ワンフォルム・ワンモーションというコンセプトは、建築の形をできるだけシンプルに統一しながらも、その中に風や光、そして空気の流れを巧みに設計に取り入れることで、単なる箱型とは一線を画したデザインを考えてみたい。シンプルなフォルムはコストを抑えるだけでなく、人の動線や使い勝手に配慮した「動き」を生み出します。結果として、過ごしやすさと美しいデザインの両方を高い次元で実現した住宅となるのです。僕が提案する「ワンフォルム・ワンモーション」の住宅は、見た目の美しさだけではなく、空間を豊かにする「動き」を感じられる空間設計を目指しています。