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アジアのお箸 https://jkcv.hatenablog.com/

中国語・韓国語・ベトナム語が似ているので同時学習してみるブログ (東アジア漢字文化圏の言語の比較・対照)

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2018/10/26

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  • 【咆哮】ということば

    【咆哮】ということばは日中韓に存在する。日本人としては、どこかで聞いたことがあるけれども自分ではまず使わないような語彙だ。むずかしいラジオ講座「ステップアップ中国語」で普通に出てきた。映画のセリフで普通の女の子が話している。中国語では日本語よりもよく使われるのだろうか。 日本語 ホウ(ハウ)(漢音) コウ(カウ)(漢音)【咆哮】 中国語(普通話) páoxiào【咆哮】 你有没有听见,心里有一声咆哮? nǐ yǒu méiyǒu tīngjiàn xīn lǐ yǒu yī shēng páoxiào (聞こえる?心のほえる声が。) 韓国語 포효【咆哮】 호랑이의 포효 (虎の咆哮) ベトナム…

  • ラジオ講座「ステップアップ中国語」がむずかしい

    この文章を書いているのは10月第2週。新たにラジオ講座「ステップアップ中国語」という、ワンランク上の講座を聞き始めて2週目だ。なんとか三日坊主にはならずにすんだ。 いやあ、しかしこれが、なかなか難しい。覚悟はしていたが、それでも心が折れそうになる。映画の音声を題材にしているので、とにかく読むのが早い。講座に出ているネイティブの先生が読むのも早い。そしてけっこう四声が崩れて聞こえるような感じがする。これは私の耳が悪いのか、それともそういうものなのか・・・。 そして内容は難しいのに、ところどころで「わからなくても大丈夫」と甘やかしてくるから妙に困ってしまう。語学は続けることが大切だから、わからない…

  • 【地形】ということば

    【地形】ということばは日中韓越に存在するのでご紹介。 日本語 チ(漢音) ケイ(漢音)【地形】 中国語(普通話) dìxíng【地形】 这里的地形很复杂。 zhèlĭ de dìxíng hĕn fùzá (ここの地形は複雑だ。) 韓国語 지형【地形】 이곳의 지형은 복잡하다. (ここの地形は複雑だ。) ベトナム語 địa hình【地形】 Địa hình ở đây phức tạp. (ここの地形は複雑だ。) 久しぶりに中韓越で同じ例文を書くことができた。うれしい。 このことばはDuolingoの英語→ベトナム語のコースで見つけたのがきっかけ。英語では「地形」はTerrainという見慣…

  • 【先祖】ということば

    前回に関連して、【先祖】ということばは日中韓越に存在するのでご紹介。 日本語 セン(呉音・漢音) ソ(呉音・漢音)【先祖】 ※ソがゾと濁っている 中国語(普通話) xiānzŭ【先祖】 这是先祖遗下来的东西。 zhè shì xiānzŭ yí xià lái de dōngxī (これは先祖がのこしたものだ。) 韓国語 선조【先祖】 이것은 선조가 남긴 물품이다. (これは先祖がのこしたものだ。) ベトナム語 tiȇn tổ【先祖】

  • 【祖先】と【祖上】ということば

    【祖先】ということばは日中韓越に存在する。韓では【祖先】よりも【祖上】のほうが一般的のようだ。調べると中にも【祖上】ということばがある。 日本語 ソ(呉音・漢音) セン(呉音・漢音)【祖先】 中国語(普通話) zǔxiān【祖先】 zǔshàng【祖上】 我们的祖先害怕年兽。 wǒmen de zǔxiān hàipà niánshòu (我々の祖先は年獣(ねんじゅう)を怖がった) 他祖上来自河南。 tā zǔshàng láizì hénán (彼の祖先は河南から来た。) 韓国語 (조선【祖先】) 조상【祖上】 조상이 남긴 문화재는 원상태로 보존되어야 한다. (祖先が残した文化財は原状…

  • 頭の子音(声母)の対応表を作ってみた

    漢字の音について、昔の中国音(中古音)と、現代の北京音・日本呉音・日本漢音・朝鮮音・越南音が、どのように対応しているのか? 中国音韻学をかじってみて、まずは頭の子音(声母という)についてまとめたエクセルの表を作った。といっても、書籍やウィキペディアのコピペなので、まだまだ検討の余地はあるはずだけれど、とりあえずは暫定ということで。 ↑大きな表すぎて、はてなブログにうまく貼り付けられない。htmlを使って表を作りなおせばいいのだろうけど、めんどくさい^^; この表があれば、頭の子音(声母という)が、昔の中国音(中古音)と、現代の日中韓越の漢字音で、どのように対応しているかが分かる。例えば「幇」の…

