大海を知った井の中の蛙として、生きていく
大海を知って、それでも井の中にいるという選択自邸の窓辺で桜のつぼみが膨らみつつある風景を眺める。仕事柄自分発信を心掛けてつつSNSを眺めると、どうしても人と比べてしまいますよね。こう思うことにしてる。人と比べて落ち込むくらいなら、あえて小さな世界にとどまる選択もあっていいと思う。大海を知ったからといって、誰もがその海で泳ぎ続けなければならないわけじゃない。自分の居場所、自分の仕事、自分のリズム。それを大切にできる人は強い。誰の目にも留まらないような静かな井戸の中でも、誇りを持って仕事をし続ける人は、ちゃんと世界と繋がっている。そして、自分の仕事に誇りを持ちつつ、その価値を信じて、ほんの少しだけ外に向けて発信する勇気。その気力を、静かに鍛えていくことも、今の時代には必要なのかもしれない。たくさんの「いいね」やバズリがなくても、誰かひとりに届けばそれで十分。だから今日も、井の中から、小さな声で。「これが僕の仕事」と、静かに言ってみる。
2025/04/30 05:15