流れに身を任せて外資系のIT企業に漂着。そんな私の投資日記です。インデックス投資と米国株がメイン。
米国株の営業キャッシュフローマージンを調べる。Visa,MSFT,AWK,ZTSが高い。
『その会社の営業キャッシュフローマージン、大丈夫ですか?』 個別株の銘柄選びの指標の一つに「営業キャッシュフローマージン」があります。 営業キャッシュフローマージンは、「営業キャッシュフロー」を「売上高」で割った値です。 「営業キャッシュフロー」は企業が本業で稼いだお金から、営業活動に必要なコストを差し引いた現金収支のことです。 この「営業キャッシュフロー」が「売上高」に対して高い、つまり「営業キャッシュフローマージン」が高いということは、現金を稼ぎ出す能力が高いと言うことです。 「営業キャッシュフローマージン」が高い企業は豊富な現金が継続的に入ってきます。借金をしない健全な経営が可能となり、…
ニッセイ外国株式が信託報酬を引き下げ eMAXIS Slim先進国とのコスト争い再び
インデックスファンドの低コスト化競争は止まらない! ここ最近、信託報酬の引き下げを発表するファンドが相次いでいます。 中でもニッセイアセットマネジメントは、計6ファンドの信託報酬の引き下げを敢行してきました。 もちろん「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」も対象です。 ニッセイ外国株式インデックスファンドの信託報酬が税抜きで0.1%を切る ニッセイアセットマネジメントは、2019年6月27日からインデックスファンドの信託報酬を引き下げると発表しました。 対象は次の6つのファンドです。 ■ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.11772%(税抜:0.109%) ⇒0…
米中貿易摩擦の株価への影響をチェック 米国株は強く新興国株が弱い
「今日のダウは大きく下落しました」 5月に入って米中貿易交渉の行方が懸念されるようになってから、そんなニュースを目にすることも多くなりました。 でも、米国の株価は下がっては上がり、上がっては下がりを繰り返している状態で、そんなに下落しているようにも見えません。 実際のところ、米中貿易摩擦は株価にどれだけ影響を与えたのでしょうか? 自分の保有している株式でチェックしてみました。 大きく下落したのは米国株ではなく、新興国株のようです。 米中貿易摩擦 S&P500は1ヶ月で3%近く下落も公益、生活必需品は強い 5月に株価がどれだけ下がったかを確認するために、自分の保有株の過去1ヶ月間の騰落率をチェッ…
米国株に投資していると,、楽しみなイベントが3ケ月毎にやってきます。 それは配当金です。 例え僅かな金額でも、働かずにお金をもらえるのは嬉しいものです。 この先、株価が暴落しても 「あと少し、、あと少し待てば配当金が出る!」 と思っていれば、保有株の狼狽売りをしなくて済むかもしれません。 ところで、その配当金はいつもらえるのでしょうか? 米国株の配当金受領日の調べ方 ぽけ~っと日々を過ごしていると振り込まれていることの多い配当金ですが、具体的にいつ貰えるかを調べるには、アメリカの「Morningstar」のサイトが便利です。 【Morningstar】 Morningstar Indepe…
インドの下院総選挙はモディ政権が圧勝 株価は一時急上昇するも、、
新興国投資家に注目されていたインドの下院総選挙。 5月23日に開票作業が行われた結果、モディ首相が率いる与党インド人民党(BJP)の勝利が確実となりました。 インドのETF EPI(ウィズダムツリー インド株収益ファンド)を保有している私にとっては一安心です。 インドの下院総選挙 与党の圧勝で株価が一時上昇もすぐ下落 与党連合の苦戦が予想されていた時期もありましたが、選挙前になってからモディ首相の支持率が上昇。その勢いのままに、与党のインド人民党(BJP)が過半数の議席を確保する見込みとなりました。 当初は農村部からの支持率が低迷した影響で、BJPだけでは過半数は難しいと予測されている向きもあ…
盛り上がって参りました。米中貿易摩擦。 世界経済の先行きを懸念してか、S&P500も上がったり下がったりです。 そんな中、米国株はディフェンシブな銘柄が好調なようです。 金融や資本財セクターの株価が下がる一方、公益セクターと生活必需品セクターは株価を伸ばしています。 米中貿易摩擦で公益、生活必需品セクターが上昇。保有銘柄 AWKも好調。 5月13日から5月17日のS&P500のセクター別パフォーマンスを比較すると次のようになります。 ■5/13~5/17 業種別の騰落率 公益、生活必需品といった景気への耐性が強いと言われるセクターが上昇しました。 一方で、金融は長期金利の低下を受けて下落。資本…
長期投資で株式投資のリスクを減らせるのは米国株。必要期間は20年。
私たち個人投資家の最大の強みは『時間』を味方にできることと言われます。 株価は様々な理由によって上昇と下降を繰り返しますが、長期的に見れば右肩上がりに上昇する可能性の方が高いです。 長期にわたって株式を保持していれば、その恩恵を受ける可能性が飛躍的に上昇します。 短期に結果を求める必要のない個人投資家にとっては、時間を味方につける「長期投資」が最適な手法と言えるでしょう。 でも、長期投資の長期ってどのくらいの期間を指すのでしょうか? 米国の資産運用会社であるバンガードによると20年は必要のようです。 ただし、これは米国限定の話なのかもしれません。 長期投資に必要な期間は20年? 米国の資産運用…
NYダウに投資する投資信託はiFree NYダウがおすすめ。ポートフォリオや利回りは?
