chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • ネットに掲載しない、家づくりの本当の話

    断熱材の厚み、その理由。気密測定で実証される性能値。そして、CGやVRを駆使して設計された空間が、実際にどう感じられるのか。それは図面やスペック表だけでは、決してわかりません。見学会では、家づくりの現場でしか語れないリアルな話をお伝えしています。建築家がどんな視点で設計し、現場がどれだけ丁寧に積み上げているのか。その「答え」を、ぜひ現地で感じてください。

  • 変化と進化。電気使用量50%削減した家

    1年点検で「静光居」を訪れました。 設計当初から、自邸よりも電気使用量が少なくなることはシミュレーションで把握していました。 けれど今回、1年分の電気使用量を実際に確認してみると、自邸と比べると暖房期で約50%の削減という明確な結果に さらに、太陽光パネルによる発電量と、年間の電力使用量がほぼ同じということもわかり、「ZEH+住宅」の真価をあらためて体感しました。自邸を建てたのは約15年前。自邸は次世代省エネルギー基準性能認定を受けましたが、低炭素認定住宅の「静光居」は、すべてを超えていました。自邸完成15年、変化と進化を詳しくはウェブサイトで、、、とはなりません!断熱性能や電力量数値、気密工事のコツなどは直接対話で質問にお答えしますね。詳しくは、建築設計相談会で

  • 【静光居】自然光と高性能が融合した家づくり

    1. はじめに:未来を見据えた家づくり「家づくりには性能とデザイン、どちらが重要か?」この問いに答える一つの形が、キタザキアーキテクツの設計による『静光居』です。静光居は、見た目の美しさと住む人の暮らしやすさを兼ね備えた、まさに未来を見据えた住宅です。今回は、静光居の設計に込められた意図や、こだわりのデザイン、そしてその性能の特徴について深堀りしていきます。2. 光の取り入れ方が生む、心地よい空間静光居の設計で最も特徴的なのは、自然光の取り入れ方です。家の中に光がどう差し込むか、昼と夜、季節ごとにどんな光の変化があるかをシミュレーション。3Dで光の入り方を計算し、最適な窓の位置や大きさを決定しました。この計算された光は、住む人に心地よい空間を提供します。自然光のやわらかな変化を感じながら、日々の暮らしが豊かに彩られるのです。3. 高性能×デザイン:家の“中身”と“見た目”の両立静光居の最大の強みは、高性能な住宅でありながら、デザイン性にも妥協がない点です。「寒冷地仕様」や「高気密高断熱」など、性能面では最新の基準をクリア。UA値0.27、C値0.15といった数値は、北海道の厳しい冬でも

  • 函館の絶景を暮らしに取り込む──建築家住宅『ゼッケイハウス』

    函館市西部、雑木林に包まれた高台に佇む『ゼッケイハウス』​その外観は控えめでありながら、室内に足を踏み入れると、函館市内を一望する絶景が広がります。​リビング、キッチン、浴室、寝室—どの空間からも、この眺望を楽しむことができます。薪ストーブの温もりを感じながら、キッチンで料理をし、夜は函館の夜景を眺めながらくつろぐ。​『ゼッケイハウス』は、日常の中に非日常の風景を取り入れた、特別な住まいです。

  • 函館の絶景を望む家

    函館の絶景を望む家|雑木林に包まれた建築家住宅|キタザキアーキテクツ設計函館山の麓、雑木林に包まれた高台に佇む建築家住宅 設計は、北海道・函館を拠点に活動する「建築設計 キタザキアーキテクツ」 この住宅は、街を一望できる眺望と、自然と調和する佇まいを両立しています。 薪ストーブがある土間空間、大きな窓からは四季を感じる開放感ある暖かな暮らし北海道・函館の魅力を建築で体現した一軒を、ぜひご覧ください。

  • 物語:時間がかかる理由

    建築家との家づくりってメンド―だと思いますよね、、、たぶん、僕と創る家づくりの場合クライアントは、こんな風に思ってるのかな?ストーリー仕立てにしてみた。「思ったより、時間かかるね。」VRで仕上がりイメージを見終えたあと、彼がぽつりとつぶやいた。たしかにその通りだった。建築家との家づくりは、想像していた以上に打ち合わせが多くて、決めることも多い。間取り、素材、設備、日当たり、風通し…ひとつずつ丁寧に話し合いながら進めていく。正直、タイパはよくない。週末は、ほぼ家のことに使ってるし頭も使う。でも、その分だけ深く暮らしと向き合えている感じがある。最初は「デザイン重視」で建築家にお願いしたんだけど、進めていくうちに気づいた。本当に大事なのは、見た目だけじゃなかった。「この間取りのままだと、地震のときにちょっと弱いんです」「断熱性能を上げると、冬の暖房代が違ってきますよ」そうやって、建築家は見えない部分まできちんと考えてくれる。構造計算も、省エネ設計も、デザインと一緒に両立してくれる。普通に考えたら別々の専門家がやるようなことを、全部まとめて相談できるのは、すごく心強かった。CGとVRで空間を確

  • 建築家が隣に建てた、もうひとつの物語──クリハウス

    建築家が隣に建てた、もうひとつの物語──『クリハウス』「ここに家を建てよう」と思った日、そこには一本の栗の木がありました。季節ごとに表情を変え、静かに時間を刻むその木の下で、この家の物語が始まりました。『クリハウス』は、建築家が自身の自邸『サクラハウス』の隣に建てた、もうひとつの住まい。自分の家を通して見つめてきた暮らしのかたち、その集大成としてこの家は生まれました。設計でまず大切にしたのは、そこにすでにある風景を壊さないこと。大野川の流れ、桜の枝ぶり、そして栗の木。それらが自然に溶け込むように、建物のかたちや配置を丁寧に考えました。春にはバスルームから桜を眺め、夏には風を通すテラスで過ごし、秋には栗を拾い、冬には白く染まった景色をリビングから静かに眺める──。この家は、**「自然と一緒に暮らす」**ことを、心から楽しめるよう設計されています。『クリハウス』は、ただの家ではありません。この土地、この木、この光と風の中で、新しい物語が始まる場所です。ご家族のための世界にひとつだけの暮らしを、私たちと一緒に描いてみませんか。

  • 個性的すぎるかもしれないと思っていたけど

    「ちょっと個性的すぎたかな」そう思っていたインテリアデザインまさか、それがタイルメーカーのカタログに載るなんて、、、正直、驚いた。自分では“やりすぎた”と思っていたけど、他の人には“面白い”とか“新しい”に見えたらしい。自己評価と他者評価って、本当に違う。だからこそ、「これはどうせ伝わらないかも」って引っ込めずに、一度、外に出してみるのも大事なんだと思う。ちょっとだけ、自分のセンスを信じてみようかなって思えた出来事だった。

  • 空間そのものがアート

    『空間そのものがアート』 建築家の感性が息づく邸宅で、五感が目覚める特別なステイ体験を。空間の質にこだわるあなたへ 素材、光、余白——建築家が丁寧に設計した住まいで過ごす、静かな贅沢函館『時のたつままに』

  • エアコン暖房の可能性と住まいの進化

    新築から15年が経ち、当初はエアコンを設置するつもりはありませんでした。というのも、当時の夏の暑さは湿度がそれほど高くなく、我慢できるレベルだったから。しかし、最近の夏の暑さは湿度を伴い、生活環境として非常に厳しいものとなってた。また、エアコンの性能が年々向上し、冷房だけでなく暖房としても十分に活用できるようになってきたことから、導入を考えるようになりました。実際に、最近自分が設計している住宅でも、エアコン暖房を中心に暖房計画を立てることが増えています。今回、自宅にエアコンを導入してみて感じたことがあります。それは、暖房時の立ち上がりが非常に早く温風が出て、住宅の高い気密性能や断熱性、そしてトリプルガラスによる高い省エネ性能との相乗効果で、部屋全体がすぐに暖まり、その暖かさを保つために必要な電力量も少なくて済むということです。一方で、セントラルヒーティング方式のパネルヒーターには、立ち上がりがゆっくりである分、温風とは違う穏やかな暖かさが持続するというメリットもありますが、その分エネルギー消費量が多くなるという点で、比較する良い機会になりました。今後、さらにエアコンの性能は進化していく

  • “こうあるべき”を手放すと、暮らしは自由になる

    家づくりには「こうじゃなきゃいけない」という思い込みがたくさんあります。たとえば、「耐震性を高めるとデザインは制限される」とか、「省エネのためには窓を小さくしなきゃいけない」とか。でも実は、その“当たり前”を少し疑ってみることで、新しいアイデアやより良い暮らし方が見えてくることがあります。構造や性能をしっかり考えることで、安心だけでなく、美しい空間や心地よさも手に入れることができる。これまでとは違う視点で見てみることで、家づくりの可能性はぐっと広がります。「我慢する家」ではなく、「もっと心地よく、もっと自由に暮らせる家」へ。その第一歩は、“今までの常識”を少し疑ってみることかもしれません。

