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欧州気まま旅 https://blog.goo.ne.jp/at9071

シロヤギが欧州を旅します。風の吹くまま期の向くままどこに流れていくのやら

欧州気まま旅
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2018/08/11

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  • あれ何で風車が パリ モンマルトル ムーラン・ド・ラ・ギャレット

    さて、マルセル・エメ広場からジェラルドン通りに出ます、すぐ左に風車が見えてきますよ。一体何でこんなところに風車がと思いますが。パリの歴史を紐解くと14世紀頃から、現在のパリ市内にもたくさんの風車があったと記されています。それもモンマルトルは小高い丘だったので、たくさんの風車があったのです。小麦を粉にするためには欠かせない建物だったわけです。 現在はこのムーラン・ド・ラ・ギャレットと、モンマルトルの麓にあるムーラン・ルージュだけになってしまいました。とくにこの、ムーラン・ド・ラ・ギャレットはルノワール(1841-1919)が好んでよく描いています。まだまだ一般市民の娯楽が少なかった時期に、工場労働者でも行くことができた一大社交場だったらしーですよ。ルノアールはここに大きなキャンバスを持ち込んで、絵をかいてい...あれ何で風車がパリモンマルトルムーラン・ド・ラ・ギャレット

  • 胸が金色に輝いています パリ モンマルトル

    さて、ラパン・アジルを左に曲がるとどこに行くでしょう、行ってみましょうか。サン=ヴァンサン墓地の壁沿いに歩いて行くとぐるっと鋭角にほぼ360度回るように道はジラルドン通りに入ります、その先はまた坂なんです。この坂(ジェラルドン通り)をあがって行くとアブルボアール通りかなりきつい階段だったので、ちょっとした広場で一息ついていると、何やら観光客が銅像の胸をこすっています。 この銅像は有名な歌手のダリダ(1933-1987)日本では1970年代にアラン・ドロンと共にうたったあまい囁きがヒットしたので覚えている人もいるかと思います。本格的なシャンソン歌手ダリダ私は大好きですね。と言いながら胸をなぜたらそのままだらだら坂を下っていくと、マルセル・エメ広場があります。この広場に名前が付けられているマルセル・エメ(19...胸が金色に輝いていますパリモンマルトル

  • ばえる建物もあります パリ モンマルトル

     ソル通りのなだらかな坂を下りていくとコルト通にのぶつかった左側にピンクハウスがあります。ピンクハウスは、ユトリロが描いた絵に出てくるので、有名ですね。いつもこの家の周りには人がたくさんいて写真を撮ったりしていますよ。ピンクなんで「ばえる」んでしょうね。 そして右に目を転ずると何やら緑がこんもりした場所が見えます。そうです、ここがモンパルナスで唯一のブドウ畑なんですね、ちゃんと収穫してぶどう酒にするんですよ。そしてソル通りはサン=バンサン通りと交差してサン=バンサン墓地。 ソル通りとサン=バンサン通りの交差点の右側にはシャンソン酒場ラパン・アジルがありますここは昔からの酒場で、19世紀末には、画家や詩人たちのたまり場となり、皆さんわいわいと楽しい時間を過ごしていたようですよ。今ではすっかり観光名所となり、...ばえる建物もありますパリモンマルトル

  • サロンは印象派の敵 パリ モンマルトル

    この広場からノルバン通りに入るとスターバックがあります。アメリカシアトル発のスターバックスは、ヨーロッパの都市には必ずといってありますね。これほどたくさんのカフェがあるパリにもスターバックスはあり結構繁盛してるんですよ。わたしは、街角にあるカフェのエスプレッソが好きですけどね。そしてその先には有名なレストランル・コンシュラ(LeConsulat)があります。1階の部分が赤と緑でとてもかわいい作りになっていますね。このレストランとても古いレストランなんです、19世紀終盤から20世紀前半にかけて、印象派や後期印象派の画家たちがたむろしていたということですよ。そんな時代にここに居たかったですね、才能があっても、サロンに認められない貧乏な画家たちが、不安と自負心の間で引き裂かれ、癒しと同志を求めてここでたむろして...サロンは印象派の敵パリモンマルトル

  • 歩いて楽しいテルト広場 パリ モンマルトル

    サンピエール教会を出てモン=スニ通りに出ると、何か楽しげな光景が目に入ります。そこがテルト広場です。ほーら、見てください。画家たちが自分の作品をいっぱい並べて売っています。似顔絵を描いてくれる画家もいますよ。ですからいつも人がたくさんいて密密になっています。そしてこの広場の周りにはたくさんのレストランがあるんですよね。このレストランも広場沿いにあります。名前は、AuPetitComptporといいます。このあたりのレストランには入ったことがないので、味のほどは保証できませんが、天気のいい日には、テラスに出ている椅子に座ってモンマルトルを満喫してください。歩いて楽しいテルト広場パリモンマルトル