「今日のニューヨーク・ダウは大幅に下落しました。」 朝のニュースでこんなフレーズを聞いたことがある人も多いでしょう。 ニューヨーク・ダウ(NYダウ)は米国を代表する30社の株式で構成される株式指数です。 日本で最も有名な海外株式指数ではないでしょうか。 このNYダウの構成企業に簡単に投資できる方法が、インデックスファンドへの投資です。 その中でもおすすめなのは「iFree NYダウ・インデックス」。 ここでは、NYダウの特徴、ポートフォリオ、利回りとともに、「iFree NYダウ・インデックス」がおすすめな理由を見てみましょう。 NYダウの特徴とポートフォリオ NYダウの利回りをS&P500と…
個別株投資において、四半期ごとの決算チェックは欠かせません。 真摯に企業の業績をチェックするもよし。 決算後の株価の浮き沈みに右往左往するもよし。 個別株投資にはまってしまった人には、ある種のイベントのようなものではないでしょうか。 でも米国株の場合、決算予定日を調べるのってめんどくさくないですか? 決算発表のスケジュールチェックはSBI証券が簡単です 米国企業の決算スケジュールのチェックは、SBI証券のサイトが簡単です。 口座にログインしなくても見ることができます。 https://www.sbisec.co.jp まず、SBI証券のホームページの一番上のメニューから「マーケット」をクリック…
ディズニー(DIS)がHuluの経営権を完全に掌握。将来の株価の行方は?
現在のウォルト・ディズニー(DIS)が最も力を入れているのは、映画でもディズニーリゾートでもなく、ストリーミング(動画配信)ビジネスです。 2019年11月から開始する独自のストリーミングサービス「Disney+(ディズニープラス)」の期待は、ディズニーの株価を大きく押し上げています。 そんな中、ディズニーのストリーミングビジネスに大きな動きがありました。 動画配信サービス「Hulu」の完全な経営支配権の獲得です。 このHuluの獲得はディズニーのストリーミングサービスの成長に重要な役割を担います。 果たしてディズニーの株価の上昇に貢献してくれるのでしょうか? ディズニー(DIS)がHuluの…
2019年5月、世界中の株価が米中貿易摩擦で荒れています。特にアジアの株価は大きく下がっている印象があります。 そんな中、今月はもう一つ注目すべきイベントがあります。 中国と並ぶ期待の新興国、インドの下院総選挙です。 インド下院選挙の開票は5月23日。モディ政権の継続が優勢か? インドでは5年に1度の下院選挙の真っ最中です。日本と違って、投票は7回に分けて行われます。 4月11日に1回目の投票があり、5月12日で6回目の投票が終了しました。 残りは5月19日の投票です。この投票後に出口調査の結果が出るようです。実際の開票は5月23日に予定されています。 注目は経済改革を進めるモディ首相率いるイ…
つみたてNISAでおすすめの組み合わせは?この2つで全世界に分散投資
株式で積立投資を始める場合、まず最初にやるべきは「つみたてNISA口座」の開設でしょう。 つみたてNISAは獲得した利益にかかる所得税を0にできます。 通常の株式取引では20%もの所得税が引かれてしまうので、かなりのお得です。 年間40万円という投資金額の上限が定められているので、初めて投資をする人の入り口としてもおすすめです。 では、つみたてNISAを始める場合、どの商品を買えば良いのでしょうか? ここでは、つみたてNISAのおすすめの組み合わせを考えてみました。 現時点でのおすすめは「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」と「 eMAXIS Slim 米国株式(S&P50…
楽天VTI(楽天・全米株式インデックス)の実質コストは改善されるのか?
米国の殆どの株式に投資できる『楽天VTI(楽天・全米株式インデックスファンド)』は、つみたてNISAでも人気のインデックスファンドです。 インデックスファンドでは低コストであることが良いファンドの条件ですが、楽天VTIの1年目の実質コストは約0.3%と、可もなく不可もなくといった感じでした。 しかし、楽天VTIの2年目の実質コストは、より低コストになる可能性があります。 消費税が増税されるまでかもしれませんが。。。 楽天VTIの1年目の実質コストは0.3% 楽天VTIの2年目の実質コストはどこまで改善される? 消費税増税で信託報酬が増える 楽天VTIの1年目の実質コストは0.3% 楽天VTIの…
ディズニー 2019年Q2決算 テーマパークの売上が好調で株価も絶好調?