  • 耐震等級3、デザインの可能性を広げる

    『耐震等級3を許容応力度計算でクリアする』って聞くと、デザインの自由がなくなると思う人もいるかもしれません。でも、僕はそうは思いません。しっかりとした構造設計を前提にすることで、むしろ安心して自由な発想ができるんです。強さをちゃんと考えるからこそ、生まれる美しさや工夫がある。構造を“制限”じゃなく、“土台”としてとらえると、家づくりがもっと面白くなります。

  • エコな家は、開放的で心地いい

    省エネ性能を高めると、家のデザインや開放感が犠牲になるんじゃないか——そんなふうに思われることもあります。でも、僕はそうは考えていません。しっかりとした設計と工夫をすれば、高い断熱性能を持ちながら、開放的で気持ちのいい空間をつくることができます。例えば、高性能な樹脂製トリプルガラスを使えば、大きな窓でも外気の影響を受けにくく、冬でもぽかぽか。断熱材の種類や厚みも、コストに合わせて調整しながら最適な性能を出すことができます。さらに、気密性をしっかり高めることで、冷暖房の効きもよくなり、夏も冬も快適に。実は、大きなコストをかけなくても、職人さんの技術や丁寧な施工でこうした性能は十分に実現できるんです。つまり、省エネを大事にする家は、ただ「エコ」なだけじゃなく、「快適」で「自由なデザイン」ができる家なんです。

  • 踏むたびに、音のない答え

    春のはずなのに、心も体もまだ冬を引きずっている。雪も、新緑もない。4月初旬の空気は、思いのほか冷たい。エアロロードで風を切るスピードは、むしろその冷たさを際立たせる。だから今は、MTBに乗る。速度を求めるのではなく、バイクそのものと向き合う時間。スピードよりも、コントロール。目的地よりも、感覚。不安定な地面でバイクを操ることで、心もまたバランスを取り戻していく。季節の変わり目は、人生の節目に似ている。焦って進まず、立ち止まって技術を磨くことで、また先に進む準備が整う。すべては、より遠く、より自由に走るために。

  • 50年先も価値が残る、北海道の建築

    構造計算と省エネ設計をベースに、北海道の厳しい自然環境に対応した高耐久・高性能な建築を実現 深いひさしが夏の強い日差しを遮り、大雨や積雪から建物と暮らしを守る。外壁や開口部の配置は自由度が高く、用途や暮らし方の変化にも柔軟に対応可能。『長期ローンにも応える、強くて柔軟な設計』 50年という長期ローンにも応えうる「長く住み継げる建築」として、将来的な売却や用途変更にも対応できる価値ある空間を提案します。

  • 設計料の価値とは?

    私たち建築設計者が行っているのは、ただ図面を描くだけの仕事ではありません。構造の安全性を確保するための構造計算、エネルギー効率を高めるための省エネ計算加えて、VRやCG、BIMなどの先進技術を取り入れ、空間の完成イメージや情報の共有をより分かりやすく、正確に行えるよう、日々技術を習得し、自分自身のスキルを高めています。現場では、図面通りに建物がつくられているかを確認し、クライアントへ適切に報告。設計段階で想定した建築性能が、実際の空間として確実に実現されるよう、責任を持って監理を行います。最終的に私たちが目指しているのは、安心と快適、そして感動のある建築空間をクライアントに提供することです。そのすべての工程と責任を担ったうえで、ご提示しているのが「設計料」です。設計料とは、単なるコストではなく、価値への対価です。 私たちは、安易な値下げではなく、誠実な仕事の質で選ばれる存在でありたいと考えています。

  • 建築家とつくる、新しい価値観

    『建築家とつくる、新しい価値観の住まい』​建築家自身が、構造計算による耐震等級3の実現、ZEH基準に基づく省エネ計算までを丁寧に行うことで、あなたに寄り添った安心で心地よい空間をかたちにしていきます。 『デザインと性能』を両立する方針のもと、生まれてくるのは『次世代に向けた新しい価値観の共創』​​そんな発想から、これからの建築をもっと豊かにします。​

  • 三位一体で築く、本物の建築

    理想の建築は、ひとりの力では成しえません。クライアントの想い、建築家の構想、そして職人の技術。この三者が真に一体となったとき、建築は単なる“モノ”を超え、“意味”を持ち始めます。クライアントが抱く「こうありたい」という想いは、建築の原点。建築家はその想いを形にするために、空間を設計し、未来を構想します。そして、現場で働く職人たちが、その図面に命を吹き込み、確かなかたちへと昇華させていくのです。対話し、理解し合い、尊重し合う。そこに生まれる信頼と連携こそが、揺るぎない建築を支えています。三者が共に歩み、共に築くことでしか生まれないものがある。私たちはその「三位一体の建築」を大切にしています。三位一体で築く、本物の建築それは、機能や美しさだけでなく、そこに関わるすべての人の想いが宿る、唯一無二の空間です。

  • 「自分軸」と「自分基準」のバランス

    建築デザインを提案する際、「自分軸」を大切にしつつ、「自分基準」を押し付けない姿勢を持ちたい。「自分軸」とは、自分の価値観や経験に基づいた独自の視点を持ち、デザインに一貫性や個性を与えることです。これにより、作品には他にはない魅力が生まれ、デザイナーとしてのアイデンティティが確立されます。一方で、「自分基準」を強要してしまうと、クライアントやプロジェクトの特性を無視し、自己満足のデザインになりかねません。デザインとはクライアントの要望や社会的背景を受け止め、共感し、共創していくプロセスです。そのため、デザイン提案では「自分軸」を保ちながらも、あくまで「基準」はクライアントや地域性、用途に合わせて柔軟に変えることが重要です。対話を重ね、相手の価値観を尊重しながら提案を進めることで、自身のクリエイティビティとクライアントの想いが調和した、真に価値ある空間を生み出すことができるでしょう。

  • 評価されるデザインと独自性のジレンマ

    「売れる=わかりやすいデザイン」で勝負することが現実的に思える。しかし、それだけではデザインの独自性が薄れ、どこかで見たようなものになりがちです。一方、「一般ウケしない」ことを承知でオリジナルを貫くと、ニッチな需要に特化し、その分野での唯一無二の存在感を確立できるかも。売れるデザインを目指すのか、独自性を貫き通すのか、その軸を明確にすることが重要です。たとえば、プロジェクトによって「わかりやすさ」と「独自性」を使い分けるのも、一つの方法です。クライアントに合わせてアプローチを変えつつも、自分自身のデザイン哲学を持っていることが、長期的なブランド価値を築く上で欠かせません。独自性を尊重しながらも、もう少し「わかりやすさ」を意識するバランス感覚が、これからの展開において鍵になるのかも。「普通じゃない」からこその魅力がある。大衆受けしないからといって、評価が低いわけではないかも。むしろ、他と違うからこそ選ばれている部分も多いだろう。 デザインの方向性を絶えず変えるのではなく、その独自性をもっと自信を持って打ち出すことが、次のステップに繋がると考えたい。

  • 評価されるデザインに乗るか?

    『見慣れたデザインの方が評価高いよね?』確かに見慣れたデザインの方が評価が高くなる傾向があります。なぜなら、多くの人が「安心感」や「分かりやすさ」を感じやすく、過去の成功事例や実績があるデザインは評価基準が確立されているからです。既存の評価軸に乗りやすいため、クライアントや一般の人々にとって受け入れやすく、結果として評価が高まるのは自然な流れです。一方で、新しいデザインや個性的な提案は、その独自性ゆえに理解されるまでに時間がかかることが多く、評価が定まらないまま終わるリスクもあります。特に保守的な考え方が強い場面では、新しいものに対する警戒心や拒否感が強く、評価されにくいのが現実です。ただし、デザインの評価には「時間」が影響することもあります。革新的なデザインが当初は批判されても、時が経つにつれてその価値が再評価され、やがてスタンダードになるケースも少なくありません。オリジナリティを重視することで、長期的な評価を獲得できる可能性も秘めています。デザインにおける評価が「今」なのか「未来」なのかを見据えながら、バランスを取る必要がありそうですね。どちらを重視するかは、デザインの目的やプロジ

  • 評価とオリジナリティの狭間で

    「見慣れたデザインを提案して双方が安心するよりも、クライアントだけのためのデザインを考え、『まだ見たことのない』デザインを提案することに意義がある。見慣れたデザインは、確かに評価されやすく、誰もが安心感を抱く。しかし、その一方で、オリジナルを追求することで、唯一無二の価値を持つ空間が生まれる可能性がある。評価されないリスクを恐れて、安定したデザインに寄りかかるのか?それとも、クライアントの個性を最大限に引き出し、新たな価値を生むために、未知のデザインに挑むのか?その葛藤がある。しかし、本当にクライアントのためを思うならば、既存の枠に収まることなく、挑戦的なデザインを提示する勇気が必要ではないだろうか。見慣れた安心感と、まだ見ぬ可能性。その狭間で揺れ動きながらも、デザイナーとしての信念を持ち、クライアントだけのための空間を創り出す道を選びたい。

