学校図書館だけでなく図書館というのは時々不思議なことが起きる場所のような気がします。例えば今年の4月。着任したばかりの高校の司書室にうず高く積まれていた昨年度の除籍本。ざっと見ただけでもどうしてこれを?と首を傾げたくなる本が悪くない状態で何冊もありました。
8時15分美甘章子株式会社講談社エディトリアル2014-07-08『8時15分』美甘章子/講談社 作者である美甘章子 さんは広島の被爆二世。スポーツ関連の著書もある、心理学者だ。本の内容を言葉にすれば壮絶だが、読後感は他の被爆体験本とは決定的に一線を画す。これまで読んだど
『僕は上手にしゃべれない』椎野直弥/著ざっくり書けば、吃音、という個性を生きる中学生が様々な出会いによって殻を打ち破ろうとするお話。主人公は殆ど作者自身の投影らしい。彼のコンプレックスが重く辛く、傷付きやすい心を『諦め』という重石でいかに閉じ込めてき
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