  • 【正正堂堂】と【堂堂正正】

    【正正堂堂】と【堂堂正正】。日本語では【正々堂々】だが、他言語では? 日本語 セイ(漢音) セイ(漢音) ドウ(呉音) ドウ(呉音)【正々堂々】 中国語(普通話) tángtángzhèngzhèng【堂堂正正】 堂堂正正的男子汉 tángtángzhèngzhèng de nánzǐhàn (正々堂々とした男) 韓国語 정정당당【正正堂堂】 정정당당하게 싸우다 (正々堂々と戦う) ベトナム語 đường đường chính chính【堂堂正正】 làm đường đường chính chính (正々堂々と行動する) 今回もやはり日韓グループと中越グループで分かれた。それぞれ「…

  • 【堂々】ということば

    【堂々】ということばは日中韓越に存在するのでご紹介。 日本語 ドウ(呉音) ドウ(呉音)【堂々】 中国語(普通話) tángtáng【堂堂】 我们堂堂舞狮队 wǒmen tángtáng wǔshī duì (俺たち堂々たる獅子舞いチーム) 韓国語 당당하다【堂堂하다】 더 자신을 갖고 당당하게 말하고 싶다. (もっと自信を持って堂々と話したい。) ベトナム語 đường đường【堂堂】 このような同じ漢字を繰り返すことばも日中韓越に共通して存在しているのはおもしろい。

  • パスポートセンターと台湾?

    コロナ禍のときにパスポートの有効期限が切れたままだったので、新しくパスポートを作り直さなければならなかった。そのため大阪府のパスポートセンターを訪れている。受付を終えて呼び出しを待っていると、壁に貼られたポスターが目に飛び込んできた。 相見在台灣 たいわんであおうね パスポートセンターに台湾観光局の広告───。行政の改革が進み、あちこちに民間企業の広告が出るようになった。それは収入増という意味ではいいことだと思う。しかしパスポートセンターに特定の渡航先の広告、しかも独立国として扱ってよいのか難しい立場にある「台湾」とは。。。パスポートセンターという公共の場に、なんとも政治的にややこしそうな広告…

  • 「獅子舞い」をなんというか

    「獅子舞い」ということばを日中韓越でなんというか調べた。今月から聞き始めたラジオ講座「ステップアップ中国語」が獅子舞いの話なので。 日本語 シ(漢音) シ(呉音・漢音)【獅子 + まい】 中国語(普通話) wǔshī【舞狮】 (shīziwǔ【狮子舞】) 舞狮分南北两派。 wǔshī fēn nán běi liǎng pài (獅子舞いには南北二つの流派がある。) 韓国語 사자춤【獅子 + おどり】 (사자놀음【獅子 + あそび】) 사자춤은 중국의 가장 독특한 문화 예술의 하나입니다. (獅子舞いは中国の最も独特な文化芸術のひとつです。) ベトナム語 múa sư tử【おどる + 獅…

  • オーストラリアからの訪問その8

    連日長々と書かせていただいたが、オーストラリアから来られた博識の先生とすごした時間は、非常に刺激的だった。妻の人脈に感謝するとともに、このような機会のおかげでまさしく自分の視野を大きく広げることができた。 今回特に大きく感じたことがある。悔しいけれどもやはり英語は実利上、重要だということ。自分の好きな「言語」という分野について世界の最新の情報をとるためにも、英語ができなければならない(もちろんローカルな情報をとるためには、そのtarget languageの運用能力が高くなければならない)。また、「言語」に関する専門用語を日本語で知っていても、それを英語でなんというかは、知っておくべきだった。…

  • オーストラリアからの訪問その7

    私の好きな言語の話題で、私のつたない英語で私なりに氏に意見を伝えていく。 氏にはお子さんがおり、日本で育てられた。お子さんは、家庭では英語を使い、家の外では日本語を聞いて育ったという。それで英語も日本語もできるようになったと。外国語を学ぶには8歳までにはじめないといけないという。日本の英語教育のスタートは遅すぎるんだと氏は痛烈に批判した。 これには私はすぐさまかみついた。私の意見としては、まずは母語ないし母国語(母語と母国語の違いはこの際おいておく)を最優先で身に着けていくべきだ。母語で多くの語彙を用いて文章を作り、論理を組み立てる方法を身に着けるのが先だ。それから外国語を学んだ方がよい。幼い…