  • 次世代に向けた建築設計の視座

    1. 自然と調和する建築 – 環境との共生 • 持続可能な建築デザイン(ZEH、パッシブデザイン、自然素材の活用)2.住まい手の個性を映す空間 – パーソナライズされたデザイン • 趣味やライフスタイルを反映する家づくり(アトリエ付き住宅、多用途空間)3. 機能性とデザインの融合 – 使いやすく美しい建築 • シンプルで無駄のない開放感を生むデザイン(高天井、大きな窓、視線の抜け)4. コミュニティとつながる建築 – 共有と交流のデザイン • 家の外部を開くことで地域とつながる • 住宅地と自然をつなぐ新しい住まい方 • 人と人が自然に集まる場所づくり(カフェのようなリビング、開放的な玄関)5. 高性能住宅による快適な暮らし – これからの住宅の在り方 • 圧倒的な断熱・気密性能でエネルギーロスを恐れない(トリプルガラス、外断熱) • 災害に強い家づくり(耐震等級3、BIMを活用した精密な構造計画) • 最新技術を取り入れたスマートハウス(IoT、AIによる最適な室内環境)

  • カタログ掲載 躍動するタイルアート

    タイルメーカー『名古屋モザイク工業』公式カタログ「2025~2026年版」に掲載されました。ヘキサゴンタイルの形状と柄、色合いを生かした空間づくりを、若手職人の熱意ある手仕事による、躍動するタイルアートです。タイル一枚一枚の柄と色合いを選別しながら、丁寧に貼り上げた職人技が空間全体に心地よいリズムをもたらします。その繊細な配置とダイナミックな動きが織りなすアートが、訪れる人々の心を引き込み、 見るたびに新たな発見を与えてくれます。デザインと手仕事が響き合い、空間がまるで音楽のように動き出す。その美しさが認められ、最新カタログに掲載されることとなりました。この特別な機会を糧に、さらなる創造と挑戦を続け、感動を生む建築を追求します。

  • 凛と佇む家

    鋭角に空を切り取る屋根が特徴的な『樹間の家』建築家自邸から徒歩1分の場所に建つ。建物全体が自然の風景に溶け込みながらも、屋根の強い存在感が周囲の緑とコントラストを生み出し、周囲の街並みに新たなリズムを刻みます。トップライトから差し込む光は、趣味室に豊かな明かりで満たすリビングからは手入れされた広大な庭の四季折々に変化する風景を眺める

  • 4月1日の『日の出』

    紅葉の見頃が終わり、ラストパウダーだった3月30日で僕の冬が終わった、、、楽しいこと、悲しいこと、、、色々あって、とても長い冬だった

  • 普段の風景

    スキーシーズンが終わり、スキー板を眺めながら仕事4月からは、本格的な屋外でのロードバイクシーズン

  • 建築家自ら構造計算する時代

    近年、耐震性とデザイン性の両立が求められる中で、建築家自身が許容応力度計算を用いて『耐震等級3』の設計を行うことが、新たな建築の可能性を広げている。従来、構造設計は専門の構造設計者に委託するケースが多かったが、建築家が自ら構造計算を手掛けることで、設計意図をより精密に反映でき、自由度の高い空間構成が可能となる。許容応力度計算は、建築物の各部材にかかる応力を詳細に解析し、安全性を確保する計算手法である。この手法を駆使することで、耐震等級3の高い安全性を確保しながら、より大胆なデザインや開放的な空間設計を実現することができる。例えば、広がりのある吹き抜けや大開口部を取り入れつつ、構造バランスを維持する設計が可能となる。また、建築家自身が構造計算を行うことで、意匠と構造の整合性が高まり、無駄のない洗練されたデザインが実現しやすくなる。従来の耐震設計では、デザインと構造の折衝が課題となることが多かったが、建築家が構造を理解し、柔軟に設計へ反映できることで、より一体感のある建築が生まれる。

  • 未来志向の建築家像

    「BIM×省エネ設計×構造計算」を軸にした設計手法の確立という方向性は、これからの建築家として非常に理にかなっていると思う。ただし、その方向性をどう発展させ、実績として示すかが成功の鍵になる。デジタル技術の活用(BIM) • 建築業界全体でBIM導入が急速に進んでおり、DX(デジタルトランスフォーメーション)の一環としても注目されています。 • 特に日本では、今後BIM対応が標準化していく動きが強まっているため、この手法を持つ建築家は競争力があります。サステナビリティ対応(省エネ設計) • 脱炭素社会を目指す政策が強化され、建築物のエネルギー効率向上が求められています。 • ZEH(ゼロエネルギーハウス)や省エネ基準対応の設計技術を持つことは、今後必須となる要素です。災害対応力の強化(構造計算) • 特に日本では、耐震性能が求められるため、許容応力度計算による構造計算『耐震等級3』の実績に強みを持つことでクライアントに「安心」を提供できます。 キタザキ アーキテクツは、「BIMを駆使して、環境配慮と構造安全性を両立する建築家」

  • 遊歩道沿いの家

    建築家として自身の自邸を構えた後、遊歩道沿いに2棟の家を設計することとなった。特に意図したわけではなかったが、気づけば15年の歳月をかけ、建築への思いを共有できる建て主に恵まれてきた。それぞれの住まいが個別の物語を持ちながらも、共通する価値観のもとで生まれた空間は、時の流れとともに深い結びつきを育んでいる。遊歩道を行き交う人々の風景の一部となりながら、この場所は単なる住まいの集合ではなく、建築を通じた対話が豊かな関係性を築く『道沿い』となった。

  • 心地よいリビング空間のつくり方

    リビングの広さは、単に畳数の大きさだけで決まるものではないですね。空間にゆとりを生み出すためには、視線のヌケ、大きな窓、高い天井、そして壁や床の素材といった要素が重要となる。まず、視線のヌケを意識することで、物理的な広さ以上の開放感を生み出す。隣接する部屋とのつながりや、屋外への視線の延長を意識した設計により、空間に奥行きを感じさせることができる。特に、窓の配置が重要であり、外の景色を巧みに取り込むことで、視線が遠くへ抜ける設計がリビングに心地よい広がりをもたらす。さらに、大きな窓は、ただ開口部を広げるだけでなく、自然光をたっぷりと取り込み、時間とともに変化する光の表情を室内に映し出す。開放感と温かみのある雰囲気を両立させるためには、高断熱性能を備えたトリプルガラスの窓を採用し、冬場でも心地よく過ごせる環境を整えることが大切だ。高い天井は、空間にさらなる開放感を与える。3M前後の天井高を確保することで、圧迫感を軽減し、空間全体にゆとりをもたらす。特に、天井を木の打ち放し仕上げにすることで、素材の温もりと自然の質感を感じられる空間が生まれる。また、壁や床の素材もリビングの印象を大きく左右

  • キタザキが描く未来の建築

    1. 自然と調和する建築 – 環境との共生 • 持続可能な建築デザイン(ZEH、パッシブデザイン、自然素材の活用)2.住まい手の個性を映す空間 – パーソナライズされたデザイン • 趣味やライフスタイルを反映する家づくり(アトリエ付き住宅、多用途空間)3. 機能性とデザインの融合 – 使いやすく美しい建築 • シンプルで無駄のない開放感を生むデザイン(高天井、大きな窓、視線の抜け)4. コミュニティとつながる建築 – 共有と交流のデザイン • 家の外部を開くことで地域とつながる • 住宅地と自然をつなぐ新しい住まい方 • 人と人が自然に集まる場所づくり(カフェのようなリビング、開放的な玄関)5. 高性能住宅による快適な暮らし – これからの住宅の在り方 • 圧倒的な断熱・気密性能でエネルギーロスを恐れない(トリプルガラス、外断熱) • 災害に強い家づくり(耐震等級3、BIMを活用した精密な構造計画) • 最新技術を取り入れたスマートハウス(IoT、AIによる最適な室内環境)

  • 自然とつながる心地よい暮らし

    春の訪れと共に、改めて冬を快適に過ごす空間について考える。冬の寒さに対して縮こまるのではなく、開放感のある設計によって、自然と調和しながらも快適によく過ごす居住空間を実現することが理想。大きなトリプルガラスの窓で、自然光をたっぷりと取り入れ、屋外の風景をダイナミックに切り取る。天井高さ3M前後確保して、構造材を見せることで森の中にいるような感覚を演出。 素材の持つ温もりと自然の質感が、冬の空間に安らぎを感じる。

  • 畳の温もり、やすらぎの空間

    日常の中に、ほっと心が和むひととき モダンな空間さりげなく設けられた畳のスペース 畳の香りがふわりと広がり、自然と背筋が伸びる心地よさを感じさせます。リビングの一角や窓辺の小上がり、寝室の隅に設えた畳の間 クッションを置いて足を伸ばし、庭の木々を眺める寛ぎの場になります。 読書をしたり、お茶を楽しんだり、時にはうたた寝をしたり、、、、 畳の温もりが、日々の暮らしに静かな癒しをもたらします。

