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meganesaru707
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2018/11/01

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  • トレッドミルによる歩行リハビリ(7)9~13日目 トンネルの出口が見えた

        9~14日目 トレッドミルは更に速度を落とし時速1.0kmで10分程度です。これでもたまに、話し声がしたり汗が目に入ったりして集中力をなくすと、うまくいかないことがあります。   それでも男性看護師T君のアドバイスにより前後のストレッチを倍の30分ほどかけるようになりました。   徐々に1.0kmを楽に歩けるようになってきました。この速度は、足腰の弱った高齢者より遅いくらいの速度なのですが、このスピードでゆっくり歩いていると足のつっぱり、痙性が少しづつ落ちていくのです。   後半は1.0kmから1.2km、更に1.4kmまで徐々にスピードを上げての10分歩行がこなせるようになってきました。やれやれです。長いトンネルの出口が少し見えた気がしました       それじゃ~続きはまた。

  • 重いなあ~!」思わずため息がもれました。

    その方も私と同じ左片麻痺障害者でしたが、障害の程度は相当重そうでした。肘関節も手首の関節も拘縮し、 激しく内側に曲がっていました。それだけでなく体全体も曲がっています。 歩行訓練を短下肢装具4点杖で行われているのですが、PTが後ろから体にへばりついて、前方へ移動させています。   「重いなあ~!」私は思わずため息もらしました。私が見てきた片麻痺障害者の中でも障害は大変重いように感じたのです。年齢は60代後半でしょうか、表情は無表情で、よだれを垂らされています。   ある日、その方がプラットフォーム(リハビリ用の大きなベッド)で 寝っ転がっていたことがありました。PTは、その場から離れており。横のマット・スペースでストレッチをしていた 私は、装具をつけるためプラットホームの 端に腰掛けました。 そうするとその人が私をすごい目で睨み何か言いました。 私は..

  • 慢性期になっても、障害の回復、歩容の改善はある。

    私の知人に、脳卒中片麻痺で慢性期の人が2人います。もう友人と言って良いほど頻繁に交流する仲です。   私を含めた3人の共通項は、同じリハビリ医にかかっていること、左片麻痺の慢性期であること。痙性に苦しめられたこと。従って歩容(歩く姿)の悪さに悩んでいたことです。その為ボツリヌス治療を受けていたことなどです。 一人は、脳卒中発病後10年になるKさん(70才)です。回復期病棟でご一緒でした。麻痺側の指が多少動くこともあり、CI療法、磁気治療など積極的に取り組まれました。Kさんも私と同じ視床出血だったため同じように視床痛(中枢性疼痛)にひどく苦しみました。kさんの場合は慢性期に視床痛が突然生じ(雨の日、東京で6時間外をうろうろした後)、1年近くリハビリが出来ない状態が続きました。当然痙性は進み、歩容も荒れました。最近は川平法によるリハビリを受けるため年1回入院されています。..

  • トレッドミルによる歩行リハビリ(6)7~8日目 救いの手

        7~8日目 今度は、時間をうんと短くする事になりました。一回20分を思い切って5分に短縮です。 代わりに速度を1.4kmから1.6kmに若干上げました。この日は、(1.6km✕5分)を2本何とかこなしました。   しかし、翌日、筋緊張・突っ張りは一層強まり、1.6kmを5分をやり遂げることが出来ませんでした。  いよいよこれで万事休すか!?もはや絶体絶命です。   病室に帰って、元長距離ランナーで高校駅伝の名門校出身の男性看護師T君に、わらにもすがる思いで、現在の状況を打ち明け相談してみました。彼の答えはこうでした。   メガネさん、激しい練習をしてもタイムが伸び悩むときがあります。「もうだめだと」そのまま諦める人間もいます。焦ってさらに激しい練習をして結局怪我をしてしまう人間もいます。 ここは..

  • ピア・カウンセリング その3

    ピア・カウンセリング その3 そんなビア・カウンセリングの中で私が受けている陸上競技先生のリハビリについて、ベテラン組から意見が出てきました。 E男氏(病歴7年)我々は、筋肉が弱いから歩けんのやない。頭やられたから歩けんのや。サルちゃん(私)がやっているリハビリは筋トレや。 K男氏(病歴3年)なぜあれ程歩くスピードこだわらなければならないのか?サルちゃんがやっているのは陸上の短距離練習や。私がこれまでうけてきたリハビリでは、速く歩けなどと言われたことはない。 サルちゃん(私)反復練習は大事なのでは・・・。 片麻痺障害者の初心者の私は先輩たちに対抗できる知識も経験もありません。ただ自分のリハビリが否定されたようで、それで反論を試みたに過ぎませんでした。 毎日のピア・カウンセリングを通し私は、徐々に、先輩たちの言っていることの方が正しい気がしてきました。 ..