  • オーストラリアからの訪問その6

    さあいよいよ私の得意分野(?)の「言語」について、氏と語り合うときがきた。 まずは「英語」の必要性について。話の発端は、オランダでは高等教育の多くを「英語で」おこなうことになったということを、氏が語ったところから始まった。なぜならばオランダ人のほぼみんなは英語が話せるからだという。現地ではすごく不自然なので見直しもされはじめているそうだ。 それまで主に氏の講義(?)を聞くに徹していた私であったが、「言語」についてとなると私にもまがりなりにも一家言ある。黙ってはいられず、色々議論してみたくなってきた。 まず申したのは、多くの発展途上国では、高等教育は母国語では行われず、英語でおこなわれているとい…

  • オーストラリアからの訪問その5

    氏は文系の学者だが、ご自身の専門分野以外に対しても博識であった。文系の内容なので、私の興味関心に重なる部分も多分にあり、非常にお話を聞いていて有意義だった。 たとえばオーストラリアの先住民はどこから来たかは、謎なのだそうだ。近くのインドネシアやオセアニアとはDNAが近くないらしい。なぜかインドの人々とDNAが近いらしい。オーストラリアとインドはかなり離れているのに、どうしてこのようにDNAが近いのかが不明なのだそうだ。どのようにこの人々はインドからオーストラリアに渡ってきたのかも分からないという。 またインドネシアのとある島(忘れた)には、ホモサピエンスとは別の種類の人間(?)らしき生物がわり…

  • オーストラリアからの訪問その4

    オーストラリアの来客は、日本の労働環境のひどさもよく知っていた。ワークライフバランスを考えなさい、働くために生きているのではなく、生きるために働くのだよ、と。以前にドイツ人と話した時も、会社で取得できる長期休暇の重要性を何度も語っていた。 私は氏に対し、日本の会社員は、サムライと殿様のようなものなのですよ、と答えた。殿様には忠義を尽くさなければならないのだと。すると氏は、「いまは中世ではない」とぴしゃり。まあそうですわな。 氏は続けて、「私は外国人としての立場だから好きなことを言えるのかもしれないが、いきなり日本の労働環境をすべて変えることはできないけれども、小さなことから変えていかなければな…

  • オーストラリアからの訪問その3

    氏は日本の大学で働いていたから、日本の労働環境の異様さについても、身をもって経験していた。 「教授会」が開かれるが、出席している先生には3パターンがあったという。1つ目は、非常に饒舌で色々なことをまくしたてる人。話している内容が難しいのだが、外国人である氏だけではなく、同席している日本人の先生が聞いていても、難しすぎて何を言っているかわからなかったそうだ。2つ目は、教授会に出席しながらも、自分の仕事をしている人。学生のレポートの採点など。氏はこのパターンだったそうだ。3つ目は、寝ている。 そしてこれが日本的なのだが、そんな「教授会」が開かれるが、実は決定事項は「教授会」が開かれる前に、すでに決…

  • オーストラリアからの訪問その2

    オーストラリアからの来客は、日本の大学で教鞭をとっていたことがある方だ。氏いわく、日本の大学では、学生は勉強しないし、先生も教えているフリをしている。そして大学教育がなりたっているように装っているだけだと。非常にギクリとする指摘だった。氏の教えていた大学は、そこまで偏差値が高くなく、しかも文系だから、特にそうだったのかもしれない。日本の大学でも上位校の理系はなかなか大変と聞く。 氏は、オックスフォード大学でドクター(博士)を取得したのだが、オックスフォードでの勉強は非常に厳しくつらく、自殺者もいたという。自殺者が出るほど過酷な環境だとは知らなかった。博士課程の論文を書いて、教授陣がずらりと並ん…

  • オーストラリアからの訪問その1

    妻の知り合いの夫妻がやってきた。イギリス系オーストラリア人。主人はオックスフォード大学でドクター(博士課程)をおさめ、オーストラリアや日本の大学で教鞭をふるっていたインテリである。ふたりのお子さんもそれぞれ学問の世界に進んでいったという。教養の高い一家だった。 妻にこんなネットワークがあることにも驚かされた。 氏は、携帯電話をもたない生活をしていた。携帯は中毒になるようにデザインされていると。これには完全に同意である。氏はノートと本を持ち歩き、何か私が知らないことを伝えるときには、スマホでググるのではなく、紙に書いて伝えた。そうそう、一昔前はみんなこうやっていたよな、と私は感慨にふける。 夫妻…