  • ワクワク空間の追求

    「ワクワク」は、暮らしの中にあります。 空間はもっと自由でいい。 もっと自分らしくていい。 誰かのためじゃなく、「私のため」のデザインを。 自分らしさを追い求めた先に、本当のよさがきっと見つかる

  • 迎え灯の家(むかえびのいえ)

    夕暮れ時、やわらかな明かりがふんわりと灯るこの住まいは、帰宅する人々をあたたかく迎え入れる“光の玄関口”です。外観はシンプルながら、窓から漏れる光が暮らしの豊かさを感じさせ、街並みにもやさしい表情を添えます。一日の終わりに心地よく包まれるような帰宅体験を演出するため、照明計画は光の質と配置にこだわり、家族を迎える空間としての安心感とぬくもりを大切に。家は、ただ「住む」だけでなく、「帰ることが嬉しくなる場所」

  • 育まれる街並み

    『界隈』が醸成される。自邸完成から15年、『クリハウス』『ヌプハウス』と道沿いに2棟の住宅が完成し、不思議な『縁』が重なり僕の設計による街並みが自然発生的に『界隈』を醸成。3棟が道沿いに並ぶ風景を15年前には想像すら出来なかったのですが、不思議ですよね、『縁』ってここに住むことが人生で決められていたのかな、、、と感じています。『クリハウス』『ヌプハウス』に住む子供たちが道端で会話している姿を今朝眺めていたら、『僕の仕事』って街に会話を生み出してるな、、としみじみ感じました。春ですね。

  • ゲレンデに降る名残雪

    春の気配がそっと忍び寄る山の空に、名残雪が舞い降りる。白銀のゲレンデには、もう冬の賑わいも少しずつ静まりはじめ、やわらかな陽射しが雪面に淡い光を落としている。空から舞う雪は、どこか優しく、どこか寂しい。もうすぐ終わりを告げる季節を惜しむように、風に乗ってふわりふわりと、静かに舞い降りる。スキーの跡も、誰かの笑い声も、この雪がそっと包み込んで、一瞬の美しさだけを残して消えていく。冬と春のはざまに訪れる、束の間の静けさ。名残雪はまるで、思い出のように、心の奥にそっと降り積もる。

  • 裏蓋に刻まれた信頼

    1年以上動かず棚に置いたままにしていた腕時計10年以上使用していて、様々な建築現場を共にした小傷の多い腕時計ですが、動かなくなったのをきっかけに腕に嵌めることなく過ごしてましたが、なんとなく動かない時計を置きっぱなしにしておくのは気が引けて、電池交換にお店へ以前から近所にある時計屋さんに電池交換を行っているので、久々に訪問。以前にも電池交換している旨を伝えると、『時計の裏蓋に交換時期記載してあるから見てみるね』との事。おお!感動!高価な時計でもないし、電池交換だけしかお願いしてないのに素晴らしいお仕事をされる方理由を聞くと、『交換してもすぐに動かなくなる不良品の電池の場合もあるからその時は無償交換してるんだよ』って、なんと丁寧な仕事への向き合い方学びましたよ。仕事への姿勢を!電池交換して動き出した時計を眺めて、腕に嵌めて仕事していると『時が動き出し、風が流れ出した』清々しい気持ちに変わりましたよ。

  • オープンハウス

    『デザイン』・『許容応力度計算による計算による耐震等級3』『断熱等級6以上』3つの高次元でバランスさせた建築設計事務所です。性能もデザインもあきらめたくない建て主の皆様、設計相談お待ちしております。お気軽に予約を

  • 包まれたひととき

    広がりのあるサロン空間の中に、そっと点在する小さな“居場所”たちオープンで心地よい空気感を保ちながらも、それぞれがゆるやかに仕切られたパーソナルな空間は、お客様にとっての“小さな個室”のような存在です。 カットスペースやシャンプーブース、カウンセリングコーナー——それぞれが独立しすぎず、けれど確かに包まれている安心感をもたらすことで、サロン全体がリズムを持って広がります。まるで空間の中に丁寧に織り込まれた“繭”のように、小さな空間はお客様を優しく包み、心を解きほぐす特別な時間を演出します。プライベートと開放感がバランスよく共存することで、訪れるたびに“自分だけの場所”として感じられる、そんな居心地のよさを目指しました。

  • 掲載です

    名古屋モザイクウェブサイトに、『エスマルタード』使用した施工写真が掲載されました。 素直にうれしいですhttps://www.nagoya-mosaic.com/products/detail/999900123284

  • 本気で遊ぶことは、未来への投資だ

    20代・30代は、仕事に追われるばかりで、本気で夢中になってじっくり遊んでいなかった。40代になって、ふと再開した(小学生以来)スキーとロードバイクが、自分の人生に新しい風を吹かせてくれた。スキーはギアやウェアを選ぶのが楽しいし、週末の早朝ライドの爽快さ、雪山に向かう道中のワクワクがずっとあり、日々の活力になっていた。今の時間は、単純な趣味ではなく、これからの人生への「未来投資」だと感じる。今シーズンも、スキー滑走日数50日達成です。

  • 暮らしの音、キッチンの香り

    火を入れた鍋から立ちのぼる湯気、まな板に包丁が当たる音、ふわりと漂うスパイスの香り。それらが一つひとつ、日常のなかにやさしく彩りを加えてくれる。フリーランスとして働くようになって、時間の流れが少しずつ変わった。朝の光を感じながらゆっくりコーヒーを淹れたり、夕暮れとともに台所に立ったりせわしなかった日々に、やっと呼吸のリズムが戻ってきた気がする。だからこそ、キッチンは僕にとって特別な場所になった。そして、そのキッチンの中で、必ず設けているのが“パントリー”という小さな空間そこに食材や道具が整然と並ぶだけで、料理が少し楽しくなる。取り出すたびに「今日も丁寧に暮らそう」と思える、そんな場所だ美しく整ったパントリーは、暮らしを支える静かな存在けれど、その静けさが、日々の営みに深い安心とあたたかさを与えてくれる手を動かしながら、今日という一日にそっと感謝するそんな時間が、この小さな台所から、ゆっくりと育っていく、、、個性あるキッチンデザインを今後も進めたい

  • 建物の履歴記録を残すという価値

    工事記録の重要性と完了後の追加工事への対応について建築工事に関して、工事中の記録は非常に重要な役割を果たします。施工内容や使用材料、工事の進捗状況、現場での判断などを正確に記録しておくことで、万が一のトラブル発生時にも迅速かつな対応が可能となります。記録は、建物の「履歴書」とも言えます。設計図だけでは分からないままの施工状況も、写真やメモ、図面変更履歴などにより明確に残すことで、将来の維持管理やリフォームの際にも大きな助けとなります。戸建て住宅の規模では工務店の現場担当者も忙しく、別途費用を計上しないと工務店側で工事記録写真を記録簿として制作はしていません。当事務所は、自宅から50キロ圏内の工事現場の場合、ほぼ毎日現場へ通い写真と動画による建て主説明、記録簿制作をしています。

  • 建築性能の本質 ー 強さとしなやかさの両立

    建築における性能とは、人間に例えるならば「基礎体力」と「柔軟性」に相当するかな基礎体力は許容応力度計算による『耐震等級3』と『断熱性能等級6以上』を達成。基礎体力がなければどんなに美しいデザインでも長く快適に機能することは難しい。そして柔軟性がなければ、設備機器更新のしやすさ、間取りの可変性など環境の変化や多様なニーズに対応できず、時代とともにその価値を失ってしまう『基礎体力としての建築性能』 基礎体力とは、建物が持つ基本的な耐久性・耐震性・断熱性・気密性などの要素である。これらは建築の根幹を成し、長期にわたって快適で安全な空間を提供するために不可欠だ。耐震性能が低ければ災害時のリスクが増し、断熱や気密が不十分であればエネルギー効率が悪化し快適性も損なわれる。つまり、しっかりとした建築性能は、建物の「健康」を支える基礎体力そのものである。『柔軟性としての建築性能』一方で、どれほど優れた基礎体力を持つ建築であっても、硬直的な設計では時代の変化や住む人のライフスタイルの変化に対応できない。可変性のある間取りや、将来的なリノベーションのしやすさ、環境に適応するパッシブデザインの導入など、柔軟

  • 建築プロセス 工事編2

    断熱工事は次世代建築を実現するにあたり最重要な建築家チェック業務です。設計図面の指定断熱材料の使用確認や断熱性能が確実に発揮されるよう施工される気密工事の確認気密工事については建築家自身が現場で打ち合わせと指示を行います。断熱工事と気密工事が完了したら、第三者機関による気密測定を行い認定書をお客様に提示自分の住む住宅の断熱性能が設計数値の近似値であることを説明します。