  • リハビリ入院の一日

      私のリハビリ入院の一日をご紹介します。私はロボットリハビリの被検者として入院したわけですが、その時間は1日1時間です。普段の自主リハビリの時間に比べ半分程度ですので、リハビリ医より、リハビリ室があいている時間は、いつでも自主リハビリしてもらってもいいですという許可をいただいています。しかし、他の方がセラピストによるリハビリを受けておられますので、邪魔をしないという事を第一に心がけています。多少特殊な面があるかもしれませんが、私の入院生活の1日をご紹介します。 ーーーーーーー   5時半 起床 メールやブログ チェック、読書 低周波(病院に持ち込んでいます) 7時半 朝食テレビ 8時半 自由時間 ブログを書く 10時 リハビリ室での自主リハビリ 12時昼食 13時~16時リハビリ。うち1時間はロボットリハビリ(..

  • トレッドミルによる歩行リハビリ(5)5~6日目 天国から地獄へ

      トレッドミルリハビリの第1週で早くも著しい効果が表れ私は、天にも昇る気持ちで、嬉しくて仕方ありませんでした。 しかし「禍福はあざなえる縄のごとし」といいますか、翌週には、あっという間に天国から地獄へまっさかさまに落ちたのです。   翌週(5~6日目)になると、足が激しく突っ張り、全く前に出なくなったのです。もちろんセラピスト(理学療法士=PT)がすぐにトレッドミルを止めました。セラピストもボー然としています。   少し休んで、再チャレンジするのですが、やっぱり駄目です。   翌日は速度を1.8kmから1.4kmまで落としましたが、10分程度が精一杯です。3本やりましたが全て途中でトレッドミルを止める事態に陥りました。セラピスト(PT)も慌ててリハビリ医に相談に走りました。   もはやこれまでか!?   ..

  • 脳卒中片麻痺を生きる(3) 鶴見和子 老いや障害に対して自分の持っている可能性を引き出す

        老いや障害に対して自分の持っている可能性を引き出すということが大切 ◆私はこれを「内なる埋蔵資源」と呼んでいます。 私の場合回生していく上で、忘れていた短歌に助けられた。同時に娘時代に習った日本舞踊の稽古がリハビリを続ける時にとても有効に働きました。 踊りはアメリカ留学で中断しましたが、60を過ぎてから再開しました。 ◆リハビリは10日休んだらもう歩けなくなるほどです。だから毎日繰り返しやることは絶対条件。踊りもまた稽古、稽古の連続で同じことを飽きずに続けることが必要です。この習慣を体で身につけていたからこそリハビリを「つまらない」と考えることなく続けられたんだろうと思います 埋蔵資源のない人はは一人もいません。 ◆「埋蔵資源のない人は一体どうしたら?」、そんな人は一人もいません。   ◆私の場合、た..

  • ピア・カウンセリングその2

    ピア・カウンセリングその2 [リハビリ、入院・通所] [編集]   やがて談話室の我々の場には他の入院患者の方も集まって来られるようになりました。しかもそれは患者のみでなく、介護に訪れる家族も含めた輪になっていきました。 そんなある日、入院中にもかかわらず、このうち何組かで夜食事にも行きました。許可していただいたリハビリ・ドクターにも心から感謝いたします。 写真は2年後の同窓会(上)と、参加した仲間の女性が新聞に投稿した記事(下)です。 このイノシシ先生やリハビリドクターの様に、病気ばかりではなく我々を生身の人間としてみてほしいのです。生身の患者同士が交わることにより脳卒中の患者は、障害を受け入れ回生していくのではないでしょうか。ピア・カウンセリングを我々は無意識に実施していたことになります。 残念なことに、この中で一番若かった仲間が一番先に逝ってしまいました。本当..