  • ラジオ講座「ステップアップ中国語」

    今年の4月から9月まで、ラジオ講座「まいにち中国語」を聞き続けた。その後どうしようかと悩んだが、なんとなく「ステップアップ中国語」をすることにした。これは「まいにち中国語」よりもレベルの高い講座となる。 「ステップアップ中国語」はなかなか難しい。ほとんどわからないことの方が多いが、少し背伸び。学生時代に中国語を2年間学んだが、2年目の授業が急に難しくなって嫌になった感覚を思い出した。 でもいいこともある。「ステップアップ中国語」は1週間に2レッスンしかない。なのでそれを繰り返し聞くことで復習ができる。中学生のときにラジオ講座「基礎英語」で英語を学んでいたときは、たしか1週間に3レッスンで、繰り…

  • (再掲)「ロシア」をなんというか

    (本記事は2022/10/24の投稿の再掲載です。多忙のため再掲載でお許しください) 前回、ロシアが中国語で「オロス」に聞こえるという話を書いた。今回は各言語で「ロシア」をなんというかをみていく。 日本語ロシア(ロシア) 中国語(普通話)e2luo2si1【俄罗斯】 韓国語러시아(ロシア) ベトナム語Nga【俄】 国名の表記には、どの漢字を当てるかにもよって、かなり揺れがあることが少なくない。「ロシア」にもかつて色々な表記があったようだが、めんどくさいので割愛する。今一般的な言い方としては、日韓は「ロシア」の音をカタカタないしハングルで転記しており、中越では【俄】の漢字をベースにしているという…

  • (再掲) スペインを何と言うか

    (この記事は2021/12/31の投稿の再掲載です。多忙のため再掲載でお許しください) 日本語 スペイン / 西中国語(普通話) 西班牙 xi1ban1ya1韓国語 스페인 / 서반아(西班牙)ベトナム語 tây ban nhà (西班牙)西班牙という漢字表記に基づく言い方が中国語とベトナム語では現役です。韓国語でも昔は使っていたらしい(韓国語版Wikipediaより)。日本語ではまれに略語で西日辞書などというときに使う。中国語とベトナム語を同時学習していて気づいた。

  • (再掲) イタリアをなんというか

    (本記事は2021/12/30の投稿の再掲載です。多忙のため再掲載でお許しください) 日本語イタリア伊太利亜など 中国語(普通話)意大利 yi4da4li4 中国語(台湾)義大利 yi4da4li4 韓国語이탈리아 ベトナム語Ý(意)

  • (再掲) 【ドイツ】を何というか

    (本記事は2018/10/6の投稿の再掲載です。多忙のため再掲載でお許しください) 国名シリーズ第8弾はドイツです。 日本語ドイツ(Deutschland)どいつ【独逸】 中国語(普通話)Déguó【德国】 韓国語독일【獨逸】 ベトナム語Đức【徳】 大きく分けて、日本式の【独逸】と中国式の【徳意志】のふた通りの当て字があります。日韓では日本式、中越では中国式が用いられています(中越では【徳意志】の頭の【徳】を取っています。)。日本語が韓国語に入り込み、中国語がベトナム語に入り込んだというところに、かつての国家間のパワーバランスが映し出されているように思えます。 日本語では【独逸どいつ】はもは…

  • (再掲) 【フランス】を何というか

    (本記事は2018/10/6の投稿の再掲載です。多忙のため再掲載でお許しください) 国名シリーズ第7弾、おフランスです。 日本語フランス(France)ふっこく【仏国】 中国語(普通話)Fǎguó【法国】 韓国語프랑스(France) ベトナム語Pháp【法】 日韓では英語の【France】の音を借用して言うのが一般的なようです。日本語では堅い表現では【仏国ふっこく】もあり、【仏蘭西】という当て字から来ています。韓国語については、辞書(小学館・朝鮮語辞典)では【仏国불국 】や【法国법국】(後述の中国語由来)も載っていますが、ネットで調べる限りこういう表現は一般的ではないようです。単に【Fran…

  • (再掲) 【イギリス】を何というか

    (本記事は2018/10/4の投稿の再掲載です。多忙のため再掲載でお許しください) 仕事のトラブル・板挟み・無理難題、自分自身の能力不足が重なり、辟易としています。今度また台風来るのですが色々大丈夫なのでしょうか。 国名シリーズ第6弾、イギリス。 日本語イギリス(English)えいこく【英国】 中国語(普通話)Yīngguó(英国) 韓国語영국(英國) ベトナム語Nước Anh(くに・英)Anh quốc(英国) 【英】という漢字の読み方が各国語で違っていて、とまどいそうになります。中韓では語末が-ngですが、日本語ではなぜか-iです。ただ、日本語の【えい】は漢音で、呉音では【よう(やう)…