  • 建築プロセス 工事編1

    図面が完成して工事開始工事中は現場通いがスタート日々、現場工程をチェックして耐震性能や省エネ性能を確認します。基礎鉄筋の太さや取付感覚、基礎と土台を緊結するアンカーボルトの位置を全量チェック図面にはアンカーボルト取付位置を構造計算によって全て記載してます柱や梁仕様確認、壁や天井の剛性確保による構造用合板の釘ピッチ確認

  • 建築プロセス 設計編2

    設計作業は様々な業務が同時並行します。プレゼン用のCG、VRや動画像制作と図面制作それらと同時進行で実現可能な建築設計作業を行います。許容応力度計算による『耐震等級3』での構造計算(もちろん自分で行えます。最新BIMソフトを活用した、省エネ・耐久性・デザイン・耐震性能を工事や見積に必要な図面化お客様に分かりやすい図面制作することで建築設計情報を共有します。

  • 建築プロセス 設計編1

    お客様との始める建築づくりの設計プロセス。ざっくり説明します。Twinmotionとoculus Quest2でVR体験VRを活用した提案と空間体験を通じた設計打ち合わせ『ミニ』キバコ 庭にバレルサウナ編 code20241005動画共有しながら進める打ち合わせtwinmotion cloudで楽しむ家づくり建築データをクラウドで共有して、お客様の好きな時間に設計案を確認

  • 日々小さな感動を発見する空間づくり

    日常の中に、小さな感動を見つけられる空間そんな場所があれば、暮らしはもっと豊かで心躍るものになるでしょう。光が柔らかく差し込む窓辺、移ろいを感じられる庭、素材の質感が心地よい肌触りを生む壁や床僕が目指すのは、日々の暮らしの中に「発見」と「驚き」が溶け込んだ空間づくりです。例えば、朝日が差し込む角度によって表情を変える壁の陰影、窓の配置が続く風の流れ、踏みしめるたびに異なった印象を楽しめる素材の組み合わせ。住まいは、人が長い時間を過ごす場所だからこそ、感動を生む仕掛けを随所に取り入れたい。 一瞬の美しさに出会うたびに、日々の暮らしがより豊かに感じられる。 そんな空間づくりを、私たちは大切にしています。

  • 雑木林に包まれるリビングの穏やかな時間

    大きな窓から柔らかな陽光が差し込み、木漏れ日が床に静かに広がる。外には雑木林が広がり、四季折々の表情を見せる緑が、まるでこの空間を優しく包み込んでいるかのようだ。無垢の木材をふんだんに使った床とカウンターは、自然の温もりを感じさせる。モダンなデザインの椅子が配置されたシンプルなインテリアは、外の風景を邪魔することなく、そこに暮らす人々の心を解きほぐす。窓辺に立ち、風に揺れる木々を眺めるその視線の先には、ただの景色ではなく日々の営みとともに移ろう自然との対話が広がっている。このリビングは、自然と共に生きる喜びを静かに語りかけてくる。

  • 最後かな、、

    今朝は大雪が続いたゲレンデへ朝一番のパウダーを求めて出発気温高めだけどしっかり積もったパウダーの浮遊感を味わう。今シーズン最後のパウダーかな。

  • 自分優先

    普段は自分の判断で決めて行動してるけど、たまには周囲に歩調を合わせて行動してみたけど、、、 やっぱり自分のやりたいこと優先で行動した方が楽しいなぁー と感じた。

  • 朝の光が迎える玄関

    朝日が差し込む玄関は、一日の始まりを穏やかに迎える特別な空間です。キタザキアーキテクツの設計では、単なる出入り口としてではなく、住まい全体の「顔」としての役割を持たせています。東向きに設計された玄関は、朝の光をやさしく取り込み、自然のリズムと調和した暮らしを演出します。柔らかな光が床や壁を照らし、木の質感や素材の表情を際立たせることで、家に入る瞬間から心が落ち着くようなデザインを意識しました。

  • 白壁の門が迎える、美しさの舞台

    オッジヘアーのデザインは「オーナーがステージに立っているような白壁の門」というコンセプトを基にしており、受付、カットスペース、シャンプースペースの各エリアはそれぞれ異なるインテリアが施されています。このように、各スペースは小さな建物に見立てられ、豊かな体験が提供されていますオッジヘアーは、光と影を巧みに利用し、余白を意識したデザインとなっており、訪れる人々にリラックスした環境を提供しています。

  • 15年後想像できます?

    新築から15年経つと、新築当初に想像していた未来と変わりますよね。もちろん、変わらない方が変なんですが。自邸の使い方だって変わりました。趣味でスキーを楽しむなんて想像もしていませんでした。幸い玄関は床暖房仕様にしていたので、冬はスキーブーツと板を乾かすのに重宝しています。スキーを置くスペースの余裕があったのも助かりました。もし新築当初からスキーを趣味にしていたら、スキー保管用のドライルーム兼シューズクロークなどを設計していたのかもしれません。ロードバイクのトレーニングスペースとしても玄関を活用してますが、ロードバイクの趣味も新築当初は考えていませんでした。15年後や20年後の未来を想像して設計したいところですが、予想外のことが起きますので空間に余裕がある設計だけは初めから行いたいですね。

  • 春の贅沢:早朝ライドと春雪スキーを楽しむ一日

    3月ですね。暖かな季節になると、サイクリングとスキーを一日で楽しめる贅沢な日々が始まります。週末は気温が7℃まで上がり早朝ライド3ヵ月ぶりの屋外でのサイクリングは感動でしたね。室内で3本ローラーに乗って自転車漕いでましたが、屋外の解放感あるサイクリングはやっぱり格別です。午後からは春雪になったゲレンデへ柔らかな春雪をパウダー用のセンター幅106mmの板で、ぐいぐい滑ります。ボコボコの雪面を整地するかのようなパワフルなスキー板のおかげで滑りが格段に楽しめます。今週は寒波到来なので、もしかしてシーズン最後のパウダーを味わえるかも、、楽しみ。

  • 静寂と陽だまりの間で

    大きな窓が切り取るのは、ただの景色ではない。光と風、そして時の流れが交わる一瞬を、まるで額縁のように悟る装置建築家のデザイン力で、人と空間、外と内、、、、その境界線を曖昧にさせ、まるで自然と共生する空間を実現させる秋の澄んだ空気に包まれた、穏やかな昼下がりやわらかな日差しが壁に影を落とし、時間の流れをゆっくりと刻んでいます。シンプルな造形の建築は、周囲の風景と静かに調和しながらも、その存在感を確かに放っている。 無機質なコンクリートと温かみのある木の扉、そして柔らかいベージュの壁が織りなすコントラストが、静かでありながら心地よい緊張感を生む。赤と黒の椅子は、まるで抽象芸術のように配置され、静寂の中に小さな物語を感じさせます

  • 函館の風景を映す、静寂と躍動の空間

    温もりと力強さを感じる梁が頭上に広がり、深いブルーのヘキサゴンタイルが壁に流れるように広がる(函館山から見た函館市の形状を表現)眼前に広がる港町からは、まるで波の音や船の汽笛が聞こえてきそうな、感性を刺激する静かで力強いインテリアデザイン。穏やかさと高揚、静寂と躍動が交差する、唯一無二の場所ここで過ごす時間は、何よりも贅沢で、何よりも大切なものになります。『ゼッケイヴィラ』

  • 自然と共生、新発想パッシブデザイン

    持続可能な建築設計を追求しつつ、パッシブデザインを用いた新発想の設計手法で知られています。パッシブデザインとは、自然環境を最大限に活用し、エネルギー効率を高めることを目的とした設計理念です。このアプローチにより、快適さと省エネルギーを両立させた住空間が実現可能です。 • 自然採光の活用:建物の配置や窓のサイズ、形状を工夫し、日光を最大限に取り入れ 冬の暖房使用量の削減と、照明コストを削減します。 • 断熱性の向上:建物の構造に使用する素材や技術を選定し、優れた断熱性を持つ住宅を設計します。建築設計キタザキアーキテクツとしての専門知識を活かし、許容応力度計算による耐震等級3や断熱性能等級6、ZEHによる省エネ計画を自ら行うことにより、一貫したデザインプロセスを確立しています。例えば、耐震性や省エネを重視した構造計算を行い、環境に優しいゼロエネルギーハウス(ZEH)を実現することができます

  • 夏のサイコーな日は?

