2つある。1つは、狙いをつけて構図をさがして・・・。これは静止画の撮影方法であり、私の映像撮影ではおこなわない。映像では例えば、機材を回している間に綺麗な柄の傘が眼前を横切ってくれたほうが嬉しい。つまり撮影中に私が予想できなかった意外なアクションが起きてくれたほうを歓迎する。そんな場面が起きないかと機材を向けるが・・・、アカン!、静止画の絵ばかりになってしまう。2つは感性を働かす。それ以外のことは考えない。若い頃デザインを勉強してきたから感性を働かす訓練は散々おこなってきた。だから感性の働く...Fieldwork890.KYOTO,RaindropsKeepFallingOnMyHead4K

  • Fieldwork889. KYOTO,"YOKAN" 4K

    余寒とは、立春(2月4日)を過ぎたのに、まだ寒さが残っている事をいいます。日本語特有の表現です。暦の上で冬は終わったはずなのに、まだ冬の寒さが続いている京都です。この頃、知人に安否を尋ねる手紙の冒頭に使う言葉です。あのすごく寒い冬は過ぎたけど、冬をやり過ごしただろうか。まだ元気でいますか?。一昨日は東京で数センチほど雪が降ったようだ。残念なことに京都は寒いだけで雪景色は見られなかった。もちろん京都も北へ1時間も走ると立派に雪国ではあるのだが、なぜか市内にはあまり雪が降らない。そのかわり気温が2℃と低いこと。夜半には零度になる。そんなときはほんまに寒い。だから撮影を終えて家に帰ったら、最初に風呂に飛び込んだ。すべては、風呂で暖まってからの仕事でしょう。さて不思議な事にiMoveが4Kの記録がてきるようになっ...Fieldwork889.KYOTO,"YOKAN"4K

  • ドローイング866. 小説:小樽の翠775.幕間

    小説:小樽の翠の第1回が「2020年1月10日冬の旅幻想」だった。そして今日は775回と長編小説になってしまった。2020年8月15日のブログで、ツカモッチャン家の子供達を紹介している。トップ画像が、そのときのものである。物語は、時間の経過に沿って書いているから、今年の8月で各自の年齢が4年経過したことになる。そうなるとツカモッチャン家の7人の子供達の成長をまとめておく必要がありそうだ。玲香姉ちゃんは25歳。看護師でありバス運転手の旦那がいて子供が一人いる。すでに二人目がいてもおかしくないが書き忘れた(*^▽^*)。一太郎くんは札幌で自動車整備士をしており24歳だ。美容師の優香さんが奥さんでやはり一人子供がいる。二人目が生まれていてもよいのだが、優香さんなバイリンガルだ。ここだけの話だがレズビアンでもある...ドローイング866.小説:小樽の翠775.幕間

  • ドローイング865. 小説:小樽の翠774.盲腸炎 &追記:Macを名乗る偽物!

    今晩の翠は夜勤だ。真夜中のお茶タイムに示し合わせたように救急外来の晃子さんがナースステーションにやってきた。晃子「アヘ!、アヘ!、ヴァジー!!、ヴァジー!!、ティア!!!、だよん。」翠「何それ!?」晃子「アッ、アッ、アッ、いく!、いく!、撃つだよん。夜ねぇー、急患がきたの。フランス人のカップルね。彼女が下腹押さえて痛い!、というわけ。額に汗かいているし、今朝は胃のまわりが痛かった・・・、なんていうから食あたりとは違うなと思っていたら救急の先生が盲腸かもね。そんで検査で・・・、やっぱ盲腸炎だわ。だから緊急手術ね。」翠「カップルでしょう。彼氏が付き添いだから安心だな・・・。」晃子「だもん即手術室へいって30分でお終いだってさ。」翠「お終いでも数日はお泊まりだよね。でっ、アヘ!、はどうしたの?」晃子「彼氏が個室...ドローイング865.小説:小樽の翠774.盲腸炎&追記:Macを名乗る偽物!

  • ドローイング864. 小説:小樽の翠773.お風呂の入り方

    リュウ君はパソコンを開いてもう一枚のスケッチを見せてくれた。そこには、アメリカンスタイルとジャパンスタイルの二通りのイラストが描かれていた。「随分と親切な説明だね。」リュウ君「だってフィリピンはぬげはんでシャワーすか使わねでするがな。そえでもアメリカンスタイルで湯さ入るごどはおべでら。バスタブで身体洗う方法ね。ばって、それ日本の銭湯でやったっきゃ、まずぇびょん。だはんで教えでおがねばど思った。」「日本の銭湯でアメリカンスタイルではいる!。それは面白いけど、やっぱりまずいよね。他の人達が湯船に入れなくなるからね。そりゃ最初に教えておかなきゃ・・・。」リュウ君「日本のスタイル嫌で、シャワーーすか浴びねごどもある。でも青森の冬で湯船さ浸がねのは、身体がぬぐだまねでするがな。」「そうだよね。日本の寒さをしらないか...ドローイング864.小説:小樽の翠773.お風呂の入り方

  • ドローイング863. 小説:小樽の翠772.冬のファッション!?

