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  • 禁断領域解放す

    午後10時、15才息子が、突然、断捨離を始めた。 大がかりなものではなく、本棚の1角のこと。 その1角は、彼が小学5年2学期に転校して、5年生が終わって 「学校にはもう行けない」 と宣言するまでの半年間使った、教科書やノートが乱雑に、4年もの間、放っておかれていた。 子ども部屋も、子ども用勉強机もない我が家。 居間の食事用机が、子ども3人の共通の机で、居間にある本棚の1角を、子ども各々の教科書やノートを置いていた。 不登校になって以来4年、ホコリをかぶり、縦横斜めに乱雑に置かれたノート、ファイルたちを開き 「おっ、懐かしいなぁ」 「オレ、こんなこと書いてたのかぁ」 などと言いながら、禁断の領域…

  • 末っ子反抗期

    数日前から、小5息子が、1日中、機嫌が悪い。 私の顔をみると 「はっ?うるせぇ」 「なんだよ!あっち行け!」 とうとう、思春期特有の反抗期が到来したのか? 我が家は、子どもが3人いるが、15才息子と中1娘は、今のところ、こういう反抗期が来ていない。 初めてが、小5末っ子とは予想外。 しかしながら、考えてみると、彼のこのような振る舞いは、今に始まったことではない。 幼稚園時代は、幼稚園バスから降りて、癇癪を起こして持っていた荷物を道に放り投げる。 それで終わらず、履いていた靴、靴下、幼稚園の制服、帽子を脱いでは投げ、脱いでは投げ。 最後は、人通りの多い道の真ん中で大の字なって泣く彼を、端に移動さ…

  • 電話のかけ方と受話器の話

    先日、母と中1娘と一緒に、入院中の父の面会へ行った。 行きの車内で、母が 「お父さんが、携帯の使い方がわからないようで、お父さんからメールが、朝方や夜中に届くのよ」 と。 メールの通知音を消音にすればよいのではと、アドバイスしたが、母曰く、通知音は必要なのだと。 確かに、父は入院以来、認知機能の衰えが、格段に進んでいる。 父の携帯は、スマホではない古い機種のうえに、購入当時 「操作の簡単な携帯だと!?オレは、そこまで年寄りではない!!」 と言って、普通のものにした。 送られてくるメールは、病院のスタッフの方が、その日のリハビリ状況などの文面を打ってくれて、送信ボタンだけを、父に任せたよう。 入…

  • 温故知新

    小5息子が、最近、通信ゲームをするようになった。 相手は、月に1度の、子供同伴OKの不登校保護者のランチ会で、いつも会う不登校の子。 だが、息子は相手の子を 「あの子とは気が合わないんだ」 と言って、ランチ会で会っても、長いこと挨拶すら交わさずだった。 だが、そのうち少しずつ話をするようになり、気付くと隣同士に座りキャーキャーワーワー。 そんな関係の2人が、少し前に、ようやくお互いにライン交換をした。 そうして、家に帰ってから連絡をとり、お互いの自宅から、同じゲームで遊ぶように。 ゲームの詳細は分からないが、相手の子の声が、こちらにも聞こえてくる。 先日は、ゲーム上で、かくれんぼをしているよう…

  • ケンカの終わり方

    小5弟と、15才兄のケンカが、1時間以上も続いた。 きっかけは、中1妹が持っていた手作りのキット。 そのキット、作業が細か過ぎると、中1妹がギブアップして放り出したものを、15才兄が 「オレ、暇だから作ってみようかな」 と引き継いだ。 しかし、引き継いだはいいものの、すぐに 「部品が足りない」 「難しい」 と文句を言い出し、イライラ。 そのうち、傍にいた、小5弟が、そんな兄につっかかりだした。 それも、昔のケンカのことを引っ張り出し、これまでの兄の言動の、あれが気に入らない、これが癇に障ったと。 彼らのケンカの理由は、たいてい、こんな感じで弟がゴングを鳴らし、目の前の問題そっちのけで、過去の言…