    夏のサイコーな日だって、もちろんあります!早朝、日の出を眺めながらのライドですね。一日の始まりを迎えるにはサイコーな日だと思います。

  • サイコーな日

    冬のサイコーな日は、朝一番ゴンドラで始まるスキーですね。誰も滑ってないコースに残っている自分のレールターン跡の痕跡を2回目のゴンドラ内から自分の滑りを確認できた日ですね。七飯スノーパーク『とどまつコース』うっすらパウダーを滑った朝の風景仕事でサイコーな一日は、、、、?たぶん新たな仕事依頼のお客様と出会った日ですね。

  • 独立20年の軌跡と未来への展望

    独立から20年の変化をAIで分析してもらった。自分で分かってるつもりでも、AIに客観的に説明してもらえると未来に向けた20年を構想できそう。『北斗市本町の家』『眺望の家』1. 初期(2004年〜2010年):地域にあった住宅設計特徴: • 北海道函館市を拠点に、小規模住宅設計を中心に活動を開始。 • 住宅デザインはシンプルでありながら、住みやすさや快適性を重視しています。 • 木造建築を基盤に、耐震性能と断熱性能の向上を意識した設計を展開。『サクラハウス』『クリハウス』2. 成長期(2010年〜2019年):独自のデザインスタイルを確立特徴: • 『サクラハウス』など、自邸だからこそ表現できる自由発想の住宅設計が登場。 • 建築の「体験」を重視し、内と外の境界を無くす『クリハウス』 • 建物のリズムや流れを意識、壁や対話部の配置に強弱をつける設計手法 『ヌプハウス』『静光居』3. 進化期(2020年〜):テクノロジーと融合した建築へ特徴: • BIM(Building Information Modeling)とVRを導入し、3D設計による効率的な建築プロセスを確立します。 • 許

  • スキーシーズン33日目:パウダー

    昨日は、新雪15㎝降りましたねということで、朝一番でゲレンデへパウダー用の板で深雪楽しみます!朝一番乗りでゴンドラに乗り込むと皆さんパウダー用スキー、、、そうですよねーファーストトラック、しかも新雪パウダー考えることは皆同じですね。ゴンドラ内で『どこのコースにする?』『その板良いねー』など会話が盛り上がります。どこを滑り始めてもファーストトラックですからねー自分のシュプールを残せますし、こんな日に一番でゲレンデとは、ほんと運が良い!コースに出たら迷わず未圧雪帯へ今日は圧雪されたゲレンデに目もくれず浮遊感求めてパウダーです。柔らかな新雪をたっぷり楽しみ、パウダーの浮遊感を堪能したサイコーな一日

  • 光・影・余白が織りなす空間デザイン

    1.空間のリズムと流れ壁の配置や対話部の設計によって生まれる「リズム」例えば、壁をまっすぐに配置のではなく、強弱をつけることで、視界の動きや空間の思考を感じさせます。これにより、建物内部を歩くと自然と体が誘導される2. 「見る」ではなく「体験する」建築たとえば、光の入り方、風の流れ、足元の素材感など、視覚以外の感覚が豊かに働くような空間デザイン3. 内と外の不自由な境界線『サクラハウス』や『クリハウス』のように、屋外空間を積極的に取り入れた設計が特徴4. 光と影のコントロールキタザキの建築では、自然光を限定採り入れるのではなく、「どの時間帯に、どのように差し込むか」を計算したデザインが行われています。5. 余白の美学建築を「密度の高い空間」として作り込むのではなく、「余白」を持たせることで、住む人が自由に解釈し、使い方を変えられる設計がされています。6. 時間とともに変化する空間時間の経過とともに空間の印象が変わる工夫が必要朝・昼・夕・夜で違う表情を見せる敷地環境の個性を引き出した木洩れ日の演出や、経年変化を楽しめる自然素材の使い方、住み続けることでより新たな発見を見出す空間キタザキ

  • 窓辺に集う

    キタザキアーキテクツの設計は、敷地の特徴を最大限に考慮し、そこに住む人々が自然と調和する空間を生み出す。ヌプハウスでは、窓辺が家族の集う場所となる。 朝日が差し込むダイニング、柔らかな夕暮れに包まれるリビング。 窓越しに見える景色は、まるで一枚の絵画のように、その時々の表情を変えながら日常を豊かに彩る。風景と対話するように設計されたこの住まいは、家族の暮らしを優しく包み込み、何気ない瞬間に特別な意味を与えてくれる。窓辺に集まる家族の笑顔が、この家の最も美しい風景となる。

  • スキーシーズン28日目 こんな日もあるさ

    昨日は、ゴンドラ故障で40分遅れの山頂へ偶然一番ゴンドラ乗車となり、ゲレンデは誰も滑ってないファーストトラック!サイコーです。狙ってない一番乗りだったのでゲレンデ独り占めで大回りカービング堪能です。圧雪されたバーンにうっすら粉雪が降ってる雪面は素晴らしかったですね。シーズン28日目で得たラッキーな日でしたね。

  • BIMを活用した木製階段と鉄骨階段の詳細設計

    木製階段と木製の踊り場に取り付ける鉄骨階段をBIMで図面制作です。 3Dモデリングした方が詳細に階段制作出来るので、『Revit LT』の階段制作ツールは使ってません。 木製階段と鉄骨階段の組み合わせなら尚更です。3Dモデリングした階段を大元のBIMモデルにアップロードして展開図と平面詳細図制作です。 踊り場はプレカットされた構造材に鉄骨階段を取り付けるので、取付高さを設計段階で詳細に検討ササラ桁の取付プレートやボルト位置なども3Dモデリングして、柱と梁の構造金物『ドリフトピン』との干渉チェックをしつつ、手摺の収まりと施工手順を3Dモデリングで検討して、2D図面化。鉄骨階段取付位置が決まると、連動して軸組図の踊り場の梁の位置と高さが軸組図に反映されます。これで鉄骨階段業者への図面とプレカット業者、両者の図面に相違がなく図面完成です。

  • BIMで進化する展開図表現:理解と精度を高める設計手法

    BIMを使用した図面表現『展開図』 2D制作すると展開図って、理解してもらうのが大変かなと感じてました。トイレ・洗面の展開図です。タオルハンガーなどの備品は『Revit LT』→『ファミリ』→『一般モデル』にて3Dモデリング 便器に関しては、TOTOのBIMデータ使用。照明スイッチやコンセント、換気扇なども3Dモデリングすることで構造体との干渉や見積時のヌケ防止、設計者が制作する設備図面への活用など役立ちます。大工工事で制作してもらう棚などは、2Dの展開図だと意図を説明しづらいので、 3Dモデリングします。3Dモデルに全ての備品を反映させるのは、設計者の備品確認、工事見積時のヌケ防止、現場での検品、建主への備品説明などをわかりやすくするためで、BIMだからこそ可能な図面表現かなと思います。

  • 地域の記憶を紡ぐ

    土地の歴史や文化、気候条件を大切にし、地域の景観に溶け込む瞬間その魅力を兼ねる設計を心がけています。地元の素材や伝統技術を積極的に活用しながらも、現代ようなデザイン手法を駆使して地域にまたがった新しい建築像を創り出します

  • 絶景雪山と海にこだわるヴィラ

    「ゼッケイヴィラ」では、雪山と海を望む大きな窓を採用し、冬の光を室内に取り入れる設計が特徴です。また、屋根の深い庇は雪の降り積もる静けさを兼ねるついでに、実用的な断熱効果を備えています。このような工夫を通して、建築が冬の自然環境と美しく響き合う空間をデザイン。

  • 未来を切り拓くワクワクデザイン

    「ワクワクデザイン」という独自の決意を持ちながら、クライアントのいない段階から斬新なアイデアを描くプロセスを大切にしています。この自由な発想が、未来の建築に新しい可能性を考えています。

  • 環境負荷を抑えた未来志向の住まい

    環境負荷を早急に考慮することも重要なテーマです。ZEH(ゼロエネルギーハウス)やパッシブデザイン、BIM(Building Information Modeling)をしっかりし、高い断熱性や自然光を相談した設計を実現さらに、建物がまるで自然の一部であるかのように見える調和の美を追求しています。 「ゼッケイハウス」では、周囲の自然を最大限に活かし、四季折々の景色と一体化した建築を実現しました。

  • 暮らしを映すオーダーメイド空間

    人々の住むライフスタイルや趣味を細やかに反映した「オーダーメイドの暮らし」を提案します。 家族構成や日常の動線、そして将来的な変化に対応できる柔軟性を備えるたデザインは、住む人が時間とともに愛着深い空間を目指しています。例えば、家族が一緒に過ごす収納スペースや学習スペースを取り入れることで、新たな交流の形を生み出す工夫が特徴です

  • 冬景色と語らう建築

    冬の景色に映える建築とは、白銀の世界に溶け込みながらも自然との対話奥行きデザインです。雪景色は季節の中でも特に静寂と美を象徴する瞬間建築がただの「存在」ではなく、風景の一部として息づくことが重要です

  • 性能を語り、デザインを描く

    先日の金物工法に使用する柱や梁には、材料強度が多岐に渡り種類があります。強度選定についても設計者が決めていきます。デザインだけでなく、細かく検討する事柄が多いですよね、、、、設計者は!梁や柱に貼ってある強度や樹種を示すシール材料ごとに構造計算により強度を決めていきますので、現場にて設計者がチェックしていきます。現場風景を見ると、どれも同じ材料が使われているようで、違うんですね。『性能とデザイン』という題目でブログ掲載してますが、なかなかデザインの話が出来ないのですが、デザインを語る前に、大前提として構造や省エネ、パッシブデザインなど技術的な事柄をしっかり押さえないとダメなんですね。

