髪の毛を人工的に増殖させることはできるのか

 皆様、こんにちは今回からは毛髪の再生医療について解説してまいります。研究室の培養器の中で、細胞の塊がどんどん形を変え、やがて毛が出来上がる。そして手術室の中…

植毛しても必要なAGAの治療薬

 皆様、こんにちは前回からの続きです。男性型脱毛症(AGA)は進行性なので、自毛植毛術を受けても、そのまま何もしなければ、植毛しなかった毛は細く弱々しくなって…

植毛が終わった後も油断大敵

 皆様、こんにちは今回からは植毛後にしなければならないことについて解説してまいります。技術の高い医師によって行われる自毛植毛は極めて自然で、植毛したということ…

毛包を増殖させることが難しい理由

 皆様、こんにちは前回からの続きです。毛包は切断されても、両端から新しい毛包が再生できるほど、生命力が強いものだとわかりました。当然、それより損傷が少ない部分…

意外に生命力のが強い「毛包」

皆様、こんにちはこれまで自毛植毛の進め方について詳しくお話をしてまいりました。これからは植毛術を受けた後の注意点についてお話していこうと思います。これまで植毛…

植えた毛が一旦抜けても大丈夫！

 皆様、こんにちは前回からの続きです。一旦、接着した毛包は3日ぐらいで周囲の頭皮から栄養が送られるようになり、微小な血管も再生が始まります。1週間から10日ほ…

植えた毛包は縫わなくてもOK！

 皆様、こんにちは前回からの続きです。3つ目はFUEの延長線で、くり抜いたドナーをそのまま埋め込む方法です。ドナーの採取には、毛包の損傷がないように、細心の注…

慎重に行われる毛包の差し込み作業

皆様、こんにちは前回からの続きです。穴開け作業が終わると、次は毛包を植えていきます。微小ピンセットで毛包を傷めないように、慎重に差し込んでいかなければなりませ…

いよいよ「田植え」作業開始

 皆様、こんにちは今回からは採取したドナーを頭皮に植えていく、植毛の「田植え」について解説していこうと思います。ドナー毛が用意できたら、いよいよ田植えが始まり…

ドナー毛を株分けするのは大変

 皆様、こんにちは前回からの続きです。FUT法では、帯状に頭皮ごとドナー毛を採取します。その後、毛包を一列含むようにスライスをしていきます。綺麗にスライスしな…

毛の数と株の数は必ずしも一致しない

 皆様、こんにちは前回からの続きです。頭皮では1㎠あたり何本の毛が生えているのでしょうか？だいたい150～170本ぐらいです。ごく小さい、肉眼で見えないほどの…

採取したドナーをどのように株分けするのか

 皆様、こんにちは前回までは植毛術でどのようにドナー毛を採取するかについてお話してきました。今回からは採取した苗をどのように育てていくか、詳しくお話してまいり…

ドナー採取の方法「FUE法」

 皆様、こんにちは前回に引き続き、ドナー毛の採取についてお話してまいります。ドナー毛を採取する方法は、前回お話した「ストリップ法」と、もう一つは「毛包単位採取…

ドナー採取の方法「ストリップ法」

 今回は自毛植毛術でどのようにドナー毛を採取するのか解説してまいります。ドナーを取る方法は大きく分けて二つあります。一つは「ストリップ法」です。頭皮を細く帯状…

植毛に使う毛を後頭部から採取する理由

 皆様、こんにちは前回からの続きです。良い田んぼが用意出来たら、次は良い苗を準備しなければなりません。細い小さな苗から、太い大きな苗は育ちません。細い毛と太い…

健康な頭皮が植毛の成功につながる

 皆様、こんにちは自毛植毛術は「田植え」に似ています。今回から詳しく解説していきます。まず、田植えで重要なのは、良い田んぼを持っていることです。田んぼの状態が…

自毛植毛術は女性の脱毛にも有効

皆様、こんにちは前回からの続きです。これまで自毛植毛の話を、男性型脱毛症の男性患者を想定して話してきましたが、もちろんこの技術は、女性のびまん性脱毛症にも応用…

「自毛植毛」が世界の植毛術の主流

皆様、こんにちは今回からは自毛植毛術の原理について詳しくお話してまいります。現在、世界で広く行われている植毛術は、自分自身の毛を、別の部位へ移植する「自毛植毛…

再びパンチグラフト法が植毛術の主流に

 皆様、こんにちは前回からの続きです。大量に高密度の毛髪を移動させて、見た目を良くする皮弁術は、一時期流行しましたが、高度な技術が要求されることと、不自然な見…

皮膚ごと髪の毛を移動させる「皮弁術」

 皆様、こんにちは前回からの続きです。パンチグラフト法の欠点を補うために、外科的な手術によって、改善しようとする方法が開発されました。それが「皮弁法」です。つ…