  • (再掲) 【アメリカ】を何というか

    (本記事は2018/9/25の投稿の再掲載です。多忙のため再掲載でお許しください) 3連休最終日も残りわずかとなり、たいして有意義な活動もできず、家族への奉仕もあまりできず、ただ単に布団の上にて、生きるしかばねのごとく寝て過ごし、明日からまた嫌な仕事だと思うと、めっきり気分も塞ぎ込んでしまう私です。こんばんは。 国名シリーズ第5弾はアメリカ。 日本語アメリカ(America)べいこく(米国) 中国語(普通話)Měiguó(美国)Huāqí(guó)(花旗(国)) 韓国語미국(美國(/米國)) ベトナム語(Nước) Hoa Kỳ((くに)・花旗)Nước Mỹ(くに・美) 日本語では英語のAm…

  • (再掲) 【越南(ベトナム)】を何というか

    (本記事は2018/9/22の投稿の再掲載です。多忙のため再掲載でお許しください) 国名シリーズ第4弾です。ベトナムは漢字で書くと【越南】・・・。 日本語ベトナム(Vietnam)えつなん(越南) 中国語(普通話)Yuènán(越南) 韓国語베트남(Vietnam)월남(越南) ベトナム語Việt Nam(越南) まずベトナム語では【越南Việt Nam】と書き、発音としてはヴィエトナムに近い音です。 日本語ではベトナムと、現地音に近い発音で呼びます。昔はヴィエトナムと表記していたこともあったようですが、日本人にはヴィの音は馴染みがないからか、今どきそのような表記は見かけません。また、日本語で…

  • (再掲) 【韓国】を何というか

    (本記事は2018/9/21の投稿の再掲載です。多忙のため再掲載でお許しください) 国名シリーズ第3弾です。 日本語かんこく(韓国) 中国語(普通話)Hánguó(韩国) 韓国語한국(韓國) ベトナム語Hàn Quốc(韓国) 日本語以外では【韓】はhanと読みます(声調は置いておいて)。日本語だけはkanです。子音hの音が、日本語に導入されたときにはkに置き換わっていますね。このようなh→kとなる例はいくつかあるようです。

  • (再掲) 【中国】を何というか

    (本記事は2018/9/19の投稿の再掲載です。多忙のため再掲載でお許しください) 国名シリーズ第2弾、中国です。 日本語ちゅうごく(中国) 中国語(普通話)Zhōngguó(中国) 韓国語중국(中國) ベトナム語Trung Quốc(中国) 今回は語末の子音に注目してみたいです。 【中】の語末は、日本語以外は-ngの音で共通しています。日本語だけは代わりに「う」の音で終わっています。大昔の日本が漢字音を取り入れるときに、-ngの音を「う」に置き換えたと聞いたことがあります。【国】の語末は、韓国語とベトナム語が-kでして、これが昔の本来の漢字音を残しています(入声(にっしょう)と呼ばれる音)。…

  • (再掲) 【日本】を何というか

    (本記事は2018/9/18の投稿の再掲載です。多忙のためしばらく再掲載でお許しください) 今回からはひたすら淡々と国名を見ていきたいと思います。しばらくお付き合い願います・・・。 日本語にほん・にっぽん(日本) 中国語(普通話)Rìběn(日本) 韓国語일본(日本) ベトナム語Nhật Bản(日本) YouTubeで、中国各方言+韓国語で【日本】を何と発音するかの動画があり、とても興味深いです。地方によっては、「にっぽん」や「Japan」のように聞こえます。(英語の「Japan」は「日本」の発音から派生したものと言われています)m.youtube.com

  • 海外出張?

    仕事で久しぶりに海外出張にいくことになりそう。 コロナ前には数回行ったことがあるのだが、まあよくもわるくも「イレギュラー」の仕事だった。会社の金で外国に行けるのはいいのだが、旅行とはまったく違うので、はっきりいってしんどいことのほうがはるかに多い。あるときには現地で大変な目にあって、帰国後に上司と大喧嘩したのもまたひとつの思い出。 本当は仕事でなく自由気ままに旅人として世界を回れたとしたら、、、こんなに素敵なことはないのだろうけど。。。そんな甘い話はなかなかないですわな。 私は不器用な人間だ。いまだに会社での立ち回り方というか、何が許されて何が許されないのかがよくわかっていないところがある。海…

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