  • 脳卒中片麻痺を生きる(2) 鶴見和子 歩けることの大切さ

    毎日必ず歩く練習をする ◆歩くことはリハビリの目的を満たすだけでなく、頭が活性化され仕事がはかどるという効果があります。 私がこうして 仕事を続けられるのは、国際リハビリテーション学会の会長をされていた上田敏先生のおかげなんです 。 ◆もし先生に出逢わなかったら、車椅子だけの余生を当然と思っていたでしょう 。他の先生からは「もう歩けません」と言われってましたから。 ◆それまでを障害というマイナス価値を認めた上で、努力しようと考えていたのですが 、歩けるようになって以降は、 老化や病気をもたらしたプラス価値に目が向くようになったのです。上田先生は障害を受容することで新しい価値を創造するのだとおっしゃる。 ◆ 肉体的な回生がが精神的回生につながりました 。上田先生のリハビリテーション理論は可能性の理論なんですね そ..

  • 拘縮ケアどうすればいいのか?

      これほど拘縮ケアのことを、理論的・体系的に、しかも写真と図表を多用してわかりやすく説明された本読んだのは、私初めてです。我々片麻痺障害者に重要と思われる箇所を抜き出します。 ----------------------------------------------- オールカラー 介護に役立つ! 写真でわかる拘縮ケア 作者: 出版社/メーカー: ナツメ社 発売日: 2016/09/01 メディア: 単行本(ソフトカバー) ■いつも同じ姿勢でいると特定の筋肉が抗重力筋として働き続け拘縮でしまうのです。 重力の影響を受ける筋肉は「抗重力筋」と言います。抗重力筋が緊張して全身が硬くなります。例えば寝たきりでいると、下側の筋肉が「抗重力筋」となり、短くなります。ほっておくと下側の筋肉だけが縮んで体反り返ります 。 ■..

  • 少量頻回訓練の大切さ【回生を生きるその1】

    回生を生きる―本当のリハビリテーションに出会って 作者: 鶴見 和子 出版社/メーカー: 三輪書店 発売日: 1998/05 メディア: 単行本 鶴見和子、上田敏、大川弥生の3氏の対談です。鶴見和子さんの父上(元国会議員)のリハビリを担当されていたのが上田敏先生。その縁もあり今回、鶴見和子さんのリハビリの指導をされることとなり、直接に担当医になったのがお弟子さんの大川弥生先生。という構図なのですが、正直おすすめ本に取り上げるべきかは悩みました。 上田敏先生、大川弥生先生は先進的で素晴らしい先生方です。また鶴見和子さんは、後藤新平の孫で、社会学者で歌人、大変感受性豊かで、かつ自立心旺盛な人です。上田、大川両先生の患者として正にぴったりの人です。ソフト面では理想的なリハビリ環境です。 でも私はこのよう..

  • ピア・カウンセリング その1

    私いつも当ブログ「吠え吠え」シリーズで病院関係者の方々に大変失礼ながら遠慮会釈なく吠えさせていただいております。申し訳ありません。この場をお借りしてお詫び申し上げます(たいして反省はしてませんが) もちろん尊敬すべき若い先生にも数多くお会いいたしました。代表は作業療法士のイノシシ先生です。通勤途中の峠で運転する車とイノシシが衝突事故を起こしたのでイノシシ先生。損害は先生の車のバンバーだけでした。 さて前書きが長くなりましたが、表題の"ピア・カウンセリング"です。そんな言葉・概念があることは、入院中は全く知りませんでした。   回復期の病院は医大付属病院で、関西はもとより沖縄からもリハビリ入院されていました。そんな病院で、脳卒中片麻痺で同時期に入院していた人の中で、E男さん(65才病歴7年目)K男さん65才病歴3年目)のベテラン2人に新人3人、A男さん(右片麻痺、言語の障..

  • 痙性対応策 その1

    痙性対応策 その1 痙縮を低減する。筋緊張を緩和する。皆さんも色々取り組んでおられると思います。 私も、ストレッチ、鍼灸・マッサージ、ボツリヌスと色々やってきました。 今回ご紹介するのは、通所リハビリでセラピストさんから教えていただいた方法です。 写真の様にバスタオルを丸めこれを背中に寝っ転がるだけ。私の体重でいたく変形していますが、本来の形状は〇です(-_-;)  腰痛対策で枕はした方がよいそうです。     初めは体が安定しませんが、直ぐになれると思います。 時間は数分でよいとのことですが、私は音楽を聴きながらうとうと30分くらい寝ていることもあります。 リハビリ散歩の後など、この方法で寝っ転がるのですが、少なからぬ効果を感じています。