  • 住まいを「試乗」するVR設計体験

    VR必要?僕が必要だと思いますね。VRを使って建物とデザインの共有をして空間のイメージを立てる前に把握することは重要だと考えてます。オープンハウスで見てもらった建物と同じものを建てるなら問題ないんですけれども、建てる場所が違って建主の好みがあって、自分オリジナルな個性的な住宅を設計するのですが、模型やCG CG動画などで館主に図面を交えて建物のイメージを説明しても限界があります。その限界を突破するのに最近だとやはりVRバーチャル空間によるデザインの提案を行うと言うのは非常に重要でこれからもなくてはならない設計業務の1つだと考えています。設計業務の中で図面を書いたり現場を見るだけではなくて、CGのスキルをアップさせたり、VRデータの活用を勉強したりと言うのは、建築家に必要な能力となると考えています。VR空間で壁の色や窓の大きさ、光の入り方、冬の日差しを感じたり、部屋の大きさや天井の高さ、子供部屋大きさ、洗濯室のカウンターの高さや洗濯物干しのバーの位置、浴槽から見える風景まで全てVRである程度のシミュレーションができます。車を試乗と同じでような感覚で設計中の住宅をVR空間で試すということが

  • エネルギー効率を高める住宅設計:冬季暖房と自然光の活用

    (写真:晩秋の日射取得熱を取り込んだ暖かなリビング)日射取得は、特に冬季の暖房効率を大幅に向上させます。南面に配置された大きな窓や日射熱を取り込むための設計により、太陽光が室内に直接入ることで、自然な暖房効果が得られます。この熱は室内で蓄えられ、夜間や寒い日でも暖かさを保つ助けとなります。具体的には、日射熱利用暖房として機能し、暖房コストの削減につながります

  • ZEH+基準を満たす未来志向の家づくり

    『静光居』太陽光パネルを設置した ZEH+(ゼッチプラス)なんですね。BEI(一次エネルギー消費量)の基準がZEH+(ゼッチプラス)の性能に達成していることを省エネ計算にて証明した上で第三者機関の認定を取得これからの建築づくりは、可能ならZEH+(ゼッチプラス)の基準で設計したいものです。計算結果は以下になります。一次エネルギー消費量『BEI』=0.69 ≧0.75(ZEH+ 基準達成)

  • 数値が語る家づくりの品質と信頼

    『高い断熱性能』『高い気密性能』『高い耐震性能』などの曖昧な言葉で技術基準をアピールするのではなく、具体的な数値を基に、建築の性能をアピールすることを心掛けたいですね。例えば、『UA値(外皮平均熱貫流率)=0.27(断熱性能等級6)』『気密測定試験実施結果 C値(隙間相当面積) 0.15c㎡/㎡』許容応力度計算による『耐震等級3』など、、設計図面を基に建築性能を具体的な数値で示して、工事で数値基準が達成していることを確認することが重要ですね。昨年末完成した住宅の性能は、以下になります許容応力度計算による『耐震等級3』​気密測定試験実施結果 C値(隙間相当面積) 0.15c㎡/㎡Q値(熱損失係数)=0.97UA値(外皮平均熱貫流率)=0.27(断熱性能等級6)一次エネルギー消費量『BEI』=0.69 ≧0.75(ZEH+ 基準達成)低炭素認定住宅取得こどもエコすまい支援事業 補助金認定住宅『静光居』(せいこうきょ)

  • AIと考える次世代へのデザイン提案課題

    デザイン提案課題をいくつかAIに提案してもらったこれ考える余地ありそうゼロエネルギーのヴィラ設計 • 課題: 観光地における自然と調和したゼロエネルギーハウスの設計。 • 背景: 北崎氏のZEH設計の経験を活かし、観光客がリラックスしつつ環境への負荷を最小限に抑えるヴィラを提案。 • ポイント: • パッシブデザインと再生可能エネルギーの活用。 • 大きな窓と広いデッキで自然との一体感を重視。 • 地元の伝統的な建築技術を取り入れる。

  • 敷地環境を活かす設計—パッシブデザインの可能性

    『パッシブデザイン』敷地環境を生かし建築設計することですね。敷地環境周辺の街並みを3Dモデルで制作して、日差しの差し込み視界のヌケ感、プライバシーの確保などを3Dモデル上でシュミレーションして、夏の日差しをかわし、冬の日差しを最大限取り込み室内環境の省エネ性能を高めていきます。どのくらいシュミレーションできるのか?CGと実現した空間を見比べてみましょう。11月21日午前9時46分ほぼシュミレーション通りですね。自社のCG技術を活用してプレゼンテーション用のCGだけではなく、実際の環境を3Dでシュミレーションすることで、省エネ計算結果だけでは実感しにくい、冬の日差しがどのように差し込むか可視化できますね。

  • 2025年への挑戦:関係性で紡ぐ建築

    2025年仕事始めブログも再開です。さて、今年も職人さんと現場で素晴らしい空間を作り出していきたいものです。昨今、建設費の高騰もありタイル工事や左官工事などの職人さんの『手仕事』が減ってきたように感じます。工賃の掛かる『手仕事』ではなく、『既製品』での組付けや仕上げ工程が増えて来ていますが、可能なかぎり職人の『手仕事』が完成した空間に『痕跡』として存在感を放つ空間デザインに今年は力を入れていきたいなと感じます。ヘキサゴンタイルの形状特性と個性的な柄を生かした『函館の地形』を表現したタイルアート各柄の個性を生かすためのセンスに関しては、若手の職人に一任しました。まさに職人の『手仕事』の賜物ですね。想像以上の仕事をしてくれたのは、若手ならではの好奇心と挑戦心によるものだと思います。建築家として、このタイルアートに関しては『アイデア』『タイルの位置』などの実務面での仕事に徹し、若手職人に対するリスペクトで生まれた空間です。建築家の役割として今後求めらえるスキルとしては、現場での雰囲気づくりや職人さんのやる気を引き出し、共に『良い建築』を目指すための努力が必要ですね。2025年以降も厳しい建築

  • 2025年GX志向型住宅、実現は可能?設計基準編⑤まとめ

    2025年話題の『GX志向型住宅』補助金160万円のインパクトは大きいですが実際に実現可能なのか検討しましょう。ハードルが高い検討事項はありましたがクリア可能のようですね。しかし、そのために掛かる建築費用が高騰しますし、申請設計費用なども掛かりますがエネルギーを自給自足できる将来のエネルギ費用高騰などを念頭に置いたら『GX志向型住宅』を目指す意義はありそうです。『GX志向型住宅』の性能ですと、『低炭素認定住宅』の取得も可能なので、住宅ローン控除が子育て世帯や40歳未満の夫婦世帯の場合、最大5,000万円まで控除が可能です。GX志向型住宅や低炭素認定住宅だと建設費は坪単価120万円程度になりますから、5000万円の住宅ローン控除は魅力的だと思います。建てた後は追加工事が難しい、高断熱性能や太陽光パネル設置を新築時から実現させることが『将来への投資』なのかもしれません。

  • 2025年GX志向型住宅、実現は可能?設計検討編④

    2025年話題の『GX志向型住宅』補助金160万円のインパクトは大きいですが実際に実現可能なのか検討しましょう。一番ハードルが高い検討事項が以下3. 再生可能エネルギーの活用再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率は100%以上であることが求められます。これにより、太陽光発電設備の設置が重要な要素となります。GX志向型住宅では、太陽光発電を活用し、エネルギー収支をプラスにすることが目指されています。太陽光パネルを設置して、エネルギーを自給100パーセントを目指すのですが、函館市や北斗市などでは、日射地域区分が『3地域』(年間の日射量が中程度の地域)雪国ですから、冬期間の発電量は見込めませんのでどうやって『再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率は100%以上』をクリアするのか考えてみました。1、太陽光パネルを9.84kw(1枚240w発電する太陽光パネルを42枚設置する想定)2、建物の配置を出来れば真南に向ける。もしくは傾きを西及び東へ15度未満とする3、屋根勾配を20度以上(4寸勾配以上)とする。この3項目をクリアするには、建築の外観デザインにも影響を受ける項