  • サンピエール教会の扉 パリ モンパルナス

    サンピエール教会のサーフィスには3枚の扉があります、この3枚の扉の浮彫はイタリアの芸術家TommasoGismondiによって1980年に作られました。 粗削りな感じですが、この教会の古さを考えて、素朴さが現れる作品に仕上げたのだと思います。それぞれ聖書からとられた物語ですが、とても生き生きとえがかれています。 (2021年10月撮影2枚とも) この浮彫は、ローマで最初にキリスト教徒になった百人隊長のキリスト教帰依の光景が描かれています。サンピエール教会の扉パリモンパルナス

  • とてもくつろぎのある教会です パリ モンマルトル サンピエール教会

    サンピエール教会いつもたくさんの信者や、観光客であふれているサクレクール寺院ですが、すぐ横にあるサンピエール教会なら落ち着いていてゆっくりできますよ。それにとてもいい教会なんです。サクレクール寺院が19世紀に作られた比較的新しい教会だとすると、サンピエール教会の歴史は古く、パリでは3番目に古い教会だそうです。この教会も古い教会によくあるように、何回も建て替えられています。最初の建物は古代ローマ時代で神殿風の物であったといわれています。現在の教会の中にも古代や、メロヴィング朝の頃の大理石の柱が何本か残っています。 しかし後陣の天井はゴシック様式の原初的なリブボールトが見られます。後陣の建設は12世紀後半といわれています。本格的にこの教会の建設が始まったのは、ルイ6世がこのあたりを取得した12世紀です。 11...とてもくつろぎのある教会ですパリモンマルトルサンピエール教会

  • 圧倒的な迫力で迫るモザイク画 パリ モンパルナス サクレクール寺院

    内部の構造は、大ドームを中心にして二廊式です。主祭壇部分、説教台は金色に輝いています。キリストを中心に4人の使徒が、浮彫で描かれています。そしてその背後にある石造りの立派な蝋燭台と一体となるような感じのロマネスク調のコラムとアーチ、とても重厚感がありますね。しかしなんといっても圧倒的な迫力をもって私たちに迫ってくるのはアプス(後陣)の半円形のスペース(エクセドラ)に描かれたキリスト像です。この作品はモザイクでつくられています、パリにあるどのモザイク作品より大きいそうですよ。中央に大きく両手を開いたキリストそして両脇には聖母マリアと、聖ミカエルが描かれています。ひざまずいているのは、教皇レオ13世(1810-1903)とジャンヌダルクです(1412?-1431)。そして、この教会のステンドグラスも見どころの...圧倒的な迫力で迫るモザイク画パリモンパルナスサクレクール寺院

  • 心臓という名前のバジリカ パリ モンマルトル

    さて、ケーブルカーの駅を降りるとすぐ側に見える大きな教会がサクレクール寺院でしたね。 この教会はノートルダム寺院の次に大きな教会です。高さ130メートル,幅が50メートル,奥行きが100メートルあります。ノートルダム寺院は11世紀から12世紀に立てられた教会ですが、サクレクール寺院は1877年にギベールパリ司教の発案で作り始められ、完成は1914年でした。こうみえて新しい教会なんです。建築様式はロマネスク様式とビザンチン様式の併用だそうです。設計はポール・アバディ(1812-1884)彼は中世の建築に精通していて、サクレクール寺院を設計する際に15人の応募者の中から選ばれました。サクレクール寺院はフランスとベルギーに複数同じ名前の教会があります、モンマルトルにある寺院はバジリック・デュ・サクレクール・ド・...心臓という名前のバジリカパリモンマルトル

  • モンマルトルは坂が魅力的

    この駅に降り立つと白亜の建物が見えてくるんですよ、これが有名なサクレクール寺院なんですね。サクレクール寺院に入る前に、モンマルトルの丘について少しご説明しておきましょう。モンマルトルの丘は標高130メートルです、東京23区で一番標高が高い所は愛宕山で標高26メートルぐらいですからかなりの高さだといえそうです。(画像はサクレクール寺院の階段下の広場からの眺めです2019年10月撮影)モンマルトルの丘の歴史は遥か古代ローマ帝国へと遡ります。3世紀の頃のパリです、その頃はまだこのあたりはガリアと呼ばれていました。そうです、ガイウス・ユリウス・カエサル(Bc100-Bc44)が書いた「ガリア戦記」で有名ですね。モンマルトルの丘の名前の始まりは3世紀のことです。古代ローマ時代なんですよ。ディオニュシオスという司教がおそら...モンマルトルは坂が魅力的

  • モンマルトルの散歩始めます。

    少しお休みをいただきましたが再開します。はじめの一歩は散歩から。今回はモンマルトルを散歩します、スタートは地下鉄アベス駅からです。アベス駅からYvonneleTac通りそしてTardieu通りと歩いて行くとケーブルカーの駅があります。フランスではケーブルカーはフニクラといいます、そういえば「フニクリフニクラ」という歌がありましたね、私の頃には(1960年代)音楽の教科書にも載っていましたからご存じのかたもおられると思います。それではその歌を歌いながら乗ってみましょう♪登山電車ができたから行こうよ行こうよ、しまった、これイタリアの歌でした。健脚の方はケーブルカーのわきに階段があるのでこの階段を登ってください。このケーブルカーはパリのRATPが運営しているので、ナヴィゴやモビリスで乗ることができますよ。ほんの数分で...モンマルトルの散歩始めます。

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