  • 脳卒中ラジオ ピアカウンセリングを推す理由

    ? An episode of 脳卒中ラジオBy 澤本洋介@長老大学脳卒中当事者としてピアサポートに取り組んでいる福島とみおさんと、デイサービス長老大学代表の澤本洋介がお送りする脳卒中ラジオです。www.chouroudaigaku.com/ ? ? [>]を押してリスニング開始してください

  • ふくらはぎ筋肉のストレッチ

    ふくらはぎ筋肉のストレッチ   私は麻痺により麻痺足関節の背屈(足先を上に持ち上げる)がだめ、膝を曲げることもできません。これを動かす筋肉も使ってなということです。 そのため拘縮を防ぐためには関節可動域訓練や筋肉へのストレッチは重要となります。足首、膝に大幅な改善が見られない限り一生続ける必要があると思っています。   ふくらはぎの筋肉は下腿三頭筋です。これは図の様に腓腹筋とヒラメ筋で構成されています浅い、深い(インナーマッスル)という位置の違いのみならず膝関節をまたぐか、またがないかがという違いもあります。 腓腹筋 ⇒ 二関節筋(膝関節をまたぐ) ヒラメ筋 ⇒ 単関節筋(膝関節をまたがない)   話がややこしくなりそうなので、簡単にまとめます。 ふくらはぎの筋肉は「膝関節屈曲」させることと「足関節底屈(つま先を下げる)」することに関係するということです。 また「..

  • 「働き盛りの自営業者が倒れた時」

    当ブログで、何度かご紹介させていただいている福島とみおさんへのインタビューです。 「働き盛りの自営業者が倒れた時」 福島さんは動画で拝見すると、たいへん穏やかなお人柄のようにお見受けするのですが、流転の海を泳ぎ切る素晴らしい行動力をお持ちだったのです。感銘を受けました。

  • トレッドミルによる歩行リハビリ(4)2~3日目

      二~三日目早くも著しい効果が表れ始めました。   更に時速を1.8kmまで上げ、 20分を2本です。これが終わるともう頭がフラフラで立っているのがやっと。その後の理学療法士の卵の実習生によるストレッチを15分程度受けるのですが、そこまでは前日同様セラピスト(理学療法士)に支えられ何とかベッドまで移動しました。 このストレッチが終わる頃に、ようやく頭も正常に戻り。杖で歩き始めました。   しかしこれが驚くほどスムーズに歩行出来るのです。   その時、1年前のロボットリハビリ入院時に知り合った同病者を、リハビリ室のすみに見かけ、そのままそこまで歩いて行ったのですが、その知り合いが目を丸くしています。「メガネさん真っ直ぐ普通に歩いているやん!」と驚きの声をあげました。   自分でも本当に驚きました。たった2~3日でこ..

  • 古武術家_甲野善紀_カラダ革命_aac

    身体の使い方はいろいろある。力の抜き方も。常識にとらわれない。 教わることで不自由になる。見えなくなることもある。 身体の動きは同時並列的。 こんなこと研究してくれるセラピストいないかなあ。

  • 前向きになるために必要な

    ケイソンの「チンさん」のお話です。いつも論理的でわかりやすく話していただいています。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 僕は19歳のときに事故で障害を負い、数年はやさぐれた生活を過ごしていました。笑 でも今はあのときの事故があったからこそ今の自分があると思っています。今回は前向きな考えになるまでに僕が取り組んだことについてご紹介します(*^^*)

  • トレッドミルによる歩行リハビリ(リハビリ入院ー3)初日

      トレッドミルによる歩行リハビリがいよいよ始まりました。 今回の入院では、ロボットリハビリの有用性を証明するためロボットリハビリ(写真左)と、トレッドミルでリハビリ(写真右)する人間を2つに分けにデータを取ります。どちらを選ぶかは公正を期するために抽選になります。 私は抽選でトレッドミルになりました。前回はロボットで、今回はトレッドミルを希望していましたので、ラッキー!良い方に当たったと思いました。 初日は時速1.6 km を20分、小休止を挟んで2本やりました。普段歩くスピードより多少早く感じます。距離に換算するとは1.0kmになります。 前回のロボットは、同程度のスピードで、最初は一日450m程度(150m✕3本)でしたので倍以上の距離を歩いたことになります。ロボットの場合は麻痺足の膝も曲げてくれて脚も前に引っ張ってくれます..

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