  • 2025年GX志向型住宅、実現は可能?設計検討編②

    2025年話題の『GX志向型住宅』補助金160万円のインパクトは大きいですが実際に実現可能なのか検討しましょう。今日の検討項目は以下の件1. 断熱等性能等級6以上GX志向型住宅では、断熱等性能等級が6以上であることが求められます。これは、HEAT20(G2)基準に基づき、UA値が0.46以下である必要があります。特に寒冷地では、さらに厳しい基準が適用され、UA値が0.28以下となることもありますUA値が0.28以下 断熱性能等級『6』を目指すことになりますね。結構ハードル高いですね。断熱性能地域区分『2地域』北斗市『3地域』函館市を例に検討します。UA値が0.28以下をクリアするには、、、、基礎断熱材が暑さ100MMスタイロエースⅡ基礎断熱仕様に関しては、当社標準仕様なのでクリア外壁断熱材は、、、壁内充填断熱材を、高性能グラスウール100MM付加断熱材を、セルボード100MM壁内充填断熱材を、高性能グラスウール100MM付加断熱材を、セルボード100MM壁断熱材は、この仕様だとクリアしますが、結構建築費の高くなる仕様ですね天井断熱材は、吹き込みグラスウール300MM天井断熱材の仕様につ

  • 2025年GX志向型住宅、実現は可能?設計基準編①

    2025年話題の『GX志向型住宅』補助金160万円のインパクトは大きいですが実際に実現可能なのか検討しましょう。設計基準は以下の通り1. 断熱等性能等級6以上GX志向型住宅では、断熱等性能等級が6以上であることが求められます。これは、HEAT20(G2)基準に基づき、UA値が0.46以下である必要があります。特に寒冷地では、さらに厳しい基準が適用され、UA値が0.28以下となることもあります2. 一次エネルギー消費量の削減再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率が35%以上であることが求められます。これにより、エネルギー効率の高い設備や設計が必要となります。具体的には、高効率の給湯器や節水機器、LED照明の導入が推奨されています3. 再生可能エネルギーの活用再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率は100%以上であることが求められます。これにより、太陽光発電設備の設置が重要な要素となります。GX志向型住宅では、太陽光発電を活用し、エネルギー収支をプラスにすることが目指されています。上記基準を満たすべく省エネ計算を開始しましょう。続く

  • 2025年、建築に宿る共創の力

    パッシブデザイン・構造計算・省エネ性能・理想・願望という要素が、2025年の設計思想の出発点となり、それらが融合することで建築のデザインが生まれます。対話を重ねながら理想を具体化し、双方の想いを反映した共創的な建築を目指そう

  • 時間を超えた癒しのひととき

    2024年12月21日~2025年1月13日 年末年始・スキー休暇3週間という十分な休暇がもたらすものは、単なるリフレッシュを超え、人生のペースを見直すきっかけになります。自分の時間を大切にし、心と体を整える冬の休暇は、贅沢なようでいて人生に欠かせない大切なひとときですね。

  • 冬の贅沢な静寂

    2024年12月21日~2025年1月13日 年末年始・スキー休暇冬の休暇を3週間取るという贅沢なひとときは、心と体に深い癒しをもたらします。日々の忙しさから離れ、時間に縛られない生活は、人生に新たな彩りを添えてくれます。

  • 自然光と日射熱利用による持続可能な住まいの設計

    『環境負荷の軽減 』パッシブデザイン全体としての利点も考慮する必要があります。(写真:厚さ10センチの外壁付加断熱材 施工の様子)高断熱・高気密な住宅は外部環境からの影響を受けにくく、エネルギー効率が高まります。これにより、冷暖房の使用頻度が減少し、長期的には環境負荷の軽減にもつながります

  • 街並みを歩くVRデザイン体験

    では、VR空間を体感中のVRゴーグル内の映像はどんななの?今日は紹介です。この動画は、宅地分譲計画デザイン案をVR空間で体感してもらっている動画です。宅地分譲地のようなスケールの大きな空間の場合、CGパースやCG動画、模型などで提案しても限界ありますので、VRデータを制作して気軽に宅地分譲地内を散策してもらい、建築家が考える街並みを共有してもらいました。こんなことも自社で可能とする設計技術力が求められる時代になりました。

  • 木霊(こだま)の天井

    構造材を美しく見せるために天井を『木の打ち放し』とするデザインを採用しています。木の打ち放し天井は、構造材をそのまま見せることで、空間に温かみと自然な美しさをもたらします。この手法は、木材の質感や色合いを活かし、居住空間に独特の雰囲気を与えます。デザインと技術の両立を目指し、特に構造材を美しく見せることに重点を置いています。天井の高さや形状を工夫することで、開放感を演出しつつ、木材の温かみを感じられる空間が作られています。

  • 自分だけの家を体感するVR見学会

    施工現場での技術基準を高めるだけでなく、設計技術力の向上も必要ですね。設計図面だけでは、デザインイメージ空間の共有は無理があり、現在ではCGパースが主流でしょうか。しかし、CGパースだけではイメージは難しいのでVRゴーグルを活用したVR空間上でのデザインイメージを見てもらうことにを重視しています。もちろん、自社でCG制作からCG動画、VRデータの作成が可能ですから建築案が出来るたびにVRデータを制作して、VRゴーグルを被ってもらいVR空間で自分たちが住むであろう空間体験をしてもらっています。シンプルに表現すると『世界で一つだけの家を体感する見学会』ですねVRゴーグルによる『世界で一つだけの家を体感する見学会』打ち合わせ風景これからの建築設計業務には、図面制作だけでなくVR空間への建築物の構築作業だって必須ですね。

  • 自然と調和するナチュラルモダンな住空間

    広々としたガラス窓からは、屋外の美しい自然の景色が一望できます。枠のブラックが風景を引き締め、まるで絵画のような効果を続けています。外の緑と遠くの函館市内の眺望のコントラストが印象的です。リビングスペースは天井が高く、吹き抜けによって縦の広がりを感じさせます。開放感のある空間は、自然光が室内にたっぷり注ぎ込み、無垢材の温かみと黒い鉄骨のモダンさが調和しており、ナチュラルモダンな雰囲気が漂います

  • 長く続く快適さのための断熱設計

    断熱性能を高めることは『将来への先行投資』だと考えてます。可能なら、予算の範囲内、、、もしくは若干予算を超えるかもしれませんが、断熱材は厚くしていきたいものです。省エネ性能を高めることで、日々の光熱費を抑えますし厚い断熱材を用いた、高い断熱性能は長い年月を経ても性能低下はありません(気密性能と両輪関係ですが)小屋裏への厚さ50センチのブローイング風景長い年月を経ても断熱性能を落とさない設計、省エネ計算などによる暖房計画を行うことは重要ですね。

  • 冬陽のささやき

    厳冬の朝北海道の冬は、厳しくも美しい。雪がしんしんと降り積もる日曜の朝、窓の外はまるで絵画のようだ。そこに映るのは、キタザキアーキテクツが設計したサクラハウス自然と共生するデザインは、そんな厳しい環境でもその魅力を発揮する。朝の光と影カーテンを開けると、柔らかい冬の日差しが部屋の中に差し込む。北海道の冬は太陽の光が低い角度で地上を照らすため、室内に入る光が特別な輝きを持つ。この光を最大限に活用するために、トリプルガラスの窓を採用している。室内は暖かく保たれながらも、外の静かな冬景色を楽しむことができるのだ。ゆったりとした目覚め朝は慌ただしく過ごすものではない。私たちの設計する家では、朝の時間を贅沢に感じられるよう心掛けている。ベッドから起き上がると、窓辺の椅子に腰掛け、心地よい温もりを感じながら外の風景を眺めることができる。この瞬間は、時間を気にせず、思いのままに朝を過ごすことができる贅沢そのものだ。住まい手の物語設計の初期段階から、住まい手と対話を重ねる。好きな色や素材、日常の習慣まで、すべてがデザインのインスピレーションとなる。個々の趣味を尊重し、例えば、車好きならガレージからリビ

  • 設計から施工まで一貫した現場主義

    建築費の高騰が続き、なかなか新築やリノベーションを始めるタイミングの見極めが難しいですよね。高い建築費になるなら、確かな性能とデザインを追求したいですね。建築家自身が構造計算ソフトを活用して許容応力度計算による『耐震等級3』を実現させることは重要です。2025年度からの建築確認申請では構造に関する図面添付が必須ですが、僕の事務所では4年前から許容応力度計算を行っています。構造計算のおかげで、開放的な空間づくりや建物完成後の改修(間取り変更など)がしやすくなる、設計デザインが実現できます。何より、建築家自身が構造体の隅々まで設計して現場監理を行いますので設計図面内容が建築現場でしっかり実現されているか理解できます。自分で設計して、構造計算を行い、現場で構造体の品質管理や施工チェックまで『現場重視』のスタイルを貫くことで高い建築費に見合った建築物を完成まで携わります。住宅だけでなく、木造による構造体の店舗やクリニックでも同様に許容応力度計算による『耐震等級3』を実現させています。店舗やクリニックのほうが、完成後の間仕切り変更やインテリデザインの更新などがありますから、開放的な大空間を実現さ

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、kitazakiさんをフォローしませんか?

ハンドル名
kitazakiさん
ブログタイトル
函館の建築家『北崎 賢』日々のブログ
フォロー
函館の建築家『北崎 賢』日々のブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用