新ストリーミングサービス「Disney+(ディズニープラス)」への期待で、株価が超絶好調なウォルト・ディズニー(DIS)。 そんな中で迎えた2019年Q2の決算はテーマパークの売上が好調。市場予測を超える結果となりました。 一方で、増え続けるストリーミングサービスの投資コストが利益を押し下げており、油断は禁物です。 ディズニー(DIS) 2019年Q2決算 テーマパーク事業の売上が好調で市場予測を超える。 ディズニーの2019年Q2の決算結果です。 ■ディズニー(DIS) 2019年Q2決算 売上は前年度から3%増加。市場予測の143.6億ドルを越えました。 純利益は80%以上も増加しています…
IVVはS&P500に投資するETF。現在の株価、配当利回り、コストは?
世界最大の資産運用会社であるアメリカのBlackRock(ブラックロック)。 そのBlackRockが販売する IVV(iShares Core S&P500 ETF) はS&P500と連動するETFです。 IVVを買うことで米国の優良企業に分散投資でき、四半期ごとに配当金ももらえます。過去のパフォーマンスを見ても、長期投資にもってこいのETFです。 注目はライバルであるVOO(Vanguard S&P 500 ETF)とのコスト争いです。 IVVは優良企業の宝庫 S&P500に連動するETF IVVの株価、配当利回り IVVの純資産は19兆円。必要経費も低コスト VOOとのコスト争いに注目 …
おすすめのアクティブファンド コモンズ30で海外に強い企業に集中投資
インデックス投資において、日本の代表的なインデックスであるTOPIXはあまり人気がありません。 米国や先進国のインデックスにパフォーマンスが劣っていることもあり、日本株はアクティブファンドや個別株で運用したいという人もいるのではないでしょうか。 コモンズ投信の『コモンズ30ファンド』は、その日本株へ投資するアクティブファンドです。 過去10年でTOPIXを上回るパフォーマンスを発揮しており、つみたてNISAでも購入可能です。 その特徴は、選び抜かれた30銘柄のみに長期投資すること。 少数銘柄に長期投資することから、個別株感覚で少額から投資ができる優良なアクティブファンドです。 :content…
米国の水道株 American Water Works(AWK) 2019年Q1決算 7年連続増配を発表
最近日本でも話題になっている水道の民営化。世界で民営化が最も進んでいるのはアメリカです。 そのアメリカで最大の民間水道会社がAmerican Water Works(AWK)です。 私は「水の需要が無くなることはないから安心?」と安直な動機でAWKの株を保有しています。 そんなAWKが2019年Q1の決算を発表しました。 売上、利益ともに安定した結果です。増配も決定して7年連続増配となりました。 AWK 2019年Q1決算 EPSは市場予測を下回る。メンテナンスコスト削減は苦戦中? American Water Works(AWK)の2019年Q1の決算結果です。 ■AWK 2019年Q1 決…
ゾエティス(ZTS) 2019年Q1決算 通期の売上高を下方修正もペット用医薬品は絶好調
ゾエティス(ZTS)は動物用医薬品のリーディングカンパニーです。 ペット用の医薬品で成長しているので、「ペット銘柄」と言っても良いでしょう。 そのゾエティスの2019年Q1の決算が発表されました。 相変わらずペット用医薬品が成長を続けており、EPSは市場予測を超えました。 しかし、もう一つの事業の柱である家畜用の医薬品は低調な結果です。 他にも2019年のガイダンスは売上高を下方修正する等、少しだけ残念な結果も散見されます。 ゾエティス(ZTS) 2019Q1決算 家畜用医薬品の売上が減少、ペット向けは好調 ゾエティス(ZTS)のQ1の決算結果です。 ■Zoetis(ZTS) 2019年Q1 …
マクドナルド(MCD)2019年Q1決算 全米の既存店売上が好調 株価は最高値を更新中
マクドナルド(MCD)の2019年Q1の決算が発表されました。 売上、営業利益ともに前年を下回る結果となりましたが、既存店の売上高が市場予測を超えており、良好な結果と言えそうです。 マクドナルド(MCD) 2019年Q1決算 アメリカの既存店売上高が伸びる マクドナルド(MCD)の2019年Q1決算の結果です。 ■マクドナルド(MCD) 2019年Q1決算 売上、営業利益、純利益ともに前年を下回っています。 一見すると残念な結果に見えますが、為替影響を除けばプラスになっているので心配する必要もないでしょう。 市場予測は売上高が49.3億ドル、EPSが1.76ドルだったようで、市場予測はしっかり…
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