17世紀に建造されたオランダ軍の帆船です。1652年から54年にかけて、イギリスとオランダの間で繰り広げられた第一次英蘭戦争でオランダ海軍の帆船として活躍したとあるので、英国の軍艦に打撃を与えたことは間違いないと思います。当時のオランダは、江戸時代に日本との交易も行っていたように世界の経済大国であり、一方の大国であるイギリスとの貿易をめぐるゴタゴタで戦争が始まったようです。模型は、ほぼ説明書どおり組みましたが、帆は自作です。44ゴーダ
木製の自作模型を黒く塗装し、名もなき海賊船に仕立てました。木製の帆船作りは手間がかかります。特に、三目滑車と縄ばしごの製作は老眼には辛すぎます。一応完成しましたが、ロープ張りなどに手抜きが多く出来はイマイチでした。それでも、よく見るとプラモデルより雰囲気は出ていると思いますので、これからも時々は作るつもりです。43パイレーツシップE
木製の自作模型で、船名も定かでない全くの架空船です。模型全般、英国の帆船が多いので、この船は名もなきフランスの私掠(しりゃく)船としました。フランス政府の許可を受けた、いわば海賊船で大砲も備え付けられています。この帆船製作には相当手間もかかりましたが、木製だけにそれなりの雰囲気は出ていると思います。七つの海を暴れ回り、略奪の限りを尽くしたこの船の活躍を想像するとわくわくします。42フランスの私掠(しりゃく)船
アオシマのプラモデルをほぼ説明書通り組みました。ジャンクとは中国型帆船の総称、宋の時代、沿岸や河川の外、交易船としてアラビア半島まで遠征した船もあるとのこと。帆柱に竹を使うなど少し頼りない感じはしますが、よく見ると帆の形は今のヨットのようでもあり、性能はよかったと想像されます。中国の経済発展に貢献したというのも納得です。ただし、本船は1880年のジャンク船で、宋の時代のそれとは違うようです。41中国のジャンク船
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