    大きな寒波が通り過ぎた頃北海道も交通機関が回復した。待っていたかのように青森のリュウ君がインポの治療で小樽にやってきた。といっても薬をもらうだけなのだが。それでお昼を食べようと、アチキのところにお誘いのメールがきた。・・・リュウ君「うぢの嫁の親戚の若ぇめらすがいるんだ。青森さ来るんだってさ。」「万年夏のフィリピンの若い女が真冬の青森ですかぁー!!!。」リュウ君「雪っこ見で、蟹食いで、ホタテも牡蠣も食いで!・・、だって。」「熱帯地方の人間が真冬の日本へ来る!!!。それ自体が驚きだが・・・。」リュウ君「そえで夕べ船の中で酒飲みながらさ。親戚の二十歳のめらすの画像下敷ぎにすて描いだ。それがこのスケッチさ。」そういってリュウ君は、1枚のスケッチをテーブルに広げた。「おおっ、娘の裸婦画像を下敷きですかぁー?」リュウ...ドローイング863.小説:小樽の翠772.冬のファッション!?

  • ドローイング862. 小説:小樽の翠771.キスで名前を書いて・・・

    まだ除雪した雪が道ばたにたかく積もったままで、人一人が歩ける細い道が続く文さんの店。雪で重くなったドアを叩くと・・・文さんの返事が聞こえた。寝間着にダウンをまとった文さんが出てきた。文「もう、寒いから早く入って!。」健さん「この冬最後の馬喰の仕事で飛び回っていた。」文「もう3週間もアタシを置いてけぼりよ!!!。」健さん「お店用の牛の燻製もつくってきた。」文「・・・。それよか寒波が来て家が揺れて怖かったよん・・・。」そういって文さんが涙目で健さんの胸の中に飛び込んできた。文さんを抱えて二階へ上がってきた。健さん「おおっ!、寂しがらせたな。今夜はタップリ愛してあげるぜ。」そういって健さんは、文さんの寝間着をはいで抱き寄せた。文「もう健さんが帰ってくる音を聞いただけで、あそこが潤ってしまってさ・・・」健さん「そ...ドローイング862.小説:小樽の翠771.キスで名前を書いて・・・

  • ドローイング861. 小説:小樽の翠770.大寒の小樽

    寒波がきている小樽の街。明奈姉ちゃんは彼氏の家に籠もっている。両親は海外出張だし、明奈姉ちゃんがきているから安心ねと家は任せっぱなしだ。強い北風が家を揺すって通り過ぎる。暖房が効いた家の中で、布団にくるまっている明菜姉ちゃんが彼氏に抱きつく。明菜「こわーーい・・・」そういって彼氏の胸に沈み込む。彼氏「この家は丈夫だから大丈夫だよ。」明菜「大丈夫なのに揺れるの?。」彼氏「うーーん、工学系ではないから自信が持てないなぁー。」明菜「やっぱ。」そういって明奈姉ちゃんが彼氏のスウットに手を滑り込ませてペニスを握っている。彼氏「怖いんじゃないのかよ。」明菜「怖いと握る物が欲しくなるのよ。」そういって彼氏は明奈姉ちゃんの胸に手を滑り込ませる。温かい乳房が息づいている。なんだ怖いのは、やりたい気分のあらわれか!。彼氏は明...ドローイング861.小説:小樽の翠770.大寒の小樽

  • ドローイング860. 小説:小樽の翠:769.土壇場の一声

    3月の気だるい午後、美希姉ちゃんからメールがきた。美希「卒業制作の短編映画をつくった。見に来ませんか?。」だって・・・。もう映像の専門学校を卒業か・・・。いつものナンタルのハーバーが見えるカフェに出かけた。美希姉ちゃんと直人君がいる。少し前の光景だけど懐かしい。美希「これ!」そういって借り物のiPadを開いてくれた。「何々!、美貴と三樹、ラブストーリーだね」そう思って10分の短編映画を見ていた。彼氏がいる美貴と彼女がいる三樹が酒場で意気投合し彼女の家でセックスをする。そんな二人の関係が意外に意気投合してゆくラブストーリーか。」「こういうのは先が読めるよな。最後に二人は別れるんだよ。あのとき呼び止めておけば良かったと後悔しながらさ・・・。」美希「ハハハッ!。」そういって最後に、やっぱ別れのシーンか・・、それ...ドローイング860.小説:小樽の翠:769.土壇場の一声

