アーサー・タレル 監修・横山達也 訳・田澤恭子読書日:2025.4.30 核融合(nuclear fusion)がいよいよ実現に向けて大きく前進しており、民間企業の設立も相次いで活況を呈している状況を取材した本。 最近、核融合関係のニュースが相次いでおり、例えば中国がトカマク型で2025年1月に1億度のプラズマを1066秒維持できたと発表し、続いて2月にはフランスが22分維持できたと発表していたりする。 というわけで、核融合が実現のフェーズに入ってきたことは間違いない。単にフュージョンと言えば、最近では音楽のことではなく核融合のことを指すんだそうだ。(著者の周りだけなのでは?(笑))。 でもそ…