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2018/08/22

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  • 英国のように生体販売を無くすには

    先日、「イギリス政府は22日、イングランドのペットショップで生後6ヵ月未満の子犬や子猫の販売を禁止する方針を発表した。イギリスでは劣悪な環境でペット用の犬猫を繁殖させる子犬工場(パピーファーム)に対する批判が強まっており、悪質業者を排除する狙いがある。」というようなニュースが流れました。 私達は大いに歓迎して喜びましたが、一つ冷静に考えてみましょう。 まずは、この方針は「イングランド限定」であり、どうやらイギリス全土では無いようですね。こういうところも、マスコミは私達に意図して誤解させるような表現を、頻繁に使います。このニュースを「イングランド」だけと読んだ人は、どのぐらいいるでしょうか? も…

  • これだけの犬猫が家族を必要としています

    近年、行政による犬猫殺処分の数は、5万前後にまで減ってきています。ここで、よく誤解されがちなのが、「あと5万で解決」だと思ってしまう事です。 5万は、新しい家族はおろか、愛護団体ともボランティアとも縁がなく、保健所や愛護センターで殺された命の数です。では、愛護団体やボランティアに引き出されれば、問題ないのでしょうか? 彼らが本当に必要としているのは、終生共に生きられる「家族」です。それは我々保護活動をしている立場の人間であっても、冷静に承知しているはずです。だとすると、愛護団体やボランティアの元にいる犬猫は、まだ目的を達成していない訳です。それプラス5万が、溢れた犬猫の問題解決の数なんです。 …

  • 五体不満足な犬猫にもチャンスは必要

    私から見ると、「殺処分ゼロ達成」という名目が欲しいだけの人達に配慮して、環境省は「殺処分」のカテゴリを3つに分けてしまい、その内の2つについては「殺処分」に含めない事を決めました。つまり、「殺処分に含めない殺処分」を作った訳です。 彼は、生まれつき後ろ足が2本ともありません。しかし、海外ではこういった障がいを持った犬猫にもチャンスが与えられ、理解を示す飼い主が現れる話をいくつも目にします。 彼も心ある飼い主に育てられ、何ら普通の猫と変わらない生活を送っています。 キャットタワーにも登れる能力を持ち、家に入って来たトカゲも追い回しているそうです。 彼は、後ろ足があるけど、全く動きません。それでも…

  • ペットショップで買うから2万4千死ぬ話の考察

    私も何度も言ってきた、「生体販売流通過程で年間2万4千死亡」の中身を、もっと深掘りしたいと思います。 まず、その数字自体に驚いた方は、次の表をご覧下さい。 少し古い数字になりますが、この頃には年間80万前後の犬猫が流通し、2万4千前後がその過程で死んでいる事を表したデータです。これは、朝日新聞の調べによるものですね。 前回の動物愛護法改正の際に、販売業者に義務付けられた「犬猫等販売業者定期報告届出書」というものを基にしているようですが、これがあてになるのかどうかが怪しくなってきました。 ①「販売または引き渡し」はもっと少ない? この報告義務は、犬猫販売に関わる全ての業者に課せられますから、1頭…

  • 「動物愛護ブーム」の恐ろしさ

    「命」に関わるものは、絶対に「ブーム」にしてはいけない。この想いは絶対に変えてはいけません。つまり「動物愛護ブーム」も、あってはならないということです。 おごれるものも久しからずや、ブームの後には必ず荒廃した風景が残ります。真摯な活動であるべき保護譲渡活動が、そんな状況になるのは、活動への社会的信頼をも失墜させる事になります。 かつて、「クローズアップ現代+」で、殺処分ゼロに関わる問題が取り上げられた回がありました。タイトルからは、「殺処分ゼロ」という言葉が独り歩きしている弊害を、しっかりと議論する内容かと思い期待しましたが、その内容と責任転嫁には失望しました。 まずは、私からすると忌むべき存…

  • 「殺処分ゼロ」はゴールじゃ無い

    これを、どれだけの人が気付いているでしょうか?「殺処分ゼロ」は通過点でしかありませんし、その言葉にこだわり過ぎると、環境省が定めたように、「殺処分に含めない殺処分」のような「言葉遊び」が始まります。「命」が掛かっている事なのに、「言葉遊び」をやってるんです。 この状態で、一生懸命水をすくっているのが、今の日本の殺処分を取り巻く環境です。 この「ゼロ」とは何を指しているのでしょうか?都知事選の時に掲げた「ペットの殺処分ゼロ」という、どうにでも解釈できそうなスローガンは、どうにでも解釈できる環境省の定義によって、既に「犬について」は達成されたと聴いて、憤りを覚えました。何もせずに達成できる「ゼロ」…

  • 秋田犬ブームとか、メディアは正気か?

    今日もメディアに踊る、「秋田犬ブーム」という文字を見ました。私はこの「煽り」を、正気の沙汰とは思えません。 先日、秋田犬を贈られたザギトワさん。彼女の言動から、大切にしてくれそうな事は充分に伝わりました。ただ、それ以降メディアが煽るようになった、秋田犬については別問題です。 ザギトワさんが抱えた秋田犬は、哺乳類が本能的にかわいいと感じる仔犬です。この姿の秋田犬を見せて煽ったメディアは、秋田犬の大きさを伝える努力を怠っています。 秋田犬は大型犬で、柴犬の数倍の大きさです。誤解を恐れずに言うと、一緒に生活するハードルは、犬の身体の大きさと比例すると言っても過言ではありません。 ご存知の通り、過去に…

  • 多くのペットショップが説明しない犬が生きていく費用

    これを馬鹿正直に説明していれば、こんなに収容や殺処分に苦しむ期間は長くなかったでしょう。そして代わりに、ペット業界は今の半分の市場だったでしょう。それぐらい、ペット業界は自己都合によって、犬や猫に対する罪を作ってきたと言っても過言ではありません。 何も知らず、何も知らされず、ペットショップから仔犬や仔猫を迎えようとしている人がいたら、ぜひこの記事を見せてあげて下さい。 毎日必ず必要なのが「食事」です。うちの場合は、ナチュラルハーベストのシュープリームです。1袋約1.5kgで、5kgのシニアなら1日80g。1ヶ月で換算すると、約5,000円前後になります。いや、確かにちょっと高めですが、食欲が無…

  • 愛護団体もランセンスが必要か?

    愛護団体の多くは、活動資金の源泉を「フリーマーケット」や「寄付」や「持ち出し」で賄う事になります。私の知る愛護団体も、頻繁にフリーマーケットに出店しており、そこで販売するモノを、支援者が譲っているケースも多いようです。本当に出店などの労働が伴ったり、自分のお金を持ち出ししている愛護団体は、資金集めにおいては安心して良いのかと思います。 愛護団体を名乗って、都合の良い資金集めをする場合は、「寄付」が中心になります。詐欺を働くなら、もちろん労働せずにお金を集めたいからです。 死んだ犬の名前で、寄付を募っていたケースが、事件になった件です。被疑者は、「他にも寝たきりの犬がいたから、詐欺にはあたらない…

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