ほんとうの会議 ネガティブ・ケイパビリティ実践法
帚木蓬生(ははきぎほうせい) 講談社 2025.4.1読書日:2025.5.3 ギャンブル依存症には効果的な薬がなく、自助グループによるミーティングだけが唯一効果がある方法で、そのミーティングでは言いっぱなし、聞きっぱなしで、結論も要約もなしであり、この会議ではネガティブ・ケイパビリティ(答えが出ない事態に耐える力)が発揮されているとし、社会の普通の会議でも実践すべきだと主張する本。 ギャンブルにはまってしまった人の脳はギャンブル脳になってしまい、ギャンブルのためにはその場しのぎの嘘もつくし、犯罪すらも犯してしまう。このギャンブル脳をもとに戻すことは不可能で、一生抱えていかざるを得ない。その他…
2025/05/09 00:00