  • ドローイング859. 小説:小樽の翠768.家同士のつきあいだから・・・

    一月に一度は、クロッキー教室のモデルに札幌からジェシーがやってくる。モデルがいない小樽では貴重な存在だ。だからみんな大切にしている。もちろんアチキも帰りは、小樽駅までエスコートしている。ジェシー「最近解ったよ。日本の女は愛することがないのだよ。神と契約ないからね。」「まあ、理解されてよござんした。」ジェシー「だから、親の薦めで嫁にいったり、自分で探したり・・・、というか、ナンパして偶然であってセックスして、まあ、お前でいいか・・・、で結婚するわけだ。」「日本の結婚って家同時のつきあいだから、親の同意を得る必要があるんだよ。」ジェシー「愛より、家だな。親がOKしたら嫁にできるんだ。」「親がいなければ、自由さ。そのほうがお気楽じゃないかなぁー。」ジェシー「何、ナンパでお気楽?。」「出会い方は不自然だったとして...ドローイング859.小説:小樽の翠768.家同士のつきあいだから・・・

  • ドローイング858. 小説:小樽の翠767.腹式呼吸

    夕方翠が病院の勤務から帰ってきた。家から歩いて15分もかからない勤務先だ。「神佛湯にいって暖まろうよ!」そういって翠が嬉しそうについてきた。こんな天気の時は家族風呂がすいていた。翠が泡立つ石けんでアチキの身体を洗いながら・・・。早速、二人で身体を洗いながらホディチェック。翠「アチキー、姿勢が悪いよ。ほら、壁に背中をつけてごらん。そうそう、顎を引いて、かかとをつけて・・・。お腹で呼吸して。だめ、胸に力をいれちゃ。」「腹式呼吸ですか・・・」翠「力をいれないで、ここを締めてごらん。こういう風に。」そういって翠がアチキの手をとって翠の肛門の穴を触れてというわけだ。「うっ、フフフ・・」翠「喜んでないで、お尻の穴を締めるのよ・・・・」「柔らかいお尻の穴の感触が・・・」指先で翠のお尻の穴をクイクイと押してみる。生き物の...ドローイング858.小説:小樽の翠767.腹式呼吸

  • ドローイング857. 小説:小樽の翠766.一瞬の晴れ間

    地獄坂からの小樽の街のスケッチも定点コースだ。寒いから街が少し温まった午後から出かけている。今日は曇天だけど・・・。描き終えると午後3時。菁園中学校の授業が終わり、それまで静寂の校舎に突然歓声があがっり賑やかになる。その瞬間が面白い。当然小春に見つけられた。小春「叔父さん、アタシおっぱいが大きくなリ続けているよ。ブラからはみ出ているんだ。ほら、これ!。」そういって上着の首回りをズリ降ろそうとしている。「寒いからあけなくてもいいよ。大きくなるのは病気じゃないからさ。ユウ君に揉まれているから、大きくなるんだろう。」小春「揉むと大きくなるノかなぁー?。」「うーーーん、多分・・・、自信ないけど。」小春「美希姉ちゃんは、『アタシより大きいぜ。小春病気だよ!。』っていうからさぁーー。それで美希姉ちゃんはアタシのおっぱ...ドローイング857.小説:小樽の翠766.一瞬の晴れ間

  • ドローイング856. 小説:小樽の翠765. 本日のラストフライト

    今日の小樽は大きな寒波が来ている、翠「さてアチキは仕事場から小樽に戻れるかなぁー。」翠はスマホをつつきながら交通情報を調べている。翠「なんだ飛行機が欠航かーー。また青森のリュウ君の家で飲んでいるかなぁー」そう思っていたら玄関から「ただいま!」とアチキの声が聞こえた。翠「幽霊じゃないよなぁー・・・」「1便早い飛行機にしてラストフライトに乗れた!」翠「飛行機止まっているよん。」「そうなんだ。僕の便の次から欠航だってさ。だから本日最後のフライトだよ。それで鉄道も明日から運休だってさ!。」翠「じゃ、ウチの病院も明日から休業だぁー・・・ならない!、ならない!!。よし寒波にめげず、今週も頑張るか・・・。」「何を?。」翠「アチキとのセックス!(*^▽^*)。」「そりゃ、goodなセリフだ。」男にとって女から言われる一番...ドローイング856.小説:小樽の翠765.本日のラストフライト

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