  • ランドセルは、もう眩しくない

    最近、ボランティアで、子どもの見守りのようなものを始めた。 廃校舎で、週に1度、小学生を預かるというもの。 もともと、毎月開かれる、不登校児の保護者対象のランチ会の主催者が、ずいぶん前から1人でしていた。 その手伝いだ。 彼女は、前任者から、この見守りボランティア引き継いだものの、自分以外に手伝ってくれる人がなかなか集まらず。 かといって楽しみに来る子どもに 「来ないで」 とも言えないから、具合が悪くても、毎週1人で開けているという。 彼女は、見守り中、別に何をするわけでもない。 子どもたちに請われれば、一緒にゲームをしたり、お喋りをしたり。 それでも、見守る目が、自分1人なのが不安なのだと言…

  • ケーキを買ってお家に帰ろう

    まだ、小5息子が、私の実家にいたときの話。 その日は、以前から息子が大好きな、戦隊モノの映画を、2人で観に行く日。 息子の本拠地は変わったものの、父の病院へ面会に行くのに、母も一緒だったので、母の送迎時、ちょくちょく息子とは顔は会わせていた。 それでも、久しぶりの息子と2人の時間。 前日から、何となくウキウキしている自分がいる。 いつも通り、息子の好きな音楽を車内にかけて映画館へ向かい、息子が飲み物を買って、チケットを入り口で見せて、中へ。 そしていつも通り、となりの席の息子に 「映画、終わったよ」 と肩を叩かれ、私は、失神から意識を取り戻した。 「お昼ごはん、どこかで食べる?」 と、息子に尋…

  • 寝GW

    連休前日、私自身、朝から体調が、いまいち良くはないなと思った。 しかし、その日は父の入院先で、今後の父のことを、スタッフの方々と決める面談日。 父は、3月に骨折をして運び込まれた病院から、リハビリ病院へ少し前に移った。 最初の病院は、車で1時間弱だったが、転院先はさらに遠くなった。 これは、私に 「運転技術をさらに磨け!」 と、神が仰っているにちがいない!!…知らんけど。 なんてことは、実は本題ではなく、冒頭の体調不良は、時間が経過するうち、みるみる体調不良っぷりがハンパねぇ!となり。 これは頑張ってもロクなことにはならないと、過去の実体験から感じとる。 よって、その日のスケジュールを全キャン…

  • 小5息子、ばぁば宅へ行く

    少し前のこと 「オレ、ばぁばの家に行こうかな!」 そう言い出した、小5末っ子。 『ばぁばの家』 とは、車で30分ほどの私の実家。 ちなみに、只今は入院中だが、じぃじもいる『ばぁばの家』 彼のこの宣言は、昨年から何度となくあった。 その度に 「ばぁばに連絡して、いいよって言われたら、行っていいよ~」 と返したが、実行されることはなく。 これは 「行かないで!」 「寂しいよ!」 を、私に言って欲しいのかと、探りをいれたが、そうではないよう。 この行く行く詐欺?宣言が、今回は早々に、自ら連絡を入れ、瞬く間に、行くことに決まった。 それも、帰宅日未定と言う。 その後、大きなリュックに洋服などを、いそい…

  • JCとCJの非日常

    少し前に、会費を払うと、毎月運営側から適当な劇のチケットが送られてくるというものに、入会してみた。 幾分、普通にチケットを買うよりも、お得。 このサブスクに手を出した理由は2つ。 1つは、不登校だけど、外出は好き、だけど1人ではイヤな中1娘のため。 もう1つは、生粋の出不精&グータラの私が、人生初、自ら何故か急に掲げてみちゃった今年の目標 『行動範囲を広げる』 を満たすため。 特段、私も娘も劇に興味があったわけではない。 なので、運営側(AIなのかな?)が選んでくれたものを、毎度、素直に観に行くことにしている。 他人の選ぶものって、自分の選択肢にはないものがある。 『何だ、これ??』 を嫌がる…

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