前回は、お酒のラベルでよく見られる表示について解説しました。“吟醸酒ってなによ?”とその他の分類の“普通酒”でしたね。 ただ、価格帯の傾向は分かっても、一概にそのお酒の味とは 繋がらないと申し上げました。 アルコール飲料を飲んで、あるいは日本酒が少し分かってきて、自分の好きな味が自身で分かってきても、何を選んだらいいの…
さて、昨日は毎月定例の「日本酒と料理を楽しむ会 第254回」でした。 今月も蔵元を囲む形式で『萬勝』を醸す「吉田屋」(長崎県南島原)から、蔵元杜氏吉田嘉明さんにお越しいただいていっしょに飲みました。東京ではまず飲めない蔵ですが、美味しかったですよ! その感想などは、また、次回以降。 …
前回は、とんでもなく長い歴史のあるお蔵さん「須藤本家」(茨城県笠間市小原)の『郷乃誉』というブランドを紹介しました。この蔵は、歴史の長さでも際立っているのですが、1200ある酒蔵の中でも珍しい、全量 純米大吟醸しか作っていない酒蔵なのです。 純米酒しか作っていな…
前回は、2001年の2月に飲んだ大和川酒造(福島県喜多方市)の『カスモチ』を取り上げました。 そこで「蔵元を囲む」形式に、少し触れました。もう少し詳しく、この魅力について掘り下げます。 清酒の酒造会社は、世界でも最も歴史のある業種です。 400年も500年も続く企業(家業)なんて世界を見回してもなかなかないのですが、日本酒業界…
この利き酒会の生い立ちを、1〜4号で少し触れましたが、 まったくの日本酒初心者だった私が、20年間で2000種ものお酒を飲んで、少し分かってきた日本酒の味や選び方を、つれづれに書いていこうと思います。 何を飲んだか? ちゃんと記録が残っているのは、第39回2001…
再建された「新浪漫亭」は、全国の有志のひと口株主で成立つ、ちょっと変わった居酒屋でした。 経営陣も居酒屋経営の素人ならば、400人を超える株主もそれぞれ一家言ありそなくせ者ぞろいでした。 その新生株式会社設立に、5万円一口出資したのが、私の“酒ばか”人生の始まりでした。 東京在住の株主の幾人かは、積極的に運営に携わります。何せ出資の動機は、この店の営業存続。店が成立つよう、積極的にお金を落す(要は…
かつて、東京のど真ん中に『浪漫亭』というお店がありました。 私は写真を持たないので、こちらのブログから拝借します。 http://tatemonomeguri.blogspot.com/2015/02/blog-post_6.html 元は銀行として大正時代、おそらく大震災のあとに建てられた、洋館でした。 1990年代、ここは、全国から出張上京した地方自治体の職員の集う居酒屋として有名でした。昔は1泊できた東京出張、でも滅多に来ないので土地勘もない、、夜どう…
プロフィールで使っている写真は “葡萄燗”。 季節のフルーツフレッシュに、燗酒を注いだもの。いまなら(写真は)、シャインマスカット! ですが、桃でも梨でも、苺でもいいと思います。柑橘類は個人的にはどうかなと思いますが、タブーはないのでお好きにお試しアレ! 日本酒に、重く,老練なイメージがあったとしたら、きっとフルーツ燗はその思い込みを払拭してくれるでしょう。安い酒でもいいんです、甘く香り豊かな食…
タイトル、プロフィールのような、日本酒ばかりを利き酒する会を開催して、20年、毎月なので250回を数えました。今も毎月、いろんな企画で、どなたでも参加していただける緩やかな会として東京都心で開催しています。 日本酒に少し興味が湧いてきた、、というレベルの方に少しでも、より日本酒を好きになってもらえるようお役に立てたらと丸ぐことにしました。一愛好家として、業界や仕事のしがらみがない立場